デジモンネガクライシス フルメタルガンスリンガー   作:真鳥

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されど孤狼は銃と踊る2

 

 

 

 

 

 

(ベルスターモンとベルゼブモンが暗黒の渦を抜けた瞬間、耳をつんざく爆音と硝煙の臭いが襲いかかる。視界いっぱいに広がるのは──)

 

「……グレイモンたちの戦場か」

 

(荒廃した都市廃墟。空は砲煙で濁り、至る所で異なる進化系統のグレイモンたちが殺し合っている)

 

【戦場の光景】

 

 

 スカルグレイモンの骨のブレードが ウォーグレイモンの盾を叩き割る

 

 ブラックウォーグレイモンの闇の波動が シャイングレイモンの光翼を蝕む

 

 カオスグレイモンの魔弾が ライズグレイモンの装甲を貫く

 

 

(ドゴォォォン! ババババッ!)

 

(流れ弾がベルスターモンの足元を削る。ジズが警戒して唸りを上げる中、ベルゼブモンが興奮したように舌打ちする)

 

「ハ! こりゃあ楽しいとこ来ちまったなァ!」

 

【謎の戦争】

 

 

 グレイモン大戦:なぜ同種族が殺し合う? 

 

 進化系統の対立:正規進化・ダーク進化・亜種進化の抗争

 

 黒幕の存在:全てのグレイモンを操る「何か」がいる? 

 

 

(ベルスターモンの真・孤狼の銃が、戦場のエネルギーに反応して微かに震える。聖と凶が混ざった銃身が、この異常事態の核心を嗅ぎ取ろうとする──)

 

【選択肢】

 

 

「面倒だ。通り抜けるだけだ」

 

 → 戦闘を避け、暗黒の渦の次の出口を探す

 

「面白い……獲物がいるな」

 

 → 最も強いグレイモンを標的に狩りを開始

 

「……おかしい」

 

 → 戦争の原因を調査するため捕獲を試みる

 

 

(瓦礫の陰から、血まみれの メガログロウモンが這い出てくる。獲物を探して手当たり次第に周りのグレイモンを捕食している。その瞳は──理性を失い、狂気に染まっていた)

 

(ベルスターモンの指が、真・孤狼の銃の微妙な震えを確かめるようにグリップに力を込める。その銀色の瞳が、戦場全体を鋭く見渡す)

 

「……おかしい。これは、ただの戦争じゃないな」

 

(銃身に刻まれたレオモンの紋章が不気味な輝きを放ち始める。聖なる力が、この戦場に蔓延する「何か」に反応している──)

 

【異常の核心】

 

 

 狂った進化のループ:グレイモンたちが強制進化と退化を繰り返している

 

 データの汚染:各個体のデジコアにアヌビモンの赤黒いノイズと似た痕跡

 

 戦意の不自然さ:本来は仲間であるはずの亜種同士が狂ったように殺し合う

 

 

(ガラッ!)

 

(瓦礫の下から、半分溶解したグレイモンの腕が突然ベルスターモンの足首を掴む! その目には理性のかけらもない)

 

 

「……邪魔だ」

 

 足首を掴むグレイモンを銃で脳天を撃ち抜き、即座に排除。

 

「ベルゼブモン、捕獲だ」

 

 → 暴走個体を生け捕りにし、データ解析を試みる

 

「誰の仕業だ……?」

 

 → 戦場での経験とデジモンとしての本能、孤狼の銃の反応を頼りに、汚染源であろう元凶を追跡開始

 

 

(その時──遠くの廃墟ビル屋上で、一際大きな オメガモン(黒) が、冷たくこちらを見下ろしているのが視界に飛び込む。その剣には、まだ滴る仲間の血がついている)

 

「……この仕業の元凶を見つけたな」

 

(ベルスターモンの銃が、初めて自発的に狙いを定める。この世界の惨状の原因だと指し示すように)

 

(ベルスターモンの冷たい声が戦場の喧騒を切り裂く。その視線は廃墟ビルの屋上に立つオメガモン(黒)を捉えたまま、片手でメタルグレイモンを指差す)

 

「ベルゼブモン、捕獲だ。そこのメタルグレイモンのコアデータを調べるぞ」

 

【ベルゼブモンの捕獲作戦】

 

「へいへい、お安い御用よ!」

 

(ベルゼブモンが不敵に笑い、強化ベヒーモスを駆って突撃。ブレイズデスサイズを逆さに持ち、柄の部分でメタルグレイモンの頭部を強打!)

 

(ドン!)

 

「ガルルル……!」

 

(メタルグレイモンが痙攣しながらも尚も暴れる。ベルゼブモンはその金属製の顎を掴み、地面に押し倒す)

 

「大人しくしてな、クソガキ!」

 

(ベヒーモスのチェーンがメタルグレイモンを拘束。ベルゼブモンがデータスキャナーを取り出し、その異常な状態を解析し始める)

 

【オメガモン(黒)の監視】

 

(一方、ベルスターモンはジズに跨ったまま、オメガモン(黒)と睨み合う。屋上から吹き降ろす風が、オメガモンの黒いマントを翻らせる)

 

「……ベルスターモン……通常個体ではない……データ解析該当無し」

 

(オメガモン(黒)の声は、以前に出会った通常のオメガモンとは異なり、機械的な冷たさに満ちている。その左腕のガルルモン砲が、微かに充填音を立てる)

 

【メタルグレイモンの解析結果】

 

 ベルゼブモンが舌打ちしながら報告。

 

「チッ……何だこいつのデジコア、完全にイカれてやがる。何者かに強制的に『戦争プログラム』を刷り込まれてるぜ」

 

(解析画面に表示されるのは──)

 

 

 強制進化プロトコル:通常ではあり得ない進化経路の痕跡

 

 殺戮優先コード:仲間認識機能を上書きするウイルス

 

 管理者認証:プログラム最下層に「DARK-K」の署名

 

 

【オメガモン(黒)の正体】

 

(ベルスターモンの銃が、オメガモン(黒)の剣を捉える。そのブレイクドラモン剣には、ロイヤルナイツを思わせる紋章が──しかし、それは逆さに刻まれている)

 

「ふん……どうやら作られた『偽物』か」

 

(オメガモン(黒)が、ゆっくりと剣を構える。背後から、さらに2体の黒いロイヤルナイツ(デュナスモン・黒、クレニアムモン・黒)が現れる)

 

【戦闘準備】

 

 

「ベルゼブモン、こいつらを『狩る』ぞ」

 

 → 黒のロイヤルナイツを殲滅し、核心に迫る

 

「データを解析しろ。奴らの拠点を割り出せ」

 

 → 捕獲したメタルグレイモンから情報を搾り取る

 

「……面倒だ。黒幕に直接会いに行く」

 

 → オメガモン(黒)を道案内に強制する

 

 

(戦場の向こうで、黒い雲のような塊が蠢く。それは「DARK-K」の正体か? それとも──)

 

(ベルスターモンの銀色の瞳が鋭く光る。真・孤狼の銃が、オメガモン(黒)の眉間を狙い、静かに震える。聖と凶が混ざり合った銃身が、黒きロイヤルナイツの不自然な存在を「獲物」と認識した)

 

「ベルゼブモン、奴らを狩るぞ。この状況、管理者認証……DARK-K、十中八九そいつの仕業だろう」

 

【悪魔たちの狩猟開始】

 

「へへっ……待ってたぜ、兄弟!」

 

(ベルゼブモンが強化ベヒーモスを蹴り、ブレイズデスサイズをブンブン振り回しながら黒きクレニアムモンに突撃!)

 

「ロイヤルナイツの偽物なんざ、俺たちの餌にもならねぇよなァ!」

 

(ドガァン!)

 

(黒きクレニアムモンの盾が、ベルゼブモンの斬撃で火花を散らす。一方、ベルスターモンはジズを駆り、オメガモン(黒)との一対一の対峙を開始)

 

【ベルスターモン vs オメガモン(黒)】

 

 

『孤狼の銃=オリジン』発動:銃身のレオモン紋章が輝き、聖なる弾丸を装填

 

 オメガモン(黒)の反応:逆さの紋章が赤く染まり、ブレイクドラモン剣が暗黒波動を纏う

 

 初撃の交錯:

 

(バン! ガガガガッ!)

 

 聖弾と闇の剣撃が衝突し、廃墟のビルが吹き飛ぶ! 

 

 

「……お前たちのような『欠陥品』が……秩序を乱す……排除する」

 

(オメガモン(黒)の声には感情がなく、あたかもプログラムされた台詞のようだ)

 

 

【ベルゼブモン vs 黒きロイヤルナイツ】

 

 

 黒きデュナスモン:通常より大型のデスサイズがベルゼブモンを追い詰める。

 

 黒きクレニアムモン:鋭い漆黒の騎士槍を構え迫る。

 

 ベルゼブモンの逆転:

 

「ゲハハ! 本物より速ぇじゃねぇか!」

 

 → ベヒーモスの車輪で壁を駆け上がり、上空から『カオスフレア』を炸裂! 

 

 

【DARK-Kの正体に迫る】

 

 戦闘中、捕獲していたメタルグレイモンのデータスキャナーが急に警告音を発する! 

 

(画面に表示されるのは──)

 

 

 リアルタイム同期信号:オメガモン(黒)とグレイモンたちのデータが同期中

 

 コントロール経路:信号の発生源は戦場の地下深く

 

 管理者認証:「DARK-K」のアクティブ化

 

 

「チッ……地下に本体がいやがるのか!」

 

(ベルスターモンがオメガモン(黒)の脇腹を銃撃で貫き、ジズで地下への道を探す。廃墟の割れ目から、不自然な機械音が響いている)

 

【最終選択】

 

 

「地下へ直行だ。時間の無駄だ」

 

 → オメガモン(黒)を置き去りにし、黒幕の部屋へ強行突破

 

「こいつらを『餌』に引きずり出す」

 

 → 黒きロイヤルナイツを半殺しにし、DARK-Kをおびき寄せる

 

「ベルゼブモン! あのビルを崩せ!」

 

 → 建物ごと地下施設を破壊する無差別攻撃

 

 

 ベルスターモンの狙い定めた銃撃がオメガモンの胸部にクリーンヒット! 鎧にヒビが走り、身体がよろめいた! 

 

「……損傷確認……修復開始……」

 

(オメガモン(黒)が突然、剣を地面に突き刺す。地下から「ガガガガ……」と不気味な起動音が響き渡る──! するとオメガモンの破損した胸部装甲がみるみる修復されていく)

 

 地下から直接データを吸い上げているのか? 

 

(ゴオオオオオオオオオオオッッ!!)

 

 ベルスターモンが漆黒の大翼を最大限に広げ、X抗体の力を解放! 全身が黒い炎のようなオーラに包まれ、ジズのエンジンが限界を超えて咆哮する! 

 

「やらせはしない……!」

 

【超特攻体当たり!】

 

(オメガモン(黒)が驚愕の表情を浮かべる──その刹那、ベルスターモンが時速500kmで突撃! 黒い流星のごとく、オメガモン(黒)をビルの壁ごと貫通!)

 

(ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ!!!)

 

 廃墟ビルが崩れ落ち、瓦礫の雨が降り注ぐ中、ベルスターモンはオメガモン(黒)を押し潰しながら地下へと突き進む! コンクリートの床を次々と突破し、金属の床、配管、そして──

 

【地下施設への突入!】

 

 最下層で待ち構えていたのは、無数のケーブルに繋がれた「何か」だった。

 

 

 DARK-Kの正体:

 

 → 巨大な量子コンピュータの中に浮かぶ、黒いオメガモンのコア

 

 → その周囲には、無数の狂ったグレイモンたちのデータが渦巻いている

 

 → 画面には「世界再構築プログラム:進行率89%」の文字

 

 

「……これが『偽神』の玩具か」

 

(ベルスターモンがオメガモン(黒)を地面に叩きつけ、銃口をDARK-Kのコアへ向ける)

 

【最終決戦の火蓋が切られる!】

 

 DARK-Kのコアが赤く閃光を放ち、施設全体が震動! 

 

『認証:DARK-K』

 

『排除プロトコル:起動』

 

(無数の黒いロイヤルナイツのホログラムが出現し、銃を構える! その数、数百──いや、数千体!)

 

【選択肢】

 

 

「ベルゼブモン! 今だッ!」

 

 → 地上で戦うベルゼブモンと合流し、コンビネーションでコアを破壊

 

「一人で十分だ」

 

 → 真・孤狼の銃の全弾を撃ち込み、自らもろとも爆散させる

 

「可能性の力を見せてやる……」**

 

 → 銃に宿ったレオモンの聖なる力で、狂ったグレイモンたちを解放

 

 

(オメガモン(黒)の身体がバラバラに崩れ、最後に呟く)

 

「閉ざされた未来に進化はない……お前……たちこそ……『欠陥品』……排除されるべき存在……」

 

「黙れ。オレたちは──

 

 誰のプログラムにも従わねぇ」

 

(ベルスターモンの銃口が、灼熱の光を宿す──!)

 

「閉ざされ未来?だったら可能性の力、見せてやるよ」

 

(ベルスターモンの声が静かに響く。その瞬間──真・孤狼の銃が、聖と凶の光を爆発的に増幅させる! レオモンから受け継いだ聖なる紋章が輝き、X抗体の漆黒のオーラと融合し、銃身が真紅に染まっていく!)

 

【聖と凶の融合・最終進化】

 

 

『ロストパラドクスモード』発動:

 

 → ベルスターモンの姿が、光と闇の粒子に分解され再構築される

 

 → 右腕は純白の聖銃、左腕は漆黒の魔銃へと変異

 

 → 背中からは光翼と闇翼が混ざり合った「因果の大翼」が展開! 

 

 

「これが……オレたちの『可能性』だ」

 

(DARK-Kのコアが警告音を発する。『警告:想定外の進化係数』『警告:プログラム崩壊の危険性99%』──)

 

【ベルゼブモンの援護】

 

「へへ……やっぱり兄弟はすげぇぜ!」

 

(地上で戦っていたベルゼブモンが、突如ブラストモードがさらに進化! ベヒーモスが炎の魔神と化し、地下施設の天井を破壊して乱入!)

 

『メタルインフェルノモード』

 

 → 全身が溶岩のような装甲に変化し、ブレイズデスサイズが二挺に増殖! 

 

【最終攻撃・可能性の奔流】

 

 

 ベルスターモン:

 

『終焉の調律(ラストハーモニー)』発動

 

 → 聖銃と魔銃を交差させ、時間軸そのものを歪める一撃

 

 ベルゼブモン:

 

『業火の円舞曲(インフェルノロンド)』発動

 

 → 双銃で描く炎の渦が、黒きロイヤルナイツのホログラムを焼き尽くす

 

 

(ドゴオオオオオオオオオオオオッッ!!!)

 

 DARK-Kのコアが砕け、狂ったグレイモンたちのデータが浄化されていく。崩れゆく施設の中で、ベルスターモンは静かに呟く。

 

「……これで終わりだ」

 

(しかし──)

 

【神の影】

 

 浄化されたデータの先に、ゆらめく巨大な「目」が現れる。それは『神』そのものの片鱗だった。

 

『……面白い』

 

『お前たちは、我がシナリオを超えゆく存在になりつつある。さあ、もっと我に「可能性」を指し示すのだ』

 

(次の瞬間、世界が白く染まる──!)

 

【次章へ続く】

 

(新たな戦いの幕が、今上がろうとしている!)

 

 

 

 

 

 

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