虚無の先の魔法少女   作:おおは

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報告書:Ⅵ級魔獣討伐に関する損害報告

Ⅵ級魔獣に関する報告

 

作成者:金村恭一郎・沢田綾香

 

総責任者:村重葵(閲覧済み) 最終確認日:2061年8月20日

 

 

〇注意

本紙は一部極秘情報に該当する為、資格のないものは閲覧を禁ずる。

 

〇討伐概要

京都にて実行されたⅥ級魔獣(識別名称”永遠の命”)の魔力核及びⅥ級魔法少女インテリタスが行方不明になったことが判明。

 

現在どちらも捜索しているが、手掛かりは一切見つかっておらず、”アンチマギカ”によるものである可能性が高いことを進言。

 

〇損害について

 

現在確認した範囲において、伏見稲荷大社の大破、京都市建築物の破壊120棟、魔力核の喪失、及びⅥ級魔法少女一人が行方不明。

 

特に、魔力核とⅥ級魔法少女(順位12位 インテリタス)については莫大な損害となる恐れあり。

 

又、魔法少女オルテクトは現在意識不明、アローは肋骨を折る重傷、タイラントは内出血、イマジネーションも同様に内出血。

 

以上インテリタス以外の4名は復帰未期限又は長期入院となる恐れあり。

 

現時点での推定被害額:100億円相当

 

〇アンチマギカ概要(極秘情報)

 

・Ⅴ級魔法少女アロー

・及び同行していたⅣ級魔法少女タイラント・イマジネーション

 

以上の証言又は現場監視映像との照合により推測。

 

出現したのは魔法少女三名。

 

内二名がⅦ級相当の実力を有している可能性あり。

 

又、一人が行方不明として登録されている魔法少女の可能性が極めて高いことが判明。

 

証言から、自己認識に曖昧な点が見受けられると判明。

 

また、現場の魔力観測装置が当時異常な数値を検知。

 

それらが魔獣の魔力波である可能性が示されており、該当する魔法組織による魔法少女と魔獣の融合実験が行われている可能性が極めて高い。

 

以下詳細

 

現場に現れた不明な魔法少女二名について

 

一名は”爆発”の固有魔法を有している可能性あり。

 

もう一名は”魔獣操作”に関する固有魔法である可能性が高い。

 

魔獣操作の能力については、危険度と社会的脅威度が極めて高い。

 

インテリタス敗因として、爆発との相性が相対的に悪かったことが示唆されている。

 

残りの魔獣と融合したと思われる魔法少女について。

 

Ⅴ級で固有魔法は”重力”。

 

元来影響範囲が狭い事が判明していたが、魔獣との融合でどのような変化が起こっているかは現在未判明。

 

先月のⅣ級魔獣討伐の遠征時に音信不通となった後初めての確認である。

 

又、魔力濃度から融合した魔獣はⅥ級が元になっている可能性あり。

 

早急な調査を組織長に対し進言。

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