指揮官となった五代雄介   作:ティガファン

1 / 8
思いついて書いた『仮面ライダークウガ』と『勝利の女神:NIKKE』のクロスオーバーです。

戦闘シーンは要所で書き、それ以外はカットすることにします。

問題ない方は是非ご覧ください。


EPISODE.0「序章」

2010年、とある国にある海岸。

 

そこに一人の青年、五代雄介が砂漠の上でリュックサックを枕代わりにし、横になりながら青空を見上げていた。

 

 

五代「ん〜〜〜!!やっぱりいい天気だな」

 

 

五代は背伸びをしながらそう言った。

 

すると、五代の脳裏にかつての記憶——古代の戦士、仮面ライダークウガとしてのグロンギ達との戦いの記憶が蘇った。

 

 

五代「やっぱり好きになれないな……あの感触」

 

 

五代はグロンギの首領、ン・ダグバ・ゼバとの激闘を終えた後、戦いによって傷付いた心を癒すべく、冒険に出かけた。

 

 

五代「やっぱり、みんなには笑顔でいて欲しいな……あの青空みたいに」

 

 

五代はそう言ってゆっくりを目を閉じ、昼寝をする。

 

次の瞬間、突然光が現れ、彼を包み込んだ。

 

光が収まると、そこには五代雄介の姿が何処にも居なかった。

 

 

 

 

 

???「BA-01ダウン!BA-01ダウン!」

 

五代(何だろう……女性の声が聞こえる…)

 

???「答えてください!つ、墜落しました!」

 

五代(墜落…?もしかして、近くで墜落事故が起きたのかな?もしそうだとしたら大変だ…!!早く起きないと)

 

 

「墜落」と言う単語を聞いた五代はゆっくりながらも目を開ける。

 

モノクロだが、女性の顔が見えた。

 

 

???「BA-01ダウン!BA-01…!…繋がらない…!」

 

 

連絡が取れないのか、女性は慌てた様子で五代の顔を見て告げる。

 

 

???「指揮官!アークが応答しません…!」

 

五代(指揮官?アーク?この人はさっきから何を言ってるんだろう…?)

 

 

指揮官と呼ばれた五代は訳が分からずキョトンとする。

 

 

???「…指揮官?…!!し、心肺停止…!A、AED…!AED!」

 

 

女性は慌てた様子でARDを取り出し、五代の体に電気ショックを送る。

 

 

???「チャージ…!ショック!」

 

五代「っ!!」

 

 

ドン!という衝撃と共に五代の体に電流が走り、モノクロだった視界が一瞬で色を取り戻した。

 

 

???「指揮官!大丈夫ですか?私の声が聞こえますか?聞こえるなら笑ってみてください!」

 

 

それを聞いた五代は戸惑いながらも、いつもの笑顔を女性に見せ、サムズアップする。

 

 

???「…ふう…!所属先を言ってみて下さい!」

 

五代「ごめん。よく分からないんだけど……人違いじゃないかな?」

 

???「え?」

 

五代「指揮官になった覚えが全然ないんですけど…」

 

??「もしかして、先ほどの墜落の影響で記憶が…!?あぁ…そんな…!」

 

 

五代の言葉を聞いた女性をショックを受けたのか、狼狽えるが、何とか冷静になり、五代に説明をする。

 

 

???「指揮官、落ち着いてよく聞いてください…私たちは先程、作戦区域に移動する途中、対空火器に攻撃されて輸送機が墜落しました。今、爆発音を聞いたラプチャーが集まってきます。混乱しているとは思いますが、今から私を指揮してください。できますか?」

 

五代「よく分からないけど…やってみる!」

 

 

その言葉と共に五代はサムズアップする。

 

 

???「ラジャー!今から交戦を開始します。絶対に頭を上げないでください。心配なさらないでください。私があなたをお守りします。何があっても」

 

五代「そう言えば、君のお名前は?」

 

マリアン「マリアンです。戦闘モードへ移行します…エンカウンター!

 

 

 

 

 

数分後、戦闘を終えたマリアンは周囲の安全を確認し、非戦闘状態に転換する。

 

 

マリアン「クリア!非戦闘状態に転換します……あっ…足が…」

 

五代「大丈夫?」

 

マリアン「怪我…というより故障でしょうか。でも移動には問題ありません」

 

五代「いや、そう言うわけにはいかないから。救急箱は何処にあるのかな……あった」

 

 

マリアンの怪我を心配した五代は救急箱を見つけ、手当てをする。

 

 

マリアン「…あの指揮官。こいうのはニケに効果がない…」

 

五代「?何か言ったかな?」

 

マリアン「いえ、何でもありません。おかげでもう治ったみたいです」

 

五代「そうか。それなら良かった」

 

マリアン「ふふ。指揮官はお優しいのですね」

 

五代「いや。そのまま放っておく訳にはいかなかったから。それより、さっき『アーク』とか『ラプチャー』とか『ニケ』とか色々言ってたけど、それって一体何なんなの?」

 

マリアン「はい。それは…」

 

 

五代の質問を聞いたマリアンはラプチャーとニケが何なのか説明をした。

 

100年前、ラプチャーと呼ばれる機械によって地上にいた人々は滅ぼされ、生き残った人類はアークと呼ばれる地下にある街に避難したこと。

 

そして、そのラプチャーに対抗するため、人間を守るため、ニケという存在が作られたこと。

 

それらについてマリアンは全て説明してくれた。

 

 

五代「なるほど。ありがとう。説明してくれて」

 

マリアン「いえ。全然いいんです」

 

 

マリアンの説明を聞き終えた五代はマリアンにお礼を言い、頭の中で情報を整理し、理解する。

 

ここは自分の知っている世界と全く別物であると。

 

 

マリアン「移動しましょう。幸いにもランデブーポイントが近くにあります。もう少しです」

 

五代「分かった。すぐに移動しよう(皆さん。どうやら俺、別の世界に飛ばされちゃったみたいです)」

 

 

見知らぬ世界で見知らぬ人物と出会った五代雄介は、この先に起きる戦いに巻き込まれることをまだ知らなかった。




今回はここまでです。

五代さんの口調が合っているのか自信がありませんが、続きを投稿します。



五代とマリアンの少しした会話

マリアン「そういえば指揮官。先程から気になっていたのですが、指揮官のやるサムズアップ(これ)の意味は一体何なんですか?」

五代「サムズアップ(これ)?これはね、古代ローマで納得のいく行動をした人だけに与えられる仕草なんだって」

マリアン「へ〜そうなんですね」

五代「うん。だがら、マリアンも誰かのために頑張れたと思ったらサムズアップ(これ)をやればいいと思うよ」

マリアン「分かりました。私もやってみます!」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。