12月6日、サブタイトルを「調査」から「死地」に変更しました。
OP『仮面ライダークウガ!』
地上にある発電所への調査へと向かうことになったカウンターズのメンバー。
アニス「連続で地上派遣だなんて。まったく悲しいよね」
ラピ「待って。誰かいる」
アニス「うん?」
五代「え?」
五代とアニスはラピの視線の先の方へと顔を向けると、そこには、赤い眼鏡をかけ、白と水色を基調とした服を着た可愛らしい女の子が1人立っていた。
ネオン「初めまして。私はネオンです」
ラピ「…エリシオンのニケ?」
ネオン「今回の調査作戦に合流することになりました。よろしくお願いします」
ネオンは笑顔で挨拶をし、ラピはシフティーにこの事について質問をする。
ラピ「シフティー。何か聞いてる?」
シフティー『え…たった今、人事異動が発令されました!』
ラピ「指揮官、何か聞いていませんか?」
五代「うーん…聞いてないな…」
アニス「これは怪しいね。急に増員だなんて。正体は何なの?」
ネオン「え…私は…あ、スパイだと思います」
アニス「…え?」
ネオン「イングリットさん…社長の命令はこうでした。全力で手伝って、全てを報告するようにと。これってスパイですよね?」
アニス「えっと…そうだとは思うけど」
ネオン「わあ、私ずっとスパイとかやってみたかったんですよ。よろしくお願いします。スパイ任務、頑張ります!」
五代「うん、よろしく。スパイさん」
ネオン「はい!」
アニス「…これ大丈夫なのかな」(≖ࡇ≖)
シフティー『さあ…』
ラピ「……」
ラピ、アニス、シフティーはネオンに対して心配しつつも、地上へと上がり、ネオンは初めて見る地上の景色に興奮した。
ネオン「…ここが地上」
アニス「初めてなの?」
ネオン「はい。こんなに広くて、空がパチパチしないなんて。こんなの本当に初めて見ました。空気の成分は同じなのに、微妙に何か違います」
アニス「それも今だけだよ。地上で1時間以内に、ラプチャーと遭遇する確率は100%。感傷に浸ってボーっとしてたらビームに頭をぶっ飛ばされるわよ!」
シフティー『はい、ですから急いで移動してください!作戦の最終目標は発電所にある制御室の調査です!作戦地域をスキャンします!』
シフティーによる作戦地域のスキャンが始まった。
シフティー『エブラ粒子を浄化中!濃度42.43%…21.48%…エブラ粒子の濃度2.01%。スキャン完了!』
シフティーに作戦地域のスキャンとエブラ粒子の浄化が完了し、線路全体について説明が始まる。
シフティー『目的地の発電所まで続く道をスキャンした結果、無人浮上式鉄道の路線に沿って移動する必要があります!ただ、線路全体に高圧の電流が流れています!ニケならダメージを受けても問題ありませんが、問題は…』
五代「俺なら大丈夫だよ」
五代はそう言って笑顔でラピたちにサムズアップをするが、五代の言葉を聞いたアニスが呆れた表情でツッコむ。
アニス「何が大丈夫なの?死ぬよ?」(≖ࡇ≖)
ラピ「高圧電流の原因は?」
シフティー「ヒストリー検索中。5年前、都市封鎖を進めていた際にラプチャーの外部への移動を防ぐため、意図的に流したそうです!当時にしては完成度の高い線路でして、電力は自家発電で供給されます」
アニス「都市の内部に残っていた人間は?」
シフティー『……』
アニス「…建物には入らない方がいいわ。何がいるか分からないし」
ラピ「では、まず線路の電流を遮断しよう。外部からコントロールする方法はない?」
シフティー『はい、あります!制御センターをマップ上にチェックしておきます!』
ラピ「指揮官。準備完了です」
五代「みんな、出発しよう」
ラピ「ラジャー」
こうして発電所へと向かった4人。
すると、ネオンがふと気付いたように声を上げる。
ネオン「あ」
アニス「!!ラピ!」
ラピ「指揮官!私の後ろへ!シフティー!バックアップを!」
ネオン「…私、何か失礼なことでも言いましたか?」
アニス「…ラプチャーが出たんじゃ?」
ネオン「違います」
ネオンの言葉を聞いたアニスは、呆れながらも説明をする。
アニス「…ねえ、ネオン。地上に出たニケには暗黙のルールがあるの。「あ」単独では使用禁止よ。分かった?」
ネオン「あ、そうですね。これは大丈夫ですよね?」
アニス「それは大丈夫」
ラピ「…それで、何があったの」
ネオン「私、いいこと思いついたんです。線路に流れる高圧電流が問題なら、ゴムの長靴を履けばいいのでは?」
ラピ「……」
シフティー『……』
アニス「……」(≖ࡇ≖)
ネオンの言葉を聞いて呆れるラピ、シフティー、アニスの3人。
だが、
アニス「…悪くないな」
シフティー『悪いですよ!こんな高圧電流が流れる場所は人間が近づくだけで…!………はあ。とにかく、ダメです!』
アニス「もっと詳しく説明しないの?」(≖ࡇ≖)
ネオン「いいアイデアだと思ったのに…指揮官、もしかして…」
五代「流石にダメじゃないかな?」
ネオン「はい…」
ラピ「……」
そんな事がありつつも、発電所へと向かって行くカウンターズ御一行は制御センターへと到着した。
シフティー『制御センターへ到着!線路への電力を遮断します!』
ラピ「指揮官。コネクティングデバイスを」
五代「コネクティングデバイス?」
シフティー『え…地上にある色々な機械をオペレーターが遠隔操作するために必要な機械です!携帯に出っ張っているところがありますよね?それを引っ張るとケーブルが出てきます!』
五代はシフティーの言う通りに携帯の出っ張り部分を引っ張ると、約1メートルほどのケーブルが出てくる。
五代「!!本当だ!出てきた!」
シフティー『はい、それです!それをコントロールしたい機械のポートへ挿し込んでください!』
五代「ポート?ごめん。ちょっと分からないな…」
ラピ「…指揮官。ここです」
アニス「そう言えば、一部記憶喪失だったわね」
ネオン「一部だけ記憶喪失だと聞きましたけど、本当だったんですね…」
しばらくして、シフティーのサポートもあり、遠隔操作で線路への電力の遮断に成功した。
シフティー『遮断完了!これで線路から都市内部への進入が可能です!』
ラピ「行きましょう」
五代「うん」
ネオン「ゴムの長靴は本当に要らないんですか?」
アニス「いらないってば」(≖ࡇ≖)
線路への電力の遮断に成功し、発電所へと向かう4人は、ラプチャーとの交戦がありつつも、無事に撃退する。
シフティー『状況終了!』
アニス「…さっきから気になってるんだけど、ネオン、あなたって。火力高すぎない?」
ネオン「火力は高ければ高いほどいいですからね」
五代「でも、バランスは大丈夫かな?体が持たないんじゃない?」
アニス「そうそう、本当にバランス大丈夫?」
高すぎる火力にバランスは大丈夫なのか疑問に思う五代とアニス。
だが、ネオンの掛けている眼鏡のレンズが光による反射で白くなり、真剣な表情と声で五代とアニスに伝える。
ネオン「よく聞いてください、指揮官、アニス。この世は火力が全てです。火力だけが私たちを守ってくれるんですよ。多少バランスが不安定になっても、火力には価値があります」
五代「う、うん…」
アニス「そ、そっか」(≖ࡇ≖)
ネオン「さあ、みんな、私の言葉を復唱してください。火力最高!」
アニス「イヤだ」(≖ࡇ≖)
発電所に向かう中、そんな会話がありつつも、シフティーが発電所の位置を確保する。
シフティー『発電所の位置を確保!進入可能です!』
アニス「50機以上のラプチャーがいるところに入ることを「進入」と呼べるならそうね。普通は自殺行為って言うのよ、それ」
五代「シフティー、あの発電所は今でも稼働してるのかな?」
シフティー『はい。理由は分かりませんが、少し前から稼働を始めたそうです!』
五代「もしかして、中に人がいる…?」
シフティー『公的には、地上に残った人間の数は0です!しかし、物事に例外はつきものです。この怪現象を調査するために、何度も試みましたが、成果はありませんでした!』
アニス「あ、ちなみに結構大規模でやってもダメだったわ。わんさかいるラプチャーに、みんなやられたの」
シフティー『生存者という可能性を除いても、あの発電所には大きな意味があります!あの程度の規模ならアーク内のすべての施設を2ヶ月は稼働させられますから!』
ラピ「つまり、この作戦の重要度は非常に高いと言えます」
アニス「3人に任せるくらい、すご〜く重要な作戦だってことね」
アニスの失言にラピが注意をする。
ラピ「アニス」
アニス「何?」
ラピ「作戦拒否?」
アニス「それは…違うけど」
ラピ「では、そんな無意味な説明はしないほうがいい」
アニス「……」
ネオン「どうやって侵入しましょうか?」
ラピ「発電所を掌握しているラプチャーを全滅させ、侵入すればいい」
ネオン「ああ、なるほど」
ガチャ
その音と共にネオンはショットガンを構える。
ネオン「行きましょう。私の火力をお見せする時が来ましたね」
アニス「それって、選択肢じゃないわよね?」
ラピ「では、ご命令を。調査を進めますか?」
五代「うん。調査を続けよう」
アニス「ああ、分かったわ。行けばいいんでしょう、行けば。じゃあみんな、装填を確認してから突進しましょ。3人だからすぐ死んで終わっちゃうからね」
ラピ「アニス」
アニス「私たち、弾除けくらいはするから、後ろに隠れてて。脳だけはちゃんと回収してね。それくらいはできるわよね、指揮官様?死地へ追いやるよりは全然簡単よね」
ラピ「アニス!」
すると、ラピのアニスへの再び注意が入り、説得が始まる。
アニス「何?この状況下で下せる適切な判断なのよ」
ラピ「下剋上と判断していい?」
アニス「どうぞお好きに」
ラピ「下剋上は即決処分よ」
アニス「ラピ…!なんでそんな事言うの…!」
ラピ「落ち着けってこと」
アニス「落ち着くも何も、私たちが無駄死にになるようなものよね!」
ラピ「私たちは指揮官の作戦を聞いていない」
アニス「……」
ラピ「状況は絶望的です。実際、方法はないと言っても過言ではないでしょう」
ラピの発言を聞いて五代は考える。
すると、1つだけだが、方法を思いつく。
五代「…1つだけいい方法を思いついた」
ラピ「もしかして、何か作戦が?」
五代「潜入してみるってのはどう?」
それは、かつて沢渡桜子の研究室の窓にいつも入るという方法の応用であった。
シフティー『…潜入?え…ルートなら1つだけあります!』
五代「みんな、中に入って確認してみよう」
シフティー『はい、分かりました』
こうして、発電所への潜入が決まった。
ED『青空になる』
五代さんの口調……これで合ってるのかな?