指揮官となった五代雄介   作:ティガファン

7 / 8
OP『仮面ライダークウガ!』


EPISODE.6「調査」

調査のため、発電所への潜入を始めるカウンターズたち。

 

だが、目の前にある瓦礫に邪魔をされ、困っていた。

 

 

アニス「ここ、どこなの?」

 

シフティー『発電所の内部と繋がっている排水路です!』

 

アニス「あ〜まさか、ここを這いつくばって進むとか?」

 

五代「そうだね。ここから潜入しよう」

 

ネオン「塞がってますけど?」

 

シフティー『建物の一部が倒壊し、入口を塞いでしまったようです!

 

五代「シフティー、どうにかできないかな?」

 

 

五代はシフティーにどうにかできないかと聞き、シフティーは他のルートを探してみる。

 

 

シフティー『う〜ん…ちょっと待ってください!他のルートを探してみます!』

 

アニス「突き進めばいいんじゃない?」

 

ネオン「でも、瓦礫が多すぎます」

 

五代「強行突破すればいいよ」

 

ネオン「でも…どうやって?」

 

五代「それは勿論、火力で」

 

ネオン「!!」

 

 

五代の言葉を聞いたネオンがハッとする。

 

 

アニス「…大丈夫かな?爆音すると思うけど」

 

シフティー『周辺でラプチャーの反応はありません!安全です!』

 

ラピ「では、始めます」

 

ネオン「ちょっと待ってください」

 

ラピ「??」

 

ネオン「ここは私に任せてもらえませんか?」

 

アニス「は?いや、みんなでやればもっと早く…」

 

ネオン「やらせてください」

 

アニス「…マジ?」

 

 

しばらくすると、ネオンによって瓦礫が消滅し、排水路への進入が可能になる。

 

 

ネオン「…ふう。瓦礫の消滅を確認!排水路への進入が可能です!」

 

アニス「…火力だけはピカイチだね」

 

ネオン「指揮官」

 

五代「何?ネオン」

 

ネオン「私、分かったんです」

 

五代「何かな?」

 

ネオン「相手がなんであれ、火力があれば解決できないことはないって」

 

五代「そ、そうなんだ…」

 

ネオン「答えは火力!火力が全てです!」

 

五代「う、うん…」

 

 

五代はちょっと引きつつも、ちゃんと返事をする。

 

 

ネオン「本当にありがとうございます。少し迷いがあったんですが、背中を押してもらった感じです。火力の道を進む者として、極意と向き合えた気がします」

 

アニス「そんな道があったのね」(≖ࡇ≖)

 

ネオン「これからどうか、師匠と呼ばせてください。改めてよろしくお願いします!師匠!」

 

五代「うん。これからもっと頑張ろうね」

 

 

五代はその言葉と共に笑顔でサムズアップをし、ネオンは笑顔で元気よく返事をする。

 

 

ネオン「はい!師匠!」

 

ラピ「…勝手に呼び方を変えるな」

 

 

排水路に入っていく4人。

 

先頭がラピ、2番目がネオン、4番目がアニスで最後が五代である。

 

 

ネオン「すごい臭いですね」

 

アニス「人も住んでないのに、こんな匂いがするのね、ここは」

 

ラピ「排水路だからね。色々溜まっていたんでしょ」

 

ネオン「あの、一言言わせてもらってもいいでしょうか」

 

ラピ「何?」

 

ネオン「吐きそうです」

 

ラピ「…嗅覚センサーをオフにすることを勧める」

 

ネオン「それを切ってしまうと何というか、人間からあまりにも遠ざかるみたいでちょっと」

 

アニス「はは、変なこと言うね」

 

ネオン「心だけは乙女ですから」

 

アニス「私は乙女を諦めるわ。切っちゃおっと」

 

 

アニスはそう言って嗅覚センサーをオフにし、ラピは五代に大丈夫なのかと質問する。

 

 

ラピ「指揮官、大丈夫ですか?」

 

五代「うん。大丈夫」

 

アニス「人のお尻のすぐ後ろで、そんなこと言わないでよね」

 

ネオン「でも、意外ですね。排水路からの潜入なんて。普通、指揮官は「ニケ=兵器」という認識ですし、火力で吹き飛ばす方を好みますから」

 

アニス「好みとかじゃなくて、それ以外には頭が回らないってことじゃない?そのくせ自分の体だけを大切にして、少し泥がついたくらいで騒ぐでしょ。呆れるったら…」

 

ラピ「止まれ」

 

 

すると、突然ラピが動きを止める。

 

 

ネオン「うっ」

 

アニス「うわっ」

 

五代「うっ」

 

アニス「きゃあ!ちょ、ちょっと!し、指揮官様?い、今私のお尻に顔が当たってますけど?」

 

五代「ご、ごめんね!今離れるから」

 

 

五代は慌ててアニスのお尻から離れ、アニスはラピに何故いきなり止まったのか質問をする。

 

 

アニス「ねぇ、何で急に止まったりするのよ!」

 

ラピ「光よ。内部に着いたみたいね」

 

五代「みんな、外に出よう」

 

アニス「そうだね…早く出ましょう」

 

 

4人は排水路の出口から1人ずつ出ていく。

 

 

ラピ「前方にラプチャー発見」

 

アニス「当然のように内部も掌握してるわね。こんな地下までどうやって来たんだろ」

 

ネオン「ところで、あのラプチャーたち、何をやっているのでしょうか」

 

アニス「機械の周りに集まってるね」

 

五代「…発電所を操作しているみたい」

 

アニス「ええ?ラプチャーが人間の文明を理解するわけ…」

 

ラピ「…アニス、よく見て。操作している」

 

アニス「…本当に?」

 

 

アニスは言われた通りによく見ると、発電所を操作する複数のラプチャーたちの姿があった。

 

 

ネオン「こんなことって、今までありましたか?」

 

シフティー『これまでは…ありませんでした!』

 

ラピ「指揮官。アークへ戻ることを提案いたします。「調査」という任務は達成しました」

 

五代「そうだね。戻ろう」

 

ラピ「ラジャー。シフティー。後ろのルートを確保…」

 

 

プシュッ!

 

 

次の瞬間、突然飛んできたビームが五代たちの近くに当たる。

 

 

アニス「うっ!気付かれたわ!」

 

ラピ「エンカウンター!指揮官!私の後ろへ!」

 

 

プシュッ!

 

 

すると、もうひとつのビームが現れ、ラピの体に直撃する。

 

 

ネオン「ラ、ラピ!」

 

アニス「この…!いい加減にしろー!!」

 

 

数秒前まで話をしていたラピは、どこからともなく飛んできたビームに当たり、ゴトンと音を立て、五代の足元に転がり落ちた。

 

 

五代「ラピ!」

 

 

ゴゴゴゴ…!

 

 

発電所に突然振動がやってくる。

 

 

アニス「な、何、この振動?」

 

シフティー『前方!タイラント級を感知!識別信号!グレイブディガーで確定!』

 

アニス「あの土を掘るやつね…!ここで戦うのは自殺行為だよ!ラピもいないのに!」

 

五代「シフティー!退却ルートは!?」

 

シフティー『はい!当該位置の鉱車はまだ稼働します!前方に沿って外部に出ることが可能です!』

 

五代「よし、みんな!行くよ!」

 

ネオン「はい!」

 

アニス「OK!」

 

 

全員は倒れたラピを鉱車に乗せたあと、他の3人も鉱車に乗り、急いで退却を始めた。




ED『青空になる』
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。