ここは、ある町にある中学校。
私は、その学校の新入生で名前は フランドール。
お父さんが日本と中国のハーフでお母さんは、ルーマニア人。二人とも音楽家で、いつも世界中を飛び回ってる。
だから、私とお姉ちゃんはお父さんのお姉さんの家で暮らしている。
正直、親の顔なんて覚えていない。
それでも普通に幸せに生活してるから構わないと思う。
また、一日が始まる。それはそれは平和な一日が,,,。
「お姉ちゃん!起きないと遅刻するよ!始業式くらい早く行こうよ。」
お姉ちゃんは、朝に弱い。
というよりも日光に弱い。そういう病気だから仕方ない。
「うぅん,,,おはようフラン,,,ふゎぁ,,,。っ!?やばい急がないと,,,フランの中学校デビューがっ!!」
お姉ちゃんは飛び起きて凄い速さで準備をして一階のリビングへ行った。
私もその後ろから着いていく。
「二人ともおはよう。」
「メイリンおばさん、おはよう!」
おばさんが笑顔でフレンチトーストを二枚差し出してくれた。それを二人でくわえて、私は二つの鞄を持って、お姉ちゃんは日傘を持って家を出て,,,
ダァァシュッ!
途中でお姉ちゃんの友達_名前なんだっけ?パーチュリーとかだっけ?_に合流。ここまで来れば安心というわけで、ここからは歩くことにした。
「おはよう、パチェ。」
「おはよう、レミィ。相変わらずね。」
「あ、おはようございます。先輩。」
「あら。レミィの妹ちゃんじゃない。おはよう。それとパチェでいいわよ。」
学校について入学式を終えてクラスを確認。
お姉ちゃんとパチェさんは同じクラスになれたようで、抱き合って喜んでいた。
私は,,,1-1か。
教室に向かうと、もうみんな話し相手をみつけてわいわいしていた。
黒板には席割りが書かれていた。あれはお姉ちゃんの文字だな,,,手伝わされたのか。
「えと,,,この席か,,,。うおっ?これお姉ちゃんが使ってた机だ,,,。プリント入れっぱなしじゃん。(# ̄З ̄)」
なんて独りでブツブツ言ってたら、右の席_私の席は窓際の後ろから二列目_に誰か来たみたい。
チラッと見ると、銀髪ロングヘアーで背の低い_言っても私も同じくらい低いけど_女の子だった。
「あ,,,あのぅ、えっと,,,すいません,,,隣になりました。よろしくお願いします。」
女の子は私に恐る恐る話しかけてきた。人見知りなんだろう。
「うん。よろしくね。私、フランドール・スカーレットよ。」
「私、狐谷 銀(こたに ぎん)です。」
「ん?その名前何処かで,,,。あっ!もしかしてあの五人組の?」
「あ,,,知ってるですね。結構知名度低いのに。」
「私もお姉ちゃんも大ファンだよ。その名前って本名だったんだね。」
「ですぅ。私以外はみんな芸名ですけど。」
fox
まだ知名度は低い五人組の男装アイドル。リーダーは温厚で完璧な執事こと 狐谷 銀。_私の推しメンである_
「地声高いんだね。」
「いえ。此方が作ってる声です。知名度が低いとはいえ、一応ばれないように,,,」
「あぁ。そうなんだ。名前ですぐバレそうだね。」
「バレたのは初めてです。というよりプライベートで私達知ってる人って始めてみました」
「そうなんだ,,,。この辺に住んでるの?」
「はい。メンバーの家に居候してます。」
「家族は?」
「ママは、お仕事で海外ですし、親父とは縁を切ったので。一応お姉ちゃんもいますけど,,,おばさんが私とは一緒に暮らしたくないといって,,,追い出されました。」
「なんだか悪いこと言っちゃった。ごめんね。」
と、教室のドアが開いて先生が入ってきた。
その瞬間教室は静かになった。
「君たちの担任の上白沢 慧音だ。」
すみません。
いつも短いと言われているのに。