ベル・クラネルの父親に転生してしまった!?(本人は無自覚です) 作:カステラ
先ほどの老人を引き離し、落ち着いてから話をする。
「それで、どうしてあんなヤバい女神に追われてたんだ?ジッさん」
そう少年は言う。
なんであんなヤバすぎる女神に追われてたのか以外にも、聞きたいことは山程あるがそれが一番重要なため急いで聞く。
「あー、それはのぉ、その〜」
老人の歯切れが悪くなる。
「絶対にやましいことがあるわこれ」と、少年は思う。
「何やったんだよ、あんな綺麗な
「それはのぉ、諸事情というかなんというか…」
「話す気ないな」とも少年は思った。
というか話す気があったらとっくに話しているかとも。
「はぁ、まあいいや…じゃあ、これから頑張れよ〜」
そう少年はいい、この場から去ろうとする。
それをみた老人はあわてて引きとめようとする。
「まっまってくれ、わしを置いて行かないでくれ〜〜!!」
「は、離せよジッさん!俺は嫌だぞもう関わりたくねえ!!」
少年も必死で引き剥がそうとする。
もうあんな恐怖はごめんだというように、猛烈に。
その姿を見た老人は、これはダメだと思い交換条件を持ち出す。
「一緒に居てくれたらいい女子を紹介してやるから!?どうか見捨てないでくださいお願いします!!!」
「──────なんだって?」
その言葉に老人は思った。
あっやべ地雷踏んだかもと。
そんな老人の思考をよそに、少年は口を開く。
「そんなの────────
──────────最高じゃないか!?」
「えっ?」
老人は呆ける。
かなり予想外の返事だったため、驚いているのだ。
先ほどの反応的に地雷を踏み抜き、激怒されるのではないかと老人は考えていたが実際はその真逆。
少年はその言葉を聞いたとき歓喜に打ち震えていた。
いくら得体のしれない老人だろうと、自分より長くこのオラリオにいるのならいい場所も知っていると思ったのだ。
「おい、ジッさん!その言葉に二言はないな?」
それを聞かれた老人は答える。
強くはっきりと。
「見くびってもらっては困る!わしはこの手の話題に関しては真摯に対応すると決めている!!」
「ならよし!どこまでもついていこうじゃないか!」
なんだか意気投合したようだが、した理由がとてつもなくくだらないことは言ってはいけない。
「さあ、そうと決まれば酒場で飲もうではないか!!」
「はあ?それって大丈夫なのか?追いつかれたりしないか?」
少年の疑問は至極まっとうであり、どうして酒場などに?と思うが────
「逃げている相手がのんきに酒場で酒を飲んでいるなど、あやつらも思わんよ!それに────」
「お主とは、酒を飲み交わしてみたくなったわい!!」
「!!」
少年は察する、この老人は同志だと。
女性を追い求める、同志であると。
ならば─────
「よしジッさん!とっておきの場所をおごってくれよな!!」
「おう、任せておくがいいわい!!!」
「わーはっはっはっ!!!」と言いながら肩を組んで歩き出す2人を邪魔するものはいなかった。
───────────────────
同時刻、ここにはある神と眷属がある
「ヘラ!こっちも見つからないよ」
「こっちもダメ、まったく、あの浮気ジジイどこいったのよ」
ヘラ、と呼ばれた女神に声をかけるのは、見目麗しわしいといって差し支えないヒューマンとアマゾネスの女性たち。
彼女らは自らの主神から、ある
「………そうですか、ではもう少し情報収集を───」
「ヘラ!大変です!!メーテリアが!!」
急に声をかけてきたのはエルフの少女。
なにやら切羽詰まった状況のようだ。
「なに?メーテリアがどうかしたのですか?まさか───」
「そのまさかです、病態がおそらくですが一時的に悪化してしまって」
その言葉を聞いたとき、
先ほどの
少しではあるが、悩んだ末に彼女は──────
「一度帰りましょう、あとで必ず見つけます」
そう言った。
どうでしたか?なにせ情報が少ないのでうまく書けているか心配です。