デジタルワールドの管理者『ゲッターロボ』   作:マネモブ

21 / 65
デジタルワールドの海

 ゲッターロボは思った。

そういえば海はどうなっているのだろうか。

 ゲッターロボは思った。

そこまで作り込んでいないのに海底も海藻もあると。

 

 

 ゲッターロボは、思い切って海の探索へと乗り出す事にした。

もしかしたら世界に足りない部分を自動生成される機能などが自分たちも知らない間に作られているのではないか?

それならば理想である無限に広がる世界を実現できるだろう。

水中特化のゲッター3へと姿を変えて砂浜へと移動していく

シャコモンやシェルモン、ズルモンが見上げてくる中ズボボ…と音を立てて潜っていく。

砂、砂、砂、砂砂砂──頭が完全に使ったあたりでゴツゴツとした岩肌が見えてくる。

シャークモンが遠方で他のデジモンを食い、海藻は波の動きに合わせてユラユラとしている。

 

「見事やな……」ニコニコ

 

 思わず感嘆の語録を洩らす程に、感動する。

 自力で進化して成長する世界。それが目の前の海には存在していた。

デジタルワールド:エンペラー全体にこの海のような自己進化のシステムを導入するべきだろう。

そう考えていると海の彼方の方面で巨大な影が蠢くのを感じ取る。

 

「なんだあ こんな海で究極体かあ?」

 

ギュルギュルとキャラピラを駆動させてその影を追いかける。

その巨影は、グングンと大きくなっていき……ゲッターロボの全長を超越した。

「なにっ!?」

自分の大きさに匹敵するデジモンはいたが、それを小石かのように扱えるほどの大きさのものを知らなかった。まさかそれがここまで早い段階で出現するなんて。

ゲッターロボは、興奮を抑えきれず己を超えた巨体のデジモンの姿を一目見ようと深海を照らす光を放った。

 

 

 

「なんゃあこりゃあ」

データの塊?とゲッターロボは、思考する。しかし──。

「何処かで見たことがあるような……」

 

 

 

「あっ」

 

 

ゲッターロボが“ソレ”を認識したことで“ソレ”は本来の姿を取り戻す。

急激に“バグ”から“恐怖”へと変わる。

ゲッターがいる世界に偏在する可能性のある化け物。

皇帝の欠片から己の構成データを強奪し、有り余る力を一つにまとめ上げていく。

誰も気づけなかった。誰も見過ごしていた。

ゲッター線で動かないが故に。ゲッターロボさえも。

 

 それは進化する力を奪った。

イレギュラーを超えたイレギュラー。

 

 

これには勝てぬと『皇帝の欠片』が諦め、徹底防衛戦の準備を始める。

不進化体を超越した脅威を超えた脅威。

皇帝の艦隊を構成するゲッターさえも蹂躙した魔竜。

このタイミングで出てきて良いタイミングではないバケモノ。

 

 

“U”だ。

“U”が姿を現すぞ。

 

「化け物めぇ……!!」

ブワリと恐怖と怒りが湧き出る。

 

 

 ゲッタートマホークを取り出した。戦闘はもはや避けられない。

 

 

「ウザーラーーーーッ!!」

 

ゲッターロボが絶叫しながら攻撃を仕掛ける

データとも、実態とも言えない。半端な状態で最強の竜は顕現した。




アスキーアート難しすぎを超えた難しすぎ
これ機種違う人は正しく見えるんスか?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。