デジタルワールドの管理者『ゲッターロボ』 作:マネモブ
深い森に潜む『タイラントカブテリモン』、それの勧誘を果たすべくヴォルケニックドラモンは危険な地帯へと向かっていた。
一目見渡せばわかるように完全体の虫系デジモンが無数に飛び交っている。
それはヴォルケニックドラモンを監視するように追走し、いつでも攻撃できるような体制を取っている状況。
「大層な出迎えだ」
この雰囲気だと勧誘するのは困難を極めるだろう。
誘導されるように飛んでいけば一際大きな大樹が見える。
火山の大きさを優に越えた途方もないデカさの木。
燦々と輝く木の実を実らせて自分より格下の生物たちにも恵みを分け与える。
不気味な木だ。
大樹を見上げるヴォルケニックドラモンをテントモン達が眺めて、オオクワモンが粘りの強い樹液を啜りながら動向を探る。
自己進化の末にゲッターが意図しない進化をしたこの森のデータをなるべく取りながら大樹の上へと向かう。
いた。
青々とした葉っぱの束に何度も当たりながら辿り着けばすくさまに……いた。
紺色の身体をした珍しいタイラントカブテリモン。
それはゆっくりとヴォルケニックドラモンの方向を向くと目を見開いた。片目が傷で無くなっているタイラントカブテリモン。
数秒の沈黙の末、刹那的速さでヴォルケニックドラモンへと襲いかかった。
「クソがっ!!」
いきなり襲いかかってきた蟲へと暴言を吐き捨てながらその翼で迎え撃つ。
ソニックブームがぶつかり合い、森全体を揺らす。空中で組み合った状態でヴォルケニックドラモンが炎を吹き出し、タイラントカブテリモンを焼き焦がしていく。しかしそれよりも再生が上回り、タイラントカブテリモンはヴォルケニックドラモンの真横頭部を思いっきりブン殴った。
「ガアッ!?」
木にめり込むが、瞬時に火力を上げてその木を燃やし尽くすヴォルケニックドラモン。パラピラと灰が吹き上がった。炎を気にせずに突っ込む敵を目にして急いで真下への降下を始める。
地面に墜落するギリギリで翼を広げてU字に浮かび上がり、それが出来なかったタイラントカブテリモンが地面に激突してクレーターを作り上げた。身動ぎしながら起き上がろうとするタイラントカブテリモンを急降下したヴォルケニックドラモンが押さえ付けて全身を焼いていく。
「貴様ーーッ!何故私を攻撃したッ!」
反射的とも言えるそのヴォルケニックの叫び声が森に響き渡る。
「……………」
「なんだあ 蟲は黙るなよ」
数刻の沈黙の末、火傷まみれの外骨格のタイラントカブテリモンは、口を開いた。
「我輩はテメェにゲッター線流し込まれたファンビーモンだあッ!!!!!退化と進化を繰り返し、極限までゲッター線を取り込みタイラントカブテリモン……いや、タイラント"バグ"テリモンへと進化したァ!!!」
『皇帝の欠片』にゲッターロボの敵として数えられた強大な敵『バグ』。
全宇宙すべての地球人間を抹殺し、地球そのものを創り変える兵器。
それの情報データが片目のファンビーモンに宿り、強靭な肉体へと昇華された。
「貴様はゲッターの命令で勧誘してきたのだろう!?良いだろう!守護者の任は引き受けよう!
ただしぃ!!!我輩は貴様を殴って、滅茶苦茶にしてボロ雑巾にするぅ!!!!うおおお!シャインオブビーッ!!」
「いやちょって待てyがはっ!?貴様ーーーッ!!!グライドブレイズ!!!!」
そして両者は3日間グロッキー状態となった。
STORM枠:ゲッターロボ(管理者)
HEATS枠:ヴォルケニックドラモン
DRAGON枠:マグネティックドラモン
恐竜帝国枠: ダイナモン
百鬼帝国枠: 埋まってない伝タフ
メタルビースト枠: 埋まってない伝タフ
インベーダー枠: 埋まってない伝タフ
新生恐竜帝国枠: 埋まってない伝タフ
アンドロメダ流国枠: タイラントバグテリモン《バグ融合》
神枠: 埋まってない伝タフ
植物獣枠: 埋まってない伝タフ
アトランティス帝国枠: レガレクスモン
守護者枠: ウザーラ