デジタルワールドの管理者『ゲッターロボ』 作:マネモブ
「ふざけんなよボケが」
ゲッター線を限界を超えて放射したことで身体が融解したゲッターロボ。その魂は、『皇帝の欠片』へと回帰して新たな器が作られた。
約一週間の修理期間を終えて、待望の愛するデジタルワールドに行けば『皇帝の欠片』がドサクサに紛れて勝手にこのデジタルワールドの名前をエンペラーにしていた。
いやまあそれは仕方ない、とゲッターロボは怒りを静める。ここのホストコンピューターは、『皇帝の欠片』だ。ゲッターロボは管理者であるだけ。代理なだけ。
そう納得しようとしてもこれまで一番動いたのは動いたのは自分自身だと怒りを抑えられないゲッターロボ。
それでもあのセリフを言うまでじゃないのだが──。
ゲッターロボが、唖然としたのは他にある。
"白紙"なのだ。作り上げた森が、作り上げた池が。
その全てが白紙になっていた。
いや、白紙ではない。
むしろ白紙から悪い方向に行っている。
ゲッターロボは、『皇帝の欠片』の周辺を見た。燃えている。そう燃えているのだ。
燃やしているのはデジモン。デジモンである。
デジタルワールド:エンペラーに始めて生まれたデジモン。
その名は───
「い や あ あ あ !」
初めから究極体が発生するなんて話は聞いたことがない。何故デジタマの時点でここまで成長している。
なんて事を考えれば、すぐさま原因は分かる。
そう、ゲッター線とゲッターが戦った敵の情報の二度打ちが不味かったのだ。それにより、デジモンになりかけていたコンピューターウイルスは、デジタマを通り越して究極体が爆誕した。恐らくはそんな理屈。
そんなヴォルケニックドラモンは、ゲッターロボの姿を見るや否や跪く。
「……もしかして意外とマトモなタイプ?」
だとしても燃やしていたのは何だったのだろうか。そんな疑問を持ちつつもゲッターロボはデジタルワールドの創造をまた始めたのだ。
前までは出来なかった『皇帝の欠片』による遠隔創造。それはこの世界に限りない程素早い創造力を与えた。ゲッターロボもデジモンという仲間を加えて有頂天の気分。気持ちよく作り上げていった。
そうして最初に出来上がったのは『地底』である。
ヴォルケニックドラモンの縄張りとして側面もあるが、一番は『皇帝の欠片』防衛用の最終拠点である。
究極体のデジモンさえいればある程度の防衛は可能だと判断したようだ。
また、『皇帝の欠片』からの知識付与実験も兼ねている。
これで心置きなく、世界創造が出来そうだ。
次の話もダイジェストに行くけどごめんなあっ
地の文ばかりだからセリフを増やしたい
それが僕です