デジタルワールドの管理者『ゲッターロボ』 作:マネモブ
「アナザァァァアアアアアッ!!!ガルルッキャノォオオオオオオン!!!」
漆黒の流れ星から着弾すれば全てを凍てつかせる絶対零度の汚染弾が何度も撃ち込まれ、敵は凍てつき、腐り果てる。その漆黒の流れ星の名前はアナザーオメガモン。
ラーメンニンニクパワーによりパワーアップした彼は戦闘機のようにこの空間を縦横無尽に駆け巡り、修羅のように敵を討って行く。
それは他の戦士も当然の事。
「行くぞプルートモンッ」
「貴様に言われなくてもッ!」
黄金の戦士と漆黒の戦士が同方向へと必殺の技を放つ。
「ハガァァードクラスタァアアアア!!!!」
「ケラウノスディバイドオオオオオオオオ!!!!」
漆黒の闇が不進化体の身体を物質を吸い込み蒸発消滅させ、身体をグズグズに溶かす。
黄金の雷が不進化体の身体を焼き焦がし粉砕させ、パラパラと身体は崩れ去る。
二体の神人型デジモンは次の敵を求めて更に攻め込んでいった。
「天羽々斬ィィィイイイイイイイッ!!!!!」
それと入れ替わるように轟く重低音を鳴らして森羅万象造化のすべてを切り裂く一撃を叩き込むスサノオモン。それは通り魔的であり、戦場では常識である戦術だ。
「おおおおおおぉおおおおおおおおッ!!!」
空間そのものを震動させる叫びと共に雷を降らせて、行手を阻む不進化体を粉砕していく、
だが、一体の敵に攻撃が防がれる。
顔を上げた。イーターと不進化体が組み合わさった怪物 イデア、侍を模した姿をしているから『サムライイデア』だろうか?
それを認識した瞬間、身体を唸らせながら蹴り飛ばす。
「先に行けぇえええええ!!!」
スサノオモンは、武器を再度構えるとサムライイデアへと飛んでいった。
全デジタルワールドの最高戦力が最高火力を叩き込むが、不進化体の数が多すぎる。
怪物たちが密集して形成した壁を突破するには殲滅力が足らなかった。
そして壁を破壊する術は……すでに存在する。
「おおおおおおおおっ!!!轢き殺したるッ!!!!!」
ゲッターロボがエンペラーイーグル号を操作し、無数の爆薬と共に突貫する。
無数の攻撃を喰らい、装甲が破れてもそも巨大すぎて中々攻撃が出来ない。
衝突。
怪物の壁は真紅の鷹の衝突によって崩れ去る。
「しゃあっ!!!あああああっ!!?」
ブルンブルンと操縦桿と共に揺れてエアバッグに弾き飛ばされる。なんだこの機能。
運転してた奴の事なんてどうでも良いんだ。
この戦艦内部をストローのように通るルートならば侵入することは容易い。
ゲッタービームで周囲を一掃し時間を稼ぐ。
その隙に突っ切ってきた者達がエンペラーイーグル内を駆け抜けた。
名だたるロイヤルナイツ、神聖な雰囲気を待とうオリンポス十二神族の面々、猛々しい焔のような思念を宿す天帝八武衆。
突破した先にあるのは人間界へと繋がる時空のヒビ。
いよいよ切り離す時が迫る──。