デジタルワールドの管理者『ゲッターロボ』 作:マネモブ
「弟子を取ろうと思うのだが……」
ダイナモンが腕を組みながらヴォルケニックドラモンにそう言う。
「あ~~…良いんじゃないか?ゆくゆくは我々の仲間になってもらってな」
ヴォルケニックドラモンも読書中であまり気にかけていないが同意している。
ダイナモンは強い。それに知能のあるデジモンは増えてきたから師弟関係も両立するだろう。
「では弟子探しに行ってくる」
「ばいばいーっ!」
「アメリカ合衆国…く」
「苦悩…次はうですよ」
「う……う……海?」
「みですか……」
ヴォルケニックドラモンとデクスドルゴラモン。二体のドラモンはジュースを飲みながら絵画を描き…しりとりをしている。
優雅なひと時だ。
「よお」
「ん?オハヨーッ」
「おはようございます」
ダイナモンがノソノソと地底にやってくる。
纏う雰囲気はとても清々しく心地の良いものだった。
デクスドルゴラモンとやっていたシリトリを中断してダイナモンの方へと視線を向ける。
「弟子は取れたのん?」
その質問に対してダイナモンは自慢げに答えた。
「ああ……しかも四体だ」
「どんなデジモン達なんですか?名前を教えてください」
「スカルナイトモン、デッドリーアックスモン、メイルバードラモン、後は青いグレイモンだな。皆、向上心があって良い子たちだ」
「そりゃ良かった。題字に育てろよ」
「飴と鞭は使い分けてくださいね」
「怖い」
「何が怖いんだよ……」
タイラントバクテリモンが極限まで眠たそうな表情をしながら聞く。
もう深夜なのに電話なんて頭おかしい……。
そう思うが、それを堪えて聞く。
「弟子が減ったんだ」
「ドタキャンか?」
「いや、ドタキャンではないんだが……」
「ううん、どういうことだ?」
なんか頭おかしくなったのかな。
話半分に聞いておこうと タイラントバグテリモンはそう考えた。
「腹の中からいなくなった方の反応がするんだ」
「なんて?」
「なんて?」
腕を組み、ゲッター線を放出しているゲッターロボが思わず聞き返す。
最近始めたゲッター線による進化加速実験。
中々に上手くいっていて余裕も出来てきた。最近はアーマー進化にも目を付けて色々作っている。
「四体の弟子が二体になったと思ったら一体に成った」
「……えっ?」
何その多重ジョグレス(?)、ゲッターロボは知らない。
「これ本当にジョグレスなのだろうか…」
「………………ジョグレスなんじゃないスか?」
何も断定出来ない為、そういうしかない。
なんとも情けない話だが、勘違いして誤った情報を広める訳にも行かないだろう。
「とりあえず弟子に話を聞くか」
「それが良いと思われる」
「我が名はグレイトナイツモン」
「誰なんだ」