デジタルワールドの管理者『ゲッターロボ』   作:マネモブ

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きっつ

「どないする?」

 震える声でゲッターロボは守護者達に呼び掛ける。

 

「えっ?何それ知らないんだけど」

ヴォルケニックドラモンがこの世の終わりのような顔を浮かべる。

「……勝手にやらせておけ」

タイラントバグテリモンが静かに頷く。

「………いやぁ…それは流石に」

ダイナモンが変なクスリでもやったのか?と皇帝の欠片の意思を憂う。

レガレクスモンは店の経営、マグネティックドラモンは街の建設の為来ておらず、後で巻き込もうと思っている。

 

デクスドルゴラモンは、静かに腕を組んで聞いて宇宙猫のような顔をして、平然とその場にいるデクスドルゴラモンを凄いオーラを醸し出しながら睨み付けるラグナロードモンが反対側で座っている。

ウザーラは来ていない。

 

「正直500億回死ぬことになったとしてもこれだけは嫌なんだよね

きつくない?」

「そうだ!!!絶対に止めなければならないっっっ!!!!」

ヴォルケニックドラモンがオアシスを見つけた直後の30日間砂漠を彷徨っていた遭難者のように食い付いた。

凄まじい話題の乗りよう。

 

「どんだけ嫌なんだよ、我輩は上司が可愛くなるなら別に…って思うが」

「我にとっては父親、もしくは小学生時代の先生だぞ」

「………ああ、そういうことか……きっっつ…」

 

 重苦しい空気が漂う。

「そこでだ 集合知で良い案を出すことにした」

 

 

 


 

 

「アバター出来たらしいんスけど…良いんスか?これ」

「い や あ あ あ あ あ あ !」

 

 諸君、我々は失敗した。

皇帝の欠片のアバター制作スピードは想定よりも遥かに早く、完成度の高い物になってしまった。

ヴォルケニックドラモンが幾ら嘆こうがバ美肉した事には変わりがない。

その姿を見てタイラントバグテリモンの腹筋は崩壊した。

皇帝の欠片のその行動にゲッターロボさえもバグを引き起こして、バタリと倒れ伏した。

我々は敗北した。

 

 

 

 

 

 


 

「やめろっ!やめれくれええええええっ!!?」

 

 

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛っ!!!!!」

 

 

「うげええっ!!!」

 

 

「い や あ あ あ !」

 


 

 

《どうでしたか?私のアバターは》

「ヴォルケニックドラモンが荼毘に付したよ 身体はマグマに沈めてある」

 

 可愛かった。可愛かったけど…………うん

そんな微妙な空気感。アレの中身が知り合いという地獄。

タイラントバグテリモンが遅効性のダメージに苦しみ、ダイナモンが目を瞑って瞑想。

レガレクスモンとマグネティックドラモンは遠隔で情報を流されて苦しんでいる。

ラグナロードモンとデクスドルゴラモンは接点がない為ダメージは無かった。

ヴォルケニックドラモンは耐えきれなかった。マグマに沈めた。

 

 

 アバターの外見情報としては……まあ後々言えば良いだろう。

俺たちはただ、頭を抱えた。

 

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