デジタルワールドの管理者『ゲッターロボ』   作:マネモブ

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守護者代表たち、百合を知る

「ロイヤルナイツにどう言えば良いか……」

「何も教えなくて良いと考えられる。あいつら人間への処遇で仲間割れしそうだしなッ」

「俺たちの所は良いのかな」

「…まあ十二神族ならええやろ」

「私は伝えない。血気盛んな奴らがいるのでな」

「りょ〜かい」

 

 ゲッターロボ、ユピテルモン、アルファモン、スサノオモン。

彼らは今『リヴァイアサン』へ対抗する作戦の考案立案シュミレーションを繰り返していた。

しかしそれも数時間前の事。

彼らは大半の案を出し尽くしており、その全てがリヴァイアサンに粉砕されるとシュミレーションで出る。

原因としては『不進化体とイーター』の大規模発生を食い止める為にデジタルワールドと人間界を切断したことが原因だ。現在、デジタルワールドと人間界のつながりは多少回復しているが究極体があちらの世界へ行くのは夢のまた夢。

完全につなげるにはデジタルワールドと人間界、双方に繋げようとする意思がなければいけない。

これでは究極体は通れず、生まれたての幼年期からある程度成長した成熟期のデータ量のデジモンしか通れず、スーパーロボットはデータの量のせいで問答無用で通れない。

 

「…………………………暇になってしまったな」

 

 スサノオモンがスマホ片手にゲッター製の翡翠色に発光するピタサンドを食べながら呟く。

その呟きに全員が共感を引き起こす。

アルファモンはパソコンを閉じて深呼吸しながら言う。

 

「何か気分転換をしようではないか」

「賛成〜〜ッ!」

「どないする?まあええやろ」

 

 それぞれパソコンやスマホの電源を落とし、仮眠を取ったりしようとする。

その瞬間、バンッ!とドアが開かれた。

「ハロー!同胞たち!」

 

現れたのは最近リヴァイアサン用のデジモン育成に勤しんでいるZ。

その手には大量の本が積まれている。

 

「……どうしたんだその本は」

「○さや○○うに恋を……ああ、漫画か」

「まあええやろ おいっ 貸してくれ」

「勿論そのつもりだったんだァ さあ読んで貰おうかァ」

 

 

 それぞれがそれぞれ漫画の一巻を手に取り、リラックスした姿勢で読み始める。

本の内容自体には興味は無く、あくまでも暇潰し。その筈だった。

アルファモンが大ゴマ、キスシーンのコマを見た途端上を見上げた。何を考えているのか。

ユピテルモンが告白シーンで両腕を上げた。恋愛大好きモンスターは他者の恋愛も大好物だ。

スサノオモンが一巻を読み終わるとそそくさと二巻を手に取る。その手付きは続きが気になる読者そのもの。表情には出ないが纏うオーラがとても笑顔になっている。

 

「……ハマったんスか?」

「ああ、絵も繊細で美麗。内容も面白い…

今度小説版も読むべきかもしれぬ」

「可愛い女の子と女の子の恋愛ってお得だなぁ…一つの漫画で2人の勝ちヒロインが見られる。勝ちヒロインが沢山いるのハーレムくらいしか無いし、ハーレムでも本妻とかいるし……」

「一回ユノモンにしばかれろ」

 

 アルファモンがパソコンを開いてヘッドホンをつけている。

「いやお前はどうしたんだよ。漫画読んでたんじゃなかったのかよ」

「漫画読んだら原作をやってみたくなった。それだけだ

これは気分転換…」

「ピタサンドは麻薬ですね」

「…まあそうか、おいZ!これ何処で手に入れた?

明らかに人間界のものだぞ」

 

 

「ああ、それ?

人間界にいるデジモンに送ってもr」

「「「「いやちょっと待てよ」」」」

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