I need you   作:花筏

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名前 樋口竜胆(ヒグチリンドウ) 

性別   男

身長   179cm

学籍番号 NO DATA

クラス  1−B

誕生日  NO DATA

部活動  NO DATA



謎とは疑念があるから解かれるものだ。気づかない謎を解くことは出来ない

入学からしばらくの時が経ち、新しい学校生活に慣れてきた頃、竜胆は放課後一人である場所に来ていた。

 

(読書⋯⋯⋯地味だが一生分の時間を使っても全てを読み切れない、ある意味で無限の趣味)

 

竜胆の趣味は強いて言えば食事だが、学校側から支給されているポイントで食い道楽なんてしていたら、あっという間になくなってしまう。できることならもっとお金が掛からない趣味を、竜胆は探していた。

 

その候補の一つが読書。今来ている図書館なら借りるだけでポイントは消費しない。貸し出し期限を過ぎればポイントが取られるが、それくらいなら問題のない範囲だ。

 

竜胆は今まで読書とは無縁の人生を歩んで来たが、生活が一新したこの際に新しい趣味に挑戦してみようと考えていた。

 

「良し、行くか」

 

いざ図書館に入ろうとした時、その側を険しい顔をした男子生徒が通る。というか見たことのあるクラスメイトだ。話し掛けるか迷ったが、竜胆は声を掛けることを選択する。

 

「神崎?どうした、そんなに険しい顔で」

 

「ん?樋口?険しい顔とは何だ?」

 

声を掛けられた神崎は振り返る。ようやくそこで竜胆の存在に気づいたようで、少し驚いた様子を見せる。ただ、それ以上に険しい顔に思い当たりはないようだった。

 

「なんか険しい顔で歩いてたから、何事かと思って」

 

「あぁ、特に険しい顔をしたつもりはなかったんだがな。少し考えごとをしていた」

 

竜胆と神崎こと神崎隆二(かんざきりゅうじ)は、入学式後のカラオケで連絡先を交換した一人で、それ以降もクラス内で話すことが多々ある生徒だ。

 

「考えごとって?」

 

「大したことではないんだが⋯⋯いや、丁度いいのかもしれない。少し相談に乗ってくれないか?」

 

「話し掛けたの俺だし、いいけど」

 

「少し歩きながら話そう。元々目的地があるんだ」

 

図書館に行くつもりではあったが、自分から話し掛けた以上はこのまま神崎についていくことにした竜胆は、ケヤキモールの方向に向かう神崎に並ぶ。

 

「実は、寮の備え付けのカーテンの色合いがあまり好みではなかったから、いっそ買い替えようと思ったんだ。だが、カーテンなんて今まで気にしたこともなくて困っていた」

 

「それで悩んでいたと⋯⋯確かに大したことないな」

 

険しい顔からてっきり何かあったのではないかと勘繰ったが、元々神崎の顔が険しい目だったからのようだった。

 

「勘違いさせたのは悪い、こんなこと相談できる相手なんていなかったんだ」

 

「別に謝んなくていいけど、要は偶然会ったから取り敢えずカーテンの色の意見欲しいってことで合ってるか?」

 

「そうだ。このまま一人で悩んでも答えが出るとは思えない」

 

「良いよ、暇だし」

 

話しを聞いた手前引けなくなった竜胆は、買い物に付き合うことにする。家具などはまだ見てなかったため、念の為見とくだけでも意味はある。

 

「頼んだ俺が聞くのもおかしいが、別に用が会ったからあそこにいたんじゃないのか?」

 

「図書館に行ってみようと思ったけど、いつでもいいし、図書館は逃げないでしょ」

 

「樋口がそれで良いなら、頼む」

 

「つっても、俺もカーテンのことなんて知らないけど」

 

「自分の感性以外の意見が欲しかったんだ。詳しいことは店員に聞く」

 

「そうしてくれ」

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

ケヤキモール内にあるインテリアショップに移動した竜胆と神崎は、早速店員に事情を話した所、すんなりと話が進み後は種類と色を決めるのみとなっていた。

 

「思っていたよりもすんなり進んだな」

 

「生徒は全員寮住みで、部屋ごとの間取りは同じだからだろう。細かいことを考えなくていいのは助かる」

 

「しかも初回は値引きって、ラッキーだったな」

 

「あぁ、この時期は生徒の客層が増えると言っていたから、その影響だろう」

 

カーテンの相場は知らないが、1000ポイントで購入出来るのはかなり安いことは分かる。その他の家具も、生徒は生徒証は見せればかなり安く購入することが可能のようだ。ここまで安くなるなら、竜胆も何か買いたい気持ちが出てくるが、衝動買いは危険なので今日はやめておくことにした。

 

「カーテンって、こんなに細かい種類があるのか」

 

「事前に調べていたからあまり驚きはしなかったが、いざ選ぶとなると悩んでしまう」

 

店員から渡された複数の種類の特徴が書いてある紙を見ながら悩む神崎を横目に、竜胆は近くにある1000ポイントと値札が付いている座椅子を見る。

 

寮の部屋には小さなテーブルとキャスター付きの椅子に学習机があるが、他に椅子やクッションの類はない。殆どベッドを椅子代わりにしている竜胆が使う機会はあまりないかもしれないが、一つくらいは買っておこうかと思ってしまう。

 

(客人用に一つくらい用意しておくか?呼ぶ機会があるかはかなり怪しいけど⋯⋯⋯)

 

「樋口、種類は決めた。色をどうしようか悩んでいるんだが」

 

「ん、わかった」

 

神崎に呼ばれたので、座椅子のことは忘れて一緒に紙を見る。色は普段から聞き覚えのある色から、聞いたことのない様々な色を選べるようで、これは確かに悩むのも分かる多さだった。

 

「取り敢えず、どういう系統の色が良いんだよ」

 

「暗めの色にしようと思っている。黒とかはどうだ?」

 

「カーテンって割と大きいだろ?小さな窓とかのカーテンならともかく、ベランダのカーテンとなると、黒は圧迫感が強くて向いてないんじゃないか?」

 

「圧迫感か⋯⋯あまり考えたことはなかったな。暗すぎる色だとそういうデメリットもあるのか」

 

「暗めの青か、明るめの紺とかは?」

 

「青か⋯⋯あまりカーテンするには明るいようだと勝手に思っていたが、青系統だけでもかなりあるな」

 

「これだけ種類があれば、丁度いい色もあるだろ」

 

「良し、これにしよう」

 

神崎は最終的に、厚手のカーテンに少し暗めの青の色合いをチョイスした。レースは既にあるもので大丈夫らしく、後日郵送で来るそうだ。

 

手続きが終わるまで適当に店内を見て周っていた竜胆は、キリの良い所で神崎の所に戻り共にインテリアショップを出る。

 

「今日は助かった。何日もかかることも覚悟していたが、樋口のおかげですんなり決めることが出来た」

 

「ほぼ何もしてないけどな、ちょくちょく口を挟んだだけだし」

 

「そこが助かったんだ。俺は決断が苦手な所がある。はっきり意見を出してもらえると、こっちもやりやすい」

 

「なら、良かった」

 

ほぼ買い物に付いてきて文句を言う子供のようなことしかしていなかった気がするが、一人で選ぶよりもずっと良かったと神崎は言う。

 

それで良かったのであればと、素直にお礼を受け取る竜胆。ここで解散かと思ったが、神崎が一つ提案をしてきた。

 

「お礼と言ってはなんだが、夕食を決めて居ないのであれば俺が奢る」

 

「そこまでしてもらって良いのか?」

 

「まだ夕食にはすこし早い時間だが、どのみち俺は何処かで食べようと思っていた。樋口がいいならどうかと思ったんだが⋯⋯」

 

「じゃあ、お言葉に甘えることにする」

 

時刻は18時前、竜胆と神崎は少し早めの夕食をとることに決め、ケヤキモール内を歩きながら何処にするか話し、最終的にバスタ専門店の店にした。パンが食べ放題らしく、竜胆がここにするか聞いた所、神崎は何処でも良かったらしく割とすんなりと決定した。

 

「ここ、学生証を見せればパン食べ放題がタダらしいぞ」

 

「そのようだな。意外とパンの種類が豊富だ」

 

「パスタ頼まないとパン食べ放題は頼めないのか⋯⋯」

 

「そんなに都合の良い話はないだろう。間違いなく店が潰れる」

 

そんなに上手い話はなかったと落胆する竜胆に、神崎も呆れたようだ。少しの時間を掛けてメニューを見た後、神崎は蟹のトマトクリームパスタを、竜胆はスモークベーコンのカルボナーラに決定し、パンの食べ放題を二つ注文する。

 

二人は気づかなかったが、今はキャンペーンをやっているらしく、パン食べ放題を注文した生徒はドリンク1杯が無料になるらしい。店員から聞いた話に、神崎は烏龍茶を、竜胆はコーラを注文した。

 

「ところで樋口、少し聞きたいことがあるんだが、いいか?」

 

「何、畏まって」

 

注文を終えた神崎は、改まった態度で竜胆に聞いてくる。パスタが来るまで時間があるので雑談かとも思ったが、神崎は真剣な表情をしている。

 

「実は、入学式の後のカラオケの日に一之瀬たちと樋口と話している所を見たんだ」

 

「ほーん」

 

「盗み聞きをするつもりはなかったんだが、話に割って入ることも出来なくてな」

 

「そこは別に気にしてないけど、何でそんな話をするわけ?」

 

神崎が話そうとしている内容に察しはついていた竜胆だが、話を進めやすくするために気付かないフリをする。神崎の目的が明確ではない以上、あまり自分の真意を悟られたくなかったからだ。

 

「“実力主義”⋯⋯星之宮先生と生徒会長はこの学校をそう評した。樋口はそこに疑問を持ち、一之瀬に聞いた。そこまでは間違いないか?」

 

「それで合ってる」

 

「何故、一之瀬に聞いたんだ?初対面の女子相手に聞くことなのか?」

 

「なんか、問い詰められてるみたいだ」

 

「そういうつもりはない。俺が口下手なのもあるが、純粋に疑問が湧いた。普通なら、まだ話をしていた渡辺辺りに聞くものだと思った。わざわざ一之瀬に聞いたのは何か理由があるんじゃないか?」

 

竜胆目線では、ポイントについて言及していた一之瀬に聞くのはおかしなことではない。竜胆の中では、実力主義とポイントが密接な関係にあると考えているからであり、それ故の行動だった。

 

しかし、神崎の目線では実力主義が具体的に何を現しているのか、まだ明確な答えはないのだろう。

 

学校での実力で分かりやすいものとなると、学力が一番初めに思いつき、その次に身体能力が思いつく。友達の多さなども実力と言えるかもしれないが、コミュニケーション能力は普通の学校では数字として評価される訳ではない。

 

そもそも、星之宮先生と生徒会長が“実力主義”という言葉を使っただけでは、何の根拠にもならない。精々疑問が出てくるだけで、大抵はそれ以上に発展することはない。

 

竜胆には疑問を疑念に発展させるだけのきっかけがあった。他の生徒にはないきっかけだ。だから、一之瀬に疑念を植え付けたのだが、芽が出たのは一之瀬ではなく神崎の方だったらしい。

 

「この学校はさ、ポイントっていう金の代わりになる物があるわけだろ?」

 

「あぁ、知っている。それがどうしたんだ?」

 

話し始めた竜胆の意図が読めないようで、神崎の顔には疑問が表れている。お冷のグラスの結露の水を撫でながら、話は続く。

 

「いくらポイントに変換したとしても、10万円相当の金を生徒に無償で渡すものなのか?国立とはいえ、羽振りが良すぎるだろ」

 

「言いたいことは分かるが、それだけで疑う理由にするのは根拠が薄すぎる」

 

「じゃあ問題、月に10万円を一人ずつ全生徒に配るとして、いくらになると思う?」

 

一つのクラスが40人で、AクラスからDクラスの四つのクラスで160人。それが三学年分となると480人、つまり月に4800万のポイントが払われていることになる。年間なら、5億7600万相当するポイントが支払われる。

 

「安くはない金額のポイントが動くのは理解したが、だからポイントなんじゃないのか?」

 

「というと?」

 

「これが現金なら多すぎるが、ポイントの価値を決めているのは学校側だ。ポイントそのものに価値はない。突き詰めれば現金もそうだが、それを見越してのポイント制度だとすればまだ納得出来る」

 

1ポイント=1円と同等だとしても、ポイントそのものに価値を付与しているのは学校だ。大量にポイントを渡しても、校内で出来ることなんてたかがしれている。

 

何でも購入が可能と言っても、車や土地が買える訳ではないだろう。プランドバック等の商品もないようだし、神崎の言いたいことに理解出来る点はある。

 

「まぁ、疑問に思っても、適当に流してそうな話ではあるよな」

 

「⋯⋯⋯⋯⋯」

 

「そんなに睨まなくても⋯⋯」

 

「睨んでいるつもりはない。眉間に皺が寄っただけだ」

 

(それを睨んでいると言うのでは?)

 

眉間に皺が寄り始めた神崎に、竜胆はどこまで話そうかと悩む。神崎の目的が具体的に不明な以上、全てを話したいとは思えない。残念ながら、神崎に対してそこまでの信頼を置いていない竜胆は、どう誤魔化すかしか考えていなかった。

 

「樋口の言いたいのは、ポイントが変動する可能性の話だろう?」

 

「ざっくり言うとそうなる」

 

実力主義でポイントが変動するなら、テストの点数などで支給されるポイントに差が出来るかもしれない。遠回しの伝え方だったが、神崎に対して誤魔化すには良いやり方だろう。

 

いきなり聞いてきた神崎に、順序立てて綺麗に説明するのは少し不自然に映るかもしれない。そんな可能性を考慮しつつ、竜胆はバラバラに話した話を順序立てて組み合わせた神崎の話を聞く。

 

「仮にポイントが変動するとして、その根拠がポイントの支給の多さと、星之宮先生と生徒会長が“実力主義”と言っただけなのは、あまりにも無理矢理過ぎる」

 

「⋯⋯⋯⋯他に誰も話さないって言えるか?」

 

「話して欲しくないのであれば、必ず守る」

 

悩む素振りを見せながら念押す竜胆に、神崎は真剣な表情で見つめながら強く約束を守ることを誓う。

 

「あんまり広めたくなかったんだけど、実は生徒会長と同じ中学だったんだ。意味のないようなことは言わない人だから、“実力主義”なんて表現にも意味があると思ったんだよ」

 

「知り合いか⋯⋯⋯⋯余程信頼しているようだな」

 

「色々世話になった人だからさ、あまり迷惑は掛けたくない」

 

「そういう事情であれば分かった。このことは誰にも話さない」

 

竜胆は嘘は一つも言っていない。ただ、全てを話した訳でも、本当のことを話した訳でもない。騙すつもりはないが、全てを話すのは今は避けたかった。

 

どのみち来月には分かることではあるし、現状のまま大きな問題にはならない可能性が高い。

 

(神崎には悪いけど、疑念は自分で解決してくれ)

 

偶然聞いた結果生まれた疑念であれば、竜胆が解決に協力する義理はない。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

その後何事もなく夕食を楽しみ、店の前で解散した。パンを30個近く食べた竜胆に神崎は唖然とした表情をしていたが、きっと食べ放題であったことに安堵していたのだろう。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

(結局、戻って来てしまった⋯⋯⋯⋯)

 

神崎と別れた帰り道、竜胆はまた図書館前に戻って来ていた。現在の時刻は19時丁度、図書館の閉館時間は珍しいことに20時のようで、まだ一応開いてはいる。

 

ここまで来たら中だけでも見ておこうと、竜胆は図書館に足を踏み入れるのであった。

 

「⋯⋯⋯広っ」

 

初めての図書館は、思っていたよりもずっと広く、天井も高かった。2階もあるようだが、一部が吹き抜けになっている。内装は図書館とは思えないオシャレで、木造の骨格のような物が見える。

 

本の数もパッと見でも数万冊はありそうだ。竜胆は図書館を完全に舐めていた。図書館を少し大きくした程度だと思っていたが、規模感が違う。文字通り一室の図書室ではなく、館そのものを本棚で埋め尽くしていた。

 

(やべぇ、思ったより多くて何から手を付ければいいのか、まったくわからん)

 

取り敢えず、適当な場所から歩きながらどのジャンルにしようか悩みながら見ること数十分。未だ何も決められていない竜胆がいた。

 

(そろそろ閉館するし、出直すか。このまま見てても何も決めれそうにないし⋯⋯⋯⋯神崎が俺に意見を求めた理由がよくわかったわ)

 

「あの、何かお探しですか?」

 

半ば諦めながら図書館を出ようと足を返そうとしたところで、竜胆に向かって話し掛ける声が聞こえた。

 

控えめな声量ながら司書以外誰もいなかった図書館でははっきりと聞こえた声。その声に振り返ると、そこには竜胆より一回り以上小さい赤いブレザーを着た女子生徒だった。

 

「探してるというか、何にするか多すぎて迷ってた」

 

「わかります。ここの図書館は他の市民図書館よりも広いですから、私も最初は驚きました」

 

マイペース気味に話す女子生徒は淡い水色の髪に後ろには、黒いリボンのような物が見え隠れしている。優しげな瞳とほんわかした雰囲気からは、落ち着いた文学少女のイメージから出てきたかのような美少女だ。

 

「良かったら、オススメの本を紹介しましょうか?」

 

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯頼む。1−Bクラスの樋口竜胆、よろしく」

 

「私はCクラスの椎名ひよりと言います。よろしくお願いしますね、樋口くん」

 

まさかついさっきまでの神崎と立場が変わると思っていなかったが、同じような展開に恵まれるものだと、この偶然に竜胆は内心で呆れ果てた。

 

 




椎名「皆さん初めまして、本作のメインヒロインの椎名ひよりと申します」

竜胆「いや、一之瀬にも言ったけどさ。まだ決まった訳じゃないからな?」

椎名「では、樋口くんにとって、私とは何なのでしょうか?」

竜胆「それは本編でやることだろ。まだ自己紹介しかしてないぞ」

椎名「ですが、これはプラグと言うやつなのでは?」

竜胆「プラグじゃなくてフラグな。後、登場しただけでヒロインフラグは立たねぇよ」

綾小路「いや、竜胆は結構分かりやすいから、フラグは立ってると考えた方がいい」

竜胆「お前はまだ登場してねぇだろ!出てくんな!」

椎名・綾小路「「次回、運命とは偶然ではなく、多くの選択によって導かれた必然である」」
  
椎名「今後の私たちの活躍に期待ですね」

竜胆「次はもっと普通な奴を寄越してくれ⋯⋯⋯」

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