I need you 作:花筏
4月の時系列
高育入学の日にクラスでカラオケに行く(1話)
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次の日の朝から色々と調べ、ある物を発見。放課後に南雲と不意の接触(6話)
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神崎とケヤキモールで買い物と食事(2話)
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その後図書館に行き、椎名と出会う(3話)
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プールの授業を毎回休んでいる竜胆に、網倉が話し掛ける(3話)
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図書館にもう一度向かった竜胆に、櫛田が接触してくる(4話)
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一之瀬たちと食堂でポイントについての話し合いが行われる(5話)
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一之瀬が竜胆の部屋に来る(6・7話)
樋口竜胆はどんな生徒か?そう聞かれた時、私はきっと不思議な男の子だと答える。
初めて樋口くんと話したのは、入学式の後にクラスみんなで行ったカラオケの時、いきなり質問をされたことだった。
『何で星之宮先生にあんな質問したんだ?』
その時は、あまり深く考えずに思うがままを答えたけど、今思えば、この時にはこの学校の仕組みに樋口くんは何か気づいていたのかもしれない。
それから樋口くんとの交流は特になかった。あくまでクラスメイトとして同じ教室にいても、席が近い訳でもない私たちに、関わりはほとんどない。
でも、色んな子と仲良くなれた私には、色々と話が舞い込んでくることが多い。女子の間じゃ、誰がカッコいいとか言う話は入学時からある話題で、当然クラス男子にも話題の矛先が向いていた。
神崎くんは、顔がカッコいいけど不器用な所が可愛いと言われていたり、柴田くんは運動神経の良さや人当たりの良さから話題に挙がりやすい。
一方、樋口くんは話題にあまり挙がらない。顔は良いが、近寄り難いというのが大体の意見で、クラスの中でも交友関係が狭い部類の樋口くんは、そういった話の話題に挙がることは少なかった。
それが少し変わったのは、入学してから授業にも慣れ始めた頃。ある噂話が広がった。それは“夜遅くに樋口くんと女子生徒が密会していた”という噂。
クラスメイトが恋愛話に関係ありそうな噂になれば、普通の学校だったらそこまで目立たないようなことも、この学校だとやっぱり目立つ。
よく樋口くんと一緒にいる渡辺くんも気になっているようだったけど、本人には聞いていなかったみたいだった。そのせいか、誰が聞くのかという謎の牽制が始まってしまうよく分からない事態にまで発展してしまって、収めるのにちょっとだけ苦労した。
最終的に丸く収めようと私が聞いて、有耶無耶にしようと思った矢先、もう一つ困ったことがあった。
樋口くんは、一度も水泳の授業に参加していなかったのだ。一回や二回ならあっても、全部休んでいるとなると不安にもなる。ただ、泳げないなどの理由だった場合、聞くのも憚れるかもしれない。
渡辺くんも気になっていたけど、聞けば良いのか分からずに困っていたらしい。だから、誰かが代表してそれとなく聞いてみようということになり、その時体調不良で水泳の授業を休もうとしていた麻子ちゃんが代表になってくれた。
結果は傷跡を見せたくないという理由だった。そのことを知った渡辺くんは聞かなくて良かったという安堵と、知ってしまった罪悪感で凄く微妙な顔をしていた。
しかし、麻子ちゃんの話では、樋口くんにこちらの意図はバレバレだったようで、休んだ理由も隠している訳ではなかったらしく、聞かれれば答えていたと言っていたらしい。
なんだか空回りしたようで恥ずかしくなったけど、本人が気にしていないなら、普通に振る舞う方がきっと良い。
「あ~でも、樋口くんって天然なのかも」
「天然?」
「えっとね、ちょっと耳貸して」
言いづらそうにしている麻子ちゃんに耳を寄せて聞くと、どうやら樋口くんは麻子ちゃんが水泳の授業を休んだ理由を素直に聞いてきたらしく、言ってから自分の発言の意味に気づいたそうだ。
(それは⋯⋯ちょっとアウトと言っていいかな?)
女の子にその手の質問は、大体駄目な場合が多い。難しいことだけど、察してもらわないといけない。それほどデリケートな話。
ちなみに、女の子との密会も一緒に帰っていただけと言う。だけ?なのかは審議が必要かもしれないけど、噂ほど怪しい関係ではないらしい。
総じて、天然?気味で勘が鋭い?男の子というのが私の印象だった。
ただ、それが少しだけ覆ったことがあった⋯⋯⋯⋯⋯
樋口くんがプールを休んでいた理由を知った日の放課後。私は、以前一度だけ休んでいたプールの授業の代わりに、レポートを一枚提出する必要があった。
職員室に向かったものの、残念ながら今はいないらしい。対応してくれた先生が自分の方から渡すと言ってくれたけど、出来ることなら本人に直接渡したかったので、その場では断った。
そのことを伝えると、体育の先生が今は室内プールにいることを教えてもらい、私は室内プールに向かうことにした。
「あれ?でも今って部活は出来ないって、星之宮先生が言っていたような⋯⋯」
4月の間は朝練以外の部活が一部出来ない日があるって、確かに星之宮先生は言っていた。今日がその日だったはずで、水泳部もその例外ではなかったはず。
「なんでだろ?」
そんな疑問を抱きながらも、プールにいると言った先生の言葉を信じて室内プールに向かった私は、そこで予想にもしていなかった光景を見にした。
今日プールを休んでいた樋口くんが泳いでいたのだ。下は学校側が指定した水着を着ているものの、上半身はラッシュガードを着ている。
授業ではラッシュガードの着用は認められていなかったはずだけど⋯⋯そもそも、何故樋口くんは放課後にプールで泳いでいるのだろう。
水泳部に入ったという話は知らないし、他に部員は見えず、プールにいるのは体育の先生と樋口くんの二人だけだった。
でも、そんな幾つかの疑問は、樋口くんの様子を見て一瞬で吹き飛んでしまった。
樋口くんの片足の膝から太もも辺りに、大きな傷跡があったのだ。水着で一部が見えないけど、もしかしたら腰辺りまであるかもしれないほど大きな古傷。
遠くからでも目立つその傷跡は、とても生々しく、見てる私が痛みを覚えるほど痛々しかった。
(麻子ちゃんから聞いてたけど⋯⋯思っていたよりもずっと酷い傷跡)
私は、ドキュメンタリーでも見たこともない傷跡に絶句してしまい、その場から離れるという思考に至ることが出来なかったんだと思う。本当なら、今にでも立ち去るべきだった。
「凄いな⋯⋯!樋口、今からでも大歓迎だ。水泳部に入らないか!」
少し興奮気味な体育の先生が、ストップウォッチを見ながら樋口くんを勧誘していた。素人の私から見ても速い泳ぎだと思ったけど、先生が勧誘するほどすごかったらしい。
「やめときます。水泳の大会って多分ラッシュガードとかだめですよね?傷跡が目立つような格好は避けたいんです」
「だがなぁ⋯⋯気持ちは尊重したいが、このタイムで泳げる人間を放っておくには惜しいどころじゃないぞ」
そう言ってプールから上がった樋口くんにストップウォッチを見せる体育の先生は、どうにか説得できないかと力説していく。
「50メートルを20秒ジャストだぞ!世界記録を正確には覚えていないが、オリンピック級であることには変わらない。傷跡なら隠すためのシールがあるし、そんな物が気にならないくらいのすごい記録だ!」
泳ぎの速さの基準は私も知らないけど、オリンピック選手並と言う先生の言葉に、驚きを隠せない。でも、樋口くんはあまりはピンときていないのか、反応が薄かった。
「オリンピックって、アレですよね。4年だか6年だかにやる大会。あんまりスポーツ選手になりたいとか思ったことがないと言うか、水泳が好きっていう訳でもないですし、何より全身にシール貼ってまで水泳をやりたいとは思えないです」
「そうか⋯⋯残念だが、本人がそう言うのであれば、俺はこれ以上何も言えん。もし興味が湧いたならいつでも言ってくれ、入部すれば即戦力だ。フォームをしっかりすれば、もっと速くなるしな」
「考えておきます。もう大丈夫ですか?」
「いや、あと一度測る必要がある」
「ありがとうございます。放課後に時間を作ってもらって」
「傷跡が理由で休むと聞いた時は驚いたが、イジメの原因にもなるし、参加を強制はしない。だが、一度も泳がないとなると、成績をつけようがないからな。よく勇気を出してくれた」
「そんな深刻な問題って訳ではないですよ?」
「みなまで言うな。安心しろ、教師として口外はしないさ!」
そんな会話を見ていたところで、ようやく私は覗き見していたことに気づいて、慌ててその場を離れた。
その日から、一之瀬帆波にとって樋口竜胆に対する気づかないまでも確かに存在した“ある感情”が、徐々に大きくなっていた。
(さっきから、一之瀬の様子が少しおかしいような)
入学式の次の日にしたことを一部抜粋に話を終えた竜胆がそう思ったのは、ずっと一之瀬と目が合わないからだ。
あまり親しい関係とは言えない竜胆でも、一之瀬が目を泳がせるのは違和感がある。むしろ堂々と目を合わせるような感じに見えるし、カラオケではそうだったような気がした。
南雲からどういう話をされたのかは知らないが、そこら辺の話もあの人に色々と確認する必要があるかもしれない。
「その時の話はこれで終わり。その場で口止めされた訳じゃないけど、多分上級生は一年生に学校のことについて話すのは制限されてると思っている」
南雲と話している最中、須藤に絡んでいた先輩たちはずっと縮こまっていた。南雲に対して、過剰に反応し怯えるような様子を見せた。あれは、自分たちが悪いことをしたと自覚し、叱られるのを待っている小さな子供のようだった。
「そう⋯⋯なんだ。私も変だと思ってたんだ。神崎くんと色んな先輩に聞いてみた時にも、明確な答えはほとんどもらえなかったしね」
そう答える一之瀬の反応は、何処か鈍い。来た時の快活な様子は鳴りを潜めている。
「どうかした?」
「えっ!何が!?」
ここまでくれば、挙動不審だ。話し掛ける竜胆に過剰な反応を示し、息も浅い。リラックスした状態とはほど遠く、落ち着いていないのは明白だ。
こういう時、なんと声を掛けるべきか、竜胆は知らない。
櫛田であれば、話しを聞きながら適当に返答を返せば、勝手に櫛田が返答の仕方にツッコミを入れるし、本音を話しても罵倒が返ってくる。
堀北先輩の時は、無言の時間の方が長かった気がする。大体生徒会の雑務をやるか、勉強を見てもらうかの二択で、あんまりプライベートのことは話さなかった。
それが気まずいと思ったことは、不思議とない。あの時の方が、中学に入学したばかりの頃より充実していた。
思えば、椎名との関係もそんな感じがする。最初は気まずい感じもあったが、あれから何度か会ってはオススメの本を教えてもらったり、読んだ本の感想を交換し合ったりしている。
それ以外の話はほとんどしていなくとも、無言で本を読んでいても、気まずいとはいつの間にか思わなくなっていった。
相手と話すときに最低限の気遣いはできても、自分から気を遣った話し方を竜胆は知らない。『大丈夫?』くらいしか出てこない。
何でもいいから話せとも思うが、相手は渡辺や神崎でもなく、一之瀬だ。
そんな簡単に聞ければ苦労などしない。『大丈夫?』と聞くだけのことに、『何に対して大丈夫なのか?』『そこまで聞いていいのか?』という疑問が溢れ、コミュ症特有の“完璧”を探り始めていたのだった。
この様子を櫛田が見ていたら、鼻で笑いながら『アホ竜胆、バカじゃないの』と馬鹿にされていただろう。
結局、竜胆は『何!?』という一之瀬の質問に答えられず、数分間黙ってしまっていた。
竜胆の話しを聞いてる内に、無意識に
(なんでだろう。最初は何ともなかったのに⋯⋯樋口くんの話を聞いてると、すごく変な感じになる)
胸の内を支配しようとしているこの感情が、何なのか私にはわかっていない。しかし、それがあまり良い感情ではないことだけは確信できた。
「えっと⋯⋯ね。話してくれてありがとう、南雲先輩はあまり詳細を教えてくれなかったから」
「南雲先輩とは知り合いなんだな」
(まただ⋯⋯樋口くんは、気の抜けた顔をしている時が多いけど、途端にこっちを射抜くみたいに目が鋭くなることがある)
食堂で話した時もそうだ。朝から眠たげにしながら辿々しい姿が目立っていた。大きい背丈の割に気が抜けていて、大型犬のようだとも言われてたっけ。
渡辺くんは、今にも寝そうになっていた樋口に声を掛けていて、とても微笑ましい様子だった。
「そういえばさ、生徒会に入ろうとしたって聞いたけど」
「うん、でも落ちちゃったけどね。堀北先輩には、まだ早いって言われちゃった」
「一之瀬って成績が悪いとかじゃないよな?」
「え、うん。一応上から数えたほうが早いと思うけど」
「ほ〜ん」
間の抜けた返事と同時に考え込む樋口くんの表情は、普段とは似ても似つかない真剣な顔だ。南雲先輩は、樋口くんのことを堀北先輩のお気に入りと言っていた気がする。
あの時は、他のこともあってどういう意味か聞きそびれてしまったけど、もしかしたら堀北先輩と樋口くんに接点があったのかもしれない。
樋口くんは、私にすべてを話してくれてないと思っている。クラスメイトだからと言って何でも話す訳じゃないし、隠したいことの一つや二つあってもおかしくはない。私も、そこまで深入りしようとも思わなかった。
「明日からのことなんだけど、いいかな?」
「ん、ポイントのことだろ」
「うん、明日のポイントの増減があるかどうか、あったとしてどのくらいなのか正確には分からない。けど、増減があった時点でみんなはきっと動揺する」
「昼にも言ってたな」
「それでね、説明も大事だと思うけど、対策も必要だと思うんだ」
「対策⋯⋯」
竜胆は最低限の相槌と返事だけで、一之瀬の話に余計な話を挟むつもりはないようで、話に耳を傾けている。ただ、対策という言葉に引っ掛かたのか、頭にハテナマークを浮かべている。
「みんなが一番心配なのは、ポイントが減ることによって生活が不安定になることだと思うの。だから、そのポイントを預かることができたらなって思って」
「銀行みたいな感じってことか?」
「どっちかと言うと、もしもの時の備えとかが一番かな。みんながもらってるポイントの1割から2割くらいを備えとして貯金しておきたいの」
「誰に預けるんた?その役割をこなすには信用と信頼が必須だろ」
「星之宮先生に頼めないかと思ってる。できるかは分からないけど⋯⋯」
一之瀬の案には、一つ重大な欠点がある。それは、竜胆が聞いたポイントの預け先の問題だ。自分たちのポイントを預ることに躊躇するクラスメイトはきっといる。そんなクラスメイトを安心して納得させるには、それ相応の相手ではなければならない。
一之瀬は星之宮先生に頼もうとしているが、あまりよろしくない相手だ。普通なら、大人である教師に預けるのは正解かもしれない。
だが、ポイントの詳細が分かった時、クラスメイトは『学校に騙された』と個人の差はあれど、そう思う可能性は高い。
教師も学校の人間で立場がある。他所様のポイントを横領などしないと思うのが普通だが、騙されたと思ったクラスメイトが更にポイントを預けることができるだろうか?
答えは可能、いや出来てしまうと言った方が正しい。一之瀬や網倉などの説得があれば、最終的には話は纏まるかもしれない。
しかし、それは不満に蓋をしているだけだ。全員が心の底から納得するとは、竜胆は思えなかった。
「一之瀬がやればいいじゃん」
「私⋯⋯?無理だよ!私には無理だって!」
「じゃあこうしよう。もし一之瀬がポイントを預かる先になった時は、素直に受けるってことで」
「ちょっと、強引過ぎるよ⋯⋯」
拗ねたように頬を膨らませる一之瀬を無視して、竜胆は携帯の時計を確認する。既に時刻は午後九時を周っており、かなりの時間一緒にいたことになる。
「まぁ、クラスメイト落ち着かせるのに俺が役に立つとは思えないし、一之瀬とかに任せる。もう遅いし、今日はここまでにしよう」
「なんか、誤魔化された気分⋯⋯」
「はいはい、そうだな」
これ以上の追求を逃れるために玄関まで促す竜胆に流されながら、一之瀬はドアノブに手を掛ける。外に出る直前、一之瀬は後ろに振り返った。
「おやすみ、樋口くん」
「おやすみ」
「また明日」
その言葉を最後に、私は樋口くんの部屋のドアをゆっくりと閉めた。その瞬間、今まで抑えていた罪悪感で顔が思わず歪んでしまう。
おかしい、おかしい。樋口くんは何もしていない。いくら酷い傷跡があろうと同じクラスメイトであることには変わらない。なのに⋯⋯それでも、この心のざわつきが収まってくれない。私は今、クラスメイトに対して、良くない感情を持っている。
ゆっくり、ゆっくりと深呼吸をする一之瀬の額から、冷や汗が流れる。
「駄目だよ。こんなの、なんで、なんで⋯⋯⋯」
思わずその場に膝を抱えて蹲る一之瀬は、泣きそうだった。ここに綾小路がいれば、まるで自分の感情をコントロール出来ない子供が、怯えているようだと分析しただろう。
それほど、一之瀬は自分の感情に押し潰されそうになっていた。
一之瀬帆波は、樋口竜胆に
竜胆「本当に4月の終わりか、これ?」
一之瀬「一番大事なことだよ?これなくして私と竜胆くんは語れないからね」
竜胆「でも、なんかすげぇ不穏。こんなこと思ってたのか」
一之瀬「あはは、あの時は自分でもよくわからなかったんだ⋯⋯今は違うよ?」
竜胆「ん、今?」
一之瀬「おっと、こっちの竜胆くんは何も知らないんだったね」
竜胆「一之瀬、雰囲気変わった?」
一之瀬「ううん、なんでもないよ。私も頑張らないとなって思っただけ」
竜胆「あぁ、そう。気の所為⋯⋯か?」
一之瀬「次回『ようこそ実力至上主義の教室へ』ここから、私の■■が始まったんだよ?」
椎名「いいえ、次回は『幕間 椎名ひよりの日常』をお送りします。皆さん、よろしくお願いしますね?」
竜胆「どっちなんだよ。というか、椎名はどっから出てきた」
一之瀬・椎名「「次回もお楽しみに」」
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