作:金髪幼女ロリ

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言い忘れていたんですけど、
例にもれず二次創作で作るつもりだったけど、やめたやつになります。
というか、これ2次創作で出した方が多分まず…


親愛なる目覚めよ。~スコールにも負けず、もっと勇気を出して!~ #3

 

 

<3年前:4/30>

 

 この後、戻ってきたユキノとレン(罪悪感がすごかったみたい)と一緒に、3人で刑事さんと学校の先生と両親に怒られた。

 そして今日は、強制帰宅することになった……。

 

 まあそうなるよな……。

 

 ブーブーと携帯が鳴ったので、確認してみたら、カズヨから『ごめ~ん♡』とメッセージが来てた。

 俺はむかついたので、既読もつけずに今日の事件のネットニュースを探る事にした。

 

「あっ」

 

 記事に乗っている写真を見て、ふと気になったことが。

 

 そういやあの人……多分だけど最近どこかで会ったことあるよな……。

 どこだっけ……

 

 そう考えながら、う~んと頭を悩ませていると、

 

 plllllと電話が鳴る

 

 カズヨかな……そうだったら無視するか。そう思いながら確認してみると。

 

「……ユキノか」

 

 幼馴染だったので、俺はとることにした。

 

『起きてる?』

「ああ。そんな事より、急にどうした? こんな時間にだなんて珍しいじゃねーか」

『その……ショウヤの声が聞きたくなって……』

「なんだそれ。あ、そういやさ」

『?』

「今日見つかった人だけど、お前見覚えないか?」

『え……ないけど』

「ならいいんだ。しっかし今日は散々だったな」

『ええそうね』

「俺なんか、刑事さんにひっぱたたかれた後、オトンにぶん殴られたし」

『私も帰ってからめちゃめちゃ説教された……。二人があんなに怒ってるの初めて見たかも……』

「まあ、そりゃあそうだとは思うけど……。てかあいつ、帰ってこなかったな」

『カズヨは……コンビニ行って来るって言ってそのまま逃げたわ』

「あいつ……ほんとに……」

 

 その後も俺たちはたわいのない会話をした後、

 

『ありがとう、じゃあまたね』

「ああ、また」

 

 そういって電話を切ったのだった。

 

「でもあの人……やっぱり、どこかで会ったことあるよな……」

 

 そう思いつつ、明日から始まるゴールデンウィークにはどこを探すか皆に相談をしようとしたが、疲れていたので文字を打っている途中で俺は眠りについてしまったのだった……。

 

 

 

 

 

 

<現代:5/1>

 

「……貴方正気? 頭おかしいんじゃないの?」

「貴方に言われたくありませんわ。人殺しのくせに」

 

「フウやめて」

『ハル……わかりましたわ』

 妹を抑え、正面を向く。

 

「……」

 

 彼女はこちらを睨んでいるみたいだった。でも、ここで怖気づいちゃだめだ。

 1歩でも引いたら、きっと後悔してしまう。

 

「……貴方はたぶん……まだ誰も殺してはいないんですよね」

「貴方……何が言いたいの」

「人殺しといわれた時、怒気を感じました。ですが、それは誰かを殺すほどでもなかった」

「指折るわよ」

「そんなことで、気が済むならどうぞ。何本でも差し出します。それくらいで私の覚悟は揺らぎません。痛いのは嫌だけど……

「どんなことがあっても、好きな人を守りたい気持ちは変わりませんので。それが私の命を代償にしないといけなくても」

 

 少しの沈黙が流れる。

 

……どいつもこいつも……

 

 私の思いを伝えると同時に、彼女は一言そういった。

 そして、反対のほうを向いたと思ったら歩き始めた。

 

「感謝する。でも、本当に協力は必要ないわ。これは私の問題だから……だからそんなことは言わないで」

「そう……ですか」

 

 彼女はきっと引き留めても、歩みをもう止めないだろう。

 でも、これを見捨ててしまったら、きっと……

 

 

「ショウヤ君! ずっと誰かを思っているみたいでした!」

 

 

 一瞬彼女は立ち止まる。でも歩みを再開した。

 

「「会うつもりはない」そう言ってしまった事を後悔してるって、前に本人から聞きました。だから」

 

 彼女は、人ごみにまぎれた。

 

「貴方はきれいになってください」

 

 ひどいお願いだと我ながら思う。でも、言わなかったら最愛の彼はきっと悲しむ。だから、そう伝えよう。そう願おう。

 

「幸せになれますように」って。

 

 

 きれいになってください。幸せになれますように。か……

 

 神社で休憩してる私は、さっき言われたことを思い出した。

 

「……ありがとう」

 

 貴方のことは忘れない。でも、それは無理な相談だ。もしも、あいつが生きているのなら殺さないといけない。彼女だけは、……絶対に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<3年前:5/2>

 

 GW休みになった俺は、昼になっても自分のベットの上でゴロゴロとネットニュースを見つめていた。なんでそんなことをしているのかというと……

 

「はあ!? 外出禁止!?」

「当たり前でしょ! このゴールデンウィークは、おうちから出ちゃだめだから! じゃ、お母さんとお父さんは仕事に行くから、ちゃんとテルナの面倒を見るのよ……。ちなみに、黙っておうちから出ても、テルナが教えてくれるように頼んでいるから変なことするんじゃないわよ」

 

「というわけでよろしくね、お・に・ぃ」

 

 

 

 ということになった。

 ちなみに、ユキノも似たようなことになったとのことで、捜査活動はレンとカズヨに一任することになった。

 

 正直、レン一人じゃ人手が足りないだろうから俺も行きたいけど……

 

「おにぃが変なことしたら、すぐにパパとママに言うから!」

 

 あんなに張り切ってるアイツを目にしたら、正直無理だなって気持ちしかわいてこなかった……。

 

 今はお互いに自分の部屋にいるけど、あいつの行動が読めないからうかつに外出するの危険だしこれからどうっすかな……。

 

 そんなことを考えていると、玄関からピンポーンとチャイムが鳴った。

 

「今昼だよな……。おかんがなんか注文したのかな?」

 

 それともレンか? 

 

「はーい」

 

 そう思いながら、玄関のドアを開ける。

 

「はあ~い。昨日ぶりね、カンジャ・ショウヤ君」

 

 げ、貴方は昨日の。

 

 そう口から出てきかけた瞬間、

 

「どうしたのおにぃ? 知り合い?」

 

 チャイムに反応したのか、妹も一緒に出てきたみたいだ。

 

「あら? 後ろの子は妹さん? 随分と可愛いじゃない」

「あーテルナ、この人は……」

「はあ~い、テルナ。私の名前は、シライソ・フイネ。皆からはソフィーって言われてるわ。よろしく」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<現代:5/2>

 

 GW休みなのに、いつもの習慣で朝早くから起きた俺は、眠い体を無理やり起こして朝食の準備をすることにした。

 

 ボケーっとしながらフライパンのおかずを温めつつ、スマホでSNSを見ていると衝撃のニュースが舞い込んできた。

 

「え!? ユキノが脱獄した!?」

 

 幼馴染で、壊れてしまった、大好きだった彼女が脱獄したニュースが流れた。

 

 急いで火を止めて、詳しく調べることにした俺は、片っ端から彼女の名前で検索をかけた。どうやら、数週間前に逃げ出して、矢央子に潜伏しているとのことだった……。

 

「あいつ、本当に何をしてるんだよ……」

 

 急いで、外に出る準備を始める。だが、あの事件を思い出し俺は止まってしまった。

 

 血まみれの彼女が、笑う姿を。否定してくれなかった姿を。俺が彼女を否定してしまった事を……。

 

「こんな事やめよう。ソフィ姉達が解決するだろ」

 

 そういって、俺は朝食をとり、2度寝をすることにした。

 ベットに戻って昔のことを思い出さないように、眠りにつこうとした。

 

 plllllll

 

 非通知での着信。

 

 まさか……。

 

 そう思った俺は急いで、電話に出た。

 だが実際に聞こえた声は想像もしていなかった、聞こえてくるのはあり得ない人物からだった。

 

「やっほー、ショーヤ。元気にしてた? 今から、あえる?」

 

 死んだはずのフサカワ・カズヨからの電話だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

<3年前:5/2>

 

 とりあえず俺は、昨日の俺が説教された刑事……ソフィ姉をリビングに招待してお茶を出すことにした。

 

「あの……今日はどういった要件で……」

 

 そう聞く俺に、

 

「あなた……いや、あなた達は最初の発見者であってるわよね」

 

 昨日とは全く別の表情で俺に質問をしてきた。

 

「ええ……、俺が通報したので……」

「え!? あの事件て、そうだったの!」

 

 ……

 

「おいテルナ、なんでお前いるんだよ」

「いやだって……」

「今大事な話するから、お前は部屋に戻ってろ」

 

 しっしと、手を払う。

 

「は!? 私は、おにぃを監視する大事な役割があるんですけど!!!」

「うるせえな! お前いたら話進まねーだろ!」

「こほん」

 

 わざと席を混むようなポーズをとり、彼女はこちらを睨みつけてきた。

 

「それで、続きを聞いてもいいかしら?」

「ああ、はい」

 

 蛇に睨まれた蛙のごとく、俺たちはすっと頭を冷やし、彼女の話に集中することにした。

 

「全くもう……で、その時どうしてそうなったのか詳しく聞いてもいいかしら?」

「……はい」

 

 そう言って、俺は数日前のことを……嫌な思い出を思い出す事にした。

 

「最初の事件の時に……確か、カズヨがこの写真を最初に見つけて来たんですよ」

「カズヨ? ああ、あの逃げた子ね」

「ええ。この像に興味あるよなって話になったので、その場のノリで皆一緒に行くことになったって感じです」

「ふーん。ちなみにこの像はどこで知ったって言っていたのかしら?」

「どこでって……そこまでは聞いていないですね。そういう噂を聞いたっては話ていたんですけど、この画像とかあそこに像があることをどこで知ったかについては何も聞いていないです」

「そう……ちなみにその画像、もらってもいいかしら?」

「ええ。大丈夫ですよ。えーっと」

「これ、私のアカウント。登録してちょうだい」

「え!?」

「何してるの? 早くして」

「……はい」

 

 いわれるがままに、俺はソフィ姉のSNSをゲットすることになった。

 なんか意外とかわいい感じのアイコンだな……。

 

「何?」

「いいえ! なんでも!」

「まったく失礼な子ね……、早くしてちょうだい」

 

 急いで俺は、カズヨからもらった画像を彼女に渡して

 

「ありがと。続きを聞いてもいいかしら?」

 

 続きを話すことにした。

 

「……そこからは写真の場所に行って、死体を見つけて、通報してって感じです」

「ちなみにどうして、死体ってわかったのかしら?」

「……カズヨが間違えて死体に触れた時、石がはがれたんですよ。それで肌が見えて……」

「さっきから聞いてて思ったけどさ、カズヨって人まあまあ元凶じゃない?」

「あいつは……自由なんだ」

「……友達付き合い見直そうよ」

「そうゆうのはあとにして。あなた達の交友関係については、あなた達が決めて頂戴。……それで、死体だったから通報したって感じでいいかしら?」

「はい……。あ、あと血。椅子の下に血が垂れているのも見えました」

「そう……ちなみに、探偵ごっこは誰が言い出しっぺ?」

「言い出しっぺと言われても……結構話の流れというかなんというか」

「ふ~ん、そう……話の流れで。……わっかいわね~」

「うぐっ」

「まあ、無茶はほどほどにしなさいな。猟奇殺人をする奴なんて碌な奴じゃないんだから、近づこうなんて思わないことね。もし、出会いでもしたらすぐに私を呼びなさい」

「え、ええ。ハイ」

「……いい子ね。それじゃあ、私は失礼するわ。お茶もありがとう。おいしかったわ」

 

 彼女は、そういって立ち上がり、玄関に向かっていった。俺も見送るために一緒についていく。

 

「はい、今日はありがとうございます」

「……また会う事が無いように生きなさい。その歳で警察とかかわる様な出来事に出会うなんて、よくないわ」

「……はい」

「よくない返事ね。それじゃあ、せいぜい普通のGWを楽しみなさいな」

 

 そういって彼女はドアに手をかけ、

 

「それじゃあ」

 

 俺の家を後にした。

 

 

 

 

 見送った後、俺はさっき会ったことをグループチャットで皆に共有した。

 

 カズヨだけは私も来たって言っていたけど、ほかの二人はまだ来ていないとのことだった。

 

「俺とあいつだけ先に来たのか……」

 

 そう思ったとたん、ふと違和感を感じたが、まあいっかとなりさっきみたいにネットサーフィンすることにしたのだった。

 

 まあ、すぐに寝落ちしてしまったのだがな……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<現代:5/2>

 

 西矢央子駅前。

 

「やっほー! 久しぶり。中学生ぶりだね、ショーヤ」

「ほんとに、カズヨなのか……?」

 

 今でも夢を見ているんじゃないかと勘違いしてしまう。

 

 それくらいには非現実的な光景だったからだ。

 

 あの日、あの時、あの教室で、死んだ目をしながら刺されていた彼女のことを思い出す。

 

「本物だよ、本物。それとも僕のこと、信用できないのかい?」

「いや、会えてうれしいよ……ほんと」

 

 久しぶりの再会。そう考えると、涙が止まらなかった。

 

「そう言ってくれたらうれしいよ」

 

 お互い、再開できたことに対してこみあげてくるものがあり、その場で熱い抱擁を交わしてしまった。

 

 そのあとは、久しぶりに周辺を歩くことにした。

 これまでお互い何をしていたのか、どうして帰ってきたのかとか、そんな話を。

 

 ……でも、なんで死んでないのかについては

 

「……なあ、久しぶりにどこか食べに行かないか?」

 

 俺の口から聞くことはできなかった。

 

「いいね! あそこはどう?」

 

 彼女が出してきたスマホの画面には、見慣れたお店が写っていた。

 

「よく知ってるな。俺、そこ行きつけだぞ」

「へーそうなんだ。じゃあ、そこで決定だね」

 

 えへへと笑うカズヨにつられ、死んでいないことについてはこの後聞けばいいやと思い、俺は昔みたいな感覚で一緒に彼女のいるお店へと向かっていったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 ガチャリという音、そしてからんからんとなる音に反応して、私はいつも通りのあいさつをする。

 

「いらっしゃいませーって……えっ、ショウヤ君!? 久しぶり。学校以来だね」

 

 ドアのほうを見たら、彼がいるのだからちょっとびっくりしてしまった。

 

「ああ。アキミヤも久しぶり」

 

 今日は……うん大丈夫そうだ。いつも通りに接客しなきゃ。

 

 そう思い、彼を案内しようとした。

 

「今日は……え?」

 

 でも、一緒に入ってきた女性の姿に私は驚愕してしまう。

 

「うそ……」

「へー、本当に常連さんなんだね。初めまして! 僕はサフカワ・カズヨ。よろしくね」

 

 わけのわからない笑顔を向けられた私は、ただ、動揺することしかできなかったのだった。

 

 

 

 

 

 

<3年前:5/2>

 

「はーい。って、貴方は昨日の……」

「はあ~い、久しぶりユキノ」

 

 先日私たちを説教した人が目の前にいた。彼のメッセージを確認しているときに玄関のインターホンがなったので、きっとショウヤから調書を取った後にすぐ来たのだろう。

 

「じゃあ、さっそく上がってもいいかしら? 事情はわかってると思うけど……」

「……昨日の不法侵入による任意同行?」

「違うわよ! いや、若干違わないけど」

 

 頭を掻きむしってる彼女はイラつきながら、こちらを見る。

 

「私は、なんで貴方たちがあんなことをしたのかが聞きたいの! 早く上げて頂戴。ご近所さんに白い目で見られるわよ、まったく」

「あ、はい。わかりました」

 

 私は、彼女をリビングに案内してもてなすことにしたのだった。

 

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