オリキャラのアークファイブ伝記   作:しがなくない

109 / 112
染まった

遊矢&零児 LP4000

ズァーク LP4000

 

「俺のターン!…ッ!こ、これは…!?」

 

ズァークは自身の手札を見て驚愕した

 

「…どうした?」

 

「・・・なんだ、この手札は・・・!?」

 

「事故ったか?」

 

「いいや、俺はこのテーマは知らない…だが、なぜだ…?動かし方が、わかる…!?」

 

「…どうする遊記?」

 

「今はあいつのターンなんだ。俺たちは今はどうにもできない」

 

「…俺は手札から!『EM(エンタメイト)ドクロバット・ジョーカー』を召喚!」

 

「何…!?『EM(エンタメイト)』!?それは…!」

 

「なぜズァークが遊矢のテーマを使用しているのだ!?」

 

零児と権現坂は、ドクロバット・ジョーカーを召喚したズァークに驚いた

 

EM(エンタメイト)ドクロバット・ジョーカー ATK1800

ズァーク 手札5→4枚

 

「ドクロバット・ジョーカーの効果。このモンスターが召喚した時、デッキからドクロバット・ジョーカー以外の『EM(エンタメイト)』、『魔術師(まじゅつし)』、『オッドアイズ』モンスター1体を手札に加える!俺はデッキから『EM(エンタメイト)ペンデュラム・マジシャン』を手札に加える!」

 

ズァーク 手札4→5枚

 

「おいおい…どうなってるんだよ!?どうしてズァークが、遊矢の『EM(エンタメイト)』を握ってるんだ!?」

 

「俺は手札からスケール1の『EM(エンタメイト)モンキーボード』とスケール8の『クロノグラフ・マジシャン』を、Pスケールにセッティング!」

 

EM(エンタメイト)モンキーボード スケール1

クロノグラフ・マジシャン スケール8

ズァーク 手札5→3枚

 

「モンキーボードはもう片方のPスケールに『EM(エンタメイト)』が存在しない場合、スケールは4になる!」

 

EM(エンタメイト)モンキーボード スケール1→4

 

「モンキーボードの効果!このカードを発動したメインフェイズに、デッキからレベル4以下の『EM(エンタメイト)』モンスターを1体手札に加える。俺はデッキから『EM(エンタメイト)オッドアイズ・シンクロン』を手札に加える!」

 

ズァーク 手札3→4枚

 

「オッドアイズ・シンクロンだと!?ズァークめ、あんなカードまで…!?」

 

「あれは遊矢のカードじゃねぇか!?」

 

「だが、このままではオッドアイズ・シンクロンはP召喚できない、何か策があるのか…?」

 

「『クロノグラフ・マジシャン』のP効果!メインフェイズにこのカードを破壊し、手札かデッキから『時読(ときよ)みの魔術師(まじゅつし)』をPスケールにセッティングするか特殊召喚する!俺はデッキから『時読(ときよ)みの魔術師(まじゅつし)』をPスケールにセッティング!」

 

時読(ときよ)みの魔術師(まじゅつし) スケール8

 

「次は…フィールド魔法『天空(てんくう)虹彩(こうさい)』を発動!」

 

ズァークがフィールド魔法を発動すると、周囲の風景が一変した

周囲の風景は一変しないものの、空が青空に変化し、太陽にはうっすらとだが虹彩が纏っていた

 

ズァーク 手札4→3枚

 

「『天空(てんくう)虹彩(こうさい)』の効果!俺のフィールドの表側表示カードを1枚対象にとり、そのカードを破壊して、デッキから『オッドアイズ』モンスター1体を手札に加える!俺はモンキーボードを破壊して、デッキから『オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン』を手札に加える!」

 

ズァーク 手札3→4枚

 

「そして今手札に加えたスケール1の『オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン』をPスケールにセッティング!」

 

オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン スケール1

ズァーク 手札4→3枚

 

「これでスケール1から8…!」

 

「レベル2から7のモンスターが同時召喚が可能!」

 

「ここだ零児!手札から『増殖(ぞうしょく)するG』の効果を発動!このターン、相手が特殊召喚するたび、カードを1枚ドローする!」

 

「これか!」

 

遊記が宣言すると同時に零児が手札からカードを発動した

 

遊記&零児 手札5→4枚

 

「ドロー促進カード!だが、俺は止まらない!行くぞ、P召喚だ!手札からオッドアイズ・シンクロン、ペンデュラム・マジシャン。EXデッキからはモンキーボード、クロノグラフ・マジシャンをP召喚!」

 

EM(エンタメイト) オッドアイズ・シンクロン ATK200

EM(エンタメイト) ペンデュラム・マジシャン ATK1500

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ATK2500

クロノグラフ・マジシャン ATK2000

ズァーク 手札3→0枚

 

「一気に4体もP召喚…!」

 

「ズァークのフィールドが、全部埋まった…!」

 

「あれって、オッドアイズ!?」

 

4体ものP召喚に権現坂、沢渡が驚いたと同時に、オッドアイズが出たことに柚子は驚いた

 

「相手が特殊召喚を行ったため、1枚ドロー!」

 

遊記&零児 手札4→5枚

 

「ペンデュラム・マジシャンの効果!このモンスターが特殊召喚した時、自分フィールドの表側表示カードを2枚まで対象にとり、破壊したカードの枚数分、デッキから『EM(エンタメイト)』カードを手札に加える!『時読(ときよ)みの魔術師(まじゅつし)』を破壊して、デッキから『EM(エンタメイト)トランプ・ウィッチ』を手札に加える!」

 

ズァーク 手札0→1枚

 

「融合効果を持ったペンデュラムモンスターを手札に加えた!」

 

「まずは!レベル4のドクロバット・ジョーカーとペンデュラム・マジシャンの2体でオーバーレイ!」

 

ドクロバット・ジョーカーとペンデュラム・マジシャンの間に黒い渦が現れ、2体のモンスターがその渦に飛び込んだ

 

「漆黒の闇より愚鈍なる力に抗う反逆の牙!今、降臨せよ!エクシーズ召喚!現れろ、ランク4!『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』!」

 

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ATK2500 ORU2

 

「ズァークがダーク・リベリオンだと!?」

 

「ダーク・リベリオン…!」

 

ズァークがダーク・リベリオンをエクシーズ召喚したことに、黒咲と瑠璃が驚いた

 

「さらに1枚ドロー!」

 

遊記&零児 手札5→6枚

 

「次だ!オッドアイズ・シンクロンの効果を発動!1ターンに1度、Pゾーンにセッティングされているモンスターを1体対象にとり、そのモンスターを効果を無効化して特殊召喚する。そしてこの効果で特殊召喚したモンスターとこのモンスターの2体でシンクロ召喚を行う!俺はPゾーンにセッティングされている『オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン』を特殊召喚!」

 

オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン ATK1200

 

「そしてレベル5の『オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン』に、レベル2の『EM(エンタメイト) オッドアイズ・シンクロン』をチューニング!」

 

「その美しくも雄々しき翼翻し、光の速さで敵を討て!シンクロ召喚!現れろ、レベル7!『クリアウィング・シンクロ・ドラゴン』!」

 

クリアウィング・シンクロ・ドラゴン ATK2500

 

「今度はクリアウィングだと…!?」

 

「クリアウィング…!」

 

クリアウィングをシンクロ召喚したことに、クロウとリンが驚いた

 

「『オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン』と『クリアウィング・シンクロ・ドラゴン』の2回分、2枚ドロー!」

 

遊記&零児 手札6→7→8枚

 

「そして手札から、スケール2のトランプ・ウィッチをセッティング!」

 

EM(エンタメイト) トランプ・ウィッチ スケール2

ズァーク 手札1→0枚

 

「トランプ・ウィッチの効果!手札・フィールドのモンスターを素材として、融合召喚を行う!俺はフィールドの『クロノグラフ・マジシャン』と『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』の2体で融合召喚!」

 

「闇夜を照らす二色の眼よ!時の指針となりて、新たな道を指し示せ!融合召喚!現れろ!『スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン』!」

 

スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン ATK2800

 

「スターヴ、ヴェノム・・・」

 

「融合召喚まで…!」

 

スターヴ・ヴェノムが融合召喚されたことに、セレナと素良が驚いた

 

「さらに1枚ドローだ」

 

遊記&零児 手札8→9枚

 

「これで融合、シンクロ、エクシーズ、そしてペンデュラムまで…!?」

 

「ズァーク…そこが知れないデュエリストだ、まったく…」

 

「…」

 

3体の龍を1ターンで出したズァークは、自身の特殊召喚したドラゴンを見て言葉を失っていた

 

「…やるじゃんズァーク。いいや…遊矢?」

 

「何!?」

 

遊記の発した言葉に、零児は驚きを隠せなかった

 

「…遊、矢?何を言って…?」

 

「今のお前はズァークなんだろうさ、だが…お前の中にいるんだろ?俺がそうだったように…お前の中に、遊矢、ユーリ、ユーゴ、ユートの4人が。まぁ、意識はないみたいだけど…」

 

「何を、言って…いや、おそらく…お前の言うとおりだろうな」

 

ズァークは自身の胸に手を当てた

 

「…お前の言うとおりなのかわからないが…俺の心臓が、激しく脈打ってるんだ。まるで何かを欲しているみたいに…心が叫んでいるんだ!」

 

ズァークは改めて、遊記と零児に立ち向かった

 

「ッ…!こ、これは…!何という、圧力…!」

 

「なんだ零児、怖いのか?」

 

「怖い?…いいや、これは…武者震いだ!」

 

「ああ、そうだよな…そうだよな!行くぞズァーク!」

 

「…ああ、来い遊記!ターンエンドだ!」

 

「俺のターン!」

 

遊矢&零児 手札9→10枚

 

「行くぞ零児、俺が指示を出す」

 

「ああ、分かった…だが、この手札…これが、お前の世界の、本気のデッキなのか?」

 

「その一部だな。さぁいくぞ?驚きすぎて腰抜かすなよ?」

 

「だが…これは、融合でも、シンクロでも、エクシーズでも、ペンデュラムでもない…」

 

「行くぞ?手札の『天羽々斬之巳剣(アメノハバキリノミツルギ)』の効果!手札のそのカードを相手に見せ、デッキから『巳剣(ミツルギ)』モンスター1体を特殊召喚し、その後、自分フィールドのモンスター1体をリリースする!デッキから『巳剣之尊(ミツルギノミコト) 麁正(アラマサ)』を特殊召喚し、特殊召喚した麁正(アラマサ)をリリースする!」

 

「なっ、儀式モンスターだと!?」

 

巳剣之尊(ミツルギノミコト) 麁正(アラマサ) ATK1200

 

「何を考えている…?効果で特殊召喚したモンスターを、自ら墓地に送るなんて…」

 

「墓地の麁正(アラマサ)の効果!このモンスターが召喚・特殊召喚、もしくはリリースされた場合、デッキから麁正(アラマサ)以外の『巳剣(ミツルギ)』モンスターを1体手札に加える!」

 

「リリースされることで効果を発揮するモンスターだと!?」

 

「デッキから『巳剣之尊(ミツルギノミコト) 佐士(サジ)』を手札に加える!」

 

遊記&零児 手札10→11枚

 

「そして今手札に加えた佐士(サジ)を召喚!」

 

巳剣之尊(ミツルギノミコト) 佐士(サジ) ATK1000

遊記&零児 手札11→10枚

 

「召喚された佐士(サジ)の効果!このモンスターが召喚・特殊召喚、そしてリリースされた時、デッキから『巳剣(ミツルギ)』魔法・罠カードを1枚手札に加える!デッキから『巳剣降臨(ミツルギコウリン)』を手札に加える!」

 

遊記&零児 手札10→11枚

 

「儀式魔法か!」

 

「ああそうだ!手札から儀式魔法『巳剣降臨(ミツルギコウリン)』を発動!レベル合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように手札・フィールドの爬虫類族モンスターをリリースし、デッキから爬虫類族儀式モンスターを儀式召喚する!」

 

「デッキから儀式召喚だと!?」

 

「俺はフィールドの佐士(サジ)と、手札の『夜刀蛇巳(やとのかみ)』の2体を墓地に送り、儀式召喚!降臨せよ、『天叢雲之巳剣(アメノムラクモノミツルギ)』!」

 

天叢雲之巳剣(アメノムラクモノミツルギ) ATK3200

遊記&零児 手札11→9枚

 

「なんだ…このモンスターは…!?」

 

「こんな儀式モンスター、初めて見たぞ…!?」

 

「効果で墓地に送られた『夜刀蛇巳(やとのかみ)』の効果!このモンスターが効果で墓地に送られた時、墓地にこのモンスターを特殊召喚する!」

 

夜刀蛇巳(やとのかみ) ATK500

 

「ただし、この効果で特殊召喚した『夜刀蛇巳(やとのかみ)』は、フィールドを離れた場合除外される。次に手札から速攻魔法『巳剣勧請(ミツルギカンジョウ)』を、『天叢雲之巳剣(アメノムラクモノミツルギ)』をリリースして発動!」

 

「高レベルの儀式モンスターを、自らリリースしただと!?」

 

「『巳剣勧請(ミツルギカンジョウ)』は、次の効果から1つを選択して使う。1つ、デッキから『巳剣(ミツルギ)』モンスター1体を手札に加える、もう1つは800ダメージを食らって、手札か墓地から『巳剣(ミツルギ)』モンスター1体を特殊召喚する。ただしこのカードをモンスターをリリースして発動した場合、2つの効果を同時に使うことができる!」

 

「わざわざ2つの効果を使うために、高レベルの儀式モンスターをリリースしただと!?」

 

「まずはデッキから『巳剣之尊(ミツルギノミコト) 草那藝(クサナギ)』を手札に加え、800ダメージを食らって墓地から麁正(アラマサ)を特殊召喚する!」

 

巳剣之尊(ミツルギノミコト) 麁正(アラマサ) ATK1200

遊記&零児 手札9→8→9枚 LP4000→3600

 

「だが遊記、わざわざ『天叢雲之巳剣(アメノムラクモノミツルギ)』をリリースせずとも、『夜刀蛇巳(やとのかみ)』をリリースすればよかったんじゃないのか?」

 

「ちゃんと理由があるんだよ。リリースされた『天叢雲之巳剣(アメノムラクモノミツルギ)』の効果!デッキから自身以外の『巳剣(ミツルギ)』カードを1枚手札に加え、このカードを墓地から特殊召喚する!」

 

「「なんだと!?」」

 

「デッキから2枚目の『巳剣降臨(ミツルギコウリン)』を手札に加え、特殊召喚!」

遊記&零児 手札9→10枚

 

墓地から再び天叢雲之巳剣(アメノムラクモノミツルギ)が降臨した

 

天叢雲之巳剣(アメノムラクモノミツルギ) ATK3200

 

「そして特殊召喚した『天叢雲之巳剣(アメノムラクモノミツルギ)』の効果!相手フィールドのモンスターをすべて破壊する!」

 

「すべて破壊だと!?だがそれにチェーンして、クリアウィングの効果を発動!フィールドのレベル5以上のモンスターの効果が発動した時、その発動を無効にして破壊する!」

 

「その効果にチェーンして『天叢雲之巳剣(アメノムラクモノミツルギ)』の効果を発動!相手が効果を発動した時、その発動した効果を無効にする!ただし、相手は手札を1枚捨てることによってこの効果を無効にすることができるが…」

 

「俺の手札はない…!」

 

「逆順処理だ!『天叢雲之巳剣(アメノムラクモノミツルギ)』の効果で、クリアウィングの効果は無効になる!」

 

クリアウィングが自身の翼から輝く粒子を放出しようとしたが、天叢雲之巳剣(アメノムラクモノミツルギ)の無数にある首のうち、2つがクリアウィングの翼に噛みつき粒子の放出を阻止した

その後、残りの首がエネルギーを溜め、ズァークのモンスター達に向けられて放出された

 

「ぐっ…!破壊されたスターヴ・ヴェノムの効果!相手フィールドのモンスターをすべて破壊する!お返しだ!」

 

スターヴ・ヴェノムが破壊される直前、最後の力を振り絞って2人のフィールドに向かって体中からエネルギーを放出し、モンスターをすべて破壊した

 

「やるじゃんズァーク…だが、まだ動けるぜ!手札から儀式魔法『巳剣降臨(ミツルギコウリン)』を発動!レベルの合計が儀式召喚するモンスターの合計と同じになるようにデッキ・手札・墓地のモンスターを2体までリリースし、手札から儀式モンスター1体を儀式召喚する!」

 

「なに!?先程と効果が違うではないか!」

 

「2つ効果を持っていてな、それぞれ1ターンに1度しか使うことができないんだ。デッキから2枚目の『夜刀蛇巳(やとのかみ)』と手札から草那藝(クサナギ)をリリースして、手札から『天羽々斬之巳剣(アメノハバキリノミツルギ)』を儀式召喚!」

 

天羽々斬之巳剣(アメノハバキリノミツルギ) ATK2400

遊記&零児 手札10→9→8→7枚

 

「効果で墓地に送られた『夜刀蛇巳(やとのかみ)』の効果!墓地のこのモンスターを特殊召喚する!」

 

夜刀蛇巳(やとのかみ) ATK500

 

「またモンスターを展開してきた…!」

 

「そして手札から儀式魔法『巳剣之神鏡(ミツルギノシンキョウ)』を発動!レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドの爬虫類族モンスターをリリースし、自分の手札・墓地から爬虫類族の儀式モンスター1体を儀式召喚する!俺は手札の『布都御魂之巳剣(フツノミタマノミツルギ)』をリリースし、墓地の『天叢雲之巳剣(アメノムラクモノミツルギ)』を儀式召喚!」

 

天叢雲之巳剣(アメノムラクモノミツルギ) ATK3200

遊記&零児 手札7→6→5→4枚

 

「再び現れた…だと…!?」

 

「そして効果でリリースされた『布都御魂之巳剣(フツノミタマノミツルギ)』の効果!デッキから自身以外の『巳剣(ミツルギ)』カードを1枚手札に加え、このカードを墓地から特殊召喚する!デッキから『巳剣之勾玉(ミツルギノマガタマ)』を手札に加え、特殊召喚!」

 

布都御魂之巳剣(フツノミタマノミツルギ) ATK2000

遊記&零児 手札4→5枚

 

「ははは…1回一掃したのに、それより多くのモンスターが並んでるじゃないか…しかも、さっきよりも強力な、モンスターが…!」

 

「遊記…これがお前の元居た世界の、環境なのか…!?」

 

「ああ、そうだ。まぁ、あっちではこれに加えていくつものテーマが混ざってたりして、より凶悪になってるけどな」

 

「そ、そうなのか…」

 

「…さぁ、準備は良いか、ズァーク?」

 

「…ああ、来い!」

 

「バトルフェイズだ。総攻撃!」

 

遊記がそう宣言すると、2人のフィールドにいるモンスターはズァークに襲いかかった

 

「ははは‥これは、まったく…」

 

「かなわないなぁ・・・」

 

ズァーク LP4000→800→-1200→-3600→-4100

 

遊記&零児 win

 

~~~

 

デュエルが終了すると共に、遊記の体中から光の粒子が放出されていった

零児のデュエルディスクにセットされていたデッキもすぐに消失した

 

「遊記!?」

 

「ははは、どうやらここまでみたいだな・・・」

 

「「「遊記(さん)!!」」」

 

体が消失する遊記の下に、これまで一緒に戦ってきた仲間達が駆け寄ってきた

 

「遊記・・消えちゃうの…?」

 

「ああ、そうだな。素良」

 

「いやだ!行かないでよ遊記!」

 

「無理だな。もう手の感覚もない。どうやって立っているのかもわからない状態だ」

 

「ッ…!もう、どうしようもないの!?」

 

「そうだな。もう、どうしようも…」

 

「アカデミアの力を使っても、どうにもならないのか…?」

 

エドが話しかけてきた

 

「ああ、たぶんどうしようもない」

 

「…そう、か・・・上里遊記。お前のことを、僕は忘れない。行くぞ、素良。他にも遊記と話したい奴がいるだろう」

 

「・・・うん」

 

エドと素良はその場を離れた

 

「遊記!俺に勝ち越したままで先に逝くなんて、許さんぞ!」

 

「許さんって言われてもなぁ…本当にどうしようもないんだよ、ジャック」

 

「っ…!本当に、どうしようもないのか…」

 

「ああ」

 

「…お前も、いなくなるのか…ユースケだけでなく、お前までも!」

 

「悪いな、ジャック」

 

「ッ‥くそっ!」

 

ジャックはその場を離れた

 

「ジャック…」

 

「クロウ、悪いがついて言ってやってくれ」

 

「・・・ああ。じゃあな、遊記」

 

「ああ」

 

クロウはジャックを追った

 

「…遊記」

 

「おう、黒咲」

 

「…逝くんだな」

 

「ああ…悪いな」

 

「いや、構わん…」

 

黒咲は遊記に背を向けた

 

「…遊記、ユージはどうしている?」

 

「…わからん。1回死んだ時かあ、あいつらの声が聞こえないんだ」

 

「…そうか。なら1つ、あいつに合ったら伝えてくれ」

 

「なんだ?」

 

「…次あったら、1発ぶん殴るから覚悟しておけとな…じゃあな、遊記」

 

「ああ」

 

黒咲はその場を離れた

肩が少し、震えていた

 

~~~

 

「…俺たちはいかなくていいのか?」

 

「ああ…構わん。今行くと…本当に、やつの胸を借りることになってしまうからな…」

 

「あ?それってどういう…いや、何でもねぇ」

 

権現坂の発現を疑問に思った沢渡がゴン前坂の方を向いたが、すぐに正面を向き直った

 

「…泣いてんじゃねぇよ。おれまで…悲しくなるじゃねぇか」

 

「ぐおお…うぐおおおお!!!!」

 

〜〜〜

 

『カミサトユウキ、いいですか?』

 

(ん?デウテロノミオンか。どうした?)

 

『どうしたもこうしたもありません。本来の目的を忘れたのですか?』

 

(…ああ、すまん。ズァークとのデュエルで忘れてた)

 

『ちょっと、忘れないでください』

 

(すまんすまん。けどよ…もう、大丈夫そうじゃないか?)

 

『まぁ、そうですね…ズァークも、発生当時の凶暴さは鳴りを潜めてますし、そろそろいいでしょう』

 

(ああ、そうだな)

 

『ではそろそろ…いいですね?』

 

(ああ、やってくれ)

 

『わかりました』

 

〜〜〜

 

突如、空が白く点滅した

 

「っ!?なんだ!?」

 

「…始まったか」

 

遊記はそう呟いた

 

「始まった…?」

 

「見ろ!」

 

沢渡が空を指差した

指差した方を見ると、ある1点を中心に空が、世界が点滅していることが確認された

 

「あれは…なんだ!?」

 

「中心部…くそっ!見えない!何かいるのか!?」

 

みんなその方向を向くが、誰もその姿を確認することができなかった

時間が経つに連れて、点滅の感覚が短くなっていった

 

「なんか…どんどん、眩しくなっていくよ!?」

 

「一体何が…!?」

 

どんどん点滅の感覚が短くなっていき、やがて世界の全てが白くなっていった

 

「み、見えん!なにが、どうなって…!?」

 

「目が、開けられねぇ…!」

 

世界の全てが、白くなった

 

「なにが、どうなって…!?」

 

「…じゃあな、ズァーク」

 

「遊記…!?」

 

「さようならだ」

 

「さようならって、何が…うおっ!?」

 

いずれ、世界は白に染まった

 

「遊記…?」

 

「…じゃあな、ズァーク」

 

その言葉を皮切りに、すべての感覚がなくなった




はい、というわけで投稿です
遊記&零児『巳剣』vsズァーク『魔術師EM』でした
環境テーマで何にするかなって考え、最終的に巳剣になりました
次回、最終回です
それではまた

感想、質問、ご指摘等々大変励みになっております!
感謝感激ありがとうございます!

かなCみ様、N24708様、momiji2様、凍河の氷様、終焉覆す王様、
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。