遊矢&零児 LP4000
ズァーク LP4000
「俺のターン!…ッ!こ、これは…!?」
ズァークは自身の手札を見て驚愕した
「…どうした?」
「・・・なんだ、この手札は・・・!?」
「事故ったか?」
「いいや、俺はこのテーマは知らない…だが、なぜだ…?動かし方が、わかる…!?」
「…どうする遊記?」
「今はあいつのターンなんだ。俺たちは今はどうにもできない」
「…俺は手札から!『
「何…!?『
「なぜズァークが遊矢のテーマを使用しているのだ!?」
零児と権現坂は、ドクロバット・ジョーカーを召喚したズァークに驚いた
ズァーク 手札5→4枚
「ドクロバット・ジョーカーの効果。このモンスターが召喚した時、デッキからドクロバット・ジョーカー以外の『
ズァーク 手札4→5枚
「おいおい…どうなってるんだよ!?どうしてズァークが、遊矢の『
「俺は手札からスケール1の『
クロノグラフ・マジシャン スケール8
ズァーク 手札5→3枚
「モンキーボードはもう片方のPスケールに『
「モンキーボードの効果!このカードを発動したメインフェイズに、デッキからレベル4以下の『
ズァーク 手札3→4枚
「オッドアイズ・シンクロンだと!?ズァークめ、あんなカードまで…!?」
「あれは遊矢のカードじゃねぇか!?」
「だが、このままではオッドアイズ・シンクロンはP召喚できない、何か策があるのか…?」
「『クロノグラフ・マジシャン』のP効果!メインフェイズにこのカードを破壊し、手札かデッキから『
「次は…フィールド魔法『
ズァークがフィールド魔法を発動すると、周囲の風景が一変した
周囲の風景は一変しないものの、空が青空に変化し、太陽にはうっすらとだが虹彩が纏っていた
ズァーク 手札4→3枚
「『
ズァーク 手札3→4枚
「そして今手札に加えたスケール1の『オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン』をPスケールにセッティング!」
オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン スケール1
ズァーク 手札4→3枚
「これでスケール1から8…!」
「レベル2から7のモンスターが同時召喚が可能!」
「ここだ零児!手札から『
「これか!」
遊記が宣言すると同時に零児が手札からカードを発動した
遊記&零児 手札5→4枚
「ドロー促進カード!だが、俺は止まらない!行くぞ、P召喚だ!手札からオッドアイズ・シンクロン、ペンデュラム・マジシャン。EXデッキからはモンキーボード、クロノグラフ・マジシャンをP召喚!」
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ATK2500
クロノグラフ・マジシャン ATK2000
ズァーク 手札3→0枚
「一気に4体もP召喚…!」
「ズァークのフィールドが、全部埋まった…!」
「あれって、オッドアイズ!?」
4体ものP召喚に権現坂、沢渡が驚いたと同時に、オッドアイズが出たことに柚子は驚いた
「相手が特殊召喚を行ったため、1枚ドロー!」
遊記&零児 手札4→5枚
「ペンデュラム・マジシャンの効果!このモンスターが特殊召喚した時、自分フィールドの表側表示カードを2枚まで対象にとり、破壊したカードの枚数分、デッキから『
ズァーク 手札0→1枚
「融合効果を持ったペンデュラムモンスターを手札に加えた!」
「まずは!レベル4のドクロバット・ジョーカーとペンデュラム・マジシャンの2体でオーバーレイ!」
ドクロバット・ジョーカーとペンデュラム・マジシャンの間に黒い渦が現れ、2体のモンスターがその渦に飛び込んだ
「漆黒の闇より愚鈍なる力に抗う反逆の牙!今、降臨せよ!エクシーズ召喚!現れろ、ランク4!『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』!」
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ATK2500 ORU2
「ズァークがダーク・リベリオンだと!?」
「ダーク・リベリオン…!」
ズァークがダーク・リベリオンをエクシーズ召喚したことに、黒咲と瑠璃が驚いた
「さらに1枚ドロー!」
遊記&零児 手札5→6枚
「次だ!オッドアイズ・シンクロンの効果を発動!1ターンに1度、Pゾーンにセッティングされているモンスターを1体対象にとり、そのモンスターを効果を無効化して特殊召喚する。そしてこの効果で特殊召喚したモンスターとこのモンスターの2体でシンクロ召喚を行う!俺はPゾーンにセッティングされている『オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン』を特殊召喚!」
オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン ATK1200
「そしてレベル5の『オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン』に、レベル2の『
「その美しくも雄々しき翼翻し、光の速さで敵を討て!シンクロ召喚!現れろ、レベル7!『クリアウィング・シンクロ・ドラゴン』!」
クリアウィング・シンクロ・ドラゴン ATK2500
「今度はクリアウィングだと…!?」
「クリアウィング…!」
クリアウィングをシンクロ召喚したことに、クロウとリンが驚いた
「『オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン』と『クリアウィング・シンクロ・ドラゴン』の2回分、2枚ドロー!」
遊記&零児 手札6→7→8枚
「そして手札から、スケール2のトランプ・ウィッチをセッティング!」
ズァーク 手札1→0枚
「トランプ・ウィッチの効果!手札・フィールドのモンスターを素材として、融合召喚を行う!俺はフィールドの『クロノグラフ・マジシャン』と『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』の2体で融合召喚!」
「闇夜を照らす二色の眼よ!時の指針となりて、新たな道を指し示せ!融合召喚!現れろ!『スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン』!」
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン ATK2800
「スターヴ、ヴェノム・・・」
「融合召喚まで…!」
スターヴ・ヴェノムが融合召喚されたことに、セレナと素良が驚いた
「さらに1枚ドローだ」
遊記&零児 手札8→9枚
「これで融合、シンクロ、エクシーズ、そしてペンデュラムまで…!?」
「ズァーク…そこが知れないデュエリストだ、まったく…」
「…」
3体の龍を1ターンで出したズァークは、自身の特殊召喚したドラゴンを見て言葉を失っていた
「…やるじゃんズァーク。いいや…遊矢?」
「何!?」
遊記の発した言葉に、零児は驚きを隠せなかった
「…遊、矢?何を言って…?」
「今のお前はズァークなんだろうさ、だが…お前の中にいるんだろ?俺がそうだったように…お前の中に、遊矢、ユーリ、ユーゴ、ユートの4人が。まぁ、意識はないみたいだけど…」
「何を、言って…いや、おそらく…お前の言うとおりだろうな」
ズァークは自身の胸に手を当てた
「…お前の言うとおりなのかわからないが…俺の心臓が、激しく脈打ってるんだ。まるで何かを欲しているみたいに…心が叫んでいるんだ!」
ズァークは改めて、遊記と零児に立ち向かった
「ッ…!こ、これは…!何という、圧力…!」
「なんだ零児、怖いのか?」
「怖い?…いいや、これは…武者震いだ!」
「ああ、そうだよな…そうだよな!行くぞズァーク!」
「…ああ、来い遊記!ターンエンドだ!」
「俺のターン!」
遊矢&零児 手札9→10枚
「行くぞ零児、俺が指示を出す」
「ああ、分かった…だが、この手札…これが、お前の世界の、本気のデッキなのか?」
「その一部だな。さぁいくぞ?驚きすぎて腰抜かすなよ?」
「だが…これは、融合でも、シンクロでも、エクシーズでも、ペンデュラムでもない…」
「行くぞ?手札の『
「なっ、儀式モンスターだと!?」
「何を考えている…?効果で特殊召喚したモンスターを、自ら墓地に送るなんて…」
「墓地の
「リリースされることで効果を発揮するモンスターだと!?」
「デッキから『
遊記&零児 手札10→11枚
「そして今手札に加えた
遊記&零児 手札11→10枚
「召喚された
遊記&零児 手札10→11枚
「儀式魔法か!」
「ああそうだ!手札から儀式魔法『
「デッキから儀式召喚だと!?」
「俺はフィールドの
遊記&零児 手札11→9枚
「なんだ…このモンスターは…!?」
「こんな儀式モンスター、初めて見たぞ…!?」
「効果で墓地に送られた『
「ただし、この効果で特殊召喚した『
「高レベルの儀式モンスターを、自らリリースしただと!?」
「『
「わざわざ2つの効果を使うために、高レベルの儀式モンスターをリリースしただと!?」
「まずはデッキから『
遊記&零児 手札9→8→9枚 LP4000→3600
「だが遊記、わざわざ『
「ちゃんと理由があるんだよ。リリースされた『
「「なんだと!?」」
「デッキから2枚目の『
遊記&零児 手札9→10枚
墓地から再び
「そして特殊召喚した『
「すべて破壊だと!?だがそれにチェーンして、クリアウィングの効果を発動!フィールドのレベル5以上のモンスターの効果が発動した時、その発動を無効にして破壊する!」
「その効果にチェーンして『
「俺の手札はない…!」
「逆順処理だ!『
クリアウィングが自身の翼から輝く粒子を放出しようとしたが、
その後、残りの首がエネルギーを溜め、ズァークのモンスター達に向けられて放出された
「ぐっ…!破壊されたスターヴ・ヴェノムの効果!相手フィールドのモンスターをすべて破壊する!お返しだ!」
スターヴ・ヴェノムが破壊される直前、最後の力を振り絞って2人のフィールドに向かって体中からエネルギーを放出し、モンスターをすべて破壊した
「やるじゃんズァーク…だが、まだ動けるぜ!手札から儀式魔法『
「なに!?先程と効果が違うではないか!」
「2つ効果を持っていてな、それぞれ1ターンに1度しか使うことができないんだ。デッキから2枚目の『
遊記&零児 手札10→9→8→7枚
「効果で墓地に送られた『
「またモンスターを展開してきた…!」
「そして手札から儀式魔法『
遊記&零児 手札7→6→5→4枚
「再び現れた…だと…!?」
「そして効果でリリースされた『
遊記&零児 手札4→5枚
「ははは…1回一掃したのに、それより多くのモンスターが並んでるじゃないか…しかも、さっきよりも強力な、モンスターが…!」
「遊記…これがお前の元居た世界の、環境なのか…!?」
「ああ、そうだ。まぁ、あっちではこれに加えていくつものテーマが混ざってたりして、より凶悪になってるけどな」
「そ、そうなのか…」
「…さぁ、準備は良いか、ズァーク?」
「…ああ、来い!」
「バトルフェイズだ。総攻撃!」
遊記がそう宣言すると、2人のフィールドにいるモンスターはズァークに襲いかかった
「ははは‥これは、まったく…」
「かなわないなぁ・・・」
ズァーク LP4000→800→-1200→-3600→-4100
遊記&零児 win
~~~
デュエルが終了すると共に、遊記の体中から光の粒子が放出されていった
零児のデュエルディスクにセットされていたデッキもすぐに消失した
「遊記!?」
「ははは、どうやらここまでみたいだな・・・」
「「「遊記(さん)!!」」」
体が消失する遊記の下に、これまで一緒に戦ってきた仲間達が駆け寄ってきた
「遊記・・消えちゃうの…?」
「ああ、そうだな。素良」
「いやだ!行かないでよ遊記!」
「無理だな。もう手の感覚もない。どうやって立っているのかもわからない状態だ」
「ッ…!もう、どうしようもないの!?」
「そうだな。もう、どうしようも…」
「アカデミアの力を使っても、どうにもならないのか…?」
エドが話しかけてきた
「ああ、たぶんどうしようもない」
「…そう、か・・・上里遊記。お前のことを、僕は忘れない。行くぞ、素良。他にも遊記と話したい奴がいるだろう」
「・・・うん」
エドと素良はその場を離れた
「遊記!俺に勝ち越したままで先に逝くなんて、許さんぞ!」
「許さんって言われてもなぁ…本当にどうしようもないんだよ、ジャック」
「っ…!本当に、どうしようもないのか…」
「ああ」
「…お前も、いなくなるのか…ユースケだけでなく、お前までも!」
「悪いな、ジャック」
「ッ‥くそっ!」
ジャックはその場を離れた
「ジャック…」
「クロウ、悪いがついて言ってやってくれ」
「・・・ああ。じゃあな、遊記」
「ああ」
クロウはジャックを追った
「…遊記」
「おう、黒咲」
「…逝くんだな」
「ああ…悪いな」
「いや、構わん…」
黒咲は遊記に背を向けた
「…遊記、ユージはどうしている?」
「…わからん。1回死んだ時かあ、あいつらの声が聞こえないんだ」
「…そうか。なら1つ、あいつに合ったら伝えてくれ」
「なんだ?」
「…次あったら、1発ぶん殴るから覚悟しておけとな…じゃあな、遊記」
「ああ」
黒咲はその場を離れた
肩が少し、震えていた
~~~
「…俺たちはいかなくていいのか?」
「ああ…構わん。今行くと…本当に、やつの胸を借りることになってしまうからな…」
「あ?それってどういう…いや、何でもねぇ」
権現坂の発現を疑問に思った沢渡がゴン前坂の方を向いたが、すぐに正面を向き直った
「…泣いてんじゃねぇよ。おれまで…悲しくなるじゃねぇか」
「ぐおお…うぐおおおお!!!!」
〜〜〜
『カミサトユウキ、いいですか?』
(ん?デウテロノミオンか。どうした?)
『どうしたもこうしたもありません。本来の目的を忘れたのですか?』
(…ああ、すまん。ズァークとのデュエルで忘れてた)
『ちょっと、忘れないでください』
(すまんすまん。けどよ…もう、大丈夫そうじゃないか?)
『まぁ、そうですね…ズァークも、発生当時の凶暴さは鳴りを潜めてますし、そろそろいいでしょう』
(ああ、そうだな)
『ではそろそろ…いいですね?』
(ああ、やってくれ)
『わかりました』
〜〜〜
突如、空が白く点滅した
「っ!?なんだ!?」
「…始まったか」
遊記はそう呟いた
「始まった…?」
「見ろ!」
沢渡が空を指差した
指差した方を見ると、ある1点を中心に空が、世界が点滅していることが確認された
「あれは…なんだ!?」
「中心部…くそっ!見えない!何かいるのか!?」
みんなその方向を向くが、誰もその姿を確認することができなかった
時間が経つに連れて、点滅の感覚が短くなっていった
「なんか…どんどん、眩しくなっていくよ!?」
「一体何が…!?」
どんどん点滅の感覚が短くなっていき、やがて世界の全てが白くなっていった
「み、見えん!なにが、どうなって…!?」
「目が、開けられねぇ…!」
世界の全てが、白くなった
「なにが、どうなって…!?」
「…じゃあな、ズァーク」
「遊記…!?」
「さようならだ」
「さようならって、何が…うおっ!?」
いずれ、世界は白に染まった
「遊記…?」
「…じゃあな、ズァーク」
その言葉を皮切りに、すべての感覚がなくなった
はい、というわけで投稿です
遊記&零児『巳剣』vsズァーク『魔術師EM』でした
環境テーマで何にするかなって考え、最終的に巳剣になりました
次回、最終回です
それではまた
感想、質問、ご指摘等々大変励みになっております!
感謝感激ありがとうございます!
かなCみ様、N24708様、momiji2様、凍河の氷様、終焉覆す王様、