「「「え~!」」」
「融合!?」
「シンクロ!?」
「エクシーズ!?」
「はい、はじめるぞー。席に…席ないからそのあたりに座れー。」
「はい、ということで…今日から遊勝塾で教鞭をとることになった。エンタメデュエルについては専門外だが、デュエルが強くなりたいんだったらどんどん教えていくから、よろしく。」
「・・・えーっと、遊記さん?どうしてここに?」
「簡単だ、ここで教鞭とることになった。」
「??????」
「…えーっと。遊矢、大丈夫…?」
「柚子、大丈夫だ…ちょっと理解が追い付かないだけで…。」
「しょうがないな。それじゃあ柚子、昨晩柊家で何をやったか説明してくれたまえ。」
「…いい?遊矢、実はね…」
~~~
(昨晩)
「何ィ!?遊記さんは、融合もエクシーズも使うことができるんですか!?」
「ええ、まぁ。方法とカードさえ知ってれば誰だって使えますよ?」
「嘘だろう…!?だってLDSの最高峰の生徒しか受けられない授業だぞ…?」
「…教えましょうか?」
「いいんですか!?」
「別に隠す必要ありませんし、何なら練習用にカードレンタルしますよ?」
「なっ…そこまで!?」
「カードはあるんで。」
~~~
「その後なんやかんやでお父さんが遊記さんを講師に任命したのよ。」
「どうしてそうなった…。ていうか遊記さん、融合もエクシーズも使えるんですか!?」
「遊矢たちも覚えれば使えるぞ。」
「教えてくれるんですか…!?」
「知りたいんなら教えるけど。」
「ええ…?」
「でも、難しいんじゃないですか?」
「柚子…。」
「LDSの成績優秀者でしか受けられないって聞きますし…私には…。」
「何言ってんだ、小学生でも覚えられるぞ。」
「「小学生ぃ!?」」
「はーい、それじゃあフトシたちが来たら始めるぞー。」
~~~
「…というわけで、これでそれぞれの召喚法について簡単な説明は終了だ。何か質問はあるか?」
「・・・」
「どうした?みんな黙り込んで。」
「いや、説明は理解したんですけど・・・。」
「やっぱり、一回見てみないとわからないっていうか・・・」
「ん、そうか。なら実際にやってみるか。んじゃぁ・・・」
「遊記さん。その役割、俺が立候補してもいいか?」
「塾長。別にいいですけど…他はいいか?」
「「「はーい!」」」
「それじゃあ塾長、準備してください。」
「わかった。アクションカードはどうする?」
「できれば無しでお願いします。今回は新しい特殊召喚法について説明してるんで。」
「わかった。」
~~~
「…よし、準備できた。遊記さんは大丈夫か?」
「はい、いいですよ。それじゃあ・・・」
「「デュエル!」」
遊記 LP4000
修造 LP4000
「まずは俺のターンからだ!俺のターン!俺は手札から『ガッツマスター・ファイヤー』を召喚!」
修造 手札5→4枚
ガッツマスター・ファイヤー ATK1700
「ガッツマスター・ファイヤーの効果!1ターンに一度、手札から『ガッツマスター』モンスターを特殊召喚できる!俺は手札から『ガッツマスター・レッド』を特殊召喚!」
修造 手札4→3枚
ガッツマスター・レッド ATK1500
「ガッツマスター・レッドの効果!1ターンに一度、手札から『ガッツマスター』モンスターを特殊召喚できる!俺は手札から『ガッツマスター・ヒート』を特殊召喚!」
修造 手札3→2枚
ガッツマスター・ヒート ATK1600
~~~
「来た!塾長の連続召喚だ!」
「くぅ~!しびれる~!」
「さすが元プロ…!展開がすごい速い…!」
~~~
「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド!」
修造 手札2→1枚
「俺のターン、ドロー。」
遊記 手札5→6枚
「相手がカードをドローした時、永続罠発動!『全開ソウル』!自分フィールドに『ガッツマスター』モンスターが存在する時、互いのプレイヤーは手札を公開しながらプレイする!」
「地味だけど面倒なカード…!スタンバイ、メインフェイズ」
「相手フィールドにのみモンスターがする場合、手札のこのカードは特殊召喚できる。手札から『サイバー・ドラゴン』を特殊召喚」
遊記 手札6→5枚
サイバー・ドラゴン ATK2100
「サイバードラゴン!?遊記さんはサイバー流を修めていたのか!?」
「持ってるだけですよ。手札から『サイバー・ドラゴン・フィーア』の効果。俺が『サイバー・ドラゴン』を召喚・特殊召喚した時、手札から守備表示で特殊召喚する」
遊記 手札5→4枚
サイバー・ドラゴン・フィーア DEF1600
「それじゃあ早速行きましょう。手札から『融合』発動。自分の手札・フィールドのモンスターを素材として、融合召喚を行う」
「来るか…融合!」
「俺はサイバー・ドラゴンとサイバー・ドラゴン・フィーアで融合。融合召喚」
「来い、『サイバー・ツイン・ドラゴン』」
遊記 手札4→3枚
サイバー・ツイン・ドラゴン ATK2800
「本来はサイバー・ドラゴン2体を素材でしか融合召喚できませんが、フィーアは『サイバー・ドラゴン』として扱うので、融合召喚できます。」
「さて、それじゃあバトルフェイズ。あの中でだったら…サイバー・ツイン・ドラゴンで、ガッツマスター・ヒートを攻撃」
「くっ…ちゃんと能力を把握している!ガッツマスター・ファイヤーの効果で、このモンスター以外の『ガッツファイヤー』モンスターは、1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない!」
修造 LP4000→2800
「サイバー・ツイン・ドラゴンは1ターンに2回攻撃できます、もう一度ガッツマスター・ヒートを攻撃」
「ぐうっ…!」
修造 LP2800→1600
「メイン2に入り、カードを1枚伏せてターンエンド。」
遊記 手札3→2枚
~~~
「これが、融合召喚…!」
「すっげぇ…しびれるぅ…!」
「お父さん…!」
~~~
「なるほど…これが融合召喚!」
「どうですか?実際に体験してみて。」
「ああ、実際に目にして…実際に相対してみて初めて分かる!熱血だー!」
「越せますか?」
「ああ、越してみせるとも!君から借りたこのカードで!俺のターン!熱血…ドロー!」
※柊修造の『熱血ドロー』は造語です、この人ならこういうこと言うやろ…