オリキャラのアークファイブ伝記   作:しがなくない

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※ 2025/10/29 10:13 誤字修正いたしました
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どうしてここに…!?

とうとう舞網チャンピオンシップ当日!俺たちは遊勝塾の前に集まっていた

塾長の演説も終わり、いざバスに乗って会場に行こうとするが…

 

「塾長。遊記さんは?」

 

「遊記さんは先に会場に行ってるって朝言ってたから、おそらくもう会場にいるだろう」

 

「そうなの!?」

 

「一緒に行きたかった~」

 

「恐らく、会場で会えるだろう。それじゃあみんな!バスに乗ってくれ!」

 

~~~

 

一方そのころ、遊記はLDSに来ていた

 

「・・・来たか」

 

「おう」

 

「・・・先生」

 

「よっす、零羅。元気か?」

 

「…うん」

 

「そうか。とうとう本番だな」

 

「…うん」

 

「緊張してるか?」

 

「・・・うん」

 

「そうか。まぁ、誰でも大会は緊張するからな」

 

「…先生でも、緊張するの?」

 

「そりゃ緊張するさ。だけどな」

 

「俺の知らないカードが出てきた時とか、どんな風に攻めてくるのか考えるだけでワクワクしてくんだ。まぁ、おくびには出さないが…」

 

「ええ…」

 

「だからな、俺が零羅を初めてデュエルしたときは、結構ドキドキしたんだぜ?」

 

「・・・え?」

 

「『CCC』なんてテーマは俺も初めて見たからな。相手のモンスターを利用して戦うデッキはあまり見ないから、びっくりしたのとドキドキが止まらなくてしょうがなかった」

 

「…そうなの?」

 

「ああ。だから零羅、おそらく長丁場になるだろうけど…頑張ってくれよ」

 

「…うん!」

 

「よし!・・・それじゃあ零児。俺はもう行くわ」

 

「ああ。…頼んだぞ」

 

「はいはい」

 

遊記は、その場を離れた

 

~~~

 

遊矢たちが会場につくと、遊記にたまたま遭遇した

 

「あ!遊記さん!」

 

「ん。おお、お前達来たのか」

 

「遊記さん!どうしてアユと一緒に来なかったの…!?」

 

「心配したんだぜ~?」

 

「ははは、悪かったな。まだ人が少ないうちにいろいろ会場を回っておきたかったんだよ」

 

「どうして?」

 

「トイレとか購買とか早めに知ってた方がいいだろ」

 

「それはそう」

 

「ははは…とうとう、当日だな」

 

「はい、とうとう…」

 

「お前達、緊張してるか」

 

「・・・まぁ」

 

「緊張しないわけないよ・・・」

 

「まだまだだねぇ~、君たちは」

 

「素良。お前は緊張しないのか?」

 

「ぜんぜん?むしろワクワクしてるよ!」

 

「そうだな。素良くらいの気持ちで行くくらいがちょうどいい」

 

「いや、無理だって~」

 

「ははは、そうか、無理か…あんなに俺がしごいてきたのにか」

 

「ちょっと思い出したくないからそれを言うのは止めて」

 

「はいはい…」

 

「…遊記さんは、緊張とかしなさそうですよね」

 

「馬鹿言え、俺だって緊張するさ」

 

「え」

 

「うっそだぁ~!?」

 

「あの遊記さんが…!?」

 

「よーし、アユ、フトシ、タツヤ。本番前にデモンストレーションと行こうか。何がいい?選ばせてやるよ」

 

「「「ごめんなさい!!!」」」

 

「はぁ・・・おおかた、いつも冷静に対処するからそう思ったんだろうが、俺だって緊張する」

 

「じゃあ、遊記が今日みたいな大会に出場するって時、緊張しないためには何をやるの?」

 

「何もしない」

 

「「は?」」

 

「強いて言うなら、デッキの調整と体調管理だな。どっちも最悪だったら目も当てられない」

 

「いやいや、それは誰だって最低限するでしょ…何もしないってのはどうなの、それ?」

 

「緊張してる暇ないからな」

 

「は?」

 

「どういうこと?」

 

「・・・だってさ、知らないカードが出てきたとき、どんな風に攻めてくるのか考えるだけでワクワクしてくるんだ」

 

「わくわく?」

 

「ああ。…まぁ、何が言いたいかって言うとな?」

 

「…とにかく楽しめ」

 

「「!」」

 

「お前たちは遊勝塾だ。エンタメデュエルを通して観客を沸かして楽しませると同時に、自分も楽しめ。そうすれば、自然と緊張なんてなくなるさ」

 

「・・・」

 

「ん?どうした?」

 

「…いや。ちょっと、忘れてただけだよ」

 

「特に遊矢。お前は遊勝塾の顔なんだから、へこたれた顔するんじゃないぞ」

 

「わかってますよ!」

 

「柚子、お前はもう一人前の融合使いだ。胸を張って勝ってこい」

 

「はい!」

 

「アユ、この遊勝塾の中で一番成長したのはお前だ。自信をもって戦ってこい」

 

「うん!」

 

「フトシ、今日くらいはお前のエンタメデュエルで周りを痺れさせてこい」

 

「わかったぜー!」

 

「タツヤ、まだまだ自分に合うデッキを模索してるって聞いてるが…今日は自分に合うと思うデッキを考えてきたんだろ?なら、今日の大会の相手を逆に実験台にしてやると思って挑め」

 

「はい!」

 

「素良、お前は少なくとも1、2を争う融合使いだ。なにかやらかさない限り負けはしないだろうよ」

 

「もちろん!他のみんなを倒して、僕が優勝しちゃうもんね!」

 

「…よし、取り敢えず言いたいことは言ったかな」

 

『まもなく、選手入場です。選手の皆さんは、入場口に準備してください』

 

「ん、そろそろだな…良し、お前達。」

 

「「はい!」」

 

「大会を進んでいくうちに、同門対決になることもあるだろう。それでも最後まであきらめずに戦ってこい。」

 

「「わかりました!」」

 

「よーし、いってこい!」

 

遊矢たちは、入場口に駆けだしていった

 

「…さて、俺も準備しないとな」

 

~~~

 

選手入場時間になり、それぞれの塾ごとに入場していく中、俺たちは入場ゲートに向かっていた

 

「もう!フトシがいきなりお腹が痛いっていうから~!」

 

「ごめんって~!」

 

「ほら!遅れちゃうから走るよ!」

 

俺たちは選手入場ゲートに何とか間に合った

 

「間に合った~!」

 

「遅かったな、お前達」

 

「・・・え?」

 

俺たちが声のした方に向くと・・・

 

「よ、誰か腹でも壊したりしたか?」

 

「ゆ、遊記さん!?」

 

底には、腕を組んで立っている遊記さんがいた

 

「遊記さん!?」

 

「どうしてここに!?」

 

「びっくりしすぎて、痺れたぜ~!」

 

「どうして俺がここにいるか。簡単だ。俺もジュニアユースに出場するからだ」

 

「「「はぁ!?」」」

 

「え、でも遊記さん、勝率6割・・・」

 

「その他にも6連勝だろ?考えてみろ、毎回お前たち相手に講義ついでにデュエルしてるんだ。6連勝なんて朝飯前だとも」

 

「たしかに遊記さんならやるわね・・・」

 

「たまたま知り合いに参加しないか聞かれてな。OK出したら次の日のうちに6人全員倒したわ」

 

「ええ…」

 

「というわけで、俺もジュニアユースに出るから。当たったらよろしくな、遊矢、柚子、素良」

 

「・・・」

 

「遊矢?」

 

「どうしよう柚子。俺、遊記さんに勝てる気しない」

 

「なら、遊矢に優勝は無理かな。僕が遊矢の代わりに優勝するから、かえっていいよ?」

 

「・・・いや。俺もプロデュエリストになるためにここにいるんだ!」

 

「ああ、その意気だ。もちろん、俺を倒すくらい全力で来てくれよ?」

 

「はい!」

 

「…んじゃ行くぞ。ほら遊矢、先頭歩け。遊勝塾の頭はお前だ」

 

「はい!・・・それじゃあみんな!行くぞ!」

 

俺たちは、会場に入場するために歩き出した




次回、舞網チャンピオンシップ開始
遊記が出場した理由→前回の最後
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