オリキャラのアークファイブ伝記   作:しがなくない

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それがお前の本性か

「兄さん!?どうしてここに…!兄さんは、行方不明になったはず!」

 

「いやいやまてまて…理解が追っつかん」

 

「えーっと…遊記さん。知り合い、なのか?」

 

「…あっちの黒いのは2回目、白いのは初対面だよ…!」

 

「おいおい忘れたのか…?俺だよ俺!『ユーゴ』だよ!『ユースケ』兄さん!」

 

「ユースケ…!?」

 

「でもいいや!帰ろうぜ兄さん!コモンズのみんなも待ってるからよ!忘れちゃったことは俺たちが教えてやるから」

 

「待て」

 

ユーゴが遊記の手をつかもうとしたとき、ユートが声を張り上げた

 

「・・・なんだよ」

 

「融合の手先に、ユージ兄さんを渡すわけにはいかないな」

 

「だから!俺は融合の手先ってのじゃねぇ!ちょうどいい!お前の勘違いにはうんざりしてたんだ!今ここで因縁を果たしてやるぜ!」

 

「いいだろう!」

 

「お、おい!やめろお前達!」

 

「「デュエ」」

 

「黙れ」

 

「「「っ!!!」」」

 

遊記がとても低い声を上げると、その場にいたほか4人は動きを止めた

 

「・・・とりあえず、だ。ユート、ユーゴ。俺はお前らの言う『ユージ』と『ユースケ』ってのじゃねえ」

 

「っ!」

 

「はあ!?冗談きついぜユースケ」

 

「次俺の名前を間違えたらお前は地獄を見ることになるぞ」

 

「・・・は、い・・・」

 

「…俺の名前は上里遊記。間違えんなよ…ユートもだぞ」

 

「は、い・・・」

 

「わかった、ぜ・・・」

 

「す、すげぇ…遊記さん、言葉だけであいつらを黙らせた・・・!」

 

「ね、ねぇ、遊矢。遊記のあの声‥聴いたこと、ある・・・?」

 

「い、いや。初めて聞いた…遊記さんって怒ると、あんな声を出すんだな…」

 

「…怒らせないようにしないとね」

 

「ああ・・・」

 

「遊矢ー!」

 

俺たちが話していると、柚子の声が聞こえた

 

「ん、柚子か」

 

俺と遊矢、素良が柚子の声がした方を向くと、柚子か駆け寄ってきた

 

その時、柚子の腕に漬けているブレスレットが突如光りだし、俺たちはあまりの眩しさに顔を覆った

 

「まぶっ・・・!」

 

ふたたび顔を上げると、ユートとユーゴはその姿を消していた

 

「…とりあえず素良。今日は俺の借りているアパートに泊まれ。話は明日聞く」

 

「・・・うん、そうだね。」

 

「んじゃ、帰るか。晩飯何か食うか?」

 

「・・・甘いものが、食べたいかな」

 

「そうか、じゃあ帰り際にコンビニに寄らないとな」

 

「というわけだ。悪いが俺と素良は先に撤収させてもらうぜ。こいつのことは早くても明日以降で話を聞いてくれ」

 

「は、はぁ…わかりました」

 

遊記と素良はその場を離れた

 

~~~

 

「・・・おはよ」

 

「おう、おはよう…ふぁあ~」

 

「・・・」

 

「朝飯どうする?素良、何でもいいんなら適当にトーストでも用意するけど…」

 

「遊記に任せるよ・・・」

 

「ん、了解・・・チョコと蜂蜜、どっちがいい?」

 

「・・・チョコ」

 

「りょうかい。顔洗ってから準備するから、ちょっとだけ待っててくれ」

 

~~~

 

「ふぅ、ごちそうさま・・・」

 

「・・・何も、聞かないんだね」

 

「おう」

 

「・・・遊記の試合、いつだっけ?」

 

「あと3日は後だな」

 

「そ、そう・・・」

 

「・・・負けて悔しいのか?」

 

「・・・」

 

「あの時、『僕はまだ負けてない』って言ってたな。まぁ負けん気が強いのは良いことだが…」

 

「…遊記にはわからないよ」

 

「何がだ?」

 

「…負けが許されない環境にいた遊記には、僕の気持なんかわからないって言ったんだよ!」

 

「‥おう、俺はお前の心うちなんかわからん。お前じゃないからな」

 

「いつもいつも僕のことをぼこぼこにしやがって…!」

 

「なんだ、今までも俺に散々負けてるのに、あの時だけは負けちゃいけないのに負けたんだな」

 

「黙れ!」

 

素良は机を強くたたいた

 

「遊記、僕とデュエルだ。今日こそその余裕たっぷりの顔に泥を塗ってやるよ!」

 

「はいはい…それじゃあ、遊勝塾にでも行くか。そこでならデュエルディスクの貸し出しもやってんだろ」

 

「いいよ!みんなの前で恥かかせてやる!」

 

「…それがお前の本性か」

 

「だったら何?」

 

「いや…そっちの方が、お前にはあってるぞ」

 

「はぁ?」

 

「んじゃぁ行くぞ…デュエルしてやるよ、紫雲院素良、せいぜい頑張ってくれ」




今回は短めです
次回からは…ちょっと、長くなるかな?
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