オリキャラのアークファイブ伝記   作:しがなくない

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決別だ

遊記 LP4000

手札1枚

マジシャンズ・ロッド ATK1600

超魔導戦士-マスター・オブ・カオス ATK3000

守護神官マハード ATK2500

ブラック・マジシャン ATK2500

呪符竜 ATK3500

黒の魔導陣

伏せ2枚

 

素良 LP4000

手札 1枚

デストーイ・クルーエル・ホエール ATK2600

エッジインプ・チェーン DEF1800

 

「…僕の…ターン!」

 

素良 手札1→2枚

 

「…あはっ、あははははは!来たぁ!僕は手札から『魔玩具融合(デストーイ・フュージョン)』を発動!僕は墓地の…!」

 

「カウンター罠『神の宣告』、ライフを半分払い、『魔玩具融合』を無効にする」

 

「・・・はぁ?」

 

素良 手札2→1枚

 

遊記 LP4000→2000

 

「残念だったな」

 

「あ・・・あぁ・・・!」

 

「さて、どうする?」

 

「・・・ぼ、僕は・・・これで、ターンエンド」

 

「前のターンに『ティマイオスの眼光』で特殊召喚された呪符竜(アミュレット・ドラゴン)はゲームから除外される」

 

「俺のターン」

 

遊記 手札1→2

 

「・・・決めなよ。僕はもう、戦えない・・・」

 

「俺は残りの全てのフェイズを放棄して、ターンエンド」

 

「・・・は?」

 

「ほら、お前のターンだぞ、素良」

 

「・・・だよ」

 

「ん?」

 

「何がしたいんだよっ!」

 

「・・・」

 

「さっきのターンで、僕に止めを指せたはずだろ!なぜ止めを刺さなかった!僕に…温情でもかけてるっていうのかよ!」

 

「違う」

 

「じゃあ何だってんだよ!」

 

「今はデュエル中だ…何を戦意喪失してるんだ。まだデュエルは終わっていない」

 

「もう終わったんだ!さっきの魔玩具融合を止められた時点で、もう僕のデュエルは終わったんだよ!」

 

「違うな、素良。お前の手札は後1枚残っていただろう。このターンでもう1枚引けるからまだチャンスはある」

 

「無理だよ・・・僕のデッキに魔玩具融合はもう入ってない。もう…無理だよ」

 

「ほんとに無理か?」

 

「・・・」

 

「素良、もしかしてだが…お前があの時言ってた『アカデミア』についてじゃないのか?」

 

「っ!それは…!」

 

「まだアカデミアってのに固執してるのか?」

 

「・・・うるさいなぁ!お前に何がわかるんだよ!僕は頑張って、アカデミア一番の尖兵になったんだ!エクシーズ次元にも行って!残党を追ってこの次元に来て…!」

 

「…」

 

「僕は勝ち続けなきゃいけないんだ…!勝ち辻けて、アカデミアに栄光を…!」

 

「じゃあ、お前がわざわざ遊勝塾に居座ってた理由は何だ」

 

「・・・え?」

 

「ただエクシーズの残党を倒しに来るだけなら、俺や遊矢たちを巻き込む必要はなかったはずだ。どうして俺たち遊勝塾を巻き込んだんだ」

 

「・・・そ、それは…拠点が欲しかったんだ!たまたまペンデュラム召喚なんていう知らない召喚法を使うのがいるって耳に入ってきたから、戦いに行ってみて確かめるつもりだったんだ!そしたら、たまたま遊矢の家にお世話になることになって…」

 

「あの時言っていた『アカデミアに戻るわけには』って言葉には、エクシーズ次元の残党がまだいるからって意味だけじゃないんじゃないのか?」

 

「…え?」

 

「・・・まだ遊勝塾の奴らと、一緒にいたいっていう思いも、あったんじゃないのか?」

 

「・・・そうだよ。この次元に来てからすごい楽しかった。遊矢たちと過ごすのは楽しかったし、遊矢のお母さんの作るご飯はおいしかったし。チャンピオンシップに参加するために戦って来たエンタメデュエルも面白かった。弟子もできた。…でも、僕は!」

 

「もう、アカデミアに固執する必要はないんじゃないのか?」

 

「・・・どういう、こと?」

 

「お前の持ってたデュエルディスクは破壊された、もう戻る方法はないってことだ。なら新しくここで第2の人生を楽しんでみるのもありなんじゃないのか?」

 

「…無理だよ。アカデミアで過ごした影響が、もう、すでに…」

 

「そうだな、過去を取り戻すことはできない。だが…未来なら、分からない」

 

「未来…?」

 

「おう、今だってそうだ。カードを引くまで、デュエルの結果はわからないってな。デュエルは1枚のカードだけで逆転が可能だ。それを放棄してしまうと未来が確定してしまう」

 

「俺はな、デュエルってのは旅と同じもんだと思ってる」

 

「旅?」

 

「おう。最初の手札で今最大限できることを考え、目的地を決める。それに向かって手札を使って進んでいき、妨害という困難に負けず目的地に向かっていく…な?旅みたいだろ?」

 

「・・・それ、本当に旅をしてるって言える?」

 

「ん、俺はこういう認識なんだが…」

 

「・・・ぷっ、あはははははは!!」

 

「わ、笑うなよ!」

 

「ごめんごめん…!」

 

「…まぁ、つまりだ。楽しめ。今のお前はアカデミアの尖兵でもない…遊勝塾の1生徒ってだけだ。今はただ勝つってことだけ考えろ」

 

「うん。そうだね…それじゃあ、このデュエルを最大限楽しむとするよ!」

 

その言葉を言い切ると共に、素良のデッキが光りはじめた

 

「っ!なんだ!?爆発するか!?」

 

「いや、違う…この光は…」

 

少しすると、光がおちついた

 

「・・・素良?」

 

「…うん、大丈夫。僕のターンだったっけ?」

 

「お、おう。」

 

「・・・遊記、何となくだけどさ…これから引くこのカード、もしかしたら…アカデミアとの決別の1枚になるかもしれない」

 

「…で、どうするんだ?サレンダーして逃げ出すか?」

 

「…いいや。僕は…アカデミアとは決別する!ドロー!」

 

素良 手札2→3枚

 

「こ、これは…!」

 

「さぁ、見せてくれよ。そのカードを」

 

「…うん!僕は手札から『デストーイ・マイスター』をPスケールにセッティング!」

 

素良 手札3→2枚

 

「ペンデュラム!?」

 

「デストーイ・マイスターの効果!自分フィールドのレベル4以下の、『デストーイ』、『ファーニマル』、『エッジインプ』モンスターのいずれか1体をリリースして、リリースしたモンスターと同じレベルでカード名が異なる悪魔族モンスター1体をデッキから特殊召喚する!僕はエッジインプ・チェーンをリリースして、デッキから『エッジインプ・トマホーク』を特殊召喚!」

 

エッジインプ・トマホーク ATK1800

 

「エッジインプの効果!デッキから『エッジインプ・トマホーク』以外の『エッジインプ』モンスター1体を墓地へ送って、エンドフェイズまで、このカードは墓地へ送ったモンスターと同名カードとして扱う!僕はデッキから『エッジインプ・チェーン』を墓地に送り、トマホークはエンドフェイズまで『エッジインプ・チェーン』としても扱う!」

 

「墓地に送られたエッジインプ・チェーンの効果!デッキから『デストーイ』モンスターを手札に加える!僕はデッキから『エッジインプ・DTモドキ』を手札に加えて、召喚!」

 

素良 手札2→3→2枚

 

エッジインプ・DTモドキ ATK1300

 

「そして手札からもう1度『トイポット』を発動!効果で手札を1枚捨て、1枚ドローして互いに確認する!ドロー!」

 

素良 手札2→1→0→1枚

 

「引いたカードは『ファーニマル・エンジェル』!このモンスターを手札から特殊召喚する!」

 

ファーニマル・エンジェル DEF1200

 

素良 手札1→0枚

 

「墓地の『ファーニマル・ウィング』の効果!墓地のこのカードとペンギンの2枚を除外して、1枚ドローする!追加効果でトイポットを墓地に送り、さらに1枚ドロー!」

 

素良 手札0→1→2枚

 

「墓地に送られたトイポットの効果!僕はデッキから『ファーニマル・ペンギン』を手札に加える!」

 

素良 手札2→3

 

「ファーニマル・エンジェルの効果!このカードをリリースして、僕の墓地の『デストーイ』融合モンスター1体を対象として発動できる。手札を1枚選んで捨て、対象のモンスターを特殊召喚する!墓地から『デストーイ・シザー・ベア―』を特殊召喚!」

 

デストーイ・シザー・ベア― ATK3000

 

素良 手札3→2枚

 

「僕は手札から『融合』を発動!僕はフィールドのシザー・ベア―、クルーエル・ホエールDTモドキの3体で、融合召喚!」

 

「現れ出ちゃえ!レベル9!『デストーイ・マッド・キマイラ』!」

 

デストーイ・マッド・キマイラ ATK2800

 

「バトルだ!デストーイ・マッド・キマイラでブラック・マジシャンを攻撃!」

 

「ぐっ…!」

 

遊記 LP2000→1700

 

「どう?遊記!これが僕の…僕たちの!新しい『デストーイ』だ!」

 

「やるじゃん…!」

 

「デストーイ・マッド・キマイラが戦闘でモンスターを破壊して墓地に送った時、そのモンスターの攻撃力を半分にして自分フィールドに特殊召喚する!」

 

ブラック・マジシャン ATK2500→1250

 

「僕はこれでターンエンド!」

 

「俺の…ターン!」

 

遊記 手札2→3枚

 

「素良、できれば勝ちを譲ってやりたいが…これは勝負だ。悪いが、俺も勝ちを狙いにいくぞ!」

 

「僕もそうやすやすと勝ちをもらえるなんて思ってないよ!来い!遊記!」

 

「スタンバイ!メインフェイズ!永続罠『永遠の魂』を発動!効果でデッキから『千本ナイフ』を手札に加える!」

 

遊記 手札3→4枚

 

「そして魔法カード『黒魔術のカーテン』を発動!ライフポイントを半分払って、デッキから『ブラック・マジシャン』を特殊召喚する!来い!『ブラック・マジシャン』!」

 

ブラック・マジシャン ATK2500

 

遊記 LP1700→850

 

「ブラック・マジシャンが特殊召喚された時、黒の魔導陣の効果!相手フィールドのカードを1枚対象にとり、除外する!俺はデストーイ・マッド・キマイラをゲームから除外する!」

 

「ええ~!?せめて奪ったブラック・マジシャンにしてよ!」

 

「断る!残られて困るのはそっちだからな!」

 

ブラック・マジシャンが現れると、デストーイ・マッド・キマイラの足元に魔導陣が現れ、瞬く間にデストーイ・マッド・キマイラが消え失せた

 

「バトルだ!マハードで、奪われたブラック・マジシャンに攻撃!マハードが闇属性モンスターと戦闘を行うときダメージ計算時、攻撃力は倍になる!」

 

マハード ATK2500→5000

 

「うわあぁっ!」

 

素良 LP4000→250

 

「止めだ!ブラック・マジシャンで攻撃!ブラック・マジック!」

 

ブラック・マジシャンが放つ攻撃が、エッジインプ・トマホークと素良を巻き込んだ

 

素良 LP250→-2250

 

遊記 win

 

~~~

 

「・・・大丈夫か、素良?」

 

「うん・・・ありがとう、遊記。なんかすっきりしたよ」

 

「そうかい」

 

「・・・遊記、勝ってよ。遊勝塾のみんなもその他も全員に勝って、優勝してね。そうしたら…僕が最強になった遊記に勝って、僕が最強になるからさ!」

 

「…なら、なおさら負けられなくなったな」

 

遊記と素良は互いに握手を交わした

 

「結構ふたりで独占しちゃったね。後で塾長に謝らないと」

 

「謝ったら一緒にデュエルディスクでも買いに行くか。いつまでもここのをレンタルするわけにもいかないだろ?」

 

「うん!甘いものがしまえる機能がついてるやつないかな~!」

 

「どうだろうな」

 

遊記と素良はデュエルステージを出た




はい、というわけで素良強化回でした
素良との初めてのデュエルの時に『ファーニマル』と『デストーイ』のペンデュラムカードがあったから、これは書くしかないなと思い、素良のもともと持っていたデュエルディスクをぶっ壊してこっちにとどまらせました

感想、質問、ご指摘等々大変励みになっております!
感謝感激ありがとうございます!

154649様
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