「『森羅』は…ギャンブルデッキだ」
「はぁ!?」
「増殖するG!」
「なんでそんなの入れてんだよ!?」
「わからんのか!」
「ぼくが・・・まけ・・・?」
「性根を直せよ」
「2回戦も勝つぞ」
「おう!」
投稿後に話名が無いことが発覚したので、話名を急遽入れました
2025/11/01 02:27
1回戦最終試合、LDSの刃堂刃と前回準優勝だった梁山泊塾所属の勝鬨勇雄との試合を見にきていた。だが・・・
「・・・これは、ひどいな」
アクションカードを拾おうとした刃堂を殴る・蹴るなどして妨害し、その勢いでLPを0にした
「…こんなの、デュエルじゃない」
「そうだね。これは僕でも…胸糞悪くなるよ」
「ああ、そうだな…」
刃堂刃はデュエル終了時にはボロボロになり、担架で運ばれていった
デュエルが終わった後、次の試合の相手が発表された
「…俺は明後日か。権現坂、お前は?」
「俺は明日の第1試合だ。相手はびっくり塾の種子島…」
「あたしは2日目の第2試合、デュエルっ子クラブのナナメ幹夫」
「遊矢兄ちゃんは?」
「・・・」
「遊矢?」
「・・・俺は明日の第2試合。相手は…勝鬨勇雄」
「ええ!?」
「遊矢!?」
「・・・ほう、あの胸糞悪いやつか」
「ああ」
「どうする遊矢?あいつはお前のターンに妨害する気満々だが…」
「そんなの関係ないよ、遊記さん。俺は俺のデュエル…俺だけのエンタメデュエルをするだけだ!」
「その意気だ!遊矢!」
「がんばってね、遊矢。どうせなら決勝戦は遊記と優勝塾の誰かの試合が見たいから」
「ああ、任せてくれ!」
~~~
次の日、舞網チャンピオンシップ2回戦初日…
「・・・そこだスサノ-O!ダイレクトアタック!」
「ど、どうしてばれたんだ!?うわあああぁあぁぁ!!」
種子島 LP→0
権現坂 win
~~~
「さて、権現坂が勝ったか…目隠しでデュエルって、どうなのそれ」
「あはは…さて、次は遊矢だな」
素良と話していると、遊矢と勝鬨がステージに出てきた
「『梁山泊塾』…勝つためなら何でもしていいと教わるデュエル塾か。何でもしていいっていうけど限度があるよね。遊記は何でもしていいっていうならどうする?」
「あいつらでも禁止カードは入れてないしな…『
「えっぐ!?何それ、できるの!?」
「理想だけどな。ただやるとしたら俺でも数ターンかかると思う」
(リンクが使えれば話は別だと思うけど…)
「遊記でも数ターンかぁ…まぁ、数ターンあればできるかもしれないってのがあれだけど」
~~~
『それでは~、両者向かい合ったところで、フィールド魔法の選択です!今回のフィールドは…『仙界竹林』!アクションフィールド、オン!」
周囲の風景が変化した
空中に浮かぶ岩の足場に、多くの竹が生えている大きな一つの小島と、その周囲にいくつか雲海から飛び出ている岩場の足場に、勝鬨は立っていた
「・・・昨日、お前のデュエルを見せてもらったよ」
「俺はお前のデュエルを認めない。あんなのデュエルじゃない!」
「・・・戦いの殿堂に集いしデュエリストたちが」
「!?…モンスターとともに地を蹴り!宙を舞い!」
「フィールド内を駆け巡る」
「見よ!これぞデュエルの最強進化形!アクション…!」
「「デュエル」!」
遊矢 LP4000
勝鬨 LP4000
「俺のターン!俺は手札から『
遊矢 手札5→4枚
「ドクロバット・ジョーカーの効果!このモンスターが召喚・特殊召喚された時、デッキから『
遊矢 手札4→5枚
「俺は手札から、スケール8の『
遊矢 手札5→3枚
「
遊矢 手札3→4枚
~~~
「ぶん回してるな、遊矢の奴」
「そうみたいだね…そういえば、遊記は遊矢にモンスターを貸したの?」
「おう、いくつかな。さすがに融合だけじゃきついからって出しやすいエクシーズとシンクロを何枚か貸したぞ」
「ふーん?」
~~~
「俺は手札から魔法カード『ペンデュラム・トレジャー』を発動!デッキからペンデュラムモンスターを1枚選んで、EXデッキに加える!俺はデッキから『
遊矢 手札4→3枚
「揺れろ、魂のペンデュラム!天空に描け、光のアーク!ペンデュラム召喚!」
「来い!俺のモンスターたち!EXデッキから『
遊矢 手札3→1枚
~~~
「チューナー!?遊矢、いつの間にあんなものを!?」
「当然だろう。遊矢は俺と一緒に遊記殿からシンクロを習っていたからな」
~~~
「俺はレベル4のシルバークロウとドクロバット・ジョーカーの2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!」
「現れろ!ランク4!『
「マジェスタ―
「現れろ!レベル8!発進せよ!『
「シンクロ召喚したエントレインメントの効果!手札かEXデッキからレベル4以下のペンデュラムモンスターを1体特殊召喚する!EXデッキから『
「マジェスタ―
「俺はレベル4のラクダウンにレベル4のラスター
「レベル8!俺たちを守りし星屑の竜!『
「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド!エンドフェイズに俺はデッキから『EM《エンタメイト》トランプ・ウィッチ』を手札に加える!」
遊矢 手札1→0→1枚
「…ドロー!」
勝鬨 手札5→6枚
「…相手フィールドのみモンスターが存在する時、手札から『
勝鬨 手札6→5枚
「俺は手札から『融合』を発動。フィールドのハヤテと手札のカイキの2体で融合召喚!」
「現れろ、レベル10。『
勝鬨 手札5→2枚
「バトルだ!
「…アクションカード!」
俺はアクションカードを探しに、マジェスター
「・・・あった!」
俺はアクションカードを手に取ろうとした。が…
ヒュン!
「っ…!やっぱりか!」
「どこに行くというんだ?バトルは継続しているぞ」
(やっぱり勝鬨はアクションカードを取らせてはくれないか…だが!)
「
イダテンの持つトライデントが、逃げるエントレインメントに刺さり、爆散した
「ぐっううううう!!!」
遊矢 LP4000→1000
遊矢はその衝撃に吹き飛ばされ、受け持を取りながらも転がっていき、竹に背中を打ち付け、うずくまった
「ふん。1ターンでシンクロ、エクシーズ、ペンデュラムを使用したが、所詮こんなものか。これ以上怪我を負いたくなければさっさと・・・」
「・・・ふっ、ふふふっ・・・!あははははっ・・・!」
~~~
「ゆ、遊矢?」
「どうしたというんだ?」
~~~
「・・・ふん、壊れたか」
「はははは…ああ、ごめんごめん。ちょっと…これからの展開のことを考えるとさ、ワクワクしちゃって」
「なに?」
「…これからの逆転劇をお客さんが見たら、どういう反応をするのか想像したら、ワクワクしたんだ!」
「・・・ついに妄想と現実との区別がつかなくなったか」
「勝鬨、お前は俺にアクションカードを取らせてくれない…だが」
遊矢は体についた土ぼこりを払うと共に、1枚のカードを掲げた
「…それはッ!アクションカード!?いつの間に・・・」
「お前が吹き飛ばしてくれたおかげだ。怪我の功名ってやつだよ」
「道化師が…!お前のライフは残り1000、俺のフィールドには攻撃力3000のイダテンがいる!お前はもう終わりなんだよ!」
「知らないのか?ライフは1でもあれば負けじゃないんだよ!ターン終了ならそう宣言してくれないか?」
「ちっ…ターンエンドだ!」
「俺のターーン!」
遊矢 手札1→2
「…レディース!エーンド!ジェントルメーン!これより榊遊矢の大逆転劇を皆様にお見せしましょう!」
~~~
「遊矢の奴、ここから逆転するつもりだよ?」
「ああ、あいつならできるだろ。ただの攻撃力が3000のモンスターがぼっ立ちでいるだけだ」
~~~
「まずは!これまでに登場してくれた仲間たちに登場していただきましょう!」
「揺れろ!魂のペンデュラム!天空に描け、光のアーク!ペンデュラム召喚!」
「EXデッキから『
~~~
「遊矢、またシンクロ召喚を…?」
「だがレベル10以下だと、イダテンの効果で攻撃力が0になってしまうぞ…?」
~~~
「ふん。またシンクロ召喚でもするつもりか?」
「いいえ、今回は希望へと導いてもらう戦士に登場してもらいましょう!俺はレベル4のラクダウンとラスター
「なっ!?チューナーを使用してエクシーズだと!?」
「たとえチューナーモンスターでも、レベルが同じであればエクシーズ召喚ができます!エクシーズ召喚!」
「ランク4!『No.39
No.39
「エクシーズ…!だが、まだ攻撃力が足らないぞ!」
「落ち着いてください!まだまだこれからです!
遊矢 手札2→3枚
「その後、ホープ・ダブル以外の『
「俺はホープダブル1体で、オーバーレイ!エクシーズ召喚!」
「ランク4!希望へと運命を切り裂く一太刀!『No.39
No.39
「攻撃力、5000!」
「バトルです!
「攻撃力5000…確かに、それをもらったらそれ以降の総攻撃で俺の負けだ…その攻撃が通っていればな!」
勝鬨は近くのアクションカードを手に取った
「アクションマジック、『回避』!その攻撃を無効にする!」
アクションマジックが発動し、ホープは天高く打ちあがった
「はっはっはっ…どうやら、お前のたくらみもこれまでのようだな」
「…いいえ、まだです!」
「っ!?」
遊矢は伏せていた顔を上げ、満面の笑顔で勝鬨に向き直った
「お楽しみは、これからだ!」
~~~
「…ああっ!見て!ホープが…!」
「っ!あれは…!剣が、より大きくなっている!?」
~~~
「勝鬨…『回避』じゃ、ホープの攻撃は止められないぞ」
~~~
「ど、どういうことだ!?なぜホープが攻撃の体勢に入っている!?」
「手札から速攻魔法『ダブル・アップ・チャンス』を発動!モンスターの攻撃が無効になった時、そのモンスターはこのバトルフェイズ中もう1度攻撃でき、この効果でそのモンスターが攻撃するダメージステップの間、そのモンスターの攻撃力は倍になる!」
遊矢 手札3→2枚
「なんだと…!」
「
「あ、アクションカード…!何だお前達!そこをどけ!」
勝鬨が新たなアクションカードを取りに行こうとすると、スターダストとマジェスター
「だ、だが!イダテンの効果でこのモンスターのレベル以下のモンスターは…!」
「エクシーズモンスターはレベルを持ちません!レベルを持たないということは、イダテンの効果を受けません!」
「何ィ!?レベルを持たないということは、レベル0ではないのか!?」
「違います!レベルを持たないということは、レベルの代わりに何かを持っているということ!これでフィナーレです!ダメージステップの間、ホープの攻撃力は5000の倍…10000になります!」
No.39
「攻撃力、1万…!?」
「行け!ホープ!『セカンド・ホープ・スラッシュ』!」
「ば、ばかなあぁぁぁぁぁ!!!!!」
空高く打ちあがったホープから振り下ろされた斬撃はイダテンごと勝鬨を飲み込んだ
勝鬨 LP4000→-3000
遊矢 win
~~~
『き・・・決まったああぁ!!前回の大会の準優勝者である『勝鬨勇雄』を文字通りたたっきり!3回戦へと駒を進めたのは!ペンデュラム召喚の申し子!榊ィーーー遊矢ーーーー!!!」
わああああああぁぁぁぁぁ!!!!
歓声が上がると同時に、柚子と権現坂が遊矢に近づいてきた
「遊矢ー!」
「柚子!それに権現坂も!」
「よく無事に戻ってきた!」
「へへへ…」
「なぜだ…」
膝から崩れ降ち、頭を垂れている勝鬨は遊矢に話しかけるようにつぶやいた
「俺は、確かにアクションカードを取らせないように立ち回った…今までのお前のデュエルは、アクションカードを利用して立ち回っていた。最後だってそうだ。お前はアクションカードを持っていたのに使わなかった…何故だ。どうして使わなかった!」
「…俺がアクションカードを利用して立ち回っていた、か。確かに1回戦の時は、俺はそのように立ち回る必要があった。あの沢渡が相手だったからな。だが俺は…いや、俺だけじゃない。遊勝塾の全員が、アクションカードを使わなくてもデュエルの腕を上げて成長したんだ」
「なん、だと・・・!?」
「確かに、アクションカードも強力な切り札だ。だけど、なにもアクションカードだけ使っていればデュエルに勝てるわけじゃない。俺は遊記さんからそれを学んだんだ」
「遊記…出場者にいた、あいつか!」
「アクションカードを使わなかった理由は、ブラフとして持ってたんだよ。持ってればお前は警戒するだろ?」
「っ…!」
勝鬨は絶句した
今の遊矢は以前の記録で見た遊矢とは全くの別人であることをようやく理解したからだ
「…なあ勝鬨、お前は攻撃力2万にあったことがあるか?」
「・・・は?」
「デッキを全部除外されたことは?頑張って召喚したモンスターをデッキに戻されたことは?」
「お前は・・・何を、言って・・・」
「俺たちは、そのような地獄を毎日相手にして、立ち向かってきたんだ…何をやってもデュエルに勝利するっていうんだったら、それくらいのことをしなきゃ」
「り、理解できない・・・」
「お前がそのままだったら、きっとずっと理解できないだろうな・・・」
遊矢は呆然とする勝鬨を置いて、フィールドを出た
あれれ~?
『EM』を書いていたつもりが、なんだか内容が『竜剣士』っぽくなっちゃったぞ~?これはいったい、どうなっちゃうんだ~?
…はい、ごめんなさい。ダークリベリオン亡き今、これくらいガチらないと勝てないんじゃね?って思い書きました。はい。
後は遊記が遊矢に「EXデッキ融合だけじゃきついだろ、どうする?」って聞いて選ばせたら、おそらくこうなるんじゃないかな~…って思ってます。はい。
最終的にはホープを使うっていうね…
でも遊記から見たら、「ホープ使うんだったらこれくらいのことをやってもらわないと困るなー」ってのほほんと考えてると思うんですよ
今回使った遊矢のデッキ?まぁ…その…かなり変態的なデッキです
簡単にまとめると…
原作『魔術師
みたいな感じになりました。
これからはできるだけ1話でまとめれるように頑張ろうかなって思います。
その分1話1話が長くなるので、そこらへんはご容赦ください…!
感想、質問、ご指摘等々大変励みになっております!
感謝感激ありがとうございます!
ヒカル・ムラクモ様、雷影様