オリキャラのアークファイブ伝記   作:しがなくない

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前回のあらすじ
「頑張って僕を楽しませてね」
「通常召喚できないから墓地に行くぞ」
「何をするかと思ったら、自滅か」
「何勘違いしているんだ」
「『1ターンに1度』ってあったじゃないか!」
「出し直せばもう1回つかえるんだよ」
「こんなの、デュエルじゃない!」
「どこまで行ってもデュエルだよ、これは」
「どうしてそこまで君は強いの?」
「先攻制圧ってのをされた経験はあるか?」
「私を鍛えてくれないか」
「アカデミアに反旗を翻す!」
「絶対に自分の心を折るな…それが条件だ」
「いずれ僕も遊記を倒すからね!」
「おう…期待してるぜ」

※また題名無しで投稿しましたので、再編集しました


自分が負けるなんて思ってデュエルしてる奴なんかいない

遊記、素良、セレナ、ユーゴはジャングルエリアに来ていた

 

ユーゴは足場が悪いので、ヘルメットを外してバイクを押しながら歩いていた

 

「そういや素良とセレナは『融合』は使うのに『置換融合』とか『大融合』とか使わないんだな。『多層融合』はともかくとして…」

 

「いきなり聞いたことのない融合魔法が出てきたんだけど…まぁ、僕は『融合』サーチがあるからいらないかな」

 

「その『置換融合』とか『大融合』とはどんな効果なんだ?」

 

「『置換融合』はフィールドのモンスターでしか融合できない代わりに、墓地のこのカードを除外して、墓地の融合モンスターをEXデッキに戻しつつ1枚ドローするカードで、『大融合』は3体以上融合素材にするモンスターしか融合召喚できないけど、効果破壊耐性と貫通効果を得る」

 

「『置換融合』はフィールドでしか融合できないけど、その分メリットがあるのか…『大融合』もサーベル・タイガーやシザー・タイガーとかに使えばめちゃくちゃ強化される…」

 

「『多層融合』ってのは?」

 

「『大融合』と似たような効果だな。3体以上融合素材にするモンスターしかできないけど、相手フィールドにモンスターがいる場合、その分EXデッキのモンスターを除外して素材にできるんだ」

 

「はぁ!?何そのめちゃつよカード!?」

 

「ただEXデッキから除外したモンスターの攻撃力分のLPを失うからな・・・」

 

「でも十分だよ!?マッド・キマイラとかサーベル・タイガーとか『デストーイ』融合モンスターを素材にするから、それを除外すれば後は手札やフィールドの『ファーニマル』や『エッジインプ』が使えるしね!」

 

「それに攻撃力分のLPを失うのならば、あえて攻撃力の低い素材を除外すればいいしな」

 

「へー…遊記、シンクロ召喚は何かないか?」

 

「相手ターンにシンクロ召喚するカードならいくつか心当たりはあるな。『ホップ・イヤー飛行隊』とか、レベル8以下だったら『王魂調和』とかあるな。墓地の『置換融合』と似た効果を持つ『シンクロ・トランスミッション』なんてのもある」

 

「へぇー、めちゃくちゃあるんだな!『王魂調和』とかはクリアウイングにも合いそうだしな!」

 

「まぁ、大会が落ち着いたらいくつか見せるよ。なんならこの後テーブルデュエルでも…ん?」

 

話しながら歩いていると、遊記は明かりが見えた

 

「明かりが見えるな」

 

「敵か?」

 

「いや、多分違う…注意しながら近づいてみるぞ」

 

遊記たちが近づきながら明かりに近づいた

 

「…なんだ、遊矢か」

 

「…あれっ、遊記さん!?それと…」

 

「ユート!?それに瑠璃!?」

 

「ユートじゃないユーゴだ!」

 

「私も瑠璃ではない、セレナだ」

 

その場には遊矢、権現坂、未知夫、鉄平、そして黒咲の5人がいた

 

「ユーゴ…!シンクロ次元の融合の手先か!」

 

「あーもうめんどくせぇ!」

 

「くーろーさーきー?」

 

「っ…!」

 

「とりあえず紹介しようか。こいつは『ユーゴ』、融合ではない。名前と『融合』が似てるから間違えるとかどんな思考回路してんだお前」

 

「・・・しかしアカデミアは!」

 

「なんならその『アカデミア』の主力級メンバー2人寝返ったし、さっき1人倒したし…」

 

「なんだと…!?」

 

「んで、こいつがその主力級メンバーの1人、セレナだ。決して瑠璃ではないし柚子でもない」

 

「…お前は、エクシーズ次元の住人か」

 

「ああそうだ!お前たち融合次元のせいで、俺たちの住むハートランドは…!」

 

「すまなかった」

 

セレナは黒咲に頭を下げた

 

 

「…頭を下げたところで!俺たちの失ったものは戻ってこない!」

 

「その通りだ。だから私は…この手で融合次元の手先を1人でも多く葬り去ることにした」

 

「っ、葬り去る!?」

 

遊記たちは驚いた

 

「…なかなか穏やかじゃないな、セレナ」

 

「…ああ。アカデミアに反旗を翻すなら、これくらいのことはしないといけない。このデュエルディスクにも、相手をカード化する機能はついているからな」

 

「あいつらと同じになるぞ」

 

「構うものか。目には目を、歯には歯を…奴らが私たちをカードにしてくるなら、こっちも奴らをカードにするしかない」

 

「けど…そんなのは間違っている!」

 

遊矢は立ち上がり、セレナに言い放った

 

「合ってる間違ってるの問題ではない。そうでもしないと、被害な減らないのだ…アカデミアに行けば、カードにした人は元に戻る。殺生はしていない。どうして間違ってると思うんだ?」

 

「それは…」

 

遊矢は苦虫を噛み潰したような顔で座った

 

「確かに、目には目をっていう考えはわかる」

 

「遊記さん!?」

 

「俺のいたところでもそうだったからな。一つの大会で同じデッキを使う人が複数いるなんてのはよくあることだったから」

 

「だが、俺の教えることが戦争に利用されるってなら話は別だが?」

 

「違う!そういうわけじゃ…」

 

「ああ、お前がそういうわけで言ったんじゃないってのはわかってる。だがそういうふうに捉えることができるんだよ」

 

「…」

 

セレナも顔を俯いた

 

「…はい、それじゃあ飯にしようか。俺たちにも分けてくれないか?」

 

「うん、いいよ。でも量が足りないから、もうちょっと待っててね。鉄平君、もうちょっと魚を取ってきてくれるかい?」

 

「なんや…わかったで、ちょっと待っててや」

 

鉄平はその場を離れ、未知夫は作った料理をよそってくれた

 

「はい、君たちの分」

 

「あ、ああ…」

 

「今日はいろいろとありすぎた。たくさん食うからな?未知夫」

 

「ははは、その分作り甲斐があるね」

 

「いただきまーす…ほれ、お前らも食え」

 

「…その、私は…」

 

「いただきまーす、うーん美味しい!甘ければもっと美味しいんだけどなー」

 

「うっめぇ!これリンが作ったのよりさらにうめぇ!」

 

(すごい食べてる!?)

 

「おかわりあるか!?」

 

「あるよ、よそうね」

 

「おっしゃー!」

 

「セレナも食え…食わないとそもそも戦えないぞ」

 

「…わかっているとも」

 

セレナは手渡された料理を口に運んだ

 

「…!」

 

「どうかな?」

 

「…まぁまぁだな」

 

「そう、ありがとう」

 

「…どうして感謝するんだ?」

 

「美味しいって思ってるのが顔に出てるんだよ」

 

「なっ…!」

 

「未知夫、俺もお代わりくれ」

 

「うん、わかった」

 

「僕もちょうだい!」

 

「ちょっと待ってて…」

 

そうして遊記たちは晩飯を食べた・・・

 

〜〜〜

 

夕食後、遊記、遊矢、ユーゴ、セレナ、黒咲、素良の6人が集まって座って話をしていた

 

「あの火山エリアでの爆発は遊記さんだったの!?」

 

「おう、ちょっとやばいカードが見つかったからそれ使ってオベリスクフォースをちょっと捻った」

 

「あれは…ちょっとじゃないだろう」

 

「何やったの?僕その時会場に戻ってたからわかんなくて…」

 

「全員に同時に7800ダメージを与えた」

 

「ちょっと何言ってるかわからないかな…」

 

「わかれ」

 

「無理だよ!?」

 

「遊矢たちは合わなかったのか?」

 

「ああ、俺たちも合った…俺と黒咲がデュエルしてるところに割り込んできたから、黒咲の『RR』とオッドアイズでまとめて吹き飛ばしたけど」

 

「さすがだな。俺が鍛えただけのことはある」

 

「遊記に鍛えてもらってるのは羨ましいけど、何をどうしたらそんなことになるんだよ」

 

「けど…カードに変えられてるのを見て、震えが止まらなかった。あの時黒咲がいなかったら…恐らく俺が、カードになってたと思う」

 

「なんだ、そんなに接戦だったのか?」

 

「遊記さんは怖くないのかよ!」

 

遊矢は立ち上がって叫んだ

 

「カード化されるのがか?」

 

「ああそうだ!」

 

「怖くないね」

 

「…どうして!」

 

「俺が勝つから」

 

「…!」

 

遊記の言葉に、その場にいた全員が息を呑んだ

 

「誰だってそうだろ?最初から自分が負けるなんて思ってデュエルしてる奴なんかいない。まぁ、デュエル中に相手に絶望することはあるが…それでも諦めないからこそデュエリストだろ?遊矢、お前は自分のエンタメデュエルで客を笑わせる自信がないままでステージに上がるのか?」

 

「違う!」

 

「それと同じだ」

 

「けど…俺はあんたみたいに強くない!」

 

「そりゃそうだ、1日2日で強くなられちゃこっちが…あまり困らないな」

 

「おい」

 

「ははは…まぁ、今すぐ決めなくてもいいんじゃないか?少なくとも、ユーゴとセレナ、素良はアカデミアと戦うのを決めたわけだけだし。黒咲もそうだろ?」

 

「ああ。おれとユートもアカデミアと戦う。瑠璃を取り戻すために…!」

 

「…」

 

「アカデミアと戦うことを決めたら、生半可な気持ちじゃ戦えない。もちろん俺もできる限りサポートしよう」

 

「助かるぜ!」

 

「・・・みんな、こわくないんだな」

 

遊矢は座った

 

「怖い?そんな気持ちで俺たちはアカデミアと戦っちゃいない」

 

「?」

 

「俺たちエクシーズ次元は、アカデミアに借りがある!その借りをいま…奴らに返すだけだ!」

 

「…!」

 

「さ、黒咲の意見がわかったところで、今日はもう寝ようか。明日も早いからな…ふわぁあ…」

 

「そうだね、アカデミアが来ないとも限らないし。じゃあ僕はお先、おやふみー」

 

素良はあくびをしながらその場を去った

 

「俺も寝るか、行こうぜユーゴ」

 

「おう、それじゃあな!」

 

遊記とユーゴはその場を離れた

 

「…俺も行く」

 

黒咲はその場を離れた

 

「…遊矢、と言ったか」

 

「なんだ」

 

「もしアカデミアと戦うというのであれば、歓迎しよう。だがそうでないのなら…素直に引き下がることを勧める」

 

「…!」

 

「ではな」

 

セレナはその場を離れた

 

「・・・おれは・・・どうすれば・・・」

 

遊矢の呟きが、空に放たれた




はい、というわけで投稿です。
今回は遊記組が遊矢たちに合流しました。
遺跡ゾーンにいたオベリスクフォースは、デュエル中の遊矢と黒咲が緊急でタッグを組んでやっつけたそうです
※その時の様子は今の所書く気はありません
書きながら思ったのは…これ、沢渡『魔界劇団』手に入れられなくね?
ま、まぁまぁ、零児さんがなんとかしてくれるでしょう!ええ!
それではまた
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