オリキャラのアークファイブ伝記   作:しがなくない

72 / 112
前回のあらすじ
「こ、ここは…レストラン!?」
「どうぞ心行くまで、お楽しみください」
『くりくり~!』
「さぁ、お勘定の時間だ」
「・・・うつく、しい・・・!」


なんとかできるなら、やってみせろよ!

遊記達が地下を離れ、遊矢のDーホイールでハイウェイを走っていた

 

「こ、これは…!」

 

「・・・!」

 

ハイウェイの下ではコモンズたちの暴動が起こっており、所々でセキュリティが暴動を治めているのが見えるが、それでも押され始めていた

 

「こ、怖い…」

 

「零羅・・・」

 

「まぁ、こっちに目を向けられてないからありがたいがな」

 

「遊記さん!」

 

「…悪い」

 

そういっていると、後方から何かが発してくる音がした

 

「…!あれは…」

 

「遊記!」

 

後ろから、ユーゴがDーホイールに乗ってやってきた

 

「ユーゴ!無事だったか!」

 

「他の奴らはどうした?」

 

「とりあえず安全な場所に置いてきた、セキュリティも暴動の方に手を焼いているみたいだし、しばらくは大丈夫だと思う」

 

「そうか、良かった…!」

 

「セレナの容態はどうだ?」

 

「ああ、自分の足で走れるまでは戻ったぜ」

 

「ん、そうか…」

 

「…柚子…」

 

遊矢はうつむいた

 

「おい遊矢、運転してるんだから下向くな。柚子が心配な気持ちはわかるが…すくなくとも、誰かが守ってるさ」

 

「誰かって誰だよ…」

 

「ユートや黒咲、権現坂…お前には頼れる奴らがいるだろ?」

 

「もしついてなかったらどうするんだよ!」

 

「遊矢・・・」

 

「…心配なんだよ…」

 

「…悪かったな。軽いこと言って」

 

「…いえ。俺こそ…ごめんなさい」

 

「・・・」

 

「・・・お、おまえら・・・」

 

ユーゴが言葉を探していると、後ろから何かが走ってくる音がした

 

「っ!なんだ!?」

 

「あれは…セルゲイ!?」

 

後ろから、セルゲイがバイクと共に走ってきた

 

「フハハハハハハ!!!ユウキ!カミサトユウキィィィィ!!!」

 

「うっそだろ!?気失ってたんじゃなかったんじゃないのかよ!?」

 

「これは…やばいな。遊矢、飛ばせるか!?」

 

「やってみます!」

 

「俺が先導する!遅れるなよ、遊矢!」

 

ユーゴは加速して遊矢の前に出て、遊矢もスピードを上げながらついていった

 

「フハハハハハハ!!!」

 

「クッソ…!ちょっとずつ追いついてきて来やがる!」

 

「遊矢!」

 

「これ以上は無理です!」

 

「・・・仕方ない」

 

遊記は遊矢から手を離した

 

「…遊記さん?」

 

「先生…?」

 

「あいつの狙いは俺だ。だから…俺はここでリタイアだ」

 

「遊記さん、何を…!」

 

「生きてたら会おうぜ。2人とも…あばよ!」

 

遊記はバイクから飛び降り、そのままハイウェイの下に落ちていった

 

「遊記さん!?遊記さん!!!」

 

「先生!」

 

「ぬぅぅっ!?」

 

セルゲイは遊記の落ちていった方を向き、その場で停止した

 

「・・・」

 

~~~

 

(・・・あ、これは…死んだか?)

 

遊記はハイウェイから身を投げた後、やけに時間の流れが遅く感じていた

 

(あー・・・これは、走馬灯みたいなやつか。ははっ、初めて見るな…)

 

(・・・あ?これは…誰の記憶だ?)

 

遊記が走馬灯としてみたのは、自分のこれまでの人生ではなく、誰かの人生を見ていた

 

(・・・ユーゴ?そしてこいつは・・・柚子やセレナとそっくりな、だれだ・・・?)

 

(・・・小さいクロウ、小さいジャック・・・そして・・・禿頭・・・?)

 

(・・・)

 

遊記は目を閉じた

 

(・・・だれだよ。誰の人生なんだよ、これは・・・)

 

(・・・?)

 

遊記は、デュエルディスクに違和感を感じた

 

「・・・」

 

(・・・そうだな、最後だ)

 

遊記はデュエルディスクにセットされているデッキの一番上を手に取った

 

(・・・なんでだろうか、カードが手に取るようにわかる)

 

(このカードが何なのかも・・・ははっ、笑っちまうな・・・)

 

(・・・)

 

「なんとかできるなら、やってみせろよ!」

 

遊記はカードをドローし、確認せずにデュエルディスクに置いた

 

~~~

 

・・・グオオオオォォォ!!!

 

その時、シティ中に何かの叫び声が聞こえた

 

誰もが行動を止め、その声が聞こえたほうを向いた

 

皆がその方を向くと、そこには・・・

 

『グオオオオォォォオオオォォオオォオオ!!!』

 

竜が現れた

 

体が機械でできている青い竜が、急に地面から飛び出してきた

 

その雄々しく巨大な機械の竜を見て、誰もが言葉を失い、また誰もが手に取っているものを地面に落とした

 

「・・・あれは!」

 

「まさか!あのモンスターは・・・!」

 

そのモンスターが何かを理解したのは、元々『彼』と面識のあった人物だけだった

 

「あれは・・・?」

 

「きれい・・・」

 

「あれは…!ユースケのエースモンスター!」

 

「おお・・・!う、美しい・・・!」

 

~~~

 

『彼』は、目を開けた

 

「・・・ここは、シティか」

 

『彼』は視線を落とすと、かつての『相棒』のうちの1体が実体化していた

 

「・・・よう。元気そうだな、相棒」

 

『グルルル・・・』

 

「悪かったって…記憶があやふやなんだよ。気が付いたらお前に乗ってたからよ。まったく…いったい何がどうなってるのやら」

 

『彼』は周りを見渡した

 

「・・・お、あれは・・・ユーゴが2人?相棒、あっちに行ってくれ」

 

『グオオオ!!!』

 

『彼』の相棒は、『彼』を乗せながらハイウェイに近づいた

 

~~~

 

遊矢達の下に、さっき出現した竜が近づいてきた

 

「き、来た…!」

 

「やろう…ッ!」

 

ユーゴは言葉を失った

 

「・・・よう、ユーゴ。大きくなったなぁお前」

 

「まさか・・・ユースケ、なのか?」

 

「え?何言ってんだよユーゴ、あれは・・・」

 

「おう」

 

「・・・え?」

 

「そっちのユーゴに似てる奴と、そこのガキは初めましてだな。俺は・・・」

 

「カミサトユウキィ!」

 

2人の後ろから、セルゲイがバイクに乗って追い付いてきた

 

「カミサトユウキィィ!!!お前は美しい!俺はそれを…それおぉぉぉぉおお!!!!」

 

「…?おまえ、セルゲイか!?だが人違いだぜ。俺はそのカミサトユウキってのじゃねぇ」

 

「俺はユースケだ!」

 

「ユウキィィ…カミサトユウキィィィィ!!!!」

 

「あーもう仕方ねぇなぁ!わかったよ、デュエルだ!やってやるぜ!」

 

「デュエル!」「デュエルゥ!!」

 

ユースケ LP4000

セルゲイ LP4000




はい、というわけで投稿です
ガッツリ思い付きです!(やけくそ)
今回はちょっと短めです。まぁ導入部分的なやつです、はい。
『彼』はどう動くんでしょうか?
そして『彼』とセルゲイのデュエルの行く先は?
それでは次回、『彼』vs『セルゲイ』
お楽しみに

OCG新規って入れたほうがいい?

  • いいよ!
  • 少しなら…
  • フォッフォッフォッフォ…DAME
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。