「…ユート、ここがお前の故郷か」
「…っ!すまない兄さん、どこか別の場所を…」
「ここにもいたのか!」
「…その制服は、アカデミアの…!」
「さすがお前でも3体1はきついだろうて…助太刀する」
「遊記塾、始めるぞ」
遊記の突然の言葉に、ユートは困惑していた
「ゆ、遊記?突然何を…?」
「簡単だ。こいつらを引き込む」
「はぁ!?」
ユートは遊記の言葉に驚いた
「引き込むって…本気で言ってるのか遊記!?」
「当然。こいつらのデュエルの腕はまだまだだ。正直俺一人でこいつらを相手できるね」
「「「うぐっ…」」」
「ジンナイは『サンダー・ドラゴン』という結構優秀なモンスターを使ってた、コウスケは伏せカードで特にパッとしなかったが、戦況を見る目はある。サザナミはもう少しデッキになる様に見直せばもっと強くなれる…」
「何を…」
「要するに、こいつらはもっと強くなれる。そんで俺たちに協力してもらおうじゃないか」
「…俺たち、自由にしていいんじゃ」
アカデミアA…コウスケが遊記に疑問をぶつけた
「悪いがちょっとばかし予定変更だ。お前達、強くなりたくないか?」
「はぁ!?」
「ど、どういうこと?私たちに何をするつもりなの!?」
アカデミアB…サザナミはおびえながら遊記に向かって叫んだ
「お前たちを純粋に強くする」
「敵である俺たちを…?」
「ああ、さっきまでは敵だったな」
「さっきまでは…?」
「1回デュエルした俺たちは、もう敵でも見方でも何でもない。ただの1人のデュエリストだ。お前達も純粋に強くなれる、俺も強いやつと戦える。win-winだろう?」
「「「・・・」」」
3人は絶句した。
あまりにも荒唐無稽な理由に、面食らっているのである
「…俺は反対だ」
「ユート…」
「こいつらはアカデミアだ、俺の故郷を…ハートランドをここまで破壊した!関係のないやつらを巻き込んで…」
ユートは拳を力いっぱい握りこんだ
「…ユート、大丈夫だ」
「遊記…?」
遊記はユートの両肩を掴み、小声で話し始めた
「逆に考えるんだ…これは好機だと」
「好機…?」
「アカデミアを仲間に引き込んでいけば、そこから元凶を突き止められるかもしれない。黒咲の妹の居場所だったり、カード化された奴を戻す方法だってわかるかもしれない」
「…!」
「希望的観測で悪いがな。だが…少しでも可能性はあったほうがいいだろう?」
「・・・」
遊記はユートから離れ、ユートは考え始めた
「・・・」
「思うところがあるのはわかる。だが安心しろ、むしろあいつらが謀反を企てるようなら…」
遊記は3人にも見えるように笑った
「地獄ですら生ぬるいデュエルをするまでだからな」
「「「ひいっ!!」」」
「・・・ははっ」
ユートはそれを見て呆けたが、笑った
「そうだな…遊記」
「お前がアカデミアにされたことは忘れなくてもいい。だが…憎しみに駆られて復讐に走るだけじゃ何も始まらない。これからに目を向けようぜ」
「ああ!」
「よーし、まずはデッキの相談からだ!お前らデッキ見せろ、1つ1つ突っ込んでやる」
「俺もいいか?」
「もちろん」
歩きはじめる遊記の後を、ユートは追いかけた
~~~
遊記とユートがエクシーズ次元に来て数日後、ジンナイ、コウスケ、サザナミの3人は、メキメキと力をつけ、それと同時に遊記とユートは周囲の巡回を行うと共に襲い掛かってきたアカデミア兵を片っ端から弟子にし、遊記塾は少しずつ大きくなりつつあった
もちろん反逆もあったが、そいつらに対しては遊記直々に『お話』をしたことにより、心を入れ替えてデュエルの修行に励んだ
「さーて、今日も今日とて巡回っと…」
「と言っても、ここ数日はあまりアカデミアは見なくなった。もうこの付近にはいないのかもな」
「かもなー…まぁ、平和なのはいいことだ。ジンナイなんか『サンドラ』をもう使いこなしてるし、コウスケはリバースデッキを、サザナミは『将星』がめちゃくちゃうまくなってきて、いまじゃ師匠代理みたいなことしてる…数日とはいえ、良く成長したもんだよ」
「もともとアカデミアの兵士だったからな…デュエルに関しての基礎知識はあったのだろう。彼らの覚えが良かったんだろうさ」
「そうか…ん?」
遊記とユートが歩いていると、2人の前に2人の女性が立ちはだかった
「・・・お前が『上里遊記』か?」
「そうだが?」
「へぇ?結構いい男じゃない」
「グレース!」
「誰だ」
ユートは警戒してデュエルディスクを構えた
「私たち?私たちはねぇ…」
「私たちはプロフェッサーの命により、上里遊記…お前を拘束しに来た」
「プロフェッサー…アカデミアか!」
「悪いけど、おとなしく捕まってくれないかな?あなたも痛い目見たくないでしょ?」
「やだね。お前たちに付き合う理由もないし」
「なら仕方ないわね…力づくでやらせてもらうわよ。タッグデュエルでどうかしら?」
「タッグ?」
「互いにライフ、フィールド、墓地は共有で使うルールよ」
「・・・わかった、行くぞ遊記!」
「ユートは下がってろ」
「っ…遊記!?」
「ルールの調整だ。2対1でいいが、俺のLPは倍の8000、俺のターン、そっちの金髪のターン、そっちの銀髪のターン、俺のターン…みたいなローテでいい。攻撃が可能になるのは2回目の自分のターンが来てから、お前たちのLPは共有しなくても構わない…それでもいいか?」
「いいわよ。変則タッグマッチね」
「グレース…はぁ、まぁいいわ。さっさと始めましょう」
2人の女性はデュエルディスクを構えた
「遊記…!」
「俺は大丈夫だ、ユート。そこで見ててくれ」
「しかし…」
「大丈夫だ。それに…ちょっとワクワクしてる」
「えっ…?」
遊記は1歩前に出て、デュエルディスクを構えた
「さぁ、準備は良いか?」
「もちろん」
「いつでもいいわよ」
「なら・・・」
「「「デュエル」!」」
遊記 LP8000
グロリア LP4000
グレース LP4000
~~~
変則タッグマッチについて
遊記側
LP8000スタート、手札5枚
1つのデッキを使用する
タイラー姉妹側
LPそれぞれ4000スタート、LPの共有は無し、手札それぞれ5枚
フィールド、墓地、除外の共有あり
それぞれのデッキを使用する
片方のLPが0になっても、もう片方のLPが0になっていなければフィールドをそのまま引き継ぎ、デュエル続行
遊記が勝つには、タイラー姉妹のLPをそれぞれ0にしなくてはいけない
タイラー姉妹が勝つには、遊記のLPを0にしなくてはならない
モンスターによる攻撃が可能になるのは、2回目のターンが回ってきた時
手順は遊記→グロリア→グレースの順
~~~
「俺のターン。俺は手札からスケール5の『マジェスペクター・ラクーン』と『
マジェスペクター・ラクーン スケール5
遊記 手札5→3枚
「ペンデュラム…!?まさかお前、『ランサーズ』か!?」
「ランサーズ?そんなのは知らん。ラスター
遊記 手札3→4枚
「そして新たに、手札からスケール2の『マジェスペクター・キャット』をセッティング」
マジェスペクター・キャット スケール2
遊記 手札4→3枚
「これでレベルが3と4のモンスターを同時に召喚可能。P召喚、現れろ、俺の仲間たちよ」
「EXデッキからは、『マジェスペクター・ラクーン』を、手札からは『マジェスペクター・クロウ』と『マジェスペクター・フォックス』を召喚」
マジェスペクター・ラクーン ATK1200
マジェスペクター・クロウ ATK1000
マジェスペクター・フォックス ATK1500
遊記 手札3→1枚
「一気にモンスターを3体も…!?」
「わあ!可愛いモンスター達ね!」
「P召喚したラクーンの効果、それにチェーンしてクロウの効果、さらにチェーンしてフォックスの効果を発動」
「「チェーン?」」
「フォックスは召喚・特殊召喚した時、デッキから『マジェスペクター』罠カードを1枚手札に加える。俺はデッキから『マジェスペクター・テンペスト』を手札に」
遊記 手札1→2枚
「次にクロウは召喚・特殊召喚した時、デッキから『マジェスペクター』魔法カードを1枚手札に加える。デッキから『マジェスペクター・ウィンド』を手札に」
遊記 手札2→3枚
「そしてラクーンは召喚・特殊召喚した時、デッキから『マジェスペクター』モンスターを1体手札に加える。俺はデッキから『マジェスペクター・ポーキュパイン』を手札に」
遊記 手札3→4枚
「消費した手札が、一気に回復した!?」
「へぇ~、すっごい!」
「俺は手札から、『マジェスペクター・ウィンド』をラクーンをリリースして発動。手札か墓地から『マジェスペクター』モンスターを特殊召喚する。ただし、俺のフィールドの風属性魔法使い族をリリースしてこのカードを発動した時、デッキから特殊召喚することができる」
遊記 手札4→3枚
「なんだと!?」
「わぁーお」
「『マジェスペクター』モンスターは全員、風属性魔法使い族だ。俺はデッキから『マジェスペクター・ユニコーン』を特殊召喚」
マジェスペクター・ユニコーン ATK2000
「そして俺は手札からポーキュパインの効果を発動・俺のフィールドに『マジェスペクター』モンスターが存在する時、手札から特殊召喚できる」
マジェスペクター・ポーキュパイン ATK1500
遊記 手札3→2枚
「ポーキュパインの効果。ポーキュパインは召喚・特殊召喚した時、墓地の『マジェスペクター』魔法カード1枚を対象にとり、そのカードを俺のフィールドにセットする。俺はさっき使用した『マジェスペクター・ウィンド』をセット」
「無駄がない…!さすがだ遊記!」
「へぇ、やるじゃない」
「俺はレベル4のクロウとフォックスの2体でオーバーレイ、エクシーズ召喚」
「現れろ、ランク4!『マジェスペクター・ドラコ』!」
マジェスペクター・ドラコ ATK2500 ORU2
「そして俺は手札から『
遊記 手札2→1枚
「俺はフィールドのマジェスティ
「融合!?」
「現れろ、俺たちを守る蒼き盾、『
「守備力、2950…!」
「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンドだ。さぁ、かかってこい」
遊記 手札1→0枚
「1ターンにペンデュラムとエクシーズ、果てには『融合』を使わず融合召喚なんて…」
「あなた強いのね!」
「まあな、んで、そっちの金髪のターンだ」
「言われてますよ?グロリアお姉さま?」
「グレースは黙って…私のターン!」
グロリア 手札5→6枚
「私のフィールドにモンスターが存在しないとき、手札から永続魔法『スローライフ』を発動!このカードが表側表示で存在する限り、すべてのプレイヤーはモンスターを通常召喚したターンはモンスターを特殊召喚できず、特殊召喚したターンは通常召喚できない!」
「うっわぁ面倒なカードを…」
『俺だったらあまり刺さらないカードだな…』
(お前は通常召喚しないしな)
グロリア 手札6→5枚
「私は手札の『アマゾネスの
アマゾネスの
グロリア 手札5→4枚
「そして手札から『融合』を発動!私は手札の『アマゾネス
「密林の女王よ!勇猛なる剣士の力を取り込みすべてを統べる帝国を築け!融合召喚!現れろ、レベル8!『アマゾネス
アマゾネス
グロリア 手札4→1枚
「私はカードを1枚伏せて、ターンエンド」
グロリア 手札1→0枚
「私のターンね?ドロー!」
グレース 手札5→6枚
「私は手札から『融合』を発動!あたしの手札の『アマゾネスペット
「牙剥く密林の野獣よ!獲物を狙う戦士の目を得て、新たな猛獣となりて現れよ!融合召喚!出現せよ、レベル7!『アマゾネスペット
アマゾネスペット
グレース 手札6→4枚
「そして私はカードを2枚伏せて、ターンエンドよ」
グレース 手札4→2枚
「なら相手のエンドフェイズ、速攻魔法『マジェスペクター・ウィンド』を発動。俺はフィールドのユニコーンをリリースし、デッキから『マジェスペクター・フロッグ』を特殊召喚」
ユニコーンがカードから発生した緑色の風に乗って舞い上がり、どこかからか降ってきた緑のカエルと入れ替わった
マジェスペクター・フロッグ ATK1500
「入れ替わった…!?」
「特殊召喚したフロッグの効果。それにチェーンしてドラコの効果を発動」
「私のエンドフェイズに動いてきた!?」
「何もなければ逆順処理だ。ドラコは俺のフィールドのモンスターがリリースされた時、ORUを1つ取り除いてデッキからレベル6以下の風属性魔法使い族モンスターを1体特殊召喚する。俺はデッキから『
マジェスペクター・ドラコ ORU2→1
「そしてフロッグは召喚・特殊召喚した時、墓地の『マジェスペクター』魔法・罠カード1枚をセットする。ただしこのターンはセットしたこのカードは使えないが…」
「今は私のエンドフェイズ、関係ないじゃない…!」
「そうだな。さぁ、ターンエンドの宣言をしてくれ」
「ターンエンドよ!お姉さま、こいつ…!」
「強いわね…底が知れないわ」
「遊記…」
「このターンからバトルフェイズを行える。俺のターン」
遊記 手札0→1枚
「スタンバイ、メインフェイズ」
「お前がモンスターを特殊召喚するのであれば、こうするまでよ!永続罠『アマゾネス
「それにチェーンして速攻魔法『マジェスペクター・ウィンド』の効果を発動。フロッグをリリースして、2体目のクロウをデッキから特殊召喚する」
「っ…何もないわ」
「私もよ」
「なら逆順処理だ。俺はデッキからクロウを特殊召喚」
マジェスペクター・クロウ ATK1500
「そして永続罠発動と。LP回復はちょっと厄介だが…どうにかなる。クロウの効果、デッキから『マジェスペクター・ストーム』を手札に加える」
遊記 手札1→2枚
「そして手札から『マジェスペクター・ストーム』を発動。自分フィールドの風属性魔法使い族モンスターをリリースして、相手フィールドのモンスター1体を対象にとり、そのモンスターをデッキに戻す」
「デッキバウンスですって!?」
「俺はクロウをリリースして、『アマゾネス
「『アマゾネス
クロウが羽ばたいて起こした竜巻はアマゾネス
遊記 手札2→1枚
「
「まだ続くぞ、P召喚。EXデッキから再び現れろ、ポーキュパイン、そして手札からラスター
マジェスペクター・ポーキュパイン ATK1500
遊記 手札1→0枚
「永続罠『アマゾネス
グレース LP4000→7350
「おう、いいぞ。ポーキュパインの効果で、さっき発動したストームをセットして、再び発動。マジェスティ
「私のモンスターまで!?」
「そしてレベル4のポーキュパインに、レベル4のラスター
「チューニングだと!?」
「シンクロ召喚も使えるの!?」
「シンクロ召喚。現れろ、レベル8。『
「フィールドに融合、シンクロ、エクシーズが、並んだ…!」
「『アマゾネス
グレース LP7350→10200
「LPが1万を超えた…!」
「だがこれ以上LPを回復させない。イグニスター
イグニスターの剣から放たれる熱線が、ラスター
「これでLPの回復はもうない。ダイナスター
「ダイナスター
「キャアっ!」
グレース LP4000→2000
「姉様!」
「ドラコでダイレクトアタック」
ドラコが突撃し、グロリアはその場に倒れた
グロリア LP2000→-300
「そしてイグニスター
「ぐっ…!」
グレース LP10200→7350
「俺はこれでターンエンド」
「エンドフェイズ!永続罠『アマゾネスの
『今更か?使うにしてもタイミングが遅すぎる気が…』
(戦闘ダメージを受けたターンのエンドフェイズ時ってあるな…使い勝手悪すぎないか?)
「グレース…」
「私のターン!」
グレース 手札2→3枚
「っ…!私は手札から『
グレース 手札3→2→3枚
「そして手札から『融合』を発動!手札の『アマゾネスペット
「再び現れなさい!『アマゾネスペット
アマゾネスペット
グレース 手札3→0枚
「なるほど、金髪の方のモンスターを手札に加えて、それで融合したわけか…」
「バトルよ!『アマゾネスペット
アマゾネスペット
「チェーンを取らない効果か…」
アマゾネスペット
遊記 LP8000→7850
「バトルが終了したため、『アマゾネスペット
アマゾネスペット
「私はこれでターンエンドよ!」
「俺のターン」
遊記 手札0→1枚
「スタンバイ、メインフェイズ。手札から速攻魔法『マジェスペクター・サイクロン』を発動。自分フィールドの風属性魔法使い族モンスターをリリースして、相手フィールドのモンスター1体を対象にとり、破壊する。俺はドラコをリリースして『アマゾネスペット
ドラコが起こした黄色い竜巻が、アマゾネスペット
遊記 手札1→0枚
「私のモンスターが、また…!」
「リリースされたドラコの効果。このカードをPスケールにセットする」
マジェスペクター・ドラコ スケール5
「さぁ、P召喚だ。EXデッキから現れろ、ラクーン、クロウ、ラスター
マジェスペクター・ラクーン ATK1200
マジェスペクター・クロウ ATK1500
「ラクーンの効果、それにチェーンしてクロウの効果を発動。クロウの効果で『マジェスペクター・ウィンド』を手札に加え、ラクーンの効果でポーキュパインを手札に加える」
遊記 手札0→1→2枚
「レベル4のクロウに、レベル4のラスター
「再び現れろ、レベル8。『
「そして手札から『マジェスペクター・ウィンド』を発動。ラクーンをリリースして、デッキからユニコーンを特殊召喚」
マジェスペクター・ユニコーン ATK2000
遊記 手札2→1枚
「俺のフィールドに『マジェスペクター』モンスターが存在するので、手札のポーキュパインの効果。このモンスターを手札から特殊召喚する」
マジェスペクター・ポーキュパイン ATK1500
遊記 手札1→0枚
「ポーキュパインの効果で、墓地の『マジェスペクター・ウィンド』を再びセット。バトルだ、モンスターで総攻撃」
「『アマゾネスの
グレース LP7350→5350→3350→1850
「耐えたか…俺はこれでターンエンドだ」
「私は…エンドフェイズ、永続罠『アマゾネスの
グレース LP1850→3850
「グレース…」
「…私の、ター」
「もうやめて!」
グロリアが、グレースに背後から抱き着いた
「もういいのよ…グレース…」
「姉様…」
「・・・私たちの負けよ」
「サレンダーってことか?」
「ええ…それでいいわ」
「…姉、様…」
「もういいの‥‥あなたはよく頑張ったわ…今はゆっくり休んで」
「・・・はい、姉様…」
グレースは目を閉じ、気を失った
遊記 win
~~~
遊記は構えを解いた
「…私たちはもう、戦う意志は無いわ…」
「ん、そうか…」
「…」
ユートは驚愕していた
(あの悪名高い『タイラー姉妹』を、1人で…やっぱり遊記は強い!)
「…私たちを、どうする気かしら?」
「別にどうも。…とりあえず、うち来るか?」
「うち?」
「俺たちの塾だ。とりあえずそっちの…グレースだっけ?そっちを休まさないとな」
「・・・いいのか?私たちは、お前たちの・・・」
「構わん。さっきまでは確かに敵だったが、それが終われば俺たちは共にライバル…共に戦う『戦友』ってやつだ」
「遊記の言うとおりだ。俺はハートランド出身だ、だからこの次元を・・・『ハートランド』を壊滅に追い込んだアカデミアを許すことはできない。しかし・・・」
ユートは気を失ったグレースの肩を持った
「遊記の言うことも、またわかる。兄さんも似たようなことを言っていたからな。『デュエルが終われば、立場はどうあれみんな仲間だ』ってな」
「…」
「じゃあ行くか。ついてきてくれ」
遊記たち4人は、拠点に向けて歩き出した
〜〜〜
「ついたぞ」
「こ、これは…!」
グロリアは驚いた
「こいつらは・・・オシリスレッドとラーイエローの生徒じゃないか!?」
「オシリスレッド…ああ、そういやエド・フェニックスがそんなこと言ってたな」
「っ!?総司令官を知っているのか!?」
「え?総司令官?なんのことだ?」
「お?…あ!お帰りなさい師匠!」
遊記がグロリアと話していると、遊記の姿に気づいたラーイエローのアカデミア生徒とオシリスレッドの生徒が話しかけてきた
「お疲れ様です師匠!」
「おー、気にせず続けて」
「「はい!」」
2人はデュエルに戻った
「…とりあえず、落ち着ける場所に案内する。そこで休ませてやれ」
「あ、ああ…」
「ユート、案内頼む」
「ああ、わかった」
ユートとグロリアはその場を後にした
はい、と言うわけで投稿です
遊記『マジェスペクター』vsタイラー姉妹『アマゾネス(アニメ)』の、変則タッグマッチでした
変更タッグマッチにつきましては、3世代の主人公が出てきた遊戯王の映画をちょこっと弄りました。
エクシーズ次元を見て思った事は、エクシーズ編、めちゃくちゃ短く感じました。
前回のシンクロ次元編がめちゃくちゃ長かったからか、なんだか『もう終わった!?』ってびっくりしました
多分本作でも短くなるかなー・・・とは思います、はい
デュエルに関しては、遊記たちのモンスターの総攻撃にグレースが耐えられなくなり、グロリアがそれを止めてサレンダー…と言うふうになりました
『スローライフ』はとても強い妨害にもなりますが、味方に関してはありがた迷惑ですね!
本文でもちょっとだけ触れましたが、ユースケにはあまり効きません。なんせどっちも特殊召喚メインだからね!
多分本作だとエクシーズ次元は数日(3〜4日かな?)の出来事かと思われますが、原作と比べてちょっと滞在時間が長くなります。ご了承ください。
さて、次回も頑張って書いていきます、お楽しみに
それでは
感想、質問、ご指摘等々大変励みになっております!
感謝感激ありがとうございます!
シノビガミ様、N24708様、凍河の氷様、ekusi-do様、ユニバース@アトリエスキー様