「・・・お前が『上里遊記』か?」
「私たちはプロフェッサーの命により、上里遊記…お前を拘束しに来た」
「プロフェッサー…アカデミアか!」
「いいわよ。変則タッグマッチね」
「…私たちはもう、戦う意志は無いわ…」
「…とりあえず、落ち着ける場所に案内する。そこで休ませてやれ」
※一部ルビが変換できていない箇所があります。何度か修正しても治らなかったため、ご了承ください
遊記がグロリアとグレースの2人とデュエルした数日後…
「遊記ー!またデュエルしましょうよー!今度はどんなデュエルをしてくれるのかしら!?」
「飯の時くらい休ませろグレース」
グレースは、ご飯を食べている遊記の背後にだきついた
「いいじゃない!遊記が教えてくれたおかげで新しい『アマゾネス』を手に入ったし、まえよりもーっと強くなっちゃった!」
「そりゃそうだろ…ムグムグ…元々お前達姉妹はポテンシャルはあったんだ、それがさらに開花しただけだよ」
「にしても限度があると思うがな」
腕を組みながら、グロリアが歩いてきた
「しかしどうなってるんだ、お前のデュエルの腕は…ペンデュラム、融合、エクシーズ、シンクロのみならず、儀式や特殊召喚モンスターまで…」
「デュアルもな。て言うか離れろグレース、暑い」
「えー、いいじゃない?て言うか、遊記も満更じゃないでしょ?」
「グレース、いい加減離れないか。遊記が困っているだろう」
「えー、いいじゃない少しくらい。・・・あー、もしかして姉様、遊記が私に取られると思って…」
「っ!ち、違う!決してそんな事は…」
「あーもううるせぇ離れろ!飯食えねぇじゃねぇか!グレースは飯食ったら相手してやるから待ってろ!」
「はーい!それじゃあねー!」
グレースは遊記に抱きつくのをやめ、その場を離れた
「はぁ、全く…グレースを追いかけるから、またな、遊記」
「おう」
グロリアもその場を後にした
「・・・」
その光景を、少し離れた場所でユートは見ていた
「…なぁ、今の見たかユート」
「っ、あ、ああ…」
ユートに、同席していたジンナイが話しかけてきた
「あのタイラー姉妹があんなに懐くなんて…アカデミアにいる時は、あの2人に近づく人はほとんどいなかったのに」
同席していたコウスケはそう話した
「そうなのか?」
「ああ、あの2人に目をつけられると、地獄なんて生ぬるいくらいのデュエルを仕掛けられるって専らの噂だったぜ」
「そ、そうなのか…それは末恐ろしいな…」
「全くだ、あいつらの美貌に惚れて告白して、あいつらの毒牙にかかったやつが「あっ…」何人いたか…」
ジンナイが話していると、急にコウスケは顔を青ざめた
「ん?どうしたコウスケ」
「い、いや…あ!今日の掃除当番僕だった!先に行くね!」
コウスケは立ち上がって、駆け足でその場を離れた
「なんだ…?」
「悪いが俺も失礼させてもらう」
ユートは立ち上がった
「お前も?なんだよ、どうかしたのか?」
「別に。だが一つ忠告しておこう…後ろだ」
「後ろ?」
「忠告はしたからな…」
ユートはその場を離れた
離れて少しして、後ろからジンナイの叫び声が聞こえたが聞こえないふりをしてその場を離れた
〜〜〜
その日の夜、遊記は拠点の外に出て一息ついていた
「・・・ふぅ、グレースには困ったもんだ…」
「お疲れだな」
拠点からユートが出て来た
「ユート…ああ、そうだな。まぁ俺もデッキの回し方の確認はできたが…」
「それでも、あれだけのデッキを1日で使うのは大変だろう」
「まぁな。あの2人以外にも何人か相手してたからな…」
2人は淀んだ空を見ながら談笑をしていた
「…ユート、前から聞きたかったことがあるんだが」
「なんだ?」
「お前が俺と初めて会った時、俺のことを『兄さん』って呼んでたよな、なんでだ?」
「っ!…そ、それは…」
「見つけたぞ」
ユートが苦悶の表情をしていると、建物の上から声が聞こえた
「っ!」
「誰だ」
2人が声のした方を向くと、そこには1人の青年が立っていた
「…!お前達は…!」
「カイト!」
「知り合いか?」
「ああ、クローバー校で1番のデュエリストだ」
「強敵ってことだな…」
「ユート…どうしてお前がそいつと…ユージと一緒にいるんだ!」
「ユージ?」
「違う!こいつはユージじゃない!こいつは遊記だ!」
「なら何故お前はアカデミアと一緒にいるんだ!寝返ったのか…」
「違う!俺は」
「黙れ!裏切り者に貸す耳はない!デュエルだ!」
カイトは構えた
「話を聞け!」
「仕方ないな…ユート、下がってろ」
「遊記…!ダメだ!もし負けたらカードに…!」
「大丈夫だ、負けんよ」
遊記は構えた
「ほう?偽物が相手か」
「偽物も本物も関係ない。俺はお前の言う『ユージ』ってのじゃない」
「俺は上里遊記だ!」
「「デュエル!」」
遊記 LP4000
カイト LP4000
「先攻は俺だ!俺は手札から『
カイト 手札5→4枚
「そして俺のフィールドに『
カイト 手札4→2枚
「早速並べてきたか」
「『
「レベル8…!気をつけろ遊記!」
「俺はレベル8の『
「闇に輝く銀河よ!復讐の鬼神に宿りて我が僕となれ!エクシーズ召喚!ランク8!『
「
「余裕ぶっていられるのも今のうちだ。俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ!」
カイト 手札2→1枚
「俺のターン」
遊記 手札5→6枚
「スタンバイ、メインフェイズ」
「気をつけろ遊記!今のカイトは、復讐心に駆られた眼をしている!何をしてくるか…」
「大丈夫だ…それに、伏せカードがあるとはいえエクシーズモンスターがそのままなのは感心しないな」
「どういうことだ」
「まぁ見とけ。カイト、お前のデッキのその先を見せてやる!俺は手札から『
「『
遊記 手札6→5枚
「俺はレベル8の『
「来るのか…!?」
「 宇宙を貫く雄叫びよ、遥かなる時を遡り銀河の源より蘇れ!『
「これは…!俺の知らない『
「そして俺は手札から『
遊記 手札5→4枚
「特殊召喚した『
遊記 手札4→5枚
「永続魔法『
遊記 手札5→4枚
「『フォトン』まで…!?」
「墓地に送られた『フォトン・エンペラー』の効果!このカードが墓地に送られた時に、俺のフィールドに『フォトン』か『ギャラクシー』が存在する時、墓地から守備表示で特殊召喚する!」
フォトン・エンペラー DEF1000
「召喚・特殊召喚した『フォトン・エンペラー』の効果!俺はこのターン、通常召喚に加えて1度だけ、手札から光属性モンスターを召喚できる!」
「またレベル8が2体…!」
「まだだ!俺は手札の『|銀河眼の残光竜《ギャラクシーアイズ・アフターグロウ・ドラゴン》』の効果!俺のフィールドに『ギャラクシーアイズ』モンスターが存在する時、このモンスターを手札から守備表示で特殊召喚する!」
|銀河眼の残光竜《ギャラクシーアイズ・アフターグロウ・ドラゴン》 DEF2500
遊記 手札4→3枚
「レベル8が、3体!?」
「俺はレベル8の『
「「3体のモンスターでオーバーレイだって(だと)!?」」
「逆巻く銀河の混沌よ!!真実の光となりて希望の扉を開け!!エクシーズ召喚!『
「赤い、『
「バトルフェイズ開始時!|超銀河眼の光子龍皇《ネオ・ギャラクシーアイズ・プライム・フォトン・ドラゴン》の効果を発動!このモンスターのORUを1つ取り除き、このモンスターはこのバトルフェイズ中、3回までモンスターに攻撃できる!」
「攻撃力4000の3回攻撃だと!?」
「これだけじゃない!ORUとして墓地に送られた『|銀河眼の残光竜《ギャラクシーアイズ・アフターグロウ・ドラゴン》』の効果!手札かデッキから『
「『
「まだ効果は続いている!この効果をバトルフェイズに行った時、俺のフィールドの全ての『
「なんだって!?」
「攻撃力6000と、攻撃力8000の3回攻撃…!?」
「|超銀河眼の光子龍皇《ネオ・ギャラクシーアイズ・プライム・フォトン・ドラゴン》で、
「これが決まれば、カイトのLPは一撃で0に!」
「速攻魔法『リバーサル・アタック』を発動!俺のフィールドのモンスター1体と、相手フィールドのモンスターを1体ずつ対象にとり、そのモンスターの攻撃力を互いに入れ替える!これで終わりだ!」
「なんだと!?駄目だ!これを防ぐ手立ては、今の遊記には…」
「それにチェーンだ!カウンター罠『タキオン・トランスミグレイション』発動!」
「手札から罠カードだと!?」
「このカードは俺のフィールドに『ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン』が存在する時、手札から発動することができる!俺のフィールドに『ギャラクシーアイズ』が存在する時、チェーン2以降に発動でき、このカードが発動するまでに発動されたすべてのカード効果を無効にして、無効にしたカードがフィールドに存在していた場合、そのカードを全てデッキに戻す!」
「デッキバウンスと無効効果…!?」
「これでお前の速攻魔法は無効だ!」
|超銀河眼の光子龍皇《ネオ・ギャラクシーアイズ・プライム・フォトン・ドラゴン》の隣にいた
「|超銀河眼の光子龍皇《ネオ・ギャラクシーアイズ・プライム・フォトン・ドラゴン》の攻撃!『アルティメット・エタニティ・ストリーム』!」
「ば、馬鹿な…俺が・・くそっ!」
|超銀河眼の光子龍皇《ネオ・ギャラクシーアイズ・プライム・フォトン・ドラゴン》の全身が赤く光り、口元にエネルギーがたまり、放射した
放ったビームがカイトに着弾し、周囲は爆風に包まれた
カイト LP4000→-1000
遊記 win
~~~
デュエルで発生した爆風で遊記とユートは顔を覆った
土煙が張れると、その場にカイトはいなくなっていた
「…行ったか」
「遊記!大丈夫か!」
ユートが走って近づいてきた
「ああ、大丈夫だ」
「そ、そうか…カイトは?」
「たぶん逃げた…手ごたえが無かったからな。すんでのところで逃げたんだろ」
「そう、か…」
「遊記ーーー!」
遠くからグレースの声が聞こえ、その方を向くとグレースだけではなく拠点にいたほぼ全員が走ってきた
「お、起きたのかおまえら」
「起きたのかじゃないわよ!何よ今の爆音は!」
「カイトってのが襲ってきたからな、返り討ちにした」
「返り討ちって…なにをどう返り討ちにしたらこんな惨状になるのよ」
「こんな惨状?」
遊記があたりを見渡すと、周囲の風景が変容していた
デュエルしていた場所の近くの木々が折れて倒れ、更地になっていた
「・・・あー・・・まぁ、こうなる、かぁ・・・?」
「そりゃあんなことをしたからな…」
ユートは腕を組み、ため息をつきながら呆れていた
「ごめんて・・・責任取って整えてとくからさぁ」
「整えとくって言っても、ここ一帯を一人だと大変だろう…俺も手伝う」
「俺たちも手伝うぜ!」
ユートに続き、ジンナイ達も声を上げた
「私たちも手伝うわよ、グレース」
「はーい、さっさと終わらせて遊記とデュエルするわよ~!」
「お前達…ハハッ、ありがとう」
遊記塾全員が、その場所一帯を整地し始めた
~~~
~融合次元拠点 エクシーズ次元支部~
「今の衝撃はなんだ!」
「わかりません!ですが、とてつもなく膨大なエクシーズ召喚の反応が検出されました!」
「なに…?」
「モニター出ます!」
研究員がモニターを移すと、そこには融合次元で指名手配されている『カイト』と…
「あれは…遊記!?あいつもこの次元に来ていたのか!?」
画面に4は体の巨大な竜と、カイトと遊記が相対していた
「どうされますか?本部に応援を?」
「いや…僕とオベリスクフォースが直接様子を見に行く。野呂!」
「な、なんでしょうか。総司令官殿」
「僕は今から先程の衝撃波の正体を探りに行ってくる。その間ここは任せたぞ」
「はい、わかりました」
「よし、今行動できるオベリスクフォースを可能な限り集めろ!準備ができ次第すぐ出発する!」
「了解いたしました!」
「僕も準備に入る。それじゃあ失礼するよ」
エドはその場を離れた
「…ふっふっふっ、エドがいなくなれば、この場所は実質私の管理下に置くことになる。これで私が成果を上げることができれば…ふっふっふっふっ!」
野呂は口元を抑えながら、小さく笑った
「…しかしタイラー姉妹はどこに行ったのだ?この次元に到着していることはわかっているのだが…いったい、どこに…?」
~~~
「なんだ、今の爆発音は!?」
遊矢達とレジスタンスは、拠点から勢いよく飛び出してきた
「何、今の音…」
「融合次元の奴らがまた攻めてきたのか!?」
「いや、見た感じあの機械の怪物の姿は見えないが…」
「爆発音はあっちの方から聞こえた。どうする、様子を見るか?」
「・・・俺たちが様子を見てくる」
「部外者は黙ってろ!これは俺たちの問題だ、ランサーズだか何だか知らないが、ここは俺たちレジスタンスが様子を見てくる」
アレンは走って拠点を出た
「アレン!」
「・・・わ、私も…私も行く!」
「サヤカ!」
「もうこのまま何もできずに見ているのは嫌なの!」
サヤカは走って拠点を出た
「待て!…ちいっ!」
「俺たちも追いかけよう」
「そうだな。このままだとあの2人がが心配だ」
遊矢と権現坂、黒咲は拠点から出て、2人を追いかけていった
はい、というわけで投稿です
遊記『ギャラクシー』vsカイト『フォトン』でした
ギャラクシーのナンバーズを2体出した上で、さらに攻撃力が倍にした上でワンキルしました
遊記塾のメンバーが純粋に増えてきましたね、遊記のデュエルの多様さに、グロリアは呆れと憧れ(みたいなもの)、グレースは純粋に戦闘狂になり始めました
グレースは原作でも遊矢のエンタメデュエルに興味津々だったので、遊記が様々な戦法を見せればこんな反応するだろうなって思いこうしました
ちなみにエクシーズ次元には、遊矢、権現坂、黒咲の3人が漂着しました。原作より少ないって?魔改造されてるから何とかなるでしょう(たぶん…)
さて、次回。どうなるんでしょう…?
本作は原作を基にした作者の思い付きで楽しくストーリーを展開しているため作者自身もどうなるか想像がつきません(笑)
何となくは思いついてるんですけどね…
それでは次回、お楽しみに
感想、質問、ご指摘等々大変励みになっております!
感謝感激ありがとうございます!
トリアーエズBRT2様、N24708様、艦これ大好き様、凍河の氷様、イエローモンキー将軍様
アンケートはこの時点で区切ります。投票していただいた皆様、ありがとうございました