オリキャラのアークファイブ伝記   作:しがなくない

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前回のあらすじ
「遊記ー!またデュエルしましょうよー!今度はどんなデュエルをしてくれるのかしら!?」
「飯の時くらい休ませろグレース」
「っ!…そ、それは…」
「ユート…どうしてお前がそいつと…ユージと一緒にいるんだ!」
気をつけろ遊記!今のカイトは、復讐心に駆られた眼をしている!」
「ごめんて・・・責任取って整えてとくからさぁ」
「今行動できるオベリスクフォースを可能な限り集めろ!準備ができ次第すぐ出発する!」
「部外者は黙ってろ!これは俺たちの問題だ、ランサーズだか何だか知らないが、ここは俺たちレジスタンスが様子を見てくる」


おそかったか…!

チュン…チュンチュン…

 

「あー…おわったぁ…」

 

昨晩の遊記とカイトのデュエルで荒れた土地を一晩かけて整地した遊記達は、その場に仰向けになっていた

 

「あー…ねっむ…」

 

「疲れてるな」

 

「あー?…なんでそんなに元気なんだよユート…」

 

「慣れてるからな」

 

「答えになってねぇって…それ…」

 

「あら、もう限界なのかしら?」

 

遊記の顔を、グロリアとグレースがのぞいてきた

 

「こちとら1夜付けで肉体労働だったんだぞ…体の方が限界迎えるわ…」

 

「ふふふ、デュエルの時はあれだけ無駄のない動きをいとも簡単に繰り出すのに、今となっちゃかたなしね?」

 

「グレースうるせぇ…」

 

遊記は目を瞑った

 

「ちょっと寝る…昼くらいに起こしてくれ。あいつらには今日は休みだって…」

 

「た、大変だ―!」

 

遊記達に基に、1人の塾生が駆け寄ってきた

 

「どうした!」

 

「あ、アカデミアとレジスタンスの奴らが…この場所に集まってる!」

 

「何!?」

 

「あら、アカデミアの連中がこの場所を?」

 

「それにレジスタンスまで…どうしてこの場所を?それにここの前あたりって…」

 

「恐らく、昨晩の遊記のデュエルの影響だろうな…あの爆発音の正体を知るために、アカデミアもレジスタンスも集まってきたんだろう」

 

「どうする!?このままだと、俺たちまで巻き込まれるぞ!」

 

「くっ…どうしたものか…遊記?」

 

遊記がゆらりと体を起こして立ち上がった

 

「・・・行くか」

 

「行くってどこに…」

 

「その場所にだよ・・・俺のせいで起こした争いなら、俺が・・・」

 

「ダメだ遊記!今のお前だと…」

 

「そうよ。今のあなたにデュエルさせるのはいろいろと不安だわ」

 

「ここは私たちに任せて、遊記は休んでてよ!」

 

「・・・そうか。それじゃあ…頼む・・・」

 

遊記は前にめりに倒れこみ、それをユートが支えた

 

「・・・そこのお前」

 

「は、はい!」

 

「遊記を安全な場所で休ませておいてくれ…あの争いは俺たちが収めてくる」

 

「もちろん私たちもね」

 

「動ける人はついてきて!争いを収めるわよ!」

 

おおおおおお!!!!!

 

「・・・待っててくれ、遊記」

 

ユート達はその場を離れた

 

~~~

 

「もうすぐ爆発があった地点の付近だ!総員、警戒態勢に入れ!」

 

「「「はっ!」」」

 

エド含むアカデミア兵は腕に装着しているデュエルディスクを構えた

エドたちが森を抜けると、その場所には…

 

「あれは…ラーイエローとオシリスレッドの制服だ、味方か?」

 

「なんだ、もう狩った後だったのか。くる必要なかったな」

 

「・・・いや、違う」

 

(なんだ?彼らの目は。まるでこっちを敵対視しているような…)

 

エドが思考を巡らせていると、ちょうど反対側からも集団が出てきた

 

「ここか…ってお前たちは!アカデミア!」

 

「お前たちは…レジスタンスの生き残りか?」

 

「そうだ…昨夜の爆発は、お前たちが起こしたものだろ!これ以上俺たちの町を好き勝手されてたまるか…!」

 

レジスタンス一行はデュエルディスクを構えた

 

「ははははは!馬鹿目!この人数差で何ができるというんだ!おいお前達!俺たちに協力しろ!俺たちオベリスクフォースに協力できるなんて光栄なことだろう?」

 

「・・・うるせえよ」

 

「は?」

 

オベリスクフォースの言葉に、ラーイエローの1人が反応した

 

「俺たちはいらだってるんだ…お前達アカデミアとレジスタンスが、よりによってこの場所で争うってんなら…俺たち『遊記塾』の面々が相手してやるよ…!」

 

「ゆうきじゅく?何を言ってるんだ?」

 

(ゆうきじゅく…まさか!)

 

「さぁ、デュエルだ!やられたい奴からかかってこいやぁ!」

 

「はっ!なんだか知らないが、お前らは反逆者ってことでいいんだな!なら、レジスタンスより先にお前達をカードにしてやる!」

 

「よせ!やめろ!お前たちがかなう相手じゃ・・・」

 

エドはあることを思いつき、オベリスクフォースの行動を止めようとしたが…

 

「俺のターン!」

 

「遅かったか…!」

 

1人のオベリスクフォースを皮切りに、いたるところでオベリスクフォースがデュエルを始めた

しかし…

 

「『雷神龍(らいじんりゅう)-サンダー・ドラゴン』で攻撃!『ドラゴニック・ボルテクス』!」

 

「『覇雷星(はらいせい)ライジン』で攻撃!『覇道超雷斬』!」

 

「『サブテラーマリス・バレスアッシュ』で攻撃だ!」

 

「「「ぐあああああぁぁぁ!!!」」」

 

「な、なんだ、こいつら!?」

 

「強い…!?」

 

「気を抜くな!すぐに陣形を整えて…」

 

~~~

 

「な、なんだ、あいつら…?同士討ちか?」

 

「だが好機だ!これに乗じてアカデミアの奴らを…!?」

 

レジスタンスの前に、3人の男女が立ちはだかった

 

「あ、あれは…!」

 

「ユート!?どうしてそっちに…!?」

 

「それにタイラー姉妹…!?」

 

「・・・悪いが、これ以上先に進ませるわけにはいかない」

 

「ユート…!お前、俺たちを裏切ったのか!?」

 

「違う!アカデミアに裏切ったんじゃない…今のおれは『遊記塾』のユートだ!」

 

「そして私たちは、『遊記塾』のタイラー姉妹。この次元に来たときはアカデミアだったけど…」

 

「遊記に出会ってすさまじく強化された私たちは、もうアカデミアのタイラー姉妹とは言えないわ」

 

「な、なんだと…!?」

 

「もちろん、負けたからってカードにしたりはしないわ」

 

「だが、できればこのまま引いてくれると助かる」

 

「どうするのかしら?」

 

「くっ…!」

 

「おいおい、まさかその程度で脅しのつもりかよ?」

 

レジスタンスの奥から、アレンが歩いてきた

 

「アレン…」

 

「残念だぜ、ユート…まさかお前が裏切るなんてよ」

 

「俺は裏切っていない」

 

「どの口が言ってんだ。今あのアカデミアの奴らと一緒にいるじゃないか!」

 

「ああ。確かに、今俺はアカデミアだった奴らと一緒にいる。だが、こいつらと数日過ごしてきて分かったことがある」

 

「・・・なんだよ」

 

「こいつらも被害者ということだ」

 

「・・・はぁ?」

 

「俺だって最初はこいつらのことは最小限の付き合いでいた。だが、遊記の…いや、こいつらといろいろ会話をしてみてわかったんだ。こいつらは残忍な兵士じゃない。ただ命令されただけの…俺たちと同じ、元々は1人のデュエリストだったんだ」

 

「・・・」

 

「もちろん、俺だって最初は信じなかったさ。だが…遊記の教室を受けている姿を見て、熱心に、ただ強くなること一心に…デュエルをしている姿を見て、少しずつ、こいつらは…『プロフェッサー』という独裁者にいいように使われていた、ただ1人の被害者だってことが、分かっていったんだ」

 

「・・・だが!ハートランドをアカデミアが襲撃したという事実は変わらない!」

 

「そうだ。今すぐに理解してくれとは言わない。だから…」

 

「黙れ!裏切り者め!思い返してみれば、あの時の事故だってお前が引き起こしたことじゃないのか!?」

 

アレンの後ろから、1人の男性がアレンを押し除けて前に出て来た

 

「事故?」

 

「…っ」

 

「お前があの時からアカデミアに裏切っていて、お前の兄の…」

 

「黙れ!!!!!!!」

 

ユートが怒鳴った

 

「…だれだ、今のを言ったのは…今のことを言ったのは誰だ!」

 

「ゆ、ユート、落ち着け…」

 

「いいや、落ち着いていられない!俺の兄さんは…『ユージ』兄さんは!」

 

「裏切り者が暴れだしたぞ!図星を突かれたから怒りだしたんだ!」

 

「お前ら…!落ち着けよ!」

 

アレンが何とかして収めようとするが…

 

「やれ!裏切り者もろとも、ハートランドからたたき出してやれ!」

 

「「「わあああぁぁぁーーー!!!」」」

 

「お前ら…!」

 

「あらあら、これは大変ねぇ…」

 

「気を抜くなよ、グレース。雑魚は束になったらそれはそれで厄介だからな」

 

「俺は…おれはぁ!」

 

「彼も正気を失ってるみたいだし…これ、私たちが止めないといけないの?」

 

「とりあえず、今はレジスタンスを止めるのに注力するわよ」

 

「そうね…行くわよ!」

 

ユート、グロリア、グレース含む塾生は、レジスタンスたちとの戦闘を始めた

 

~~~

 

「は、はぁっ!やっとついた…!」

 

遊記塾拠点、1人のラーイエローの青年が遊記を背負って入って来た

 

「・・・」

 

「ゆ、遊記さん。もう大丈夫ですからね・・・っと」

 

青年は遊記を背中からおろした

 

「ふぅ…とりあえず、毛布をかけて…そうしたら、みんなに加勢しないと…!」

 

「ラーイエローか・・・」

 

「…っ!」

 

青年が声のした方を向くと、オベリスクフォース3人が入って来ていた

 

「お、オベリスクフォース…!」

 

「お前も反逆者の1人か?」

 

「そうだ!」

 

「なら悪い事は言わない、その男を俺たちに渡せ。そうすれば見逃してやろう」

 

「断る!この人を渡すわけにはいかない!」

 

「なら残念だが、お前もカードに…ん?」

 

オベリスクフォースの1人が遊記を見ると、上半身が起きているのが見えた

 

「・・・ん、あれ・・・ここは?」

 

「ゆ、遊記さん!?だめですよ、まだ寝てなきゃ!」

 

「…ユウキ?何言ってんだ、俺は…」

 

「はっ!なんだ起きていたのか。おいカミサトユウキ!今すぐ俺たちについて来い!さもなければそいつをカードにする!」

 

「カード?…それに俺はカミサトユウキってのじゃない」

 

「嘘をつけ!どの方が言っているんだ!抵抗するのであれば、力ずつでも…!」

 

オベリスクフォース達は構えた

 

「要するにデュエルするんだろ?いいぜ、やろうか」

 

「だ、ダメですよ遊記さん!ただでさえ一晩中いちばん働いていたのはあなたなのに、まだ疲れが取れてないでしょう!」

 

「あ?何言ってんだ…?」

 

「行くぞ!」

 

「1対3のデュエルか…ワクワクしてくるな」

 

「遊記さん!」

 

「だから俺はユウキじゃねぇ!俺は」

 

「ユーイチだ!」

 

ユーイチは構えた

 

「「「「デュエル!」」」」




はい、というわけで投稿です
今回はデュエル無し回になりました
遊記塾前で相対するレジスタンスとアカデミア。それを鎮圧し静かにするために遊記塾の面々がそうほうを潰しにかかりました
ユート?この次元で何があったんでしょうね
それではまた

感想、質問、ご指摘等々大変励みになっております!
感謝感激ありがとうございます!

凍河の氷様、イエローモンキー将軍様、ボルゲルザーク様、ひろもん様
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