3人はブラックコーンに乗って、空を飛んでいた
遊記は船首の方にいて、リンと瑠璃は船の上から下を見下ろしていた
スケ『…なぁ遊記、そろそろ教えてくれよ。どうしてリンと瑠璃にあんなことをしたんだ?』
(あんなことって?)
スケ『パラサイト・フュージョナーだよ、なんでリンと瑠璃に…』
イチ『あ、俺も気になる』
ジ『俺もだ。説明を頼む』
(ああ、あれか。じゃあ順序立てて説明するか)
遊記はリンと瑠璃の方を向いた
(まず、俺たちの精神の中に計3体の『パラサイト・フュージョナー』がいたことはわかってるよな?)
スケ『ああ、俺とユーイチ、ユージのそれぞれの精神の中に1体ずついたよな』
(あそこから戻った後な、俺の手元に『パラサイト・フュージョナー』が3枚落ちていたんだ)
ジ『パラサイト・フュージョナーが…!?どうして?』
(それぞれの精神世界で色々と素材にしたからじゃないか?まぁ、精神世界で素材にしたやつらが、なんで手元にいたのかは不明だが…)
イチ『それで?』
(ああ、次に、この次元に来た時にリンを見た時、あいつの頭にパラサイト・フュージョナーが入っているのが見えた。なんで見えたかはわからないが…あの虫は、リンの脳にしがみついていた。精神世界にいた時みたいなことはできないって思ったから、代替案を考え付いたからそれを実行した。それは、元々あったものを入れ替えることだ)
ジ『入れ替える?』
(ああ、無理に外すより影響が少ないだろ?まぁ、幸い今回は影響はなかったが…)
スケ『どうして入れ替えたんだ?除去ができない理由はわかったけど…』
(おそらく、あいつらの脳に寄生していたのは『誰かの』パラサイト・フュージョナーだ。どんな機能があるかは知らないが…何かあったときように、『俺達の』パラサイト・フュージョナーと入れ替えたって訳だ。おおかた、ああいうのは遠隔操作とか洗脳とかその辺りだろうからな。ここで暴れられちゃたまったもんじゃない。まぁ、念のためあと1枚あるから誰かが操られたとて1回は取り返せるけどな)
イチ『それ、この先使わなければいいけどな』
(そうだな全く)
~~~
近くの港についた遊記達は、モンスターを戻して、3人は隠れて上陸した
「…よーっし、ついたー…ちょっと長かったな」
「そ、そうね…」
「まぁ飛んでたから、あまり遠いとかは感じなかったけど…」
「ある程度加減してもらったからな」
「…それで、これからどうするんですか?」
「まぁ、あれだけ盛大に脱走したんだ、ここが真っ先に捜索に入るだろうな。ついでにお前達が脱走したのもバレるな」
「それじゃあどうするの!?」
「勝ち筋は2つある、1つは援軍を待つ」
「援軍?」
「俺の友人がな?アカデミアにすっごい恨みを持ってるんだよ。そいつらが来るまで待つのが1つ」
「仲間?」
「えーっと…遊矢、権現坂、沢渡…あと、エクシーズ次元からはユート、黒咲。シンクロ次元からは確定でユーゴが来るだろうな」
「ユーゴ!?」
「ユートに兄さんも!?」
リンと瑠璃はとても驚いた
「ああ、それにめちゃくちゃ鍛えたからな。アカデミアなんて敵じゃないとも」
「じゃあ、あと一つは?」
「簡単だ、お前達を鍛える」
「「え?」」
「リンは『
「え、えーっと…なんで私たちのデッキを知っているの?」
「お前達の兄に聞いた」
「ユースケ兄さんに!?」「ユージさんに!?」
スケ『まぁ脳内でだけどな』
ジ『そうだねー』
「それじゃあさっさと拠点見つけて、テーブルデュエルするぞー」
「デュエルディスクがあるから、そっちじゃダメなのかしら?」
「下手するとバレるから駄目だ」
(ユーイチ、ナビ頼めるか?)
イチ『ああ、いいぜ。この場所には何度か来たことがあるしな』
3人はユーイチの案内の下、無事に隠れ家に到着した
~~~
3人は隠れ家の一軒家に入った
「…さて、じゃあ早速テーブルデュエルだ。デュエルディスク置け」
「えーっと…それは別に良いのだけど、勝手に入って大丈夫なのかしら?」
イチ『大丈夫だ、そこは俺が学生のころから空き家だったからな。よく3人で入り浸ってたんだ』
「大丈夫だ…っと」
遊記は近くにあったテーブルを引っ張り出し、足を広げて置いた
「…それじゃあ、誰からやる?」
「…じゃあ、私から行くわ」
リンがデッキをテーブルの上に置いた
「リンからか…わかった。じゃあこれを使おう」
遊記はどこからかデッキをテーブルの上に置いた
「…」
「警戒するなよ…先に言っておくが、最初からお前達のデッキをメタるデッキじゃない。相性のいいテーマを使っていくつもりだ」
「・・・本当でしょうね?」
「ああ、本当だとも」
「…いいわ」
リンはデッキからカードを5枚ドローした
「瑠璃は適当に座って観戦しててくれ」
「え、ええ…」
瑠璃が座ったのを確認した遊記は、デッキからカードをドローした
「…じゃあ行くぞ」
「いつでもいいわ!」
「「デュエル」!」
遊記 LP4000
リン LP4000
「私から行くわ!私は手札から『
リン 手札5→4枚
「アイス・ベルの効果!このモンスターが召喚・特殊召喚された場合、相手に500ポイントのダメージを与える!」
遊記 LP4000→3500
「…チェーン確認はしてくれよ」
「スノウ・ベルの効果!このモンスターが召喚・特殊召喚された時、デッキからスノウ・ベル以外の『
リン 手札4→5枚
「…今回までは見逃すか」
「私はレベル3のアイス・ベルに、レベル4のスノウ・ベルをチューニング!」
「冬の風よ!雪も氷も我が力として吹き抜けよ!シンクロ召喚!現れよ、レベル7!『
「ウィンター・ベルの効果!墓地の『
「スノウ・ベルのレベルは4、よって800のダメージ…!」
遊記 LP3500→2700
「私はカードを2枚伏せて、ターンエンド!」
リン 手札5→3枚
「…召喚権は使わないのか?」
「これでいいの!」
「そうかい…なら俺のターン」
遊記 手札5→6枚
「スタンバイ、メインフェイズ。さーて頑張るか…手札から『
遊記 手札6→4→5枚
「『ガスタ』…?」
「墓地に送られた『ガスタ・グリフ』の効果。このカードが墓地に送られた場合、デッキから『ガスタ』と名のついたモンスターを1体デッキから特殊召喚する。デッキから『ガスタ・ヴェズル』を特殊召喚」
ガスタ・ヴェズル ATK500
「特殊召喚した『ガスタ・ヴェズル』の効果。デッキから『ガスタ』モンスターを1体墓地に送り、その後手札から『ガスタ』モンスターを1体特殊召喚できる。俺はデッキから『ガスタ・ガルド』を墓地に送り、手札から『ガスタ・コドル』を特殊召喚」
ガスタ・コドル ATK1000
遊記 手札5→4枚
「モンスターの効果が連鎖して…!」
「俺はレベル3の『ガスタ・コドル』に、レベル3の『ガスタ・ウェズル』をチューニング。シンクロ召喚」
「レベル6、『ダイガスタ・スフィア―ド』」
ダイガスタ・スフィア―ド ATK2000
「スフィア―ドの効果。このモンスターがシンクロ召喚した時、墓地の『ガスタ』カード1枚を手札に加える。墓地から『ガスタ・グリフ』を手札に」
遊記 手札4→5枚
「手札から装備魔法『ガスタの
遊記 手札5→4枚
「装備魔法!?」
「『ガスタの
ガスタ・イグル ATK200
「手札から『サモン・ストーム』を発動。LPを800払って、手札からレベル6以下の風属性モンスターを1体特殊召喚する。手札から『ガスタの
ガスタの
遊記 手札4→2枚 LP2500→1700
「リーズの効果。手札を1枚デッキの一番下に置き、相手フィールドのモンスター1体と自分フィールドの『ガスタ』モンスターを1体ずつ対象にとり、それらのコントロールを得る。俺は『ガスタ・イグル』とウィンター・ベルを対象にとる」
「やらせない!罠カード『
ガスタの
「あらら、まぁそっちの方がちょうどいいが」
「なんですって…?」
「手札から『ガスタ・ガルド』を召喚」
ガスタ・ガルド ATK500
遊記 手札2→1枚
「さあバトルだ。『ガスタ・イグル』でウィンター・ベルに攻撃」
「嘘!?『ガスタ・イグル』で…!?」
「なんてことを…!?自殺行為よ!?」
「『ダイガスタ・スフィア―ド』が存在する限り、『ガスタ』モンスターの戦闘で発生するダメージは全て相手が受ける」
「なんですって!?てことは…!」
「『ガスタ・イグル』の攻撃力は200、ウィンター・ベルの攻撃力は2400、つまり…」
「その差分、2200のダメージ!?」
リン LP4000→1800
「そして戦闘で破壊された『ガスタ・イグル』の効果、デッキからチューナー以外のレベル4以下の『ガスタ』モンスターを1体特殊召喚する。『ガスタの
ガスタの
「破壊されたモンスターから、また次のモンスターが…!?」
「ウィンダで、ウィンター・ベルを攻撃」
リン LP1800→400
「そして戦闘では破壊されたウィンダの効果。デッキから『ガスタ』と名のついたチューナーモンスターを1体特殊召喚する。デッキから2体目の『ガスタ・イグル』を特殊召喚」
ガスタ・イグル ATK200
「また出てきた…!」
「これで終わりだ。『ガスタ・イグル』で、ウィンター・ベルに攻撃」
「う、嘘・・・」
リン LP400→-1800
遊記 win
~~~
リンは尻もちをついた
「な、何もできずに負けた…!」
「うーん…リン、お前の『
「あれだけ?」
「アイス・ベルとグラス・ベル、スノウ・ベル、ウィンターベルの4体だけ?」
「え、ええ…」
「ブリザード・ベルとかフリーズ・ベルとかダイヤモンド・ベルとかいないのか?」
「フリーズ・ベルはいるけど…ダイヤモンド・ベル?」
「レベル8の『
「何それ!?」
「まぁそれはおいおいな、というわけで…お前にはこれらをやろう」
遊記は何枚かカードをリンに差し出した
「え…これ、いいの?」
「何枚もあるからな。それにユーゴにも何枚か渡してるし」
「ユーゴにも…!?」
「後は…『
「ちょ、ちょっと待って!?一気にこんなにカード貰っても、調整が…!」
「まぁそりゃそうか。んじゃあ次は瑠璃、やるぞー」
「分かったわ」
リンはデッキとカードを纏めてテーブルを離れ、代わりに瑠璃がその席に着いた
「お互いのデッキをカット&シャッフル…よし、じゃあ準備は良いか?」
「ええ、いいわ」
「よし、それじゃあ…」
「「デュエル」」
遊記 LP4000
瑠璃 LP4000
というわけで投稿です
遊記『ガスタ』vsリン『WW』でした
リンの『WW』に相性のいいデッキを考えたのですが、『マジェスペクター』は以前に使ったので、風属性テーマで前に使用した事のある『ガスタ』に出てきてもらいました
アニメのユーゴvsリン戦を見て感じたことが、見たことのない『WW』の魔法カードがあることにびっくりしたのと、ウィンター・ベル1種類しか使用していなかったことにびっくりしました
運営…頼むから『WW』強化をください…!
風属性強化とか風属性サポートじゃなくて『WW』の強化をください…!(切実)
欲を言うなら『WW』専用のバーンカードをください…!LP8000環境だときつすぎる…!
はい、懇願はここまでにして…今回デュエル中に描写が無かったのはテーブルデュエルだからです。
いや、カードを引いたり手札からカードを出すときの描写をどうしろと…?
というわけで次回、遊記vs瑠璃
それではまた
感想、質問、ご指摘等々大変励みになっております!
感謝感激ありがとうございます!
凍河の氷様、N24708様、イエローモンキー将軍様