あれから数日、リンと瑠璃のデッキ強化をしつつ、遊記達は隠居生活をしていた
そんな中、遊記は1人で街に買い出しに出ていた。
「さて、今晩は何にするか…」
ジ『ここ数日はずっと拠点にこもって、瑠璃とリンの強化に勤しんでたからな』
(ああ。捕まっていた当初と比べて、あいつらはかなり強くなった)
スケ『遊記に感謝だな!これでアカデミアにも引けを取らないぜ!』
(むしろ複数人対1人でも勝てそうなくらい強くなってるんだが。…あの拠点も、ユーイチに感謝だ。ありがとうな)
イチ『よせよ。俺だって『HERO』の可能性を広げてくれたことを感謝してるんだぜ』
(あれだけだと思っているのか?)
イチ『なん…だと!?』
(『E・』だけじゃないぞ。『E−』、『V』。それにエクシーズモンスターだっている)
イチ『おいおいまじかよ!?なんで今まで教えてくれなかったんだよそれ!?』
(一気に全部教えたら面白くないだろ?ま、後でな)
イチ『うおーーー!!!楽しみだぜ!!』
(ははは…うん?)
遊記が街を歩いていると、見覚えのある人物が目の前を横切った
「…あれは、遊矢か?それに権現坂と沢渡、それにユート、黒咲…どうしてここに?」
ジ『彼らもこの次元に来たのか?』
「かもな。もしかしたら、全戦力がこの融合次元に集まっているのかも…」
イチ『行ってみようぜ。何か助けになることができるかもしれない』
「そうだな。行くか」
遊記は遊矢達の後を追った
~~~
遊矢達は、遊記が飛ばされた後、エドたちの協力を得て、エクシーズ次元から融合次元に到着した。
到着してすぐ、アカデミアの襲撃を受けたが返り討ちに資、なぜかこの次元に訪れていた勝鬨も遊矢がエンタメデュエルで返り討ちにした
そして遊矢達はアカデミアに向かうため、船を探しに港に到着した
「・・・ついた。ここが港…」
「手分けして使えそうな舟を探すぞ」
「そうだな。探すぞ」
遊矢達は手分けして舟を探したが、今すぐ使用可能な船はどこにもなかった
遊矢達は最初の場所に再び集合した
「どうだった?」
「こっちはダメだった。ユートの方は?」
「俺たちの方もダメだ…どうするか…このままだと瑠璃が…!」
「遊記さん…無事だといいけど…」
「俺がどうかしたか?」
「ッ!?」
遊矢達が声のした方を向くと、そこにはエクシーズ次元で姿を消した遊記が立っていた
「遊記さん!」
「無事だったか!」
「ああ、なんとかな」
「良かった…だが、どうしてここに?」
「ああ、この近くに拠点を構えてるんだ。お前達も来るか?」
「…だが、俺たちは今すぐにでもアカデミアに向かわなくてはならない」
「瑠璃が無事かどうか不安だからか?」
「ああそうだ。だから今すぐにでも…」
「瑠璃な拠点にいるぞ」
「・・・は?」
ユートと黒咲は遊記の言葉に目を見開いた
「瑠璃が…!?説明してもらおうか遊記!どうして瑠璃がお前と一緒にいるんだ!?」
「ああ、そうだな。とりあえず歩きながら話そう」
遊矢達は、遊記についていった
~~~
遊記は、融合次元についてからのことを話した。
アカデミアのリンが幽閉されていた塔に転移されたこと、その塔の番人を倒し、ついでに瑠璃も倒して救出した事。
その後にリアルソリッドビジョンを利用して、アカデミアから脱出した事を、簡単に遊矢達に話した
「そんなことが…!」
「んで、今はリンと瑠璃を鍛えているところだ。…っと、ついたぞ、ここだ」
遊記が話しながら歩いていると、あっという間に拠点に到着した
「ここに瑠璃が…!」
黒咲は走って拠点の中に入っていった
「黒咲!…ったく」
ユートもそれに続いて拠点に入っていった
「ん‥‥」
「・・・?遊記さん?」
「ああ、いや、何でもない…あ、やっべ。買い忘れが…遊矢、ほれ」
遊記は、持っていた買い物袋を遊矢に渡した
「おっと…!」
「それを中に持って行ってくれ。ちょっと買い忘れが…」
「おいおい、大丈夫か遊記?何なら俺様がついていってやっても…」
「いや、大丈夫だ沢渡。お前も中に入っていてくれ」
「そうだぞ沢渡、遊記殿の言うとおり、俺たちは中に入って待ってよう」
「えー…ちえっ、分かったよ。早く帰ってこいよ」
「はいはい」
そういって沢渡、権現坂、遊矢は拠点に入っていった
「・・・さて、俺たちを追っているお前はだれだ?」
遊記の言葉に、物陰から少年が現れた
「…やぁ、上里遊記」
「お前は…確か、デニスだったか?」
「ええ、そうですよ」
「・・どうしてお前がここにいる?」
「いやだなぁ、僕がここにいちゃいけないんですか?」
「そういう訳じゃない。…どうやってシンクロ次元からこの融合次元に来れたのかって聞いているんだ」
「・・・零児さんに、デュエルディスクをいじってもらったんですよ。ランサーズもいずれこの次元にやってくるから、僕が偵察に」
「変だな。あいつだったらお前と一緒この次元に来てもおかしくない」
「どうしてわかるんです?」
「わからん」
「…は?」
デニスは遊記の言葉にあっけにとられた」
「だがあいつなら、必ず万全の準備をしてからこの次元に来る。俺はそう確信している。だからデニス。お前の言ったことはおかしいんだよ。あいつが偵察等のことをするはずがない」
「・・・あはっ、悪いけど、何を言っているのか僕にはわからないや」
デニスは額に手を当てて、軽く笑った
「そうか。わからないんだったら別にいい。それで?何をしに来たんだ?仲間だったら遊矢達と町で合流して一緒に来ればよかったじゃないか」
「そうだな、今となってはそうするべきだったよ…遊記、君みたいなイレギュラーな存在さえいなければ、僕ももっとやりやすかったんだけどね」
デニスはデュエルディスクを構えた
「・・・そういうことでいいんだな?」
「ああ、そういうことだ・・・」
遊記はデュエルディスクを構えた
「融合次元の手先、内通者はお前だったか…デニス」
「ああ、そうだよ。遊記、君を倒して、瑠璃とリンを返してもらうよ。プロフェッサー様の目的のために!」
「「デュエル」!」
遊記 LP4000
デニス LP4000
「僕のターン!僕は手札から『
デニス 手札5→4枚
「ファイヤー・ダンサーの効果!このモンスターが召喚・特殊召喚した時、デッキからファイヤー・ダンサー以外の『
デニス 手札4→5枚
「そして手札の『
デニス 手札5→4枚
「ボール・ダンサーの効果!このモンスターが特殊召喚した時、2つの効果から1つを選択する。1つ目は『デッキから『
「そして僕は手札からスケール3の『
デニス 手札4→2枚
「これでレベル4のモンスターの同時召喚が可能!ペンデュラム召喚!」
「EXデッキからは『
デニス 手札2→0枚
「ペンデュラム召喚したウォーター・ダンサーの効果!デッキから『融合』を手札に加える!」
デニス 手札0→1枚
「そしてP召喚した時、ボーナス・ディーラーのP効果!『
デニス 手札1→3枚
「手札加速カードか…」
「さぁ行くよ?僕はレベル4のファイヤー・ダンサーとウォーター・ダンサーの2体でオーバーレイ!」
「 Show must go on!天空の奇術師よ、華やかに舞台を駆け巡れ!エクシーズ召喚!現れろ、ランク4!『
「手札の『
デニス 手札3→2枚
「ウィンド・サッカーの効果!このモンスターが特殊召喚された時、自身のレベルを1つ下げる!」
「そして再びウィンド・サッカーの効果!僕のフィールドのレベル4モンスターのレベルを5に変更する!」
「レベル5が4体…」
「僕はレベルが5になったウィンド・サッカー、ヒグルミ、ダメージ・ジャグラーの3体でオーバーレイ!」
「 降り立て、魔界の芸術家!エクシーズ召喚!ランク5!『
「
デニス 手札2→3枚
「墓地に送られたトリック・クラウンの効果!このモンスターが墓地に送られた時、墓地から攻撃力と守備力を0にして特殊召喚する!」
「この効果を発動した時、僕は1000ダメージを受けるんだけど…トラピーズ・マジシャンの効果で、トラピーズ・マジシャンの攻撃力以下の、僕が受ける効果ダメージは無効になる!墓地のダメージ・ジャグラーの効果を発動!墓地のこのカードを除外して、デッキから『
デニス 手札3→4枚
「手札のフィルムジー・スリマーの効果!僕のフィールドに『
デニス 手札4→3枚
「さらに僕はレベル4のフィルムジー・スリマーとトリック・クラウンの2体でオーバーレイ!レクシーズ召喚!来て、2体目のトラピーズ・マジシャン!」
「僕はカードを2枚セットして、ターンエンド!」
デニス 手札3→1枚
「…やるじゃないかデニス。1ターンでエクシーズモンスターを3体、そしてペンデュラム召喚…」
「君にはこれくらいしないと勝てないからね。さぁ、君のターンだよ」
「ああ、俺のターン」
遊記 手札5→6枚
「スタンバイ、メインフェイズ。…じゃあ行くぞ。手札から『ドラゴン・
遊記 手札6→5→4→6枚
「ブルーアイズ…?」
「手札の『
遊記 手札6→5枚
「なっ!?攻撃力3000のモンスターがそんな簡単に…!?」
「『
「対象にとられたシャドーメイカーの効果!ORUを1つ取り除き、EXデッキから別のシャドーメイカーを特殊召喚する!」
亜白龍の口から吐き出されたブレスがシャドーメイカーを襲ったが、ORUがシャドーメイカーに変身し、取り除かれたシャドーメイカーは破壊された
「残念だったね~、僕のモンスターの数を減らそうと思ったんだろうけど、無駄足に終わっちゃったね」
「むしろ好都合だ。ていうかホープ出されないだけまだマシだ」
「ホープ?」
「こっちの話だ。手札から『マンジュ・ゴッド』を召喚」
マンジュ・ゴッド ATK1400
遊記 手札5→4枚
「『マンジュ・ゴッド』…ていうことは!」
「『マンジュ・ゴッド』の効果。このモンスターが召喚・反転召喚した時、デッキから儀式魔法1枚か儀式モンスター1枚を手札に加える。俺はデッキから『
遊記 手札4→5枚
「儀式デッキ!?」
「手札から『
「降臨せよ、蒼き龍。『ブルーアイズ・カオス・
ブルーアイズ・カオス・
遊記 手札5→4→3枚
「攻撃力4000…!」
「手札から『
遊記 手札3→2枚
「そして俺は手札から『融合』を発動。フィールドの『
遊記 手札2→1枚
「全てを喰らい尽くせ。『ブルーアイズ・タイラント・ドラゴン』」
ブルーアイズ・タイラント・ドラゴン ATK3400
「攻撃力3400…!?」
「バトルだ。『ブルーアイズ・タイラント・ドラゴン』は、相手モンスターすべてに攻撃することができる」
「全体攻撃!?」
「やれ、タイラント」
タイラントが大きく息を吸い、次の瞬間広範囲にブレスを吐き出した
「ぐううぅぅぅ!!!」
デニス LP4000→3100→2200→1600
「終わりだ。『ブルーアイズ・カオス・
「速攻魔法!『
「そして僕は、ランク4のトラピーズマジシャン1体でオーバーレイ!」
「Show must go on!天空の奇術師よ!もっと華麗に、もっと鮮烈に、さらなる大舞台を駆け巡れ!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!現れろ、ランク5!『
「やらかしたな。『ブルーアイズ・カオス・
「いいやまだだよ!相手モンスターの攻撃宣言時、罠カード『ピンチ・ブレイカー』を発動!カオス・
ブルーアイズ・カオス・
トラピーズ・ハイ・マジシャンは、カオス・MAXの攻撃を華麗なステップで躱した
「そしてトラピーズ・ハイ・マジシャンは、戦闘・効果で破壊されない!」
「知ってる。バトルフェイズを終了。ターンエンドだ」
「知ってる…?どういうことだ?僕がこのカードを見せたのは初めてのはずだけど?」
「知識として知っているだけだ。そんなことよりお前のターンだ」
「チッ…わかったよ。僕のターン!」
デニス 手札1→2枚
「…っ!これは…!」
デニスは、ドローしたカードを見て目を見開いた
「どうした?」
「…いや、運命は残酷だなって」
「・・・何を見てお前がそう感じたのかは知らんが・・・どうするんだ?このままターンエンドか?」
「…いいや…僕は手札から『
「僕はこの4体のモンスターで融合召喚!」
「古の魂受け継ぎし、機械仕掛けの猟犬どもよ!「その十の首混じり合わせ混沌にして絶大なる力とならん!融合召喚!現れろ、レベル10!『
デニス 手札2→1→0枚
地中から10mほどの巨大な機械の巨人が、地響きと共に這い出てきた
「攻撃力4500…!こりゃでかいな…!」
「バトルだ!『
「・・・倒せはしないけど、これで・・・」
徐々に煙が張れると、そこには…
「・・・なんだと!?」
遊記 LP4000→3500
「どうして!?」
「・・・俺のフィールドのドラゴン族モンスターが破壊されるとき、墓地の『
「っ…!だがまだだ!『
破壊された時に発生した突風が遊記を襲う
遊記 LP3500→2400
「っ…やるな」
「ちいっ…決めきれなかったか!」
「トラピーズ・ハイ・マジシャンは攻撃力が足らないな。どうする?」
「…僕はこれでターンエンド」
「そうかい、なら…俺のターン」
遊記 手札1→2枚
「…なるほど。手札から『トレード・イン』を発動。手札のレベル8のモンスターを1枚捨て、デッキから2枚ドローする。俺は手札の『
遊記 手札2→1→0→2枚
「…来た。手札から魔法カード『
「全てを超越した究極の竜、『
遊記 手札2→1→0枚
「こ、攻撃力5000!?『
「バトルだ。『
デニス LP1600→1100
「そ、そんな…僕の『
「俺はこれでターンエンドだ。さぁ、あがいて見せろ」
「…ぼ、僕のターン!」
デニス 手札0→1枚
「ッ…!僕は…これで、ターンエンド…」
「俺のターン」
遊記 手札0→1枚
「カードを1枚伏せて、ターンエンドだ」
遊記 手札1→0枚
「僕のターン!」
デニス 手札1→2枚
「…ターンエンドだ」
「俺のターン」
遊記 手札0→1枚
「スタンバイ、メインフェイズ。さて、終わりにしようか」
「無駄だよ!僕のフィールドには、完全破壊耐性を持ったトラピーズ・ハイ・マジシャンがいる!カオス・MAXみたいな貫通効果を持っているならまだしも、それを持たない
「それはどうかな」
「何…?」
「魔法カード『エネミーコントローラー』を発動。相手フィールドのモンスター1体を対象にとり、表示形式を変更するか、自分フィールドのモンスター1体をリリースして、そのモンスターのコントロールを得る。トラピーズ・ハイ・マジシャンを攻撃表示に変更する」
「なんだって!?」
「左!右!A!B!」
遊記の背後にコントローラーが出現し、遊記がそう叫ぶとそのように入力され、トラピーズ・ハイ・マジシャンの表示形式が変わった
「さぁ、これで終わりだ。『
「くっそ…!」
デニス LP1600→-700
遊記 win
~~~
「…逃げたか」
「遊記さーん!」
拠点の方から、遊矢達が駆け寄ってきた
「ん、遊矢か」
「遊矢かじゃないですよ!さっき、この付近でアカデミアが…!」
「知ってる。倒したからな」
「倒した!?」
「いやー…強敵だった。だが…俺たちもこそこそしていられなくなったな」
「どういうことだ?」
「拠点に戻ってから話そう。戻るぞ」
「あ、ああ…」
遊記達は、拠点に戻っていった
~~~
~アカデミア 研究室~
「・・・ん~・・・パラサイト・フュージョナーを操っていたあの人物…どこかで・・・」
ドクトルは自身の研究室で、塔の中に現れた青年…遊記について調べていた
「ん~…確か過去にパラサイト・フュージョナーを寄生させた人物のリストにいたような…」
ドクトルは思い出そうとした
「・・・いや、どうでもいいですね。そんなことより・・・」
ドクトルは再び別のことを考え始めた
はい、というわけで投稿です。
遊記『青眼(儀式・融合軸)』vsデニス『Em(アニメ・OCG混合、古代入り)でした
遊記の使用した『青眼』は、以前『このデッキを使用してほしい!』と依頼されたものを少し内容を変更したものでございます。リクエストありがとうございました。
(※そして提案していただいたデッキをそのまま使用できなかったことに関しては申し訳ない…)
1回デニスの裏切りの描写を書きたくこの話を書きました(アニオリ『アンティーク』融合魔法を使わせたかったからってのもあります)。
そしてもう年末です。早い!
アークファイブも、もう完結!早い!まだ見てない!見る!
本編を忘れないうちに早く書き上げてしまいたいな~って思っています
それではまた
そして皆様、良いお年を
感想、質問、ご指摘等々大変励みになっております!
感謝感激ありがとうございます!
凍河の氷様、N24708様、恋愛紳士様