作:山無

1 / 1
pixivのをそのまま引っ張ってきた


プロローグ

キャラ紹介

 

⚫︎衛宮 剣 (エミヤ ツルギ)

 

⚫︎性別 女 年齢 17歳 

⚫︎身長 体重 148センチメートル 42キロ

 

⚫︎衛宮士郎と受肉したアルトリアの娘、なのだが両者の幸運の値(片方はB片方はEと最低値)が都合よく作用し生まれた準サーヴァントとデミサーヴァントの間みたいなご都合主義の化身。容姿ははっきり言い切ると顔つきがアルトリア顔のグダ子みたいな感じ(女体化士郎そのままと言い切っていいかも)。得意な魔術は投影(エミヤのものより剣に特化したものぶっちゃけると手のひらで収まるもの以外だと剣以外絶対無理)と強化魔術(というかこれらしか使えない)起源は父と同じく剣。やはり騎士王の血筋、剣の扱いに長けている(それ以外が壊滅的で他の武器は握るだけで壊れる)

 

⚫︎所有する魔術回路は士郎が(一世にしては)かなりの数を持っているため(二世代目にしては)そこそこ持っているが質は対して高くはない、のだが遺伝(あり得るのかは知らないご都合主義万歳)で龍の因子を保有しているため(あまり上手くは使えてないため)無尽蔵とは言えないものの莫大な魔力を扱うことができB相当の魔力放出が可能。(最大出力で乱打しようとすると心臓の過負荷で普通に死ぬので斬撃を飛ばすレベルにとどめてる)なおこれらの欠点には理由があり克服することも一応可能ではある。(それでも本家セイバーアルトリアには余裕で劣る当たり前ではあるが)

 

⚫︎能力は二人の力を足して2で割った劣化版のような感じで普通にやれば大体5分で消える投影魔術、ビームが打てなくもないが打てば心臓への過負荷でしばらくまともに動けなくなる魔力放出、挙げ句の果てには強化魔術込みで衛宮士郎と契約したセイバーより宝具以外一つものによっては二つほど劣化したステータスとスキルと(この設定を作りたいがために)あまりにもお粗末、一応クラスセイバーなのに。

 

⚫︎全て遠き理想郷はなし、(延命処置の一環としてイリヤスフィールに埋めてあるため)

 

宝具(固有能力)

 

⚫︎騎士達の黄金の剣(ナイトオブカリバーン)

 

⚫︎ランクex(この剣自体のランクは精々C)

 

⚫︎剣が誕生すると同時に生み出された剣かつ彼女唯一の抑止力によって削除されない投影武器、見た目は青色の部分を黒色に金色の部分を銀色に変えただけのもの、エミヤにとっての無限の剣製のような役割を持ち保存した剣のデータを蓄積している。(データだけというのが味噌)普通に剣として優秀でこれ単体でも十分な性能をしているが本命はそこではなく能力、この剣は保存されたデータを上乗せすることによってその剣に変化することができる(これが普通以外の投影)。この場合真名やランクも(条件付きで)同じに変化する。

 

⚫︎これで投影した場合に限り本家と違ってランクが落ちないが構造を熟知している必要があるため触ってふかく理解している必要がある(普通に投影したものは下記にあるこれ以上下りようのない無銘の剣以外全て下がる)。

 

⚫︎元が素なだけあって一応聖剣なのだがとある理由によって聖剣としての力を振るうことができずあくまで優れた剣という立ち位置に収まっている。そのためこの剣をパッと見ただけでは(エクスカリバーorカリバーン系列の持ち主以外)なんの剣なのかまるでわからない。

 

⚫︎なお二つで一つと扱われるもの(要するに干将・莫取)は分裂して双剣になる。

 

⚫︎今の段階だと封印されてるようなものである。

 

 

⚫︎剣・無銘

 

⚫︎ランクD

 

⚫︎厳密に言えば宝具ではないが一応、貯めたデータの剣であるという要素だけ抽出したもの、なんの装飾もなければ力もない普通の鉄剣。数を用意するためだけに考案された剣で射出して使う。緊急時の対応及び遠距離攻撃、広範囲殲滅など幅広く扱うことができ尚且つコストがそこまで高くないので(当社比)割と使われる。

 

⚫︎以下ストーリに関わる設定

 

 藤丸立花とは昔馴染みの知り合いカルデアにはオルガマリーから気に入られているという理由での拉致、(なんかで日本に来た時に関わりがあった)マシュとは少し話したことがある程度ロマニは直感で警戒しているしレフについてはなんか考えてるな程度にしか思ってない。(悪意とは思ってない)自身の魔術に関してはぼかしてある。Aチームのメンツとは対して関わりがない(作者があまり知らないのでね)

 

本文

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

「なんっ…………」

 

 人理継続保証機関フィニス・カルデア。

 6000メートルの山脈に存在する国連証認機関、いやそんなことは今はどうだっていい。理解してるし。

 

「どうかしましたか?先輩」

 

「はぁ〜いや大丈夫、です」

 

 私、衛宮剣は後輩の前でかつ廊下のど真ん中とかいう引くほど邪魔になるところで頭を抱えている、その理由は今目の前にあるのだ。

 

「zzz」

 

 いるはずのない見知った顔、藤丸立花が廊下のど真ん中で寝ている。

 っていうかなんだろうかで寝てるんだこの男、踏まれても文句言えないぞ?、っていうか踏む奴いそう。

 

「はぁ……とりあえずマシュ任せていい?所長に呼ばれてて」

 

「はい!お任せください!」

 

ーーーーーーーーーーーー

 

「あーレフが勝手に入れたやつかもしれないわねそいつ」

 

「それでいいんですか所長!」

 

 所長の部屋で作業を手伝うついでに聞いてみたらまさかの返事で大声を出してしまった、ほぼ拉致みたいな方法でここに連れてこられた自分が言えた義理では全く持ってないのだが数合わせのためにここに連れてこられた藤丸が不憫でならない。

 

「まぁ大丈夫でしょうマスター適性があるとは思えないし。なければなければ記憶処理とかして元の暮らしに返すとかもできるだろうし」

 

「そんな楽観的な……」

 

 愚痴をこぼしながらこの後の説明会の準備を進める。

 

「剣もしかして今日調子悪い?」

 

「……?いえそんなことは決して……」

 

「そう?にしてはいつもより手際が悪く見えるけど?」

 

「そう……ですか。心当たりはないんですが」

 

 嘘である。

 無性に今朝から嫌な予感がする、鳥肌はもとより若干の吐き気が朝からずっと付き纏ってくる。

 正直過去の経験からこういうことがある日は基本的に碌なことが起こらない、車に轢かれかけたりすることを始めとして高所にて足が滑る、上から鉄骨が落ちてくるなどかなり不幸なことが起こることが多いのだ。

 

「何も起こらないといいのだけれど」

 

「?何か言った?」

 

「いえ何も、それでは参りましょうかお時間です」

 

「そう、いきましょうか」

 

「はい」

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

「………い……っぅぅ」

 

 何が起こった?、そういう疑問を一度深く飲みこみ、辺りを見渡す。あたりの景色は少なくとも先ほどいた説明会の会場の中ではなく外、それも焦土と化したかのような街。

 もしかしてレイシフトとかいうやつに巻き込まれたのだろうか。

 でもなんで?。

 いや考えるのは後でいい今はそれよりも近くにいたオルガマリーがいないことに焦るべきだ。

 

「所長を探さないと……っと」

 

 突然突き抜ける嫌な予感に突き動かされるようにして強化魔術を込めた回し蹴りを放つ。穿つようにして放たれた蹴りは見事に不意打ちを極めようとしていた骸骨の頭を完全に打ち砕く。

 

「……っ!次から剣使お」

 

 手元に騎士達の黄金の剣を投影し駆け出す。

 全神経をあたりの索敵に使用し周囲の情報を見逃さないように注意しながら駆ける、道中交戦は最低限に控えてだが。

 

「……っ!」

 

 突き抜けるような殺気に駆ける勢いを一気に殺して急ブレーキをかけ辺りを警戒する、研ぎ澄ました感覚を駆使して殺気の方角をたぐる、その方角は上からだった。

 転がるようにしてその場を離脱し即座に構える。

 巻き上がる粉塵が収まると襲撃者の前方が見えてくる、頭にターバンのようなものを巻き甲冑を見に待とった大柄な男、持っている武器から察するにクラスはランサーのサーヴァント、だがなぜか全身を黒いモヤで覆われているように見え、それに少し不安定にみえる。

 

「……………」

 

「ぐっ!」

 

 踏み込みから放たれる薙刀での一撃を剣で受け止める。重たい、元々の体格差も大きいのだろうが筋力で差が大きいらしく簡単に弾き飛ばされる。

 

投影開始(トレースオン)射出(シュート)!」

 

 無銘の剣をいくつか空中に投影して打ち出し追撃を牽制、その間に距離を取ると。

 

上書き投影(トレースオン・オーバーライド)

 

 に分裂徐々に形が作り替えられていきやがて白と黒の夫婦剣干将・莫耶に姿が変わる。

 

「はあっ!」

 

 強化魔術で身体能力を底上げして飛び込み撃ち合う。

 観察してある程度わかったことだがこの英霊は今現在完全に理性が飛んでいる、まるで今目の前にいる敵わたしを倒すことしか頭にないのかのようだ。

 ならば確実に詰めていけば負ける要素はない。

 そんなことを思っていると突然ランサーが何者かによって頭部を殴打されて前のめりになって倒れた、いったい何事かとその様子を眺めていると聞き馴染みの声が二つ聞こえた。

 

「あっ!剣先輩!」

 

「えっ!?剣!?」

 

 ランサーが消えた奥から見える二人にこめかみが痛む。

 藤丸立香は言わずもがなだがいつもの格好から黒い鎧に大型の盾を持ち気配自体も大きく変化しているマシュも理由の一つだ。

 

「とりあえずマシュ……説明して欲しかったのだけれど今は難しそうね」

 

「はい。カルデアとの通信を安定させるために霊脈の強いポイントに向かっていますですので……」

 

「わかったいこう」

 

 マシュ曰く目的地はここから大体一キロメートルぐらい先にあるらしい。

 

「ねぇ剣、ここ最近急に留学に行ったって話だったけどこんなところにいたんだね」

 

「まぁ、そうね。っていうか留学に行ったってことになってたんだわたし、オルガマリー所長のある種補佐みたいなことをしているの」

 

「へぇー、なんで?」

 

「前日本に来たことがあるらしくてその時に気に入ったとかなんとかで誘拐されてきちゃったから♩」

 

「いや……きちゃったから♩。じゃないのよ……」

 

 

 閑話休題ーーーーーーーー

 やり取りをしながら走り続けることしばらく。

 

「きゃああああああああ」

 

 割と付近から聞こえる女性の悲鳴。

 その声の感じからおそらくオルガマリーだと決定づけマシュと藤丸にひとこと伝えると強化魔術で走力を強化して声の方にいち早く駆けつけると予想通りオルガマリーいて複数匹の魔獣に囲まれているところだった。

 

「所長!」

 

「剣!遅い!何してたの!」

 

「すみません!」

 

 到着と同時に敵目掛けて割り込むだけの最低限の数を剣を射出し討伐、剣を元の形に戻し片手を空けると剣をいくつか射出怯ませたりなどして包囲を抜ける。

 

「先輩それに所長!」

 

「マシュ!立香!

 

「うん!がんばるよ!」

 

 なにやら混乱しているように見えるオルガマリーを抱えながら魔獣に目をやる。魔獣の数は全部で8体、その内3体は剣に穿たれてもはや風前の灯に見える、実際に相手するのは増えなければ5体ぐらいだろう。

 魔力放出を使って一度に薙ぎ払ってしまっても構わないのだが。

 

「はっ!せい!」

 

 すでに突貫していったマシュを見るとその必要さなさそうに見える、自身の同じくらいの大きさの盾を振り回して魔獣たちを薙ぎ払っている、この様子だとあと1分2分で決着がつくだろう。

 

「これでっ!終わりっ!です!」

 

 残った最後の個体に盾を打ちつけて戦闘が終了する、意外なことに1分立たずに片付いた。それとほぼ同時のタイミングだった。

 

「どういうこと?」

 

 ようやく落ち着いたのかオルガマリーが口を開く。

 

「所長?……ああわたしの状況ですね。信じ難いことだと思われますがわたしは……」

 

「サーヴァントと融合、デミサーヴァントでしょ?見ればわかるわよ。私が訊きたいのは今になってなぜ成功したのかってこと!。それにそこのあなた!私の演説に遅刻してきた一般人!」

 

「!」

 

「なぜ!あなたがマスターになれてるの!?サーヴァントと契約できるのは剣とかみたいな一流の魔術師だけ!」

 

 そんなこと、ないんじゃないんですか?といいたいが空気が空気ゆえ言い出せずそっと誰にもバレないように視線が逸れる。

 

「あなたなんかがマスターになれるわけがない!どんな乱暴をこの子に働いていいなりにしたの!」

 

「所長、彼はそんなことしないかと」

 

「その通りですむしろ強引に契約を迫ったのは私の方だといいますか…」

 

「なんですって?」

 

「経緯を説明します。その方が状況把握にもつながるかと……」

 

「お願いね?」

 

 マシュの設定を静かに聴く。

 カルデア管制室で爆発を伴う火災があったこと偶然レイシフトに巻き込まれたことなどが彼女の口から語られた。

 

「他の候補生は?」

 

「いません。ですがまだ希望はあるかと…お二人もご無事なわけですし……」

 

「いえそれはないわね、それだけは確定しているわ。認めたくはないけれど私たち三人が冬木にシフトしたかわかった」

 

「それは?」

 

「消去法……いえ共通項ね。この三人はコフィンに入っていなかった。生身のままの例シフトは成功率自体は減少するけどゼロにはならない」

 

「それに対してコフィンには成功確率が9割5分を下回ると落ちるブレーカーがある。故にレイシフトがそもそも起こらない。だからここにいるのは私たちだけと…」

 

「そうなるわね。状況は理解しました。立香とりあえず緊急事態ということであなたとキリエライトの契約を認めます。剣、霊脈のターミナルを探してきなさい大体の目星はわかるでしょ?」

 

「所長、所長、それ、足元です」

 

 小声で指摘すると同時にわかりやすく慌てる社長をなんとか宥め、マシュの盾を触媒にして召喚サークルを設置する、すると周囲の景色がカルデアにある召喚実験室とほぼ同じものに変化、通信も回復する。

 ただ。

 

「シーキュー、シーキュー、もしもーし!よし通信が戻った!」

 

 通信の向こうにいるのが医療部門のロマニ・アーキマンその人だった。正直レフ教授が出てくると思っていた自分と社長にとっては寝耳に水で実際オルガマリーがそのことに対してロマニを詰める。

 

「なぜと言われても僕も困る。自分でもこんな役職向いてないって自覚してるし。でも他に人材がいないんですオルガマリー」

 

「えっ?」

 

「現在生き残った正規のカルデアスタッフは20名にも満たない僕がいまここにいるのだって僕より上の人間がいないためです」

 

「………レフ教授、及び他のマスター適性者は?」

 

 隣で唖然とするオルガマリーの代わりにロマニに問う。今まで彼女を見てきた故に彼女がこれでかなり大きなショックを受けるのはわかっていたが聞かなければ前には進めない。

 

「彼はレイシフトの指揮を取っていた。あの爆発の中心にいた以上生存は絶望的、マスター適性者に至っては47名全員が危篤状態に………」

 

「……っ!ふざけないで、すぐに冷凍保存に移行しなさい!蘇生方法は後回しとりあえず今は死なせないのが最優先よ!」

 

「あっ!そうかコフィンにはその機能が!至急手配します!」

 

「驚きました。凍結保存を本人の許諾なしで行うのは犯罪行為ですなのに即座に英断するとは所長としての責任よりも人命を優先したのですね」

 

「バカ言わないで!死んでさえなければなんとでも言えるからに決まってるでしょ!?大体47人分の命なんて私に背負えるわけないじゃない」

 

「……………」

 

ーーーーーーーーーーー

 

「報告は以上です。現在カルデアがその機能の8割を失っています残されたスタッフではできることに限りがあります。なのでこちらの判断で人材はレイシフトの修理、カルデアス、シバの現状維持に割いていますそして通信が回復次第補給の要請、カルデア全体の立て直しを行う……そんなところですかね」

 

「結構よ。私がそこに居ても同じ方針にしたでしょう。はぁ、ロマニ・アーキマン納得はいかないけれど私が残るまでカルデアを任せます。レイシフトの修理を最優先で行うように」

 

「私たちはこの街、特異点冬木の調査を続けます」

 

「うえ!所長、そんな爆心地みたいな現場怖くないんですか!?チキンのくせに?」

 

 ロマニから突然噴き出てきたチキン発言に少しだけ吹き出しそうになるのを堪えて所長の決断に同意、すると納得してない様子よ立香とマシュの二人が剣の肩を静かに叩く。

 

「あのここで救助を待つという案もあるのですが」

 

「……そういうわけにはいかないのマシュ」

 

「なんでさ」

 

「理由はシンプル、戻った後に備えてのことよ」

 

「戻った……あと?」

 

「そう。今回の件でうちは大きな損害を負った。人材も機材も両方ね。それらを再び集めようとするのかなりの資金が必要になるわ。まぁ、間違いなく1ヶ月じゃ無理でしょう。その間協会からなんて言われるかわからない。最悪不始末として吊し上げに会うかもしれない」

 

「そうなるのを避けるために手柄が必要だと」

 

「まっそんな感じね、きっと」

 

「はい!そこ!通信はもう終わっている。行くわよ!」

 

「「はーい」」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。