天使なデンジ   作:一般冒険者

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2部は蛇足と言われ続け今回の最終回も色々言われていますが、個人的に最終回単体で見れば好きな方です。
しかし画竜点睛を欠くって感じがするのも事実ですね。
編集部と何かあったのかな?って勘ぐっちゃうくらいには、中間にキングクリムゾンを感じちゃいましたね。
タイトル変えて地続きの実質3部とか……無いよねぇ……

アサちゃんを新しい世界に招待してやるよって言っていたデンジ君と、招待されたいと言ったアサちゃん。
二人の中には何かが残っていたからデンジ君は心臓ドクン病になったし、アサちゃんもチェンソーマンって言ったのかな〜と妄想するのは良いよね……

マキマさんも生き甲斐無いから早々に死んで転生したんでしょうねぇ。

ていうかやっぱりポチタチェンソーの悪魔とちゃうやんけ!
本物のチェンソーの悪魔も泣いてるよ!

……しっかし7年の歴史も終わるのかと思うと寂しいものですねぇ……
え!?7年!?!?(絶望)


十四話 カッコーの巣の下で

デンジと若頭の戦闘は激しさを増していった。

あまりの激しさに、散る火花の量が増えてアキ達にまで焼熱の臭いが届くほどだ。

アキ達はデンジの支援をしようとしていたが、拳銃を取り戻した手下の男達による妨害を受けていた。

少しでも身を乗り出せば彼らの放つ銃弾が襲い掛かるのだ。

姫野のゴーストとて目で見て狙いをつけなければならない。

距離と練度の関係から早々当たりはしないが、被弾の可能性を考えると軽率な行動は出来なかった。

数撃てば当たるものだ。

アキが歯痒く思っていると戦況に変化があった。

 

「オイオイ戦いは素人かァ~!?応用が出来てねぇぜ~!」

 

「クソが……ァ……」

 

ちらりとアキが覗くと、ほとんど無傷のデンジとは対照的に若頭はボロボロとなっていた。

流している血の量も明らかにデンジより多い。

そんな彼の姿に手下達も浮足立っているように見えた。

 

「先輩、行きます!パワーは姫野先輩を守れ!」

 

「オッケー!任せて!」

 

これを好機と見たアキはそう言うやいなや飛び出した。

姫野はゴーストを使い、再度男達の手から拳銃を奪い取る。

先程は咄嗟だったこともあり叩き落とすだけだったが、今度はきっちり奪うことで戦力を削ぐ。

アキは手元から突然銃をなくし、狼狽する手下の男達の足に素早く釘刀を刺して動けなくした後、頭部を強打する事で意識を刈り取る。

精々が喧嘩か弱者を殺す程度の経験しかない彼等に、日常的に殺し合いをしているデビルハンターに抗う力などあろうはずも無く、何も出来ずに無力化された。

 

「よぉ、テメェのお仲間はくたばったぜ?降参すりゃあ楽に殺してやるよ」

 

「悪党みたいなことを言うな」

 

手下の男達を無力化する様子を見ていたデンジのセリフに、アキは呆れながらも構えた。

二人のやり取りを見て、姫野とパワーも自分達の勝利を確信する。

 

「フウウゥゥーーーー……」

 

溜息のような音が聞こえた。

細く長い、腹の底から吐き出されるような吐息。

音の発生源は若頭だ。

息を吐きながら深くしゃがみこんでいる。

 

「おっ?マジで降参か?へっ、んじゃあ遠慮なく」

 

若頭の行動を降参故のものと考えたデンジは、首を刎ねるために近づいていく。

姫野に妨害され不発となったその構えに見覚えがあったアキは、デンジを引き止めようとする。

 

「おい待てデンジ、油断す――」

 

勝利を確信した瞬間。

安堵に心が緩んだその隙間を、銀閃が切り裂く。

一歩、二歩、三歩、そこまでがデンジの歩けた距離だった。

気付けば若頭は、デンジの後方へと移動していた。

バタバタと長いコートの裾がなびく音だけが唯一音を立てている。

離れた場所にいたパワーや姫野の目にも、唯一警戒を解かなかったアキの目にすらも、その軌跡を捉えることは彼等の瞳には出来なかった。

ただそこにいるという結果だけが突き付けられる。

 

「ありゃ?」

 

どちゃり。

重く、液体の詰まったものが落ちる音がした。

突然地面に叩きつけられたデンジは困惑する。

上半身と下半身が泣き別れ、内臓と大量の血を零したデンジは、自身に何が起こったのかさえ分からないままに倒れ伏す。

唸りを上げていたエンジン音が、やがて静かになっていった。

 

「なんだ、まだやってたのか」

 

第三者の声。

呆れたようなセリフと共に現れたのは、髪を金髪に染めた女――沢渡だ。

 

「クソ……」

 

アキは悪態をついた。

デンジが殺された上に新手の参入。

先程まで優勢だと思われていた盤面がひっくり返される感覚。

姫野はパワーにアキの助力を頼むも、パワーはこれを拒んだ。

曰く、あの男の動きは目に見えない速さだったと言って怯えている。

 

「遊んでる時間はない。私がやる」

 

姫野は必死にここから生きて帰る方法を。

どうにかしてアキを逃がす算段を模索する中、沢渡が若頭の前に出ると腕を前へ突き出した。

今度は何をするのかとアキは身構える。

 

「蛇。尻尾」

 

まるで挨拶をするような気軽さで沢渡がそう呟くと、突如として何もない空間から死体の肌のように青白く、巨大で不気味な蛇の尻尾が現れた。

その尾にアキ達が反応するよりも前に、巨木のような尾が薙ぎ払うように振るわれる。

 

「なっ……」

 

瞬間、アキの視界に映る全てがゆっくりと流れ始めた。

鱗の一つ一つが良く見える。

過去の記憶が次々とフラッシュバックする。

何度も経験した死の前兆だ。

言葉で言い表せない程の衝撃が、アキを襲った。

 

 

 

 

 

「チェンソーの心臓は?」

 

「ん……」

 

沢渡の言葉に、若頭は片手で上半身だけとなったデンジを持ち上げる。

両腕はだらりとぶら下がり、既に息が無いことが分かる。

 

「よし、必要なものは手に入った。撤退するぞ」

 

「アイツらは良いのか?まだ息があるだろう」

 

そう言う若頭の視線の先には、蛇の尻尾に薙ぎ払われた姫野達の姿があった。

若頭の言葉通りに彼らはまだ生きていたが、重傷を負って動けなくなっていた。

 

「心臓さえ手に入ればそれでいい。アイツらは放っておけ、今は急いでここを離れるのが先だ」

 

「そうか……おら、いつまで寝てんだ。起きろ」

 

とどめを刺す時間すら惜しいと言わんばかりの沢渡の言葉に、若頭は手下の男達を蹴り起こす。

足を刺された男達はよろよろと歩いているために、仕方なくデンジの上半身は若頭が持って階段を下りて行った。

階段を下りきると、そこには複数人の手下達が待機していた。

 

「おい、こいつを車に放り込んどけ」

 

そのうちの一人にデンジを運ばせるよう若頭が指示する。

2人がかりで運んでいると、車まであと少しと言ったところで手下の一人に異変が起きた。

突然立ち竦むと、キョロキョロと周りを見渡し始める。

 

「おい……なんか、なんか変な感じじゃないか……?」

 

周りの者も、男が何を言いたいのかが分からず訝しんだ。

挙動不審な男の様子に、尋常ではないものを感じ取った沢渡が尋ねる。

 

「変な感じって、どういう――」

 

沢渡が言い切るより前に、突如として男が消失する。

いや、消失というのは正しくはない。

そんな生易しいものではなく、もっと悍ましい何かだった。

まるで体だけ一瞬のうちに潰されてしまったかのように、衣服を残して全身の血が飛沫となって撒き散らされる。

肉の潰れる轟音と共に消えたのだ。

明らかに化外の力。

その一部始終を見ていた者達は、背筋に言いようのない、悍ましく邪悪な何かが這うような錯覚を覚えた。

――カラスが鳴いている。

 

「っ……」

 

この現象に心当たりがあった沢渡は、急いでトランシーバーで連絡を取る。

 

『こちらE班、こちらE班、さっきからC班との連絡が取れな――』

 

トランシーバー越しの声が途絶える。

今はノイズ音しか出ないトランシーバーを、沢渡は汗を流しながら見つめることしか出来ない。

声が途切れる間際、トランシーバーの向こうからカラスの鳴く声が聞こえていた。

 

「……っおい!早く車に運べ!」

 

訳の分からない攻撃に狼狽していた一同の中で、真っ先に我に返った若頭が手下に命令を下す。

だがデンジを運んでいた男は、若頭の言葉が聞こえないかのように焦点の定まらない瞳で、あらぬ場所を見ている。

まるで夜眠る前にベッドの下や、クローゼットの隙間に恐怖する幼子のような表情を浮かべて。

 

言うことを聞かない部下に苛立った若頭は、声を荒げて何度も呼び掛けるも反応がない。

最早自分の名が呼ばれていることにすら気付かないほどに、何かに気を取られている。

やがてその男は、先ほどの男と同じように轟音と共に潰れて消えた。

飛び散った粘り気のあるその血は、先程まで生きていた男の物だったのだと主張するように温かかった。

 

呼びかけていたためにその男を凝視していた若頭は、圧潰された瞬間を唯一見ていた。

まるで雑巾を捻るように人体が一瞬歪んだかと思うと、次の瞬間には弾けて死んだのだ。

二人分の衣服と二人分の血液がぶち撒けられ、むせ返るような鉄錆臭い血の臭いが立ち込める。

衣服だけが綺麗に残されている様は、異様で気味の悪さを覚える。

カラスが鳴いていた。

 

「ひっ……ひぃっ……ひぃいぃ!」

 

アスファルトの上の血だまりはまだ温かく、今さっきまで話をしていた仲間がすでに物になったことをこれ以上ないほどに訴えかけている。

正体不明の殺意に晒され、訳も分からず殺されていく事に恐怖が限界へと達した男達は、半狂乱になってその場から逃げ出し始めた。

彼らを止めようとした若頭の声も届かない程の恐慌状態へと陥っている。

 

ガチガチと嚙み合わない歯を震わせながら走る彼らは、引き攣った声を漏らしながら必死に逃げ続ける。

恐怖から心臓が異常な速さで脈動し、肺を焼くような痛みをこらえながら姿の無い恐怖から逃げようと走り続ける。

すぐ横を走っていた仲間が、目の前を走っていた仲間が、次々と理不尽に潰されていく。

彼らに逃げ場などなく、目の前で仲間が血飛沫と共に消える回数は、死へのカウントダウンのように思えた。

また一人潰れる音が聞こえる。

 

やがて、カラスは鳴かなくなった。

 

 

 

 

 

続く殺戮劇の中、次は自分の番なのではないかと怯えながら、若頭と沢渡の二人はただ立ち竦むことしか出来なかった。

バクバクと脈打つ心臓の音が耳の奥で聞こえそうになるほどの静けさの中、沢渡はゆっくりと震える息を吐いた。

 

「……こんなデタラメな力は多分、マキマだ」

 

「クソ……殺したんじゃないのかよ……」

 

次々と行われていた殺戮は不意に止まった。

生き残ったのは若頭と沢渡の二人だけだった。

まるで見逃されたようで、静寂が嫌に焦燥感を駆り立てる。

 

「……今のうちに運ぶぞ」

 

「クソったれ……」

 

しばらくの間、二人は凶悪な捕食者に怯えて息を潜める小動物のようにその場から動けなくなっていたが、次の攻撃が来ない事に小さく安堵した沢渡の言葉で動き出した。

上半身だけの死体となったデンジを乱暴に車へと押し込むと、二人はそのまま足早に去っていく。

無事に帰れることに、言いようのない不安を抱きながら。

 

 

 

 

 

「……っつぅ……」

 

早川アキが目を開けると、狐の悪魔の巨大な頭部によって開放的になった店内からは、鉛色の空が一大パノラマとなって視界一杯に映った。

全身に走る電流のような痛みを堪えながら身を起こすと周囲を確認する。

気を失っている姫野と痛みに呻くパワーが見えた。

少し遠くには、血だまりに沈む男の下半身。

それを視界に入れた瞬間、ぼんやりとしていたアキの意識は急速に覚醒した。

 

「ッ!デンジ!……クソッ!俺はどれくらい気を失っていた!?」

 

周囲を見渡しても先程の者達の姿は見当たらない。

意識を失っていたのは確かだろう。

だがどれくらい気を失っていたのかが分からない。

時間感覚のズレに苛立つ。

自身の失態を悔やむアキの耳に、姫野の小さな呻き声が聞こえた。

 

「姫野先輩!大丈――ぐぅっ……」

 

咄嗟に姫野の元へと駆け寄ろうとしたアキだったが、肉体が悲鳴を上げた。

息が苦しい、肺をやられたか、関節が軋み、体中痛くないところなどどこにも無い。

あまりの激痛に、思わず膝をついてしまう。

うっすらと目を開けた姫野の視界に、そんなアキの姿が映った。

 

「アキ君……良かった……無事みたいで……」

 

まだ意識が完全には回復していないのか、ゆったりとした口調でアキの無事に安堵していた。

 

「姫野先輩こそ……無事でよかったです。パワー、動けるか?」

 

「動けん、動けんのでワシはここまでじゃ。ワシを置いて先へ行け、後から追いつく」

 

「起きろ」

 

「チッ」

 

見た目こそ酷いものだったが、どうやらパワーは思っていたよりも余裕があるようだった。

姫野も二人がそんなやり取りをしている間に意識が回復したようで、ゆっくりと立ち上がった。

 

「はぁ~何あれ、死んだかと思った~……アキ君大丈夫?手、貸そっか?」

 

「すみません、ありがとうございます」

 

姫野が差し出した手をアキは掴み、激痛を我慢しながら立ち上がる。

立ち上がったアキに肩を貸すと、姫野はキョロキョロと視線を巡らせた。

 

「あれ?デンジ君は?」

 

「あの男、チェンソーの心臓を狙っていたかのような口ぶりでした。おそらくは連れ去られたんでしょう」

 

「あちゃ~……囚われのお姫様かぁ」

 

「そんな可愛らしいものじゃないですけどね」

 

姫野の軽口に、アキは少しずつ心が落ち着くのを感じていた。

本当に生きてくれていて良かったと、心から思う。

 

「それにしても一体何が……?俺はてっきり死んだもんだと……」

 

一先ずの安全を確保出来たアキが思うのは、自身が生きているという事実について。

あの蛇の悪魔による攻撃は、確実に死へと至らしめる致命的な一撃だったはずだ。

そんな彼の疑問に答えたのは姫野だった。

 

「あたしのゴーストで、アキ君を思いっきり突き飛ばしたんだよ」

 

彼女は蛇の尻尾による攻撃に対し、即座にゴーストで自分達とアキをまとめて後ろへ突き飛ばしていた。

いくらゴーストの力が強いとて所詮は右腕一本分、巨体から繰り出される蛇の尻尾は防げない。

少しでもダメージを減らそうとした彼女の行動は、結果的に死を免れる文字通りの救いの一手となった。

この時の咄嗟の判断は、彼女のデビルハンターとしての長い経験が活きたものだった。

 

「……本当に、ありがとうございます。この借りは必ず返しますよ、姫野先輩」

 

「ふふん、私はアキ君の命の恩人だからね~、一生かけて返してもらわないとね」

 

そう言って笑うと、あいてててと痛みに顔をしかめる姫野。

アキはそんな彼女を見ていると、自身の内に渦巻く言葉で言い表せない、何かに罅が入るような、あるいは迷いのような感情に戸惑う。

それを追い出すようにアキは一度深呼吸をすると、頭を切り替えた。

 

「とにかく、他の隊員と連絡を取らないと」

 

アキの言葉に姫野は同意すると、パワーを連れて二人は公衆電話を探し出す。

幸いすぐ近くにあったためにわざわざ探す手間を省けたとホッとすると、アキは財布からテレカを取り出した。

子犬の写真がプリントされたもので、姫野は可愛いの使ってるなとちょっとキュンとした。

テレカを入れて受話器を取ると、番号を押して応答を待つ。

ガチャリと繋がる音がした。

 

「対魔特異4課の早川です。ええ、緊急報告です。パトロール中に奇襲を受けました。……こちらの損害は……」

 

アキが本部へと繋がった電話にて報告を行っている間、姫野は電話ボックスへと背中を預けると、ポケットから煙草を取り出した。

一本口に咥えてからライターで火を点ける。

くたびれた体ではうまく力が入らず、何度もフリントから火花が散る。

衝撃を軽減したと言っても、そもそもの攻撃が凄まじい質量をもった一撃だったために、その体には重大なダメージを負っていた。

ここまでやせ我慢をしてきていたが、流石に気力も尽きてきた。

 

(は~……しんど……)

 

ようやくの思いで火がつくと、ずるずると電話ボックスに背中を預けて座り込む。

大きく息を吸って、煙を吐き出した。

どうやら肺が傷付いていたようで、小さく咳き込む。

見上げた空へと吸い込まれるように消えていく煙を、ボーっと眺めていた姫野の耳にアキの戸惑う声が入ってきた。

 

「――は?どういう……ことですか?」

 

アキの様子に、姫野もパワーも訝しむような視線を向ける。

やがてアキは受話器を置くと、口元に手を当てながらふらつく足取りで電話ボックスから出てきた。

 

「どうしたのアキ君」

 

姫野からの言葉に、アキは言おうか言うまいかと一瞬悩むように視線を泳がせると、今聞いたことを彼女達へと伝えた。

 

「都内の公安デビルハンター施設が銃で武装した集団の襲撃に遭いました。この攻撃により現在公安は混乱状態です」

 

声も出ないとはこの事かと、姫野はどこか遠くにある思考で考えていた。

アキ達が襲撃を受けるのと時を同じくして、特異課か通常の対魔課かに関わらず、都内にある公安のデビルハンター支部や訓練施設といった関連施設が襲撃に遭っていた。

襲撃をかけたのは悪魔ではなく、銃を持った人間。

拳銃をはじめサブマシンガンや、アサルトライフルで武装した白昼堂々突然の攻撃に、デビルハンター達は次々と命を落としていった。

 

同時多発的に引き起こされたこのテロ行為により情報が錯綜した結果、公安という巨人は一時的に麻痺を引き起こしてしまった。

組織的な攻撃であることしか分からない現状に、各施設にいたデビルハンター達は個々の独断で対応せざるを得ない状況へと陥ったのだった。

 

ほどなくして。

 

この未曾有の事件に急な組織の立て直しを迫られた公安上層部より、特異課に向けて以下の通達がなされた。

 

 

 

 

 

公安対魔特異各課の統合再編に関する告示

 

今般の襲撃事案による甚大な被害に鑑み、深刻な欠員を補填し組織を速やかに正常化させるため、以下の通り組織再編を実施する。

 

多数の死傷者を出した各課に対し、特異4課は重軽傷者を出しつつも殉職者ゼロに留まった唯一の課である。

この生存実績を評価し、同課を存続させ、特異1課、2課、3課をこれに統合する。

 

以降、再編された「公安対魔特異4課」は、内閣官房長官直属のデビルハンターであるマキマの直轄指揮下に置くものとする。




シナリオ上仕方が無いのですが、デンマキ書けなくて体調不良になってきました……
クシャミが止まらないし、目も痒くて、18時頃になると世界が暗く見えてしまうんです……
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