未知と共に孤島のデュエル 作:人の夢!
「なぁ...」
一人の学生が外を眺めながらぼやく
「なんだ?」
同じく外を眺めている学生がその言葉に応える
「俺達前世で親友だったよな」
「そうだな」
「また一緒に過ごせるのはいいよな」
「だな」
仲よさげに語っているがその目は遠くを見つめていて悲しげだ
「覚えてるってか、ずっと一緒に遊戯王やってたよな」
「あぁ...お前よく芝刈りしてたよな」
「そういうお前はロックデッキばっか使ってたよな」
「だからなのか遊戯王の世界に来れたな」
その言葉を聞いた男は立ち上がり
「...だからといってよぉ!」
その叫びで察したのかもう一人の男も立ち上がり
「全くわかんねぇオリカ寄越してんじゃねぇぞぉ!」
「そうだぞ!」
二人で叫びだした
「回し方完全に現代だと一緒だぞ!」
「インチキパワーも大概にしろ!」
「何だよ!ガンダムって!俺見たことねぇよ!」
「パチンコでしか知らねぇよ!」
「この時代融合しかねぇのに!ろくなカードがねぇのに!」
「俺達はどうすればいいんだぁ〜!!」
────
──
現在寮に戻って自室、彼らは同じ部屋で雑談をしていた
「...アカデミアに来れて良かったな」
「だな...それだけは幸運だわ」
「レッドだけどな」
「いいさ、所詮はこの程度の頭だったってことよ」
「卑下すんなよ、俺まで惨めになる」
「そうは言うなよ、えっと」
「今世は沙慈清栄(さじせいえい)だ、いい加減覚えろよ」
「そういう俺は吉良飛鳥(きらあすか)」
「そうだぞ...自分と親友の名前くらい覚えろよ...」
「おっけ完全に覚えた、もう間違えんわ」
「ホントか〜?」
「ホントホント、デュエリスト嘘つかない」
おちゃらけたような飛鳥に清栄は多少白けた目を向ける
「はぁ...ところで現実逃避は終わるが、デッキに慣れておかなくちゃまずいんじゃないのか?」
「...だよねぇ」
彼らの話になるが彼らが転生者としての意識を持ったのはなんと入試の一週間前だった
そこからてんやわんやで慌てたあと合流しとんでもなく喜んだ後に少し精神を整え
...遊んでいた結果、入試の筆記試験で二人共ボロボロの結果を取り
デュエルでは勝てたものの効果を把握しきれていない様子が見えた結果が
「レッドだもんなぁ...」
「バカにされるのは当たり前。パシリやカード強奪、しまいにゃいじめにまで発展する...レッドが駄目ってわけじゃないが、流石に結果を残さないと苦しい生活になるぞ」
「それにここ学校から遠いもんな」
「坂もあるしな」
二人は顔を見合わせため息を付く
「とりあえずデッキを回すか」
「そうだな...お互いのデッキパワーは同じくらいだし、いい練習になる」
「...とりあえずエクシアとかを使うわ」
「じゃあ俺はストライクシリーズかな」
「じゃあテーブルデュエルでやるか」
「だな」
二人は机の上を片付け十分なスペースを確保して用意をし...
「「デュエル!」」
戦いが始まった
先行を取ったのは飛鳥だった
「俺が先行!ドロー!」
「この時代はまだ先行ドローがあるからな」
「...そういえばライフどうする?」
「先行ドローしたなら4000でよくね?」
「おけ」
吉良飛鳥 LP4000 手札6
VS
沙慈清栄 LP4000 手札5
「俺はフィールド魔法『無重力戦線』を発動!」
「うわっ...お前それ引いてるのかよ...」
「このカードが発動したときの①の効果発動!手札からレベル4以下のガンダムと名の付くカードを特殊召喚できる!俺は手札からストライクガンダムを守備表示で特殊召喚!」
GAT-X105 ストライクガンダム
レベル4 地 機械族
攻撃力1000
守備力2500
飛鳥手札 6→4
「げぇ...そいつ出てくるってそういうことじゃん」
「御名答!俺は無重力戦線の効果でモンスターが特殊召喚されたことによりデッキから魔法カード『ストライカーパック装備!』をサーチする!」
飛鳥手札 4→5
「そして発動!ストライカーパック装備!この効果により俺は手札のエールスカイグラスパーとフィールドのストライクを墓地に送り融合召喚!」
「赤き翼を纏い、大空を舞い、地を制し、宇宙でも戦い、戦場を駆け抜けろ!現れろ!エールストライクガンダム!」
GAT-X105 エールストライクガンダム
レベル6 光 機械族 融合
攻撃力2600
守備力2500
飛鳥手札 5→3
「出たよ...毎回そいつ出てくるからもう分かるようになったんだが」
「こいつ出しやすいし強いんだよ、っと続けねぇと」
「エールストライクの効果!このカードが召喚されたときこのカードに3つのバッテリーカウンターを乗せる」
「でも今なら〜?」
「墓地のストライカーパック装備!の追加効果、このカードで融合召喚されたモンスターにバッテリーカウンターが乗っている場合2つ追加することができる!」
「インチキ効果定期!」
「うっせぇ!これがねぇと盤面がちょっと不安に感じるんだよ!」
「現代だったら三ターンも持つのは十分だわ!」
「いいから続けるぞ!俺は通常召喚権を使い手札のメビウス・ゼロを召喚!」
TS-MA2 メビウス・ゼロ
レベル3 地 機械族
攻撃力1500
守備力500
飛鳥手札 3→2
「そしてメビウス・ゼロの効果!フィールド魔法『無重力戦線』がある限りこのカードは攻撃力を500アップする!」
メビウス・ゼロ 攻撃力1500→2000
「最後!永続魔法『戦艦 アークエンジェル』を発動、効果により墓地のエールスカイグラスパーをデッキに戻してこのカード以外のスカイグラスパーを手札に持ってくる!俺はランチャースカイグラスパーを手札に!」
飛鳥手札 2→3→2
「ターンエンドだ」
「好き勝手しやがって...しかもさらっとアークエンジェル発動してるし...くっそ手札誘発が欲しい」
「そんなものねぇから!」
「クソ!俺のターン!ドロー!」
清栄手札 5→6
「...事故ってる...」
「あぁ、完璧?」
「これ以上なほどに完璧」
「ドローカードも含めて?」
「どうだと思う?」
「ありがとう俺のデッキ?」
「yesだ!俺は手札から永続魔法『GNドライヴ』を発動!発動時効果により俺は手札からガンダムと名の付くカードを特殊召喚できる、俺はガンダムエクシアを特殊召喚!」
GN-001 ガンダムエクシア
レベル5 光 機械族
攻撃力2500
守備力2000
清栄手札 6→4
「相変わらずレベル5が持ってていいステータスじゃねーぜ」
「その代わりGNドライヴがねぇとろくに効果が使えないから...」
「だとしてもよ...この時代にこのステータスはアホ」
「否定できねぇ」
「俺もだわ...」
「...エクシアの効果、デッキからガンダムと記された魔法カードをデッキから持ってくる、俺はデッキから魔法カード『ソレスタル・ビーイング』を持ってくる
「そのまま発動、効果により手札のガンダムと名の付くモンスターを可能な限り特殊召喚できる、ただし!このカードの効果を使ったあとは一切の召喚はできなくなる」
「...え、もしかして全員集合?」
「俺は手札からガンダムデュナメス、ガンダムキュリオス、ガンダムヴァーチェを特殊召喚する!」
清栄手札 4→5→1
GN-002 ガンダムデュナメス
レベル5 光 機械族
攻撃力2300
守備力2000
GN-003 ガンダムキュリオス
攻撃力2600
守備力1800
GN-005ガンダムヴァーチェ
攻撃力2000
守備力2500
「えぇ...お前」
「言うな...正直お前のターン中ずっと祈ってたわ」
「その最後の手札は?」
「罠カードだよ...そんなことより!バトルフェイズに移行!...地味に26あんのがムカつくわ〜」
「フッ...それだけじゃないのも知ってるだろう?」
「バトルする際相手の攻撃力を500ダウンだろ?分かってるよ...くそ」
「いくら盤面を整えようがこの攻撃力を超えなければどうしようもなかろう!」
「...それはどうかな?」
「...え」
「エクシア達の共通効果発動!このカードはバトルフェイズ中、相手のモンスター一体の攻撃力を200ダウンさせることができる!」
「し、しまった!忘れてた!」
「盤面にはすべてのガンダムが揃ってる!合計で800のダウンだ!GN粒子濃度上昇!」
エールストライク 攻撃力2600→1800
「くっ...」
「これで終わりだ!エクシアでエールストライクを攻撃!GNソード!」
「ぐぅ...」
飛鳥 LP4000→3300
「デュナメスでメビウス・ゼロを攻撃!GNスナイパーライフル!」
「ぐ...」
飛鳥 LP3300→3000
「ヴァーチェとキュリオスでダイレクトアタック!」
「グワァァァァァ!」
飛鳥 LP3000→0
清栄WIN!
────
──
「やっぱそっちのデッキは爆発力あんね」
「そっちは展開力あるからいいよな」
「まぁ戦艦サポートが手厚ですし」
「こっちもそこそこあるけど永続のサポートが『GNドライヴ』しかないのがな〜」
「んで、どれ使うのさ」
「OOからは使いたくない...できれば学年が上がってからがいいかな」
「それでいいんならいいけど...絶対使うときは来ると思うけど」
「...セブンスターズまではエクシアたちで戦いたい...無双は遠慮したい」
「それには俺も同意する...俺は...核動力?の奴らは使いたくないな...そっちと同じでいささか強すぎる...」
「現代でも攻略難しそうだもんな...最終盤面」
「いや、ラー玉は行ける」
「あれはね?それで言ったらラヴァゴーレムも壊獣も行けるじゃん」
「まぁ...やっぱ現代もおかしいや」
「ティアラメンツどころか征竜でもうそれは証明されてるから」
「だな」
「十代たちとの関わりってどうする?」
「...月一テストまではこっちのデッキの把握に集中しよう」
「そうだな、特に大きな事は起きないはずだし」
「万丈目とかはどうする?」
「傲慢さをへし折って煽って闘争心刺激させてボコボコにして心も折ってその後激励して早めに万丈目サンダー状態にする」
「力技だな...まぁ俺個人としてもメンタルの不調が起こした悪事ってのは変えたいよな」
「本人に悪いところはないからね」
「やり方は少しあれだけど...な」
「...ところで今日の歓迎会いかなくていいのかな」
「どうだったっけな」
彼らは初日から寮のイベントをスッポ抜かしていた
モンスターは特になし
魔法は『』
罠は[]
色々省略した効果説明 飛鳥が使ったカード編
ストライク
①このカードが通常召喚されたときデッキからスカイグラスパーの名がつくカードを持ってくる
②このカードを素材とした融合モンスターが墓地に送られた場合このカードは墓地から特殊召喚できる
③手札以外から特殊召喚されたこのカードは攻撃力と守備力が半分になる
エールストライク
ストライク+エールスカイグラスパー
①このカード融合召喚された時このカードにバッテリーカウンターを3つ乗せる
②このカードが場にいる限り相手はこのカード以外を攻撃できない
③このカードがバトルする際相手のモンスターの攻撃力を500ダウンする
④このカードは一度だけ効果によって破壊されない
⑤ターン終了時このカードに乗っているバッテリーカウンターを一つ取り除く、カウンターがなくなった場合このカードは墓地に送られる
メビウス・ゼロ
①フィールドに『無重力戦線』がない場合以下の効果は使えない
②場に出たときこのカードの攻撃力は500アップする
③このカードは戦闘では破壊されない
無重力戦線 永続
①このカードが発動した場合、手札からレベル4以下のガンダムと名の付くモンスターを特殊召喚出来る
②1ターンに一度デッキからメビウス・ゼロを手札に持ってくる事ができる
③一ターンに一度デッキからレベル8以上のガンダムと名の付くカードを手札に持ってくる事ができる
ストライカーパック装備! 通常
①自分の手札フィールドからガンダムと名の付く融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地に送りその融合モンスター一体をEXデッキから融合召喚する。
②このカードによって融合召喚されたモンスターにバッテリーカウンターが乗っている場合2つ追加する事ができる
③墓地のこのカードを除外することによって墓地のガンダムと名の付く融合モンスターをEXデッキに戻す事ができる
戦艦 アークエンジェル 永続
②④⑤の効果はそれぞれ1ターンに一度のみ使える
①墓地のスカイグラスパーカードをデッキに戻しそのカードとは別の名のスカイグラスパーカードを手札に持ってくる
②墓地のストライクガンダムをデッキに戻しEXデッキのストライクと名のつくカードを正規の召喚扱いで融合召喚できる
③②の効果で召喚されたモンスターはそのターンの終了時に破壊される
④相手が発動したカードの効果を無効にして破壊する
⑤ドロー効果のあるカードが発動した場合もう1枚追加でドローすることができる
⑥このカードが破壊された場合手札フィールドのカードはすべて墓地に送られる
クシャトリヤ環境を最後に遊戯王から離れて入るんですけどこれって現代でもやばいですかね