第13話
一丈字飛鳥です。今日は京都競技場でエキシビションマッチがあり、スぺと一緒に参加しました。
で、勝ちました。
『勝者!! スペシャルウィーク!!』
アナウンスが上がるとお客さんが大歓声を上げていて、スぺも観客に対して手を振っています…。
で、試合が終わってスペと合流した訳ですが…。
スペシャルウィーク「飛鳥さん! 試合も終わって明日はお休みなので、ゆっくり食べ歩きしましょうね♡」
はい、こっから本番始まります。
ゴールドシップ「それじゃ京都の旅、スタートだぜ!」
そしてゴルシも当たり前のようにいるし、
「私もいますよ」
「京都ならうちにお任せください」
グラス…ライラック…。ここで語りを終わります。
**********************
飛鳥「で、何か食べたいものある?」
スペシャルウィーク「何かおすすめあるんですか?」
飛鳥「まあ、手始めに餃子とかどうかな」
スペシャルウィーク「餃子?」
飛鳥の言葉にスペが驚いていた。
グラスワンダー「九条ネギですね」
飛鳥「良く知ってるな。まあ、一旦長岡京駅まで行って、京都駅まで行くか」
とまあ、こんな感じで飛鳥、スぺ、ゴルシ、グラス、ライラックの京都観光が始まった。
飛鳥「ところでオレ達はもう宿取ってるけど、お前らどうするんだ?」
ゴールドシップ「そこはご都合主義で」
グラスワンダー「…まさかとは思いますけど、部屋一緒じゃありませんよね?」
飛鳥「トレセンセンターだから大丈夫だよ」
トレセンセンターとは、トレセン学園での関係者であれば寝泊まりする事が出来るポケモンセンターみたいな場所である。ダシマ式オリジナルの設定である。
飛鳥(まあ、公式でもあると思われるとマズいからな…)
****************
とまあ、そんなこんなで餃子店へ。
飛鳥「じゃあスペ。お疲れさん!」
「カンパーイ!」
スペシャルウィーク「ありがとうございまーすっ!!」
と、5人で乾杯すると、グラスとライラックはスペのはじける笑顔に滅していた。
飛鳥(意味が分からねェ…)
そして餃子が焼き上がり、スぺが食べた。
スペシャルウィーク「おいし~~~~~~~~~!!!!!」
と、目をしいたけにしていた。
飛鳥「ネギがシャキシャキしててあっさりしてるね」
グラスワンダー「ええ…。ニンニクも控えめなので、気にせず食べられますね」
グラスたちも京都餃子に舌鼓だった。
「あのう…。スペシャルウィークさんですよね?」
スペシャルウィーク「はい?」
飛鳥「あ、サインですか…?」
「ダ、ダメですか…?」
と、ファンがおずおずと聞いていた。
飛鳥「どうする?」
スペシャルウィーク「え?」
飛鳥「今、人がいないので彼女次第ですね」
ゴールドシップ「何ならアタシのサインやろうか?」
スペシャルウィーク「あ、ちょっと待っててくださいね!」
そう言ってスペは餃子を食べて、サインを描いた。
飛鳥「SNSにあげたい場合は明後日以降にお願いできますか?」
「あ、それはしないので安心してください。ありがとうございます!」
お客さんは満足そうに去っていった。
ゴールドシップ「なんでぇ。スペだけかよ」
飛鳥「そう言うなよ」
スペシャルウィーク「もうそろそろなくなっちゃいます…」
飛鳥「スペ。夜は焼肉だからな」
スペシャルウィーク「焼肉ですか!?」
飛鳥の言葉にスペが驚いた。
飛鳥「ああ。タレが出汁みたいな奴なんだけど…食べ放題だ」
スペシャルウィーク「食べ放題ですか!?」
飛鳥「まあ、店が空いてればの話だけどな…」
グラスワンダー「そういうのは事前に予約するべきでは…?」
飛鳥「何があるか分かんねェし、ダメだった時のプランもちゃんと考えてるよ」
ラッキーライラック「用意周到やなあ…」
ゴールドシップ「で、アタシ達も連れてってくれるんだろうな?」
空気が止まった。
飛鳥「荷物持ちで手を打ってやるぜ」
ゴールドシップ「女に荷物持たせる気かよ!」
飛鳥「冗談だよ。けど、流石にタダって訳にはいかないだろ。中央トレセン学園のウマ娘なら」
ラッキーライラック「まあ、そうですね…」
グラスワンダー「分かりました。それで手を打ちましょう」
とまあ、そんなこんなで焼肉にありついた。普通に開いてたし飛鳥が名字を出した途端に驚かれた。
『もしかして、一丈字飛鳥さんですか?』
飛鳥「え、ええ…そうですが…。5名行けますか?」
『もしかして中央トレセン学園の…』
飛鳥「ええ、スペシャルウィークと数名で来店したいのですが、如何ですかね?」
『しょ、少々お待ちください!』
****************
ゴールドシップ「すげぇな。一番いい部屋通してくれたよ」
飛鳥「まあ、普通に大騒ぎになるからな。スペの事考えたら」
スペシャルウィーク「いや、そんな…」
とまあ、そんなこんなで食事が始まった。
飛鳥「次のトレーニングに支障をきたさないようにしろよ…?」
スペシャルウィーク「はい!! あと、おだしも美味しいです!!」
飛鳥「…喜んでくれて何よりだよ」
そう言って飛鳥は石焼ピピンバを食べていた。
ゴールドシップ「けど、お前にしちゃ随分と太っ腹だな」
飛鳥「和哉さんが小遣いくれたんだよ。スペのお陰で色々助かったんだとか」
古堂和哉。飛鳥の師匠的存在で、飛鳥を中央トレセン学園に送った張本人である。顔は怖くてやり手だがまだ21歳である。ちなみにザル。
スペシャルウィーク「あ、注文しますけどいいですか!?」
飛鳥「おう。オレも注文するから」
ラッキーライラック「…一丈字トレーナーもよう食べはりますねぇ」
飛鳥「ああ。こう見えて結構食うんだよオレ…」
とまあ、京都の食べ歩きを楽しみましたとさ。
ちなみに…。
飛鳥「明日も早いから早く寝ろよー」
スペシャルウィーク「はーい!」
飛鳥が個室、ウマ娘達が大部屋で宿泊したそうだ…。
ゴールドシップ「よし、じゃあ朝まで騒ぐぞ」
結果的にグラスによって眠らされたのは言うまでもない…。
つづく
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