スぺちゃんと一丈字トレーナー   作:ダシマ

14 / 14
第14話「福島:ソースカツ丼&喜多方ラーメン」

第14話

 

「肉は私の担当だと言ったはずだぞ」

 

 ある日の事。生徒会副会長のナリタブライアンが飛鳥のトレーナー室にやってきて、腕を組みながら言いがかりをつけてきた。

 

飛鳥「…突然来るかと思ったよ」

ナリタブライアン「屁理屈を言うんじゃない!」

スペシャルウィーク「ま、まあまあ。落ち着いて下さいブライアンさん…」

ナリタブライアン「む…」

 

 スペに言われてブライアンはむっとしていたが、当然納得するはずがなかった。

 

ナリタブライアン「…まあいい。次は気をつけろ」

 

 そう言ってブライアンが去っていった。

 

飛鳥「やれやれ…」

スペシャルウィーク「危ない所でしたね…」

飛鳥「ああ。妙に威圧感があるから困るよ」

 

 飛鳥がそう言ってテレビをつけると、

 

『今日は福島県会津若松のソースカツ丼を食べたいと思います!』

「いや、でけぇってコレ!!」

「これ普通盛なんですけど…」

「これで!!?」

 

 凄く大きなソースカツ丼が出てきて、スぺはよだれが出ていた。そしてブライアンが戻ってきた。

 

ナリタブライアン「行くぞ。会津若松へ」

飛鳥「待て待て。オレ、会津若松行った事ねぇよ。精々郡山…」

 

 ブライアンとスペが飛鳥の体に触れた。

 

飛鳥「え、これマジで行くの?」

スペシャルウィーク「はい!」

ナリタブライアン「修行にはちょうどいい筈だろう?」

飛鳥「生徒会の仕事は?」

ナリタブライアン「こんな事もあろうとな。終わらせてきた」

飛鳥「あ、そう…。じゃあその前に戸締りだよ!」

スペシャルウィーク「あ、そうだった!!」

 

 とまあ、そんなこんなである日の休日、郡山駅にやってきた…。

 

飛鳥「えーと…磐越西線で1時間くらいか…」

スペシャルウィーク「ゆっくり行きましょう!」

飛鳥「いや、ゆっくり行けるかなコレ…」

 

 とまあ、軽く駅弁をつまみながら会津若松へ…。

 

シーキングザパール「楽しみね!」

飛鳥「パールさん…」

ゴールドシップ「駅弁で出てくるんだな…」

飛鳥「いや、お前もだよ」

 

 前回のグラス、ライラックに代わり、ザパールとブライアンが仲間に加わった…。ちなみにシーキングザパールはかなりの駅弁マニアらしい…。

 

******************

 

 そんなこんなで会津若松にたどり着いて、早速ソースカツ丼を食べることに。

 

飛鳥「磐梯山をイメージした磐梯丼か…」

スペシャルウィーク「おおお…!!」

 

 飛鳥がその大きさに驚いていると、スぺが目を輝かせていた。

 

ナリタブライアン「喰らいつくしてやる…」

 

 そしてブライアンは野獣のようになっていた。

 

シーキングザパール「気に入ったわ! 早速食べましょう!!」

ゴールドシップ「いたっきやーす!!」

 

 とまあ、5人で磐梯カツ丼を食べた。1㎏あるらしい…。

 

飛鳥「レモンとはちみつ…」

スペシャルウィーク「さっぱりして美味しいです!!」

飛鳥「食べやすいね」

 

 と、カツ丼を食べつくしていた。

 

 そして…

 

スペシャルウィーク「ご馳走様でした!」

ナリタブライアン「フッ…気に入った」

 

 スペとブライアンがそう言うと、全員が食べ終わったが、ゴルシとザパールがしんどそうにしていた。

 

飛鳥「ゴルシはともかく…パールさん。大丈夫ですか?」

シーキングザパール「…大丈夫よ。ただ、もう食べれないわ」

ゴールドシップ「オメー…この調子で喜多方ラーメンも行くとか言わねーよな…」

飛鳥「まあ、近いけど…」

スペシャルウィーク「ま、また今度にしましょう!」

 

 スペが苦笑いしながらそう言った。

 

ゴールドシップ「けど、まだ尺余ってるんだよな…」

飛鳥「尺とか言うんじゃねェよ。まあ、折角だから観光するか…」

 

 とまあ、飛鳥達は会津若松を見て回った。

 

 

飛鳥「こうしてみると日本も結構広いんだなぁ」

シーキングザパール「そうね。世界がそうであるように、日本もまた広いのよ!」

ゴールドシップ「まあ、そういうこった。でかい男になれよ!」

飛鳥「お、おう…」

 

 飛鳥が困惑していた。

 

スペシャルウィーク「それはそうと、さっきのソースカツ丼美味しかったですね!」

飛鳥「ああ。でも、調理大変そうだな…」

ナリタブライアン「学食に追加して貰えないか、掛け合ってみるか…」

スペシャルウィーク「それはいいアイデアですね!」

飛鳥「…出来たとしても数が限られそうだな」

 

 とまあ、和気あいあいと話をしていた。

 

飛鳥「…まあ、根本的な話をするけど、晴れて良かったね」

ゴールドシップ「まあ、そっちの方が都合良いしな」

飛鳥「やめろ」

 

 ゴルシが危ない発言をしたので、飛鳥が困惑していた。

 

 

 とまあ、散歩しているうちにスペがまたお腹の虫が鳴った。

 

スペシャルウィーク「…おなか、すいてません?」

ゴールドシップ「すげェなお前…」

シーキングザパール「それなら本当に喜多方の方に行ってみる?」

飛鳥「行きます?」

 

 飛鳥がちょっと複雑そうにしていた。

 

ゴールドシップ「どうしたんだよ」

飛鳥「いや、ラーメンといえば…」

「来たよ!! 飛鳥くん!!」

 

 ファインモーションが現れた。

 

飛鳥「ファイン殿下!!?」

ファインモーション「食べられなかったら、私が交代するよ?」

ナリタブライアン「それはいい。喜多方ラーメンも肉そばというのがあったからな…」

スペシャルウィーク「ど、どうですか…?」

飛鳥「それはそうと…」

ファインモーション「あ、うん! ラーメン食べたら一緒に帰ろっか! こっち持ちで!」

「お願いします!!!」

 

 とまあ、そんなこんなで喜多方ラーメンを食べて帰ってきた訳だけど…。

 

 

 

エアグルーヴ「却下だ!!」

シンボリルドルフ「あと、会津若松と喜多方に行った件について、色々聞かせて貰うぞ」

 

 ブライアンはしばかれましたとさ。

 

 

 

つづく

 

NEXT LOCATION IS…

  • 茨城
  • 栃木
  • 群馬
  • 埼玉
  • 千葉
  • 神奈川
  • 新潟
  • 富山
  • 石川
  • 長野
  • 岐阜
  • 静岡
  • 愛知
  • 三重
  • 兵庫
  • 奈良
  • 和歌山
  • 鳥取
  • 島根
  • 岡山
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。