赤い目、常人よりも尖った犬歯。そして、再生能力。
それらは血鬼の代表的な特徴。だが、それを今の今まで隠し通す事ができていたのが不思議だ。私があの子の四肢を捥いだ時には再生能力が働いているようには見えなかった。何らかの方法で隠匿していたのだろうか。
リィンがこの場から逃げ去り、壊れたテーブルや倒れた棚が占領する空間を歩きながら考える。ブーツの音だけが寂れた空間に響いていた。
死体の発する血の臭いが私の思考を現実に引き戻す。
死体は掃除屋が処理してくれるだろう。
ソルダートに持たせてあった弾丸を徴収し、死体を店外に蹴飛ばす。しかし、それに対しては何も反応がない。ただ、死体から飛び散る体液が少しかかっただけだった。不意打ちを念頭に入れながら店の入り口へ向かって歩く。
正面入り口から一歩進むと、赤く染まった腕が私の顔の前に落ちてきた。咄嗟に前進し、その腕を避ける。身を翻し、落下点を見ると目に映ったのは血の赤だけではなく、親指の人間の服の赤もだった。アイツらの死体のどちらかには腕がなかった。死体を弄ぶのは血を吸う奴らしいと言えばらしいか。
落下点の上方を見ると、彼女が壁に足をめり込ませながらぶら下がっていた。
身体能力も先程より向上している。あれができる膂力で投げられた腕を食らえば無事では済まなかったろう。ますますどんなタネか気になるな。
剣を持ち直し、彼女に向き直る。彼女は足を壁から離し、重力に身を任せた。その瞬間は見逃さない。
最短距離は目算、私二人分程。右手に持つ蛇腹剣、バトンを起動させ落下する彼女に振るう。
ガラガラと音を立てて伸長し、鞭のようにしなりながら腕に向かう。腕に巻きついた剣を彼女は必死に振り解こうとする。
それを尻目に剣の柄に付いてあるトリガーを引き、推進弾に着火させその勢いと共に腕を振り切る。高速になり私のバトンはその伸びた剣身がそのまま刃になる。巻きついた剣身も全て刃になる。
リィンの腕が飛び、私のバトンは強く振られた勢いによって剣先が私の後方数メートルにまで動く。チェーンが回り、バトンは元の剣の形へと戻っていく。
片腕を失って焦る表情を浮かべるかと思った。でも、彼女の顔にあるのは怒りだった。私を目だけで殺そうとする程の殺意。私があの子の中に見た欲望は欠片も存在しない。私の経験上どんな時でも欲望の色の配分は変われども、形が大きく歪曲する事は無かった。死に直面した時であってもだ。
なら、今のこの子は別人なのか。
「私の娘をあそこまで傷つけ、そしてまた腕を飛ばした。私にこの奇跡が起こらなければこの子はどれ程の災いに晒されていたのだろうか、親として本当に悲しくて仕方がない。そこの礼をわきまえない剣士、いや銃剣士。どういった弁明を行う気だ」
先程までとはまるで似ても似つかない尊大な言葉遣い、それでも見た目だけは寸分違わず彼女の姿だ。それが不気味で私の体の毛が逆立つような気分になった。
「無礼という点で言えば、お前もでしょ。親指に敬意を払わず、言いたいことを口走る。それこそ不遜だ。その体の持ち主を今すぐに返せ。私の、いや違うな依頼対象なんだ。困るんだよ」
もし、私があの子に重傷を負わせたことがこうなった引き金であるのなら、このままアレに傷を負わせたとしても元に戻る可能性は低い。あっちから引き下がってもらったほうが楽だ。
「私の大事な娘をただの依頼対象だと?もっと丁重に扱わなければならないだろう。少なくとも私は朽ちた剣を元に戻そうとするほどの扱いをしようとした。その結果がこれなのだろう。さっきも言ったが、これは私に降りかかった奇跡、祝福だ。志半ばであの人間に殺され、この子の行く末を見守ることができなかった私のための奇跡。私の
彼女は飛んだ腕の断面を肩の付近の断面に押しつけたかと思うと、不安定ではあるがくっつき始めていた。
奇跡?祝福?この子のなりでそんな巫山戯た世迷言を抜かされてしまうと気分が悪い。外見と性格の不調和とでもいうのか、程度の低い酒で悪酔いした時のような感覚だ。
それに、あちらから引き下がるつもりはなさそうだ。面倒事が一つできてしまった。楽な仕事だと思ってたんだけどな。
「はいはい、御託はもうイイよ。お前は私に一欠片の礼儀を示さず、私の依頼を反故にさせようとする害だ。それ以上では絶対にない」
左手に長銃、右手にバトンを構え目の前にいる化け物の奇襲に備える。
「死んで舞い戻った私の意思を少しは褒めてもらいたいものなのだがね。難しいものであるということは分かっているだろう。少しの賞賛もないというのはあまりにも虚しいではないか。もっとも、賞賛が目的でこんなことはできないと私の父親としての矜持は言っているのだがね」
死んで舞い戻った。死者蘇生なら、頭が出張ってくるはず。なら今彼女の身に起こっているのは何だ、体があの子のままならただの人格分裂なのだろうが血鬼としての性質までをインストールできる技術は聞いたことがない。それが祝福とでもいうのか。
いや、細かいことを気にしている場合じゃあない。今、私は依頼満了の危機にあるんだ。それも得体のしれない出来事のせいで。
息を深く吸い、深く吐く。
「名前は?」
「ただのアリーシャだ。この子の父親のな」
ただ一言交わしただけ。それでも、目の前の人物が込めた意味が私の目に映る。
色欲。
自らの繁栄のために全てを捧げる欲を何よりも持っているという事実が理解させられた。あの子の持っていたものとは全然違う。汚い色だ。その体でその色を表現するな。そんな欲は礼で一歩も動けぬほど雁字搦めになってしまえばいい。
バトンを起動し、アイツの後ろの壁に向かって右腕を突き出す。バトンの伸びた剣先を壁に刺し、左に走る。
「成程。古典的な拘束だが確かに効果はあるな。流石に舐めすぎではないか。いかに娘がか弱かったとはいえ、今は私が相手だぞ」
奴は左腕で受け止め、私の方を向きながら微笑みを向けた。体は変わっていないのに、別人に感じる。気持ちが悪い。
推進弾を装填し、着火と同時に強く振るう。しかし、今度は腕の半分までしか刃が入っていなかった。
「どれほどの力を使えるのか不安だったが、硬血くらいは使えるか」
グローブごと切ろうとしたからとはいえ、切り飛ばせるとは思ったのだけど。想像よりも厄介だ。
「どうすれば、体をその子に返してくれるのかなあ」
「君を殺し、この子の危険がなくなれば返すさ」
咄嗟の問いをかけたが話は平行線だ、尤も話が通じるとは思わなかったけれど。
「娘よ、良い剣を持っているではないか」
打ち込んだ剣先を抜き体勢を整える。その間に奴は鞄から剣を取り出し、何やら赤いものを纏わせ始めた。
「私の力を存分に使い、娘よ君への餞別としてこれを送ろう。私から君への愛情だ」
長剣を芯にして、その周りには大量の荊のような血の塊が付着している。その荊は何か大きな獣の口のような、生命を食らい尽くそうとする悪意を感じた。
「はは、なかなかに疲れるな。だが、娘のためだ我慢するべきだ」
肩で息をしながら、奴は私にその剣を向ける。生き物のように蠢くその荊がひどく悍ましい。
「実は私はさ、その子の訓練を頼まれてたの。だから、少し手荒な真似をした。これから治療して強度を下げた訓練を行おうとしてたんだよ」
「信じられんな」
本当だよ。私が受けた依頼の内容にはそう書いてあったさ、まあ嬉々として受けたのは間違いないけれど。だからその体を返して私が見たいものを見せてくれよ。
自分が想像よりも何かに、いやこの惨状に憤っていることが不思議だった。いつからだったか、記憶に新しいのはL社が折れて数日ぐらい経った日かなあの日から自分の感情の振れ幅が大きくなってしまったような気がする。好きな酒に不味い安酒を突っ込まれたみたいな不快感を感じやすくなった。
奴が私に駆け足で向かい、私に剣を振るう。それをできるだけ小さな動きで避ける。
力任せなだけの棒振りだ。それでも、私と同等かそれ以上の膂力から放たれる振りは十分致命傷になりうる。
今度は横薙ぎか、芸がない。後ろに向かって跳んで避けようとした時だった。
荊によって刃が編まれ剣身が腕一つ分ほど伸び、私の肉を数ミリ抉り取った。最低限で避けようとした油断がはっきりと裏目に出たな。
「ほう。上手くいったか。君の剣を少し参考にさせてもらってね制御は難しいが、もう少し複雑にできそうだ」
子供みたいに笑いながら、剣のような荊を振り回している。
「カポⅢ様!!何か起きましたか」
ソルダート?ああ、私が帰ってこなかったから様子を見に来たのか。余計な世話この上ない。早く何処かへ行って。
眼前の血鬼に目を凝らしながら心中で悪態をつく。
「ひっ!」
微かな泣き声混じりの怯えが私の耳を触る。尻目にその女の声がする方を見ると、長く伸び放題になった荊がソルダートの女を襲っている。手に持つ銃を矢鱈に振り回して先端に着く刃で何とか捌いている。
わざわざ私が彼女を気にかけるだけの礼儀を尽くす理由はない。でも、彼女は私に彼女なりの礼を尽くしてはいた。
目の前の血鬼に二、三発ずつ火炎弾と衝撃弾を打ち込み、ソルダートの下へ走る。
階級が上の人間に礼儀を尽くすのは当然の摂理だ。だからといって、その態度を評価しないわけじゃない。親指の誰も下の階級の人間を評価しないなら、私がこの地位にいる事はないから。
彼女に向かう荊を切り落とし、薙ぎ払い、最後にバトンを伸ばして彼女の周りの荊を全て払い落とす。
彼女は座り込んだまま、私の方を見る。クソ、膝立ちで私と同じくらいの身長か。それは私が小さいのが悪いんだけど。
「これは君の昇格推薦を私が取り消して行われた事だ、命を拾ったことを深く感謝して私の下でこれからも働きたまえ。はぁ、わたしみたいな甘い者ばかりだと思わないで」
厳格に、親指らしく低く告げる。これはただの正当な評価でしかない。
「賜った御慈悲を必ずや、貴方の役に立てます」
「ああ、はいはい。早くどっか行って。後、弾寄越せ」
長銃を差し出し、推進弾を装填させる。五発か、最近使い過ぎてたから丁度いい。玉詰まりが起きないように、丁寧に作業させながら奴の動向を見る。火は消えている。でも、何故か動かない。入れ替わってくれたのなら嬉しいが。
動かないあいつににじり寄るが、何も反応しない。ふと奴の足元を見ると奴の足元から何本もの荊が伸びている。
すかさず切り落とし、繋がっていた方を見ると先程の店の中にあった死体に繋がっていた。
切り落とした瞬間から、彼女の体は支えを失ったかのようにふらつき始め私にもたれかかってきた。
あの尊大で不敬な態度は鳴りを潜めて私が見たい物が少しづつ姿を現してきた。だから、今こいつがやっている事が気に食わなかった。
血で出来た人型の何かが私の右肩をあの荊の剣で突き刺している。彼女の左肩ごと突き刺して。
血の人形の正体は私の目がおかしくなければ、あのアリーシャだ。形もどことなく男の体つきだ。元より意識と力だけを彼女に入れていたのなら、こういった事もできるんだろう。
奴が肩から剣を引き抜いた瞬間、リィンを丁寧に投げ飛ばしなるべく遠くに退避させる。少し鈍い音と共に土煙が舞ったが、4級フィクサーの肉体ならそれぐらいの衝撃には耐えられるだろう。
人形の荊の剣と私のバトンが打ち合う。
肉体がないのにどこからこんな力が出ている、なんて余計な思考はやめろ。ただ潰せばいい。
さっきの力任せの棒振りみたいな剣筋じゃなく、しっかりと動きごとに出てしまう隙間を縫って剣を振っている。長銃を使い弾きはしているが、それでも荊が少しずつ私の肉を抉っていく。
失血死という単語が頭によぎる。
馬鹿げた死因なんてまっぴらごめんだ。長銃を振るう瞬間に合わせ引き金を引き着火させる。爆発音と共に、長銃が音のように速く振るわれ人形の体を抉る。
二発まとめてだ、贅沢にいこう。生まれた推進力を活かし、体を動かす。長銃に引かれながら、剣を振るい空中で回転する。
この速度に乗った状態なら、バトンも伸びたまま刃として扱える。
向かってくる何本もの荊を伸びたバトンが片っ端から切り落とす。着地と同時にもう一発長銃を後ろに向けて打つ。爆発音と共に体が飛び出し、その勢いのまま振るうバトンが人形の体を両断する。
手応えは、ない。
多分人形は本体ではないな。どうすればいいのか、私は逃げられるが放っておけばここに配置してあるソルダートにとって不要な危険となる。できる事なら対処しておきたいが。
人形は上半身にあたる部分のみが崩れ落ち、二つの足で立ってこちらを向いている。すると、荊の剣から血が湧き出て人形の上半身を再び形作った。
ああ、なるほど。
長銃、着火、爆発。
万が一にも奴が反応できないように、弾丸を使いながら人形の腕を切断し剣を奪う。あとはこれを破壊するだけ、だ、が。
なんだ、この剣から何か、声が、聞こえる。
気持ちの悪い、音声が私の頭の中に侵食してくる。二重に聞こえる音声がしっかりと意味をなした文字列として私の頭に流れ込んでくる。
バトンの刃が私の手首に近づいてくる。血を、私の血を捧げないと。この人が生き永らえる為に。この方への礼儀を示さなければ。
馬鹿か、何を言っているんだ早く壊さないと。そう思っても、体がこれを害する行動を取れない。
この剣は象徴だ、私の代わりに犠牲となった誰かの象徴だ私が害していい物ではない、敬意を払い私が親指の元へ運ばなければ。
「お許し下さい、カポⅢ様!!」
何か雑音が聞こえた瞬間私は、腹を殴られ、転がされた。
何をしていたんだ、私は。あの剣に血を捧げる?馬鹿な真似をしようとしていた。腹に響く鈍痛と共に私の過ちを反省する。
私の腹を殴ったソルダートはどこに行った、状況が状況とはいえ処罰をしないと。どこかへ行けと言ったのに。
起き上がりあたりを見回す。そこでは目を背けたくなる光景が目の前に広がっていた。
ソルダートは耳や口から荊を吐き出しその剣の前に座り込んでいた。そして、その荊が剃刀のような形状に変わったかと思うと急速にソルダートの体の中を動き出した。
「 」
何かを叫んでいるはずなのに、声が何一つ聞こえてこない。血を吐こうとしているように見えた動作を見せた瞬間、荊が口を覆い血を受け止めた。悶え、苦しみ、私の方を向きながら倒れ臥す。首を掻きむしりながら、指を動脈を突っ込もうとしている。その素振りを見せた瞬間、彼女の目からも荊が飛び出してきた。目を押さえながら、また声にもならない叫びを上げている。体が弓形に反ったあとまた倒れ臥す。
もう目のないその眼窩は何を宿していたの。弱々しく伸びてくる手を私は掴もうとする気さえ起きない。腕や足にまで、剃刀になった荊が入ってきているのだと服越しにも分かる。それでも、皮膚が裂けているようには見えない。血管を限界を無視して広げているのかもしれないとそういった悍ましい仮説が私の中に生まれた。
私の目に映る欲望は逃避だ、この状況から逃げたいのだという後生の頼みだ。私はバトンを構え、ソルダートの首を飛ばす。
飛ばしたはずの首は、無理やり荊で繋ぎ止められ頭からも荊が生えてくる。
その、容赦ない肉体の冒涜にあの日みた拷問の数々が思い出される。親指の振りをしていた頃、煙戦争の時にG社の兵士を嬉々として甚振っていたあの女の姿が脳裏によぎる。思い出さないようにしていたのに。こうなるくらいなら記憶処理しておくんだった。戒めにしようだなんて思うんじゃなかった。
途端に湧き上がってきた吐き気を抑えながら、その場から逃げようとすると、リィンが私の前に立ち塞がった。
「すみません。貴方の話は、あいつが私の体を奪ってた時に聞いたので信用はしてます。あの剣を取りに行かないといけないんです。退いてください」
そう言う彼女の目は虚で、あれに一直線に視線が向いていた。もう知るかと全力で退こうとした時、荊の拷問が終わりソルダートの体は人の形を辛うじて保った肉の塊になっていた。
荊は剣の下に戻って行き、その剣はリィンの手に導かれるように収まって彼女は倒れ込んだ
その手には、荊が体の一部のように癒着していた。
済まない。娘よ、いくら奇跡があろうとも君の体を永遠に守ることはできないようだ。だから私はあの光の中の声に従い、これを残した。私がただ血を固めて作ったあの剣よりも、より強くより確実に君を守ってくれるだろう。私の意思はこのまま希薄になり消えて行く。最後に愛する娘と出会えて良かった。もう一人の娘とも是非仲良くして欲しい。
頭の中で、私の恩人と両親を奪った憎き血鬼の声が響く。その気持ち悪さに耐えきれなくて私の体は無理やり意識を覚醒させた。
酷い悪夢だった、なんでよりにもよってあいつの夢を見なければならないのか。まだ心臓がバクバクと破裂しそうなほどの音を鳴らしている。
辺りは私の知らない部屋模様だ。簡易テントというものだろうか、白い布が屋根の代わりをし私の四方を布壁で覆っている。また、妙なところで寝て起きたな。
「痛っ」
右手にチクリと痛みを感じ、目を向ける。そこには、植物のような体組織のような何かが私の手にくっついていた。
「何!これ!?」
ひどく素っ頓狂な声がテント内に響く。それを聞きつけたのか、何人かの足音がこちらに向かってくる。
というか待って、私両腕両足もがれたはず。なんで治ってるの、来てるのは誰なの。忙しく回る思考と対照的に体は強張っている。
レースが開かれ、数人が入ってくる。
「目覚めた?まあ、何はともあれ私の依頼は達成したわけ。だから、その報酬をあげるよ。動ける?早く」
レンナ・へーゲルン、私に致命傷を負わせた当人が来た。彼女の目は彼女の銀白色の髪と反対にくすんだ黒色の隈に覆われている。
私は彼女の言葉に何も言えずただ黙って彼女の周りの付き添い人と一緒について行った。何が待ち受けているのかわからないまま、また振り回されている。
読み応えについて
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読む価値はある
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無味無臭
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つまらない