スキルの詳細が判明した。
「ほう」
予想通り、「死に近付く程」というのは死亡確率という意味で、その時々のシチュエーションによって変化する。で、その確率は瞼の裏の天秤で分かる。
例えば、この前賭けに負けて目隠しでダンジョンに潜ったときは、ダンジョンに入った瞬間に金の天秤がその左の器を下げると同時にカットインが入り、補正値が1100掛かった。鶴嘴が長めの枝程度の重さになっていたから、力に補正が多く乗っていたのだろう。
「補正を掛ける数値は選択可能か?」
いや、無理だ。自動調整らしい。
補正値の基準と確率の算出方法も未だ不明だ。こんなスキルに頼るシチュエーションはそうそう来ないから、あまり考えなくてもいい気がする。
そんなことより、パッシブでついているもう一つの効果が問題だった。一体何が「早熟する」のだろうと思っていたら、ステータスが早熟した。
「確かに、ここ最近のステイタスの成長は異常だ」
神様は推移を記録した紙を取り出した。
「一般的に、早熟というのは成長が早いだけで、成熟後は人並みかそれ以下であることが多い。つまり、あまり恩恵が得られない。しかし、ステイタスシステムが絡むと話が変わってくる。ステイタスシステムにより、人間は成長限界を突破した。無論、それでも限界はあってランクが上がらなくなることもあるが、無茶をすれば上げられる」
即ち、早熟という名に反して、その性質は取得経験値量増加に伴う際限のないステイタス成長である、か。
そして、所謂「上質な経験値」が必要な場合は補正がそれをサポートする。完璧な布陣であった。
頭蓋と腹部の二箇所を穿つだけで、目の前のクソアリは事切れた。それはキラーアントという、ウォーシャドウと並んで新米殺しと呼ばれているモンスターだった。その所以は硬すぎる甲殻だ。
出る階層間違えてますよで知られるその強度は、剣や槍での攻撃はその表面を滑り落ちてほぼ効かず、鈍器でもなお硬い上に虫由来のタフさでなかなか死なない。よしんば攻撃が通ったとしても、死に際に「なかまをよぶ」を使って来るせいで、殺し損ねると「なにっ」と言っている内にゴミカスがわらわら寄ってきて死ぬ。
しかし、遠心力と質量による一点への衝撃に特化した鶴嘴ならば、硬い装甲でも力尽くでも貫く事が出来る。鶴嘴最強。俺は魔石を拾い上げた。
現在、俺は幾つかの制限を自らに課して補正を引き出している。口元を布で覆って呼吸をし辛くする。ロングコートを着て動きにくくする。リュックに無駄に水を積んで疲労を加速させる。以上三つである。そして、それらと引き換えに得た物は俊敏、力、思考速度の補正だった。そう、実はスキルで乗る補正はステイタスに限らない。強い。
鶴嘴を振る。右、左、真ん中。リズム良く三回突き刺さり、蟻が三匹息絶えた。肩を回して疲労の具合を確かめる。潮時だ。一流のゲーマーは引き時を見誤らない。あんまり記憶がないから俺がゲーマーだったかは不明だが、少なくともいくつかのFPSをやっていたのは確実だ。うん。
俺は周囲に散らばった魔石を回収し始めた。しかし、正直こういうこまごまとした作業は好きではない。冒険者になって一番後悔したのがこれだ。直ぐに集中力が切れる。途中からしゃがむのを止め、鶴嘴とブーツで挟んで魔石を持ち上げて空中に浮かせる方法に切り替えた。数分掛けて魔石を全て回収し、無事帰還。自己申告すると燃えるらしいが、俺はADHDかもしれない。
リビングのドアを開けると、神様と知らない女が話していた。
誰よその女!
「ああ、帰ったのか。これはエリナベラ・ソルベル。お前の指南役だ」
話を聞けば、神様は路上で相談を持ちかけられ、気付けば契約していたらしい。やば。
契約書見せてよ。
エリナ何某はすっとテーブルに紙を滑らせた。見てみると、月謝が俺の月給の90%くらいだった。もしかして帝愛グループから来た?
俺が契約書を取ろうとすると、紙は俺の指をすり抜けた。見ると、紙はエリナ何某の手の中にあった。バレたか。ならいっそ、家ごと燃やして契約破棄だ。毎月バカみたいな金額を取られるよりは部屋を借りるほうが安い。
「眷属。ハウス」
でも姉貴! こいつ姉貴からぼったくろうと!
「ハウス」
クゥーン。この家には俺の部屋がないので、仕方なく玄関に座った。神様は現世に疎いところがあるから、変な壺を買わされていないか心配だ。だが、それも杞憂に終わった。
「話はついた」
俺がリビングに入ると、エリナ何某がテーブルに突っ伏していた。お前何したの?
俺が訊くと、神様はテーブルの上の倒れたティーカップを指した。マジかお前。
「後遺症は残らないものを選んだ」
複数種類持ってんのかよ。カッケェ。聞きたくなかったぜ。で、結局契約はどうなったんだ?
「半分でいいらしい」
汚い字で書き直されている契約書を見ると、労災やら最低賃金やら、やたらと道徳的な内容が書かれている。やってることは非道徳の極みの癖に。
これで、明日から俺はこいつに師事することになった訳か。俺はつま先でエリナ何某――もうエリナでいいや――の足を突いた。腰の木鞘は刀か? 俺の武器は鶴嘴なんだが、ちゃんとアドバイスできるのか?
「そこは問題ないようだ」
ふーん。意図が分からねえな。こういう商売が成り立つのは相手が戦闘技術を習える機会が少ない弱小ファミリアに限られるというのは理解できる。だが、一人で潜った方が絶対に効率がいい。雑魚から徴収するよりは絶対にマシ。狙いは、俺か?
「早く晩飯作れ」
台所に立って鍋に水を張る。コンロに火をつけて、沸騰するのを待った。不安だ。明日何をされるか。音がしたので振り向くと、神様がエリナを外に運び出していた。火曜サスペンスで似たようなの見たぞ。
鍋を見るとぶくぶくと泡が立っていたので、そこに二人分のパスタと適当な量の塩を入れた。明日も頑張ろう。
次の日、俺は噴水の広場にいた。ここでエリナと合流する予定である。少し早かったかと周りを見渡すと、白髪の少年と目があった。えぇ……あそこから生き延びたのか……。あ、目が合った。
サッと目を逸らすが時すでに遅し。ベルはクソデカいバックパックを背負った少女と共に、人をかけ分けてこっちに向かってきた。まずいか?
「やりましたよね?」
やってません。知りません。これからダンジョンに行くのでやめてもらえます?
「それで誤魔化すのムリですよもう! 何であの時行き止まりの道教えたんですか!」
ベルは見るからに怒っていた。少女の方は、無関心らしい。
いや、あの状況で頭が回るわけないじゃん。二手に分かれて生存率を上げようとしただけで、それがどこに繋がってるかなんて考えてる暇はなかった。
「そう言われると……」
なんか行けそうだ。
そもそも、俺がミスっててもお前がマップを覚えていれば起こらなかった問題だろ? 冒険者は自己責任が基本なんだから管理できなかったそっちにも非があるんじゃないか?
俺は一拍置いて言った。
で、生還して早々に女を引っ掛けた訳か。
彼は顔の前で手をブンブンと振って否定した。彼が言うにはサポーターらしい。
ともかく、君が生きていて良かった。
「はい! ツルハシさんこそ生きててよかったです」
よし。グッドコミュニケーション。いい感じに話題が逸れたから俺はここで離脱するぜ。
「そういえば、ツルハシさんの方に行ったミノタウロスは一人で倒したんですよね」
俺の背筋を冷汗が伝う。その話題はまずい。
いや、親切な人が助けてくれた。俺は耐えただけだ。
そういうと、ベルは顔色を変えた。
「それってもしかして――」
「そろそろ時間なんだけど」
背後から声が掛かった。その声は、エリナ。正直助かった。
これから二人で潜るから、じゃ!
俺は逃げるように暗い穴に潜った。負けてはいない。
「雑」
最初の戦闘が終わり、開口一番そう言われた。ま、多少はね? ただ鶴嘴をブンブンしているだけだし。
「振り方から直すべきだね。無駄に力が入っている。もっと身体全体を使って、遠心力を意識して振るといいと思う」
遠心力?
「そう、遠心力。武器本来の重さを生かすには、滑らかな運動が必要だからね。先端が綺麗に弧を描くほど力の伝導率は高くなる」
彼女はそう言って刀を振った。美しい銀閃の三日月が一瞬宙に現れた。
「槍とかの一部を除き、どの武器だって円運動が大事なんだ。人間の関節を考えれば、いたって自然な定理だ」
確かに。何処を動かすにも、一点を中心としている関係上その先端は弧を描く。だが、頭で理解しても体が追いつくとは限らない。俺が鶴嘴を振ると、ひん曲がった弧が現れた。
「後、相手の攻撃を防ぐ手段を確立した方がいいね」
何も言い返せない。今まで回避や防御なんてものは頭に無かった。最悪、避けなくても補正掛かるからとほざくクソスキルのせいでもある。俺は悪くない。
「私ならもっとこう……形状を生かして引っ掛けるとか、頭の部分がいい感じに曲がってるからそこで受け流すとか」
(技量が)ないんだなこれが。
「努力あるのみ」
はーつっかえ!
彼女はそう言ってニードルラビットを一刀で切り裂き、魔石を地面に落ちる前に峰で弾き上げて袋に入れた。
「こういうのもやってみると良い」
それは無理。
「やってみると良い」
俺は一歩踏み込んで、手に体重を乗せた。鶴嘴を振り下ろし、振り上げる。その先端は見事にV字を描き、キラーアントの両目を潰……さなかった。綺麗に真横を素通りし、蟻は無傷。
マジ? という視線を送ってこちらを煽ったそいつは、横から飛んできた斬撃に千切りにされた。俺もそのスキル欲しいよ。
「まず当ててから言おうかクソエイマー」
エリナは
因みに、スキルの発現については長年研究されていたらしいが、暴力でトラウマを植え付けるのが効果的で効率的という結論に達して予算を打ち切られたらしい。公開しなきゃよかったのに。
器用値も足りないが、それ以前に武器に対する扱いが身に付いていないと言う話になった。基本的な動きは最適化しようと言う流れになり、何故かモンスターは必ず両目を潰してから殺すという制限の下で探索するという新たな縛りがついた。その程度で補正はつかないからマジでただの縛りだ。
「今日中にできないと”これ”だからね」
エリナはそう言って、木鞘を持ち上げた。何されるんだよ俺。
「ほら来たよ」
はいはい。見れば狙いを絞らせまいと細かい跳躍を繰り返し、ジグザグにこちらに向かって来るニードルラビットがいた。俺は右足を狙って飛んだそれを紙一重で躱し、その捻りを利用して右腕を振った。回避行動の取れない空中で、重い黒鉄が弧を描いて突き刺さる。この感覚は目か。ようやく当たった。短く安堵の息を吐いてその鉄塊の軌道を変え、ウサギを地面に貼り付けにした。ウサギは四肢をバタバタとさせて悶えている。俺は鶴嘴を引き抜いて素早く拳を叩きつけた。じゃじゃーん。ウサギは魔石になった。
「よし、その調子。あと五回は成功させてね」
始めてから最初の成功まで体感一時間。もう止めましょうよ。時間が勿体無い。
「だめ」
3時間後くらい。そこには元気に鶴嘴を振る俺の姿が……!
血走った目でキラーアントを見つめる。これで五匹目だ。ようやく、ようやく終わるぜ! 瞬間、すり足で素早く間合いに入り、その両目めがけて鶴嘴を一文字に薙ぐ。当然のように外れる。
残心に左から鉤爪が迫るが、俺は下弦の月を描くように鶴嘴を下から回して関節を貫いた。そのまま肢を引き千切ると、鶴嘴をくるりと回してトルクをリセット。先端を腰まで下げて、アリの眼を目掛けて振り上げ、振り下ろした。逆Vの字が煌めいて、鉄塊は空を切った。
まだ終わらない。俺はそのまま鶴嘴を下ろして、アリの左肢を地面に縫い付けた。そして、無防備になった複眼に鶴嘴を二度振り下ろす。外れたのでもう二度振り下ろす。お、当たった。無事両目を破壊したので俺は胴体を蜂の巣にしてアリを魔石にした。この一連の流れを俺は僅か1.5秒で完遂していた。
後方で腕組んでサボっていたエリナは首を傾げた。
「あれー?」
トレーニングの結果、俺の俊敏は前代未聞の成長を記録した。
ダンジョンから出ると、エリナが風見鶏亭と言うレストランで食事を奢ると言ってきた。常套手段だ。初対面の印象がその後の関係を決定する。俺はそんなものには引っかからない。引っかからないので、奢られることにした。神様も呼んで酒盛りである。
まずはギルドに行き、直ぐに魔石を換金。そこそこの金額だった。彼女はそこから授業料を徴収して、大通りで一度解散した。
「そうだ、ダンジョンに行くときは街の外壁を死ぬまで走ってから潜ってね。冒険者はスタミナが命だから」
俺はスキルのことを伝えていない。つまり、素で殺しに来てる。
クソタスクを言い渡し、彼女は路地へ消えた。俺は彼女が見えなくなってから財布を開けた。俺はハムを買った。
曲がりくねった道を行き、ようやく家にたどり着いた。立地は最悪だが、そのおかげか家賃は安い。俺は扉を開けて中に入った。その瞬間、奥から酷く大きな音が聞こえた。
何があったか見に行くと、倒れた本棚と散乱した本、倒れた椅子と倒れた神様がいた。
生きてるか?
「早く助けろ」
仕方なく本棚を元に戻す。どうやら、本棚の高いところの本を取るために、椅子に本を積んでどうにかしようとしたらしい。人生初心者か?
「そうだが?」
そうだったわ。現世に下りてきてから、受肉してからまだ一か月も経っていないらしい。それにしてもだ。元から運動不足だったんじゃないか?
「プライベートの詮索は禁則事項だ」
同棲しておいて? まあ、神なんてそんなものだ。今更思うことはない。
あ、そうだ。今日エリナのおごりでレストラン行こうぜ。
「グッド」
定刻、確かに店の前にエリナベルはいた。近寄って声を掛ける。来たよー。
「お、じゃあ入ろうか」
カランとドアベルが鳴った。彼女に続いて入ると、籠った熱気と料理の美味しそうな香りが広がった。店は大変繁盛していたが、辛うじて三人分の席は確保することはできた。コートを脱いでメニューを開く。高いコース料理しかない。前菜と主菜を選ぶ必要があるらしいので、目についた料理を取り敢えず頼むことにした。二人は暫し悩んで、それぞれの好きなものを選んだらしい。店員を呼び止めて、注文を開始する。
「シーザーサラダと舌平目のムニエル、後エール」
「タコのマリネとサーロインのグリルと適当なワイン」
玉ねぎのポタージュとフレッシュパスタコンキリエのホタテクリームソース。俺もワインで。
ここで一応言及しておこう。俺は自身に関する記憶が一切ないので、当然年齢は分からない。しかし、平均寿命から考えて、大体80分の60で成人だ。よって、多分問題ない。
酒類は直ぐに運ばれてきた。俺たちは乾杯と言ってグラスを鳴らし、アルコールを流し込んだ。
「そう言えば、二人はどれくらい酒強いの?」
エリナがそういうと、神は自信満々に胸を反らした。
「『上』では毎日飲んでいた」
今は人間なんスよねえ。
「私は神だ」
あーもういいや。
因みに俺は酔ったことがない。
「嘘つけ」
エリナが間髪入れずに否定してきたので、グラスを掲げて対抗する。
馬鹿野郎俺が嘘ついたことが今まであるかよ!
「……酔ってる?」
酔ってねえ!
俺がグラスをテーブルに置くと、グラスが倒れた。ん? このテーブル傾いてないか? 何度置いても倒れるんだけど。
「傾いてるのはお前だよ」
いや、俺は傾いてない。
エリナの方を見ると、エリナも傾いていた。やっぱり傾いてるのはお前じゃないか! よく見ると神様も傾いている。傾くのが流行りなのか? 面白いな。俺もやって見よう。
「あ、バカ」
「ほんとバカ」
うーん床が近い。また神様に合気されたのか。全く、レストランでくらい大人しくして欲しいぜ。
「神様、やっていいですか?」
「待て、面白いからもう少し様子を見るぞ」
俺は起き上がって椅子に座った。そういえば、何で神様は合気とか知ってんの?
俺が質問すると、神様はワインを一口飲んで答えた。
「知り合いの神に武の神がいてな。面白そうだったので覚えた」
へー。日本の神もいるのか。スサノオとかか? いや、人に教えられる性格してねえな。タケミカヅチあたりか。あれも武神だしな。日本神話にはそこまで詳しくねえんだ。そういうのに頼ってた連中もいたが、度々やらかしてたからな。現代には現代の神がいるんだ。栄枯盛衰ってやつだ。
「会ったこともないのに、何故スサノオの性格に言及できる?」
日本神話はよく知らねえって言ってんだろ!? どっちかって言うと、エジプト神話とかキリスト教の方がこっちでは主力だったんだよ。割と役に立つ儀式もあったしな。あと、よく分からない宗教。なんだっけ。碌でもない連中だったのは覚えてる。自然信仰に近いが、アニミズムじゃなかった。何かの法則を神として崇めていた気がする。
駄目だこれ以上思い出せねえ。これ以上は俺についての記憶だから消えてるのか? 自身についての記憶を失ったついでに持ってかれたのか? やはり日本は魔境だ。
「何言ってんだこいつ」
「ああ。彼は自身に関する記憶をすっかりなくして、ダンジョンに倒れていたらしい」
「ふーん。苦労をしてるわけですか」
は? おい、何分かったような口利いてんだよ。おい、何食ってんだてめえ。
「シーザーサラダ」
クソ。いつからだ? いつからサラダはテーブルにあった? 分からない。さっぱり分からない。そして、何故俺のコンキリエより先に配膳されているんだ?
「前菜だからでしょ」
「前菜だからだ」
クソ、何で俺の注文には前菜がないんだ? 俺も前菜を食いたい。食物繊維とビタミンが足りない。どうしよう。
……そのサラダ。俺のじゃないか?
「お前はパワー?」
「頭の出来は大して変わらぬな」
くっダメか。こうなれば自傷で俺のスキ――。
「あーーーー!!!」
「神様!?」
あれ、神様? 抱きしめてくれるのは嬉しいんだけど首締まってます。あ、胸が当たってる。声だけで女だと勝手に思ってたけど合ってた。あの? さっきより首締まってるんだけど。死ぬって。死ぬ。死にます。グエ。
「えぇ……」
ダンジョンと関係ないところで死にかけてる……
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