「デートしないと殺すよ」
こわ。行きます。
そんな感じで、俺たちはバベルの七階でバカみたいな値段で売られている武器を凝視していた。バベルとはギルドの保有する公共施設であり、四から八階がヘファイストスファミリアの領域となっている。昇降には何と魔石製エレベーターが使用されており、懐かしさに駆られる。
ない。ない。ここにも。鶴嘴が無い。
「ここ武具店だよ?」
それが? 鶴嘴が無い理由にはなりえないと思いますが?
「今日結構飛ばしてるね」
仕方ない。ナイフの方見るか。俺たちはナイフが主に売られているコーナーに向かった。当然高すぎて買う事はできない。しかし、見るだけならタダなのだ。
俺の魔法はイメージによってその出来が左右される。だから強いナイフを覚えていれば、生成物も相応に強化される。
「これとかいいんじゃない?」
何かを見つけたらしい彼女は、こちらに手招きをした。寄ると、彼女は一本のナイフを指さした。布を巻きつけた取っ手に、背に反った白銀の刃を持つナイフ。値段はこの階で見たナイフで一番高かった。いいじゃん。
コソコソと隅の方に移動して、魔法を発動する。
SAN-1=█
脳がキュッとなって、ナイフが腕から生える。出来たのは、形はそのままに赤い葉脈が入った拍動するナイフだった。感覚を掴んだからか、目は出現せずに済んだ。ヨシ、パクリ成功。
「最悪に近いワードチョイス」
別に犯罪じゃないから。セーフだから。そんなことを言いつつ店員を避けてエレベーターへ向かう。行先は下の階。下の方が色々安いらしいから、今回の目的である買い物に適している。
「必要なのは手甲と胸当てだね。武器使いは手をやられるとほぼ死ぬし、胸当ては一応の保険って感じかな」
なので、まずは胸当てから探すことにした。あっちこっちをうろうろし、目当てのものを探す。全然ないと言ったら嘘になるが、それでも全体的に高いので買いあぐねている。
これも魔法でコピーしたらダメなのか?
「コピーしてもいいけど、強度とかクッションとかも再現できる?」
やってみよう。
ショウシャクヨモギ。
SAN-1=█
脳細胞が死ぬ感覚と共に、手甲が右手に組み上がる。なんとなくだが、それなりの強度はありそう。
「出来た? じゃあいくよ」
何がだよという前に、彼女はナイフを手甲に突き立てた。いってえ! けど貫通はしてない。歪んではいるけど。
「じゃあクッションが足りない。微調整しといて」
歪んだら作り直すしかないんですけど。俺の手甲が……俺のSAN値返せ!
「出世払いで」
絶対返さないなこいつ。しょうがない。一旦破棄しよう。
解けろ。
壊れた手甲が血に戻る。血は重力に従ってベシャッと床に落ちて血溜まりが出来た。なんかここで殺人事件が起きたみたいになっちゃった。まあいいやそれは。
俺たちは装備が投げ売りされているエリアまで来た。カゴの中に手を突っ込み、良さげな装備を探す。ない。
「あるわ」
そう言ってエリナが取り出したのは、なんてことない手甲。ただ、安い。それなら俺が作ったやつの方が良さそ……ん? もしかしてこれ。
俺はそれを取り上げて、サインを探した。あれ書いてない。
「どうかした?」
知り合いの作品に雰囲気が似てたけど。サインがないから分からない。そういえば最近見てないけど死んでるかな。
「物騒」
うーんでも今から行くのはちょっとなあ。嫌な予感がする。エリナがいない日に行こう。とりあえずその手甲を買って、残るは胸当て。しかし、やはりこれもいい感じのものがない。
「うーん。これは?」
高いって。最近余裕は出来てきているが、だからって高いものを気安くは買えない。
「……結局、お金が問題なんだよね?」
お前、まさか貨幣制度を崩壊させて――。
「違うって! え? そんな事考えてたの?」
考えてない。
「あ、そう。私が言いたいのは、買ってあげようかってこと」
ああそういう。毒でも食った?
「人の厚意をなんだと……」
いや、おかしいね。お前偽物だろ。お前の財布の紐は、水泳の授業の後のパンツの紐より締まってる筈だ。
「水泳の授業ってなに?」
エリナは首を傾げた。
泳ぎを学ぶ義務教育だ。いやそれはどうでもいい。どういう心持ちだ?
「別に」
……本当に何を企んでるんだ? 飯を奢るのは分かる。神様の機嫌を取るためだ。だが、俺に恩を売る意味はなんだ?
神様によって契約期間は一ヶ月で確定している。その間、割の悪い仕事をするのだから、俺は一刻も早く切りたいはずだ。ダメだ。考えても分からん。友人ではあるが、所詮は契約で縛られた関係。こいつの意図は何だ?
まあ、厚意には甘えておくか。支払い頼むわ。
「はいはい」
エリナは現金でそこそこの値段の胸当てを決済した。
さて、帰ろうか。
俺がカバンに買ったばかりの防具を詰めて、颯爽と帰路に着こうとすると、エリナに腕をつかまれた。
何?
「もう少し、買い物しない?」
何で?
エリナの意向で、彼女が良く使っている第七区のポーション販売店に行くことになった。どうも最近消費が早く、補給が必要らしい。そういう事で、ただの民家にしか見えない建物の扉を彼女は躊躇なく開けた。俺もそれに続いて入り、棚に所狭しと置かれたフラスコと奥で寝ている老婆という組み合わせを目にした。「如何にも」な雰囲気を醸し出している店だ。
「もしもし?」
そう彼女が話しかけると、老婆は椅子にゆっくりと座り直した。寝てませんけど? というスタンスである。
「寝てませんけど?」
言ったらダメじゃん。エリナは目頭を押さえながら注文した。
「いつもの六つ」
ぎぃと椅子を鳴らして老婆は立ち上がり、一番近くにあったフラスコの中身を手際よく試験管に詰め始めた。その分量には少しのずれもない。あっという間に最後の一本を液で満たし、それらをコルクで蓋をした。いつも見るポーションの姿だ。エリナは差し出されたそれを老婆の手から取って、代わりに何枚かの硬貨を置く。老婆はそれを数えることもせずポケットに入れ、毎度と言った。エリナは、それが聞こえているのかも分からないほど足早に外へ出た。
ほーん。なるほどね。
「なんだい? あんたは初めて見る顔だね」
いや、何でもない。あ、一つあった。彼女、どれくらいの頻度でここに来る?
老婆は少し考えて言った。
「一週間に一度は来てるよ。それがどうかしたのかい」
いいや? ただ、ちょっと気になっただけだ。
「そうかい」
俺は老婆に背を向けた。
「あんた、あの子のカレシかい?」
そうだよ。
俺は店外に出た。
「何してたの」
ちょっとした世間話さ。俺は財布を確認しながらそう言った。
それはそうと、今日はいつもと恰好が違うんだな。
「それはそうでしょ。出掛けるならおしゃれをしたいものじゃない?」
そういうものか。俺にオシャレは分からない。てかやる意味ある?
「ある。けれど、その疑問が出る時点でお察しだね」
別に毎日同じ服――同じ柄の服でも困りはしないだろ。
「自覚が足りてないね。もっと身嗜みに気を付けた方がいい」
母親みたいなこと言いやがって。俺は服、買わないからな。
「夜道には気を付けろよ」
そんな言う?
昼の街は案外人が少ない。飲食店のテラス席にパラソルが咲き、植え込みが明るくなる。短い日陰から温い風が吹き、シャツを靡かせた。
あそこ入ろうぜ。そう言って俺は喫茶店を指さした。いいね、と彼女は言って早速店先の看板に書かれたメニューを眺め始めた。俺は彼女と同じものを頼むと決めていたので、軽く外観を見ることにした。朱い屋根に暖かさを感じる木組み。特にこれと言った特徴はない。強いて言えば、外壁を少し蔦が這っているくらいか。隣の店との僅かな隙間から深碧が伸び、乳白色を侵食している。ノスタルジックで趣がある。
「丁度二人空いてるらしいよ」
案内されたのはテラス席だった。きらきら光る石畳を見ながら、サービスの水を飲んだ。
で、何か話すことがあるんだろ?
「え?」
何となくだ。それ以外に理由が見当たらなかったともいう。
エリナはしばらく額に手を当てて、それから口を開いた。
「あのさ」
なんだよ。
「実は私、借金あるんだよね」
あっそう。
「訳は言えないけど。大体、500万」
かなり大きな額だ。しかし、LV2ならば返せるであろう額だ。
へえ。なんで借金なんかしたんだ?
「今さっき訳は言わないって言わなかった!?」
聞けばあっさり漏らすかと思ったのに。ケッ、つまんねえの。だが、そうだな。言われたら手伝うよ。
「ありがとう」
ありがとう、ねえ。
そうこうしているうちにウエイターが皿を運んできた。おいしそうなアラビアータだ。
俺はフォークにパスタを巻き付けた。
俺の国ではな。麺は音を立てて啜るものなんだ。
「うそでしょ?」
俺は無言でパスタを啜った。
「うわきったねえ!」
パスタはそんなに啜らなかった。さて、大和魂を見せつけたところで、次はどうしよう。あ、そうだ。
「……何となく予想できたんだけど」
当ててみろよ。
「ダンジョン」
正解。じゃあいくか。
「待てや」
ペニーワイズかな?
裾を掴むエリナを横目に、俺はずんずんとダンジョンに歩を進める。
「折角のデートなのに、ダンジョン行かなくたっていいじゃん」
これデートなの? 記憶ないから分からんわ。
「女性経験ないだけじゃん」
言ったなお前。多分記憶消える前の俺は彼女いたから。
「妄想乙」
お前の記憶も消してやろうか。あ、そもそも消すような記憶ないか。
「……」
よし俺の勝ち。……何の話だっけ。
ああそうだ。いいや、行く必要があるね。俺が気付かないと思ったのか?
俺はナイフで自分の首を掻き切った。
「何を――」
天秤が傾き、鎖の音と共に補正が発動する。補正はステイタス以外にも掛かる。例えば、聴覚、空間把握能力にも。
屋根の上に二人、背後建物の影に二人。四人か。
エリナは黙った。デートの目的もこれでハッキリした。ファッキンストーカーに俺を「紹介」するためだ。はーつっかえ。はーつっかえ!
でも、見たところ監視役にLV2はいない。LV2なら俺ごときにバレないだろう。だから、ダンジョンだ。
なあ、エリナ。俺たちの攻略速度ってかなり速いらしいぜ。特に、目的の階層に着くまでが速いって。
「それはどこで?」
おいおい。俺にだって友人くらいいるぜ? それで、あいつらは追いつけると思うか?
エリナは俯いた。
「いや、無理だね」
ああ、やっぱりな。じゃあ、飛ばそうか。
二人の姿が大通りから掻き消えた。
暗赤色の結晶よ。
首から流れ出た血液が張り付いて凝固する。お? 今、SAN値の消費がなかったな。もしかして生成対象が生体素材の場合はSAN値必要ないのか? これはなかなか素晴らしい発見だ。
「で、どうするの?」
普通に探索するだけだけど。何かしたいことでもある?
「……いや、別に」
そうか。あいつらの話はしないんだな。
そう言うと、エリナは黙った。ちょっと煽っただけなのに。ま、話したくないなら話さなくていいけど。
「……よし、今日は対人戦にしようか」
は? 急にどうした。いや、意図が分からない訳じゃないけど。
「ダンジョンでの戦いは基本慣れ。私は君に変な癖がつかないように指導したから、後は自分のスタイルを固めればいい。つまり、実は私が教えられることはもうほとんどない」
へー。じゃあ、余計分からないな。俺を切らない理由が。
「けど、それはダンジョンの話。この弱肉強食の街で暮らすには、あるリスクがついてまわる。君には対人戦闘の技術が必要だ」
ああ、そういうこと。じゃあ、きっちり聞かせてもらおう。
「模擬戦だ」
真意を。
俺たちは、互いの背中をくっつけ合った。
「ルールは簡単。この状態から同時に十歩歩く。十歩目が地面についた瞬間からスタート。スキル、魔法何でもありだけど、殺しや身体が欠損するような攻撃はなし。降参の合図は右手の人差し指を立てる事。分かった?」
分かった。それにしても、俺が作った武器でいいのか?
「達人は武器を選ばないんだよ」
今日は買い物だけの予定だったから、当然帯刀していなかった。なので、仕方なく俺がSAN値を削って彼女の武器をこしらえた。ところどころデザインが雑だが、それは許してほしい。俺? 鶴嘴はいつも持ってるよ。
俺は鶴嘴を握り直した。このルールは彼女に有利だ。距離がある状態からの開始は、飛ぶ斬撃の連打を意味する。それをどう攻略するか。
「行くよー。一」
緊張が走る。
「二」
天秤が痙攣するようにその傾きを変える。
「三」
力が篭る。
「四」
改めて彼女の実力を確認する。
「五」
キツくね? という言葉が頭を過ぎる。
「六」
直ぐに回避に移れるよう足に意識を割く。
「七」
勝負の時間だ。
「八」
汗が垂れる。
「九」
鼓動が激しくなる。
「十」
今。
振り向くと同時に目を見開き、彼女の右手を確認する。下。斬撃は縦。
横に跳びつつ右手の軌道を見続ける。袈裟斬り横縦横。フェイントを混ぜつつ左右に避けた。ついでに接近しようとするが、彼女はその手を加速させた。
目で見てから処理できないような速さで刀を振り続け、斬撃を雨のように降らせる。斬撃の一番の強みは見えないことだ。不安を募らせ、あらゆる回避手段に圧をかける事が出来る。俺は彼女の体の向きで大凡の挙動を判断していたが、もうそれでは対処できない。避けたつもりの一閃が脇腹を切り裂いた。大丈夫。まだ皮膚だけだ。
お前さあ。やっぱなんか隠してるよね。
「さあ」
また天秤が揺れる。もうこれで何度目か。身体中から血を流しつつ、痛みを無視して足を動かす。目眩しに鶴嘴で礫を飛ばすが、彼女に到達する前に細切れになって砂と化した。投げたナイフを半ばおとりにして接近するも、ナイフより先に迎撃され撃沈。もうまぢ無理。降参しよ。
俺は右手を高く挙げて人差し指を立てた。
「ようやくかあ」
俺は荒い息と共に座り込んだ。超疲れた。彼女も少し息を切らしているようだった。
「なかなか降参しないから、出血死しないか焦ったよ」
マジでふざけんな。これ対人戦じゃなくてただの弾幕ゲーじゃねえか。
「高めのポーションあげるから許してよ。ね?」
俺はその手からポーションをぶん取った。許す。
「チョロい」
殺す。
その後はいつも通りだった。十二階層付近をウロウロしてサーチアンドデストロイ。魔石と経験値を稼ぎつつ適当なことを話していた。
「君って妹とかいるの?」
暗い穴を二人で彷徨っていると、エリナは唐突にそんな質問を投げた。珍しく、彼女の方から始まる会話だった。
多分いるんじゃねえかな。
「居たらきっと可愛いんだろうね。君みたいに」
俺は可愛くない。殺す。
「マンモーニがよぉ。私にも妹がいてね。滅茶苦茶可愛いんだよ」
こいつ無視しやがった。
あの質問は妹について語るための物か。いるよね。他人に質問してその返答がどうであれ自分語り始めるやつ。殺したい。
でも、彼女はとても楽しそうに笑っていた。彼女のこれほどの笑顔を見るのは初めてかも知れない。だから、俺は水を差すのを止めた。
「妹のためなら何でもできる。そんな気がするくらい可愛くて大切でさ。……そうだ。今度会わせてあげるよ」
へえ。期待しておこうかな。
俺は続く言葉を違和感と共に飲み込んだ。この話題を続けるのは良くない。天秤も反応している。ここで切るのが正解だ。
銀閃が煌めき、モンスターがバラけて落ちる。彼女の横顔には鋼のような無表情が張り付いていた。
普段より早い時間で探索を切り上げた俺たちは、やけに人気の多いギルドを目にする。閉店セールでもやっているのかと見てみれば、誰かのランクアップで盛り上がっているようだった。
少し気になるので、腕を切ってその血を全身に塗した。そのまま掲示板の方に赴くと、葦の海のように人が割れた。流石ベル式の人避け。今や俺の道を阻むものは誰一人いない。
「そんなことしなくても素で避けられてるよ」
おっと…心は硝子だぞ。
さて、噂をすれば影とはこの事。張り紙の主、注目の的の正体はなんとベル・クラネルだった。なんでも、世界最速のランクアップだとか。おめでと。単純な関心と共に、僅かな劣等感を覚える。
なあ、これってどれくらい凄いんだ?
「あの剣姫でもLV2になるまで一年かかってるから相当早いね」
マジかよ。ベルRTA走者説浮上してきたな。ベル淫夢厨概念。甥の木村、加速します(ランクアップ)。
「たまげたなぁ」
勝手にたまげてろ。
しかし、実際RTA説よりも信憑性のある見解がある。それはスキルだ。俺のスキルには「早熟する」という効果がある。もし、これに類する効果のスキルを彼が持っていたとしたら最速のランクアップにも説明が付く。
早熟スキルがあれば、ランクアップの条件の一つ、任意のアビリティがD以上であるという条件を容易にクリアできる。もう一つの条件である「偉業」は、この世界ならごろごろ転がっているだろう。
俺とベルの性格は全く違う。その点、俺のスキルがそのまま発現するという可能性はなさそうだ。とすると、早熟はそのままに、補正を掛ける条件が違うと考えられる。
どうしようか。今からでも世界二位を狙うか。エリナの顔をちらりと見上げる。ああ、いつにも増して何を考えてるのか分からない笑顔だ。
「明後日、また潜ろう」
ああ、そうだな。その時は「お友達」は連れてくるなよ。
あーあ。準備しなくちゃなあ。
「魔法にはいろいろある。火球、認識阻害、鎖での拘束。カテゴリに分けるのは無理がある程その種類は多い。それもその筈、魔法はほとんどがオリジナル、個人の物であるからだ」
「まさかあの魔法を、消費がそこそこで、複数回使用すると精神的な異常が発生して、生成物がイメージに沿った形になり、必ず血を流す必要があるだけの魔法だと思っていないだろうな」
「浅い」
「天界で数え切れない程の期間、数え切れない程の魔法を見た。だから言える。貴様の魔法は他の物とは違う」
「『違う』というのは効果の話ではなく、その性質だ。他の魔法とは根本から異なっているような気さえする」
「ヲカルト、秘されたもの。なぜ秘する必要があるかを考えろ」
「普通の魔法がコンパスなら、貴様のは石だ。ペペロンチーノと炭の方が分かりやすいか。何れにしろ、その魔法に私の知らない定理が組み込まれているのは確定的だ」
「君は、その魔法を正しく理解していない。にも拘らず、君は愛楊葉児なのだ」
「君は放物線に腰かけているに過ぎない。見上げたことがあるか?」
「根幹を探れ。先ずどういう効果なのかを真に理解したまえ」
「貴様の核はなんだ?」
なんだこのスピード感。前作は何だったの?
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