ージュラ・テンペスト連邦国中央都市リムルー
リムルは、封印の洞窟から見えた爆炎に驚き、『万能変化』を使ってリムル用に調整された青い服の背から
途中でソウエイが、『影移動』で状況を教えてくれた。なんでも、魔王カリオン配下の三獣士の一人である黒豹牙フォビオと名乗る使者がやって来たと言う。
彼等の対応をリグルドがしたのだが、リグルドの対応に不満だったのか炎を纏った爪の様な物でリグルドを攻撃したと言う。そこを、目撃したミリムが
はみはみが止める間もなく攻撃を仕掛け、フォビオも
現場に到着して野次馬が道を譲って通ると、リグルドが倒れ伏していた。
「おいおい!リグルド!大丈夫か!?」
「これは、リムル様!問題ございません」
そう言ってリグルドは顔を上げたが、顔の半分は炎によって皮膚が焼け落ちており、さながら
「こいつが、首謀者か?」
「ええ。はい」
その前には、仁王立ちするミリムと泡を吹いて気絶しているフォビオ。そんな彼の後ろで、あたふたしている獣人の調査団と、彼等に平謝りしている、はみはみがいた。
「おお〜!リムルよ!こいつが
「ごめんリムル。とめる暇がなかった」
そう言って来るミリムとはみはみ。取り敢えず、リムルは出会った時に交わした約束事を告げた。
「俺の許可なく暴れないって約束したよな?」
「ぅ!そう!この者はこの街の者では無いから、セーフ!セーフなのだ!」
「駄目なものは駄目!けどまぁ、リグルドを庇ってくれたんだ。大目に見て今日の夕食は抜きで許してやる」
「リムル!それは…」
リムルが決めた罰に、はみはみが慌てる。彼女はリムルよりもミリムと過ごした日々が多いので知っていたのだ。彼女が普段どんな食生活をしていて、食事を人一倍楽しみにしている事を。
ミリムは目をウルウルさせてあざとく許しを乞うが、リムルは拒否、涙を流したミリムは拳に
◆
なんとか場を落ち着かせたリムルは
そこで話した内容は割愛するが、魔王カリオンから強者をスカウトする様に言われたと言う。しかし、リムルをスライムだからと侮ったりと非情に高圧的だ。それで良い心情を与える筈もなく、リムルから拒否され、恨み節を吐き捨てて帰っていった。
そんな彼らが去ってからリムルは人型に戻って会議室の壁近くに置かれたソファに座りシュナのお菓子を食べているミリムに向けて言う。
「さて、ミリム。お前に聞きたいことが…「駄目なのだ!他の魔王連中の事は幾ら
ミリムの失言に、はみはみはため息をついている。リムルは更に畳み掛ける。
「なあ〜ミリム。俺達は
「だけど…」
「大丈夫だよ。魔王カリオンだってフォビオって奴にミリムの情報を教えてたんだ。言っても問題無いんだよ」
「しかし…」
「俺とミリムは
「ミリム。私からもお願いします」
はみはみが頼む横でリムルは、蜂蜜をスッと差し出した。ミリムは上機嫌になり…
「……そうだな!そうなのだ!」
と。リムルに買収されたミリムは事のあらましを語った。
魔王クレイマンが自身の傀儡となる魔王ー
「これは一大事ですな。トレイニー殿にもお伝えせねば…」
「ええ。他の魔王と無理に事を構える必要は有りませんから。ミリム様で魔王の実力は凄まじい物だと実感しましたから」
リムル達は、魔王の対処に頭を抱える事になる。
◆
ージュラの大森林内部ー
ジュラ・テンペスト連邦国の首都中央都市リムルがある地点より少し浅い場所に、冒険者が4名いた。
その彼らは、ガバル、ギド、エレン。そして、ブルムンド王国自由組合支部の支部長のフューズである。フューズは、エレンと共にジュラの大森林に出来つつあると言う街を目指していた。
事の始まりは、リムルと、はみはみが
フューズは、エレン達からジュラの大森林の調査結果を聞いていた。シズさんとの出会い。リムルと名乗るスライム。リムルが指導する街。『紅魔の勇者』はみはみとの出会い。
これを聞いたフューズの目は点になった。そして、言いたいことが湯水の如く溢れてきた。そもそも、魔物が本格的な街を作るなど異常事態だし、
だが、彼らはスライムのリムルからお土産として回復薬と質の良い装備を身に付けていた。
一旦調査の為に彼等の装備含め土産を回収させて調べさせた。リムルが言うには、回復薬は部位欠損すら治すという。試したほうが早いと、丁度大火傷をして運ばれてきた冒険者に振りかけてみた。
すると、焼けた皮膚が次々に正常な肌色を見せたのだ。この光景を見た術士は神の奇跡にも匹敵するとの事だった。
装備の方は、ドワルゴンで有名なドワーフの鍛冶職人やドワーフ三兄弟で知られるカイジン以下技術者が居たとの事だった。そこにも疑問は尽きないが、エレン達からは『装備が無ければ生活できない!』と文句を言われ、返却することになった。
そして、事態が急変したのはギドの知らせだった。ギドはリムル配下の
そして、リムル達が
ブルムンド王国の情報局の調査の結果
それを裏付けるように、数日前にフューズの支部長室に入って来た者がいた。その者は、"ソウエイ"と名乗る
ソウエイは
だが、ガバルは何を思ったのか、学習しないのか
逃げた先で、彼らは巡る。
◆
ガバル達が
"武装した"と言っても武装はチグハグで統一感が無い。彼らは皆が強面であり魔法職の者が1人しかいない。それもそのはず、彼らはファルムス王国ニドル伯爵の調査団であり、調査員の殆どは寄せ集めの無法者集団だ。そんな彼等のお目付け役である
そもそも、ニドル伯爵が調査団を派遣したのは中央や西方正教会の対ヴェルドラ対策の援助金の打ち切りに伴う
しかし、団長にしたヨウムは教養がない割には地頭は言い方であり行方をくらます方法を既に考えており、後は任務を終えて故郷に最後の奉仕をするべく歩みを進めている時だった。
戦闘音が鳴り響いた。警戒態勢を敷く中、戦闘音がする方から女1人と男3人の冒険者のペアが現れた。その者達は、申し訳なさそうに陣形の中に入り込んだ。教養が無い調査員の代わりに参謀となったロンメルはヨウムに撤退を進言したが、それを却下して命だいじに戦法に切り替えて
カバル、フューズ、ヨウムは入れ替わりに
名前の通り、槍のように鋭い脚と鎧のように硬い外骨格を持つ
疲労が溜まりつつあった時だった。
「あれ、ガバルさんじゃないすっか!毎回魔物と戦っているみたいっすけど、そんなに戦うのが好きなんすか?」
何とも気の抜けた声が戦場に響いたのだった。その声の主は、狩猟班兼
彼は「今夜のご馳走にするっす!」と言って
これは、リムルがクロベエが作った小太刀だ。そこに、リムルは実験がてら『黒雷』を鞘に付与し、鞘内部を魔鋼で覆い、絶縁電線をソレノイド状に巻き付ける事で魔力消費の少ない
そんな
この斬れ味に一同は驚愕するが、ゴブタはお構い無しに攻撃を続け、
事情を知っているガバル、ギド、エレンはゴブタを囃し立てるが、事情の読み込めないフューズとヨウムを始めとする調査団の面々は混乱している。
そもそも、あの魔法攻撃はなんだとか、
〜ステータス〜
名前:はみはみ
種族︰人間ー聖人ー
加護︰仮面の紋章、闇の大精霊の加護
魔法︰上級魔法、中級魔法、初級魔法、元素魔法、精霊魔法、神聖魔法、核撃魔法
技能︰ユニークスキル『厨二病』
耐性︰物理攻撃無効、状態異常無効、自然影響無効、精神攻撃耐性、聖魔攻撃耐性
お気に入り登録、高評価宜しくお願いします!
転スラ日記はいる?
-
いる
-
いらない