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転移2日目にしてエルメシアさんによる修業が始まった。
私の魔力量は
まあ、紅魔の里には紅魔族が改造人間であったこと、製作者が日本人で魔法特化の兵器を作った事が日本語で書かれていた。
まあ、そんな事はどうでもいいので割愛する。そこから私は修業の日々だった。エルメシアさんと魔法の練習と習得を主としていた。お手頃な元素魔法を始めとして元素魔法︰
そこからが地獄と思える日々だった。覚えた元素魔法や前の世界の魔法を使って1人で実戦訓練をした。一番酷かったのは
けど、私の精魂は尽き果てていた。けど、私のめぐみんやゆんゆんに会うと言う目標を忘れなかった。いつの日か彼女達に会えることを信じて…今思えば諦めが悪かったのだろう。お陰で私は仙人に進化する事が出来た。転移して5年程後の事だった。
仙人に進化した事で魔力制御や
私は進化した事をエルメシアさんに伝えた。
「そっか〜無事に仙人になったのね!これから更なる訓練を積めば仙人よりも更なる高みである聖人になれるでしょうね!」
エルメシアさんと修業する過程で、エルメシアさんは天帝としての威厳のオンオフを駆使している事を知った。これは、身内にしか明かしていないらしい。それを聞いた時は自分は身内扱いなのだと思い、嬉しく思った。そんな友人として世間話の様に言われた言葉に私はあまり驚かなかった。何故なら、魔王にも"魔王種"と"真なる魔王"或いは"覚醒魔王"と呼ばれる二段階の位がある。エルメシアさんが言っていた"勇者を名乗る者には因果が巡る"この因果というのが、魔物と人間の対比なら人間にも進化が二段階あるのだろうと見切りを付けていた。これも、紅魔族の高い知能がなせる推理だろう。
そんな事より、私には気になる事があったのでエルメシアさんに聞いた。
「あの?エルメシアさんと瓜二つのこの方は?」
「ああ、初対面だったわね。彼女は…「こんにちは、はみっち。私はシルビア・エル・リュ。エルちゃんは私の娘よ。ヨロシクね!」よ」
「なんと!エルメシアさんのお母様でしたか!では、改めて、我が名は、はみはみ!紅魔族随一の仙人にして、魔道具職人である者!上級魔法を操る者!」
「事前にエルちゃんから聞いてたけどすっごい子ね…」
「何か文句があるなら聞こうじゃないか!」
そんなこんながありつつ私は、エルメシアさんに聞いた。
「所で、何故シルビアさんがここに来てるのですか?」
「それはね。貴方にも剣術を覚えてもらった方が良いかな〜って思ったからなの」
「そんな!紅魔族は魔法に長けた一族ですよ!それなのに剣術なんて!」
「ん〜でもね。剣術を習うと良いことが有るのよ」
エルメシアさんは勿体ぶる様に言った。その様子に、はみはみはじれったく思い、思わず聞く。
「エルメシアさんがそこまで言うなら教えてもらおうじゃないか!」
「いい?そもそも、上位の魔物なんかになると、物理攻撃耐性魔法攻撃耐性をもってるの。2人で行動するなら魔法使いと剣士で役割分担出来るけど、貴方は1人行動でしょ?だから、攻撃手段を2つ持っていた方がいいの。それに…剣術を習って一人前になれば、貴方は紅魔族随一の剣術使いになれるのよ」
「紅魔族…随一…」
「それに、魔法剣士にだってなれるかも?…」
「いいですよ!習いましょう!剣術!」
「貴方ならそう言ってくれると思ってたわ」
そう、歴代の勇者は全て剣術を使用している。別に、剣術を無理して使う必要も無いのだが、魔法は法則を一時的に書き換えて発動するものである以上、どうしても、
結果として、はみはみは神聖魔法と並行して剣術を習う事になった。
神聖魔法は神の力を借り受ける事で行使する魔法だ。神聖魔法は対魔特効の魔法であり、治療にも使われる。神聖魔法を極めた者は神の奇跡:
よって、新たな世界に転生させてもらった感謝を込めて神聖魔法を行使する。エルメシアとの特訓で、はみはみはたったの1ヶ月でほとんどの神聖魔法を習得。神の奇跡:
それとは対照的に剣術は上手くいっていなかった。如何に体が、体力、知力、魔力等が高くなければ就職できないアークウィザードだとしても、精神は文学少女だ。剣術は学校剣術程度。それに、今世の知り合いで剣術を扱っていたのが、紅魔の里随一の占い師そけっとだ。しかし、そけっとは護身程度の剣術だったので此方も参考にならなかった。
シルビアさんからは前世のフェンシングに似た剣術を習った。素早く突きを行うこの剣術の流派を私は何年もかけて物にする事が出来た。しかし、私の剣術は魔法の補助的な物であり、基本的には魔法を使用する。どうしても勝てない時は剣術を使う。こんなスタイルに仕上がった。
私が、魔導王朝サリオンで剣術の修行に勤しんでいると私は進化した時以来聞いていなかった『世界の言葉』を聞くことが出来た。その内容は私がユニークスキルを手に入れたとの事だった。
その名も、ユニークスキル『
思考加速は自分の思考を1000倍まで高める。
並列演算は自分の思考を分割して考える事が出来る
詠唱破棄は詠唱がいる魔法を詠唱無しで使える。
法則操作は魔法法則や物理法則をある程度自分の思い通りに操作出来る。
精神操作は自分や他人の精神を支配ではないが、誘導出来る。
森羅万象は…よく分かんない、
空間操作に関しては、空間移動みたいな事が出来る。移動が楽になって嬉しい限りだ。
この中で使うのは思考加速と並列演算、法則操作位だ。詠唱破棄は紅魔族にとって死ねと言っている様な物。精神操作に関しては使い所が無いように思う。だって思考誘導が精々だし…まあ、カッコよく決めた時に、歓声をあげさせるくらいかな?
私は剣術と魔法を極めて最終的に殆どの元素魔法を扱える様になった。神聖魔法も同様で、神の奇跡:
「我が名ははみはみ!紅魔族随一の仙人にして上級魔法や元素魔法、神聖魔法を操る者!」
情報が多い…。もっとなんかこう…スマートに言いたいことを纏める事が出来れば、カッコよさが増えるかもしれない。そんな修業の毎日を過ごしていると、エルメシアさんの部下からある情報が入ってきた。
なんでも、東の帝国がジュラの大森林への侵攻を開始した。という物だった。ジュラの大森林とは、魔導王朝サリオンから北東に位置する森だ。だが、間には
そんな事より、暴風竜ヴェルドラは現存する竜種の一体。この世界の最強の一角だ。紅魔族は魔王城前でバーベキューして帰りに魔法をぶっ放す性格だ。私はある程度自制出来る方だが、紅魔族の価値観に染まっている時点で、めぐみんからある程度性格について影響は受けているのだろう。そんな精神性である紅魔族の私は最強の一角、暴風竜ヴェルドラの強さが見たくなった。
気になった私はエルメシアさんの制止を振り切り、以前
ヴェルドラは口からドラゴンブレスをはきながら、周囲を焼いていた。私はそんなヴェルドラに気づいて貰うべく魔法通話によって、ヴェルドラに呼び掛けた。
『ヴェルドラさーん!』
そう言うと、ヴェルドラさんの頭が此方を向いた。
『此処からは私が相手をするよ!』
『クワーハッハッハッ!貴様が我の相手をするだと!良かろう!我が相手をしてやろう!』
そう言うとヴェルドラさんはドラゴンブレスを仕掛けてくる。私はそれを飛行魔法で躱す。そこから私は使える限りの魔法を試した。
「我が手から溢れる深淵よ!敵を撃て!『ライト・オブ・セイバー』!」
紅魔族お馴染みの魔法や
「古より眠る地獄の業火よ!再びこの世に顕現せよ!『インフェルノ』!」
と言った上級魔法から元素魔法、神聖魔法を試してみた。しかし、どれも効かない。ユニークスキル私が使える魔法で最強なのは転移前に使えるのは私が知る限り私と、めぐみんと、巨乳のお姉さんだけの、爆裂魔法。そして、神聖魔法最強の
爆裂魔法は威力、範囲こそ絶大だが、如何せん魔力量の多さがネック過ぎる。世間ではネタ魔法と呼ばれるこの魔法はこの世界に来てから撃った事すら無い。1人で活動してるから当たり前だが…
神聖魔法最強の
ヴェルドラさんに喧嘩を売った手前、なんとかして勝利、若しくは引き分けに持ち込みたい。そんな事を思った時、紅魔族の精神が囁いた。"敵にやられても、カッコよく散るの…よくない?"と。
私の覚悟は決まった。最期に華を飾ろう。
私はそう決めて大声で話しかける。
「ヴェルドラさん!私の持つ最強の攻撃を食らってみる?!」
『クワーハッハッハッ!良いだろう。受けて立とう!』
「後悔しても知りませんよ!」
私はそう言って、詠唱を始める。
「それは始まりの炎、それは終わりの炎。現在過去未来。万象を超える禁断の力。炎よ、我は破壊者。無慈悲なるもの。我が血、我が肉を以て、古き神々の戒律を今破らん」
「我が名は、はみはみ!紅魔族随一の仙人にして、爆裂魔法を操りし者!世界よ!決してその名を忘れるな!穿て!『エクスプロージョン』!」
そう言って発動させた爆裂魔法はヴェルドラの全体を覆うように発動。この異世界に初めて、巨大な炎を顕現させた。戦略核に匹敵する熱量と範囲を持つ魔法によってヴェルドラは消滅した…と思えたが、土煙が収まるとそこにはある程度ダメージを負ったと思われるが、五体満足のヴェルドラの姿があった。
ヴェルドラは最強の精神生命体である竜種だ。竜種の防御力、攻撃力、攻撃範囲は並外れている。だが、爆裂魔法は神や精霊や悪魔をも殺すと呼ばれる人類が扱える最強魔法だ。それこそ、核撃魔法:
仙人に進化したとはいえ、魔力消費が激しい爆裂魔法は撃てて、あと2回だろう。そして、その2回でヴェルドラを倒す手段はない。万策尽きた。そう思った。
「大丈夫。後は任せて」
その背中を見るまでは
〜コラム〜
ユニークスキル『厨二病』
コンセプトはマサユキの英雄覇道ですが、その効果は比べるもなく劣ってます。出来る事と言えば、紅魔族的にカッコいいセリフを言った時に、周りが………とならないように思考誘導したり、空間操作でカッコよく見せたり、戦闘に使えば別ですが、今後、このユニークスキルが戦闘に役立てるかは不明。
ステータス
名前:はみはみ
種族:人間ー仙人
称号:道具職人
魔法:爆裂魔法、元素魔法、神聖魔法、上級魔法、初級魔法
技能:ユニークスキル『厨二病』
耐性:物理攻撃耐性、自然影響耐性、状態異常耐性
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