仮面ライダーの力で星6オペレーターになろうとしてるけど……無理じゃね?これ 作:momo28
皆さんは何か好きなコンボとかありますか?
白いベットに白い天井、清潔そうな部屋の中に薄く消毒液の匂いが充満している。
ライダーは医務室で目を覚ました。
「………知らない天井だ」
『それ使ってる人初めて見ました』
「うるせえ」
えーっと、何があってここに俺は居るんだっけかな……
『なんか変身後に軽く暴れて気絶しちゃってました』
「思考読むのやめよ?」
ああ、そうだそうだ、なんか〜変身しようとしたら……紫のメダルが出てきて……
紫のメダル?
「プトティラじゃねえか!!!!!」
『わっびっくりした、辞めてくださいよ今何時だと思ってるんです?』
「それはごめん。でも大体お前のせいだからな???」
プトティラコンボ、使いすぎるとなんかやばいんだったかな……
あれこれライダーの力で星6オペ目指そうとしてもさ、使いすぎたらやばいんじゃほぼ無理じゃね?
『大体そうですね』
「だから思考読むのやめよ?」
「えーじゃあどうしよ、プトティラ使って暴走し続けてたら昇進どころかクビだろ」
『そ こ で!!!暴走しない新しい力を渡す時が来ました!!』
「スパン早くない?まあいいか、因みに何の力?」
『それは使ってからのお楽しみって奴です!それじゃあ使える様にするために体を改造しますね』
「え何改造って、ここ公共の場だよ?」
『もっと心配すること無いんですか?いいんですよどうせ病室何だからここ、たかが手術の一つや二つ』
「手術?いま手術って言った?えここでやるん?」
『丁度ベッドですしね』
「何が丁度なの?」
『それじゃあ始めますよ〜おらっ拘束!!』ガション!!
「ちょっと待っtアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァ!?!?」
『あ、麻酔はないです』
「それ先に言ってyぐうううううううぁっっぁああああああ!!!!」
腹が裂かれる感覚と共に、肉が切られ神経が切断される感覚がダイレクトに脳に届く。
血が吹き出し体から体温が消えて行く。
「くぁwせdrftgyふじこlp」
『ほーら我慢してくださいね〜〜』
「アアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?!?!?」
腹の中が直接かき混ぜられる様な独特な不快感が体を襲い、少し遅れて激痛がやって来る。
「そ、それ……は」
『ああ、気にしないでください、ちょっと入れるだけですので』
不快、とてつもない不快感、吐き気がし頭がくらくらする。
それでも変わらず激痛が体を襲う。
ぁ、だめだ、耐えられn
『あ〜あ、あともう少しだったのに、気絶しちゃいましたか』
『まあいいや……そうだ!ついでにこれも……』
『よし、これで完了ですよ。』
『ふふふ……彼が喜ぶ顔が浮かんできますね!!』
◆
いつも通り夜遅くまで大量の書類と格闘していた私……ドクターはアーミヤと休憩を兼ねて今日入社させてその日のうちにロドスの医療機関に運ばれたオペレーター……ライダーの様子を見に来ていた。
「にしても、ライダーさんの部屋では一体何があったのでしょうか」
「分からない、けど検査の結果によると彼にアーツ適正は無かったはず。アーツの暴走である可能性は低いだろうね」
「でも、だとしたらあの部屋の惨状は一体……」
ライダーをオペレーターに任命してから数時間後、突如ライダーの部屋から物々しい雄叫びが聞こえて来たのでたまたま近くにいたエクシアとアーミヤと共に部屋に突撃すると、そこにはしっちゃかめっちゃかに破壊された部屋とその中央で弱り果て倒れているライダーが居た。
彼はすぐに医務室に運ばれたが、目立った外傷は見つからず、気絶した原因やあの部屋で何があったのかは不明だった。
今は病室で寝ているので、意識を取り戻したら何があったのか聞いてみようと思う。
「心配ですね……」
「うん……にしてもライダーのあの体型と顔、完全にショタだよね」
「ドクター???」
「でもショタすぎず、丁度いい感じ、好きな人に認められるために頑張ってそうな感じの青少年感良いね 」
「だからごめんそのアーツを仕舞ってくれないかな」
「はあ……だから理性は残しておいて下さいとあれほど……というかライダーさんは成人済みですよ?」
「それは肉体年齢の話だろう」
そんなこんなでライダーの病室の近くまで来ると、何やら変な声が聞こえ始めた……これ、叫び声?しかもこの声は……
「っ!ライダー!!」
「ライダーさんっ!!」
急いでダッシュし病室に到着すると、ドアを開けようとするが、鍵がかかっている。
「ドクター、離れてください!」
アーミヤがアーツを使用して扉をぶち破る。
そこに居たのは白いベットを真っ赤な血で汚し、悶え苦しんでいるライダーだった。
「くそっ!ライダー!!」
「あれ?ドクターじゃないですか?どうしたんです?」
「ハイビスカスか!?頼むついて来てくれ」
「は、ハイビスです!了解しました!!でも一体何が……ライダーさん!?」
「とととととりあえず治療します!!」
彼女のアーツが発動し、辺りを暖かな風が包む。ライダーの体はすっかり回復し、彼は規則正しい寝息を立てて寝ていた。
「はあ、一体何が……?」
「アーミヤ、ここの監視カメラの映像は?」
「だめですね……映像がすり替えれています。ただ、その前までのは残っているようですが……あれ?」
「どうした?」
「これ、見てください。ライダーさん、まるで誰かと話しているみたいじゃないですか?」
本当だ、ライダーが何もないところを見て、まるで何かがそこにいる様に独り言を喋っている様に見える。
「これは……彼に聞くべきとことが増えてしまったな」