仮面ライダーの力で星6オペレーターになろうとしてるけど……無理じゃね?これ 作:momo28
ライダー君はまだ寝ている様です。寝坊助ですね。
good morning!!!
起きろ!!
私も起きますね。
「……知らない天井だ」
『またそれですか?』
「原因お前定期」
『申し訳ないと思っている。それよりお客さん来てますよ』
「え?」
「ライダーさん、大丈夫ですか?どこか痛いところはありませんか?」
「……おはよう」
「わお、ドクターとアーミヤさん……」
「……チラッ」
『頑張って下さいね〜』
「」
◆
「さて、起きたばっかの君に申し訳ないけど、少しやらなきゃいけないことがあってね」
「な、何でしょうか」
「ちょっと質問に答えてもらうだけだよ」
「(怖すぎ)」
『草』
「あ、アーミヤさん……!」
「すみません……やらなくてはいけない事なので……」
「わ、ああ、わぁ」
『泣いちゃった……!』
「それじゃあ、始めるよ」
「はい……」
「まず一つ目の質問。君はあの時、あの部屋で何があったか言えるかな?」
「(一つ目って言ったよな?え複数あるの?)……いや、言えない、というか分かりません。気づいたらこの始末で……」
「そうか……じゃあ次の質問。君はその後運ばれた病室の中で、腹を裂かれた状態で見つかった。何があったか言える?」
「さ、さっきと同じです……何も分かりませんでした」
「……最後の質問。君は、一体誰と話している?」
「(気づかれてて笑うんだな)チラッ」
『私に助けを求めてもどうにもならないでしょう。てか話しても信じてもらえる訳ないんだから黙ってたらどうですか?』
「(だよねえ)誰と……って……気のせいでは?」
「そうか……アーミヤ」
「はい」
え待って何されんの怖い怖い怖い。やめろお!俺のそばに近寄るなああぁあぁぁぁ!!!
「失礼します……成程……」
「どうだった」
「ドクターの想像通りです……ですが、重要な所までは分かりませんでした」
「そうか……」
……確かアーミヤって精神への干渉が出来たよな……?
『成程……記憶が読めるのかぁ、でも確信的なところまでは分からなかったみたいですね?』
「(それはお前がこれでも一応女神だからじゃないか?)『そうとも言うね』」
「えっと、どうしたんですか?」
「……いや、何でも無い。おめでとう、ライダー、退院だよ!!」
「早っ!?え昨日まで俺腹裂かれて寝てたんですよね!?早すぎません???」
「正直私もびっくりしたよ、回復早すぎ……何この人………G?ってね」
「失礼が過ぎません?」
「ま、まあ、取り敢えず退院おめでとうございます、ライダーさん」
「ありがとうアーミヤ……でも流石にG呼び名は……」
流石の俺でも泣くぞ、大声で、大の大人が、良いのか?
『キッツww』
「(ほんとに泣くぞ)」
「実は今ドクターはとあるステージを永遠に周回し続けたせいで理性がほぼ無い状態だったんですが……先程の会話で完全に切れた感じですね。そろそろ暴れ出します」
「えぇ……」
「あ!そうそう!君にはこの後任務に行ってもらうよ!!任務の詳細は後々教えるから!!」
「は???」
俺さっきまで怪我して寝てたんだぞ???任務???頭おかしいんじゃ無いか?まあ不思議と体調はいいからいけると思うけど……。
「よおし!!テンニンカを呼んで!!今すぐ真銀斬の練習をしよう!!!」
「ドクター呼んだ?ってまたあ!?無理だよ〜!?」
「いけるいける絶対いけるって」
「だから無理だってぇぇ!!」
「頑張れ頑張れできるできる絶対出来る頑張れもっとやれるって!やれる気持ちの問題だ頑張れ頑張れそこだ!そこで諦めんな絶対に頑張れ積極的にポジティブに頑張る頑張る!真銀斬だって頑張ってるんだから!」
「うわぁぁぁ!!!」
「………」
「………」
『………』
何もやってないのに……疲れたなあ
◆
「……あまじで任務あるのね」
俺ことライダーはヘリに乗って龍門まで来ていた。
「任務の内容はっと……」
『スラム街で任務を行っていたロドスの小隊がチンピラの大規模な襲撃を受けた、それの救出ですか』
「うへえ、俺まだ訓練すら受けてないのに……」
『大丈夫です。貴方の体の身体能力はかなり高くなっているので怪人でも無い限り生身でも勝てますよ!!』
「それ相手の武器によるでしょ」
そう言いつつ手に装着しているメリケンサックを付け直す。剣とか使った事ないからね仕方ないね。
「よし、それじゃあ行くか」
◆
「位置情報によると……ここら辺付近にいる筈……ん?」
近くに戦闘をしている集団が見える、恐らくあれがロドスの小隊だろう。見た所ネームドは居ない感じかな。
「はああ!!そおい!!」ドガッ!
「ぐっ!?」
「誰だてmぐあぁぁ!?」
取り敢えず近くにいたチンピラ二人を殴り倒す、死んではない筈、多分。
「救助に来ました!前衛オペレーターのライダーです!」
「あっ有難うございます!!」
「当然のことをしたまでです。この場から直ぐに離れて、怪我人の手当てをしてあげて下さい」
「は、はいっ!!各員、辺りを警戒しながら撤退!!」
さて、ちゃんと皆んな逃れたみたいだし……
「てめえ!よくも!!」
「お前もぶっ潰してやる!!」
こいつらを倒すだけだな。
「さて、どうするか」
『それなら新しい力を試してみたら?今回のは暴走しない筈よ?』
「本当だろうな……?」
……信用出来ないが、今は頼る他無いので力を込める。すると今度はベルトではなく特殊な形をした銃の様な物が現れる。これは……
「仮面ライダーヴァレンの、ヴァレンバスターか!!」
仮面ライダーヴァレン、チョコレートとなどのお菓子の力を使って戦う仮面ライダー。
使いこなせるかはわからないけど、やってみるしか無い!!
ポケットからチョコドンゴチゾウを取り出し、ヴァレンバスターにセットする。
あれ……?でも……
このチョコドン、色が黒い……?
[チョコ]
[SETチョコ]
[SETチョコ]
「ビィィタァァ……」
ゴチゾウが鳴く。
[Wow! Wow Wow!]
叫ぶ。
「変身!」
ヴァレンバスターを地面に突き刺す。
破滅する。
「!?これチョコルドじゃねえk」
「ぐ!?うああぁぁぁぁああ!!!!」
苦痛が全身を襲う。
チョコの様な液体が溢れ出す。
液体が竜巻状となると辺りを旋回していた赤い稲妻を纏う4枚の板チョコがライダーの体を包みアーマーとなる。
「あああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
[チョコルド パキパキ!]
ノイズと稲妻が混ざっている怪しい光を引き剥がすと、おどろおどろしい模様のついたチョコレートのスーツを纏ったライダーが現れた。
「ぐ、うううあああ!!」
「おらあぁ!!!」
近くのチンピラに拳を叩き込むと、チンピラの頭は粉々になって何処かへ飛んでいってしまった……力加減ミスった……。
「……まあ、いいかあ!!」バン!バン!
チョコレートの弾丸が発射され、クロスボウを構えているチンピラの頭に二つの風穴を開ける。チンピラは力無く倒れた。
「ヒィッ!?な、何なんだこの怪物うぅぅ!!!」
残ったチンピラ達は武器を捨てて逃げ出していった。
それを確認するとライダーは変身を解除する。
「うぐっ!?……っぐ、はあ、はあ……!」
一気に変身の代償が襲ってくる、正直泣きそう。
『お疲れ様でした〜辛そうですね?』
「お前の、せいだろ!!」
『まあまあ〜。それより辛そうですし、もう一回変身しますか?』
「しねえ、よ!!」
そんなことを話していると、何かがこちらに走ってくる音がする。誰だ?
「!?何だこれは……おい!お前がやったのか!!」
やって来たのは龍門近衛局の兵士、それもかなりの人数だ。恐らく騒ぎが大きくなり過ぎたのだろう。
「……まあいい。お前、ついて来い」
「クソッ……」
どうする?チョコルドをもう一回使うこともできるが、短期間での使用は体に害を及ぼす……というか今の状態でも酷いのにこれ以上酷くなったらどうすればいいんだ。
というかそもそも戦うのは論外だろう、敵を増やしてどうする?何とか説得できないだろうか。
…。
……。
………。
…………無理だな!
だってロドスだって言っても信じてくれなさそうだし!!急いでたせいで身分を証明できるものどっか落としちゃったみたいだし!!というかこの二人を殺したのは実際俺だし!!周りに他のオペレーターも居ないし!!
逃げるしか無いか?いや、それも無理だろう。チョコルドの負荷が抜け切って無い、逃げた所で直ぐ捕まるのがオチだ。
プトティラコンボ……は論外だな!
詰んだかなぁ。
『ふっふっふ……こんなこともあろうかと、前の手術の時にもう一つ力を授けておきました!!ちなみに使ってからのお楽しみです!!』
「マジか!それがあれば、ここから逃げれるかも知れない!」
『……理性が保てたら、ですけどね』
早速力を込める。ベルトが出現し、手に持っていたアイテムを急いでいたのでよく確認せずに使用する。
使い方は自然と浮かぶので、無意識に変身シーケンスを進めた。いや、進めてしまった。
「うおおおおおおお!!!」
兵士のうちの一人が威圧感に対し震え上がる。
「な、何なんだよこいつ、まるで化け物みてえに……」
「違う!!」
「俺は人間だぁぁぁぁぁ!!」
「喰われる前に・・・喰え!!!」
[O・ME・GA]
「オォォォォ・・・!アマゾンッ!!!」
[EVOLU - E - EVOLUTION!]
緑色のオーラがライダーの周りに発生し、衝撃波が兵士を怯ませる。
そこに居るのはライダーではない。
人の血肉を喰らう、化物である。
「ヒッ……!!なんなんだよぉ……!!クソッ……!!こっちにくるn」
兵士の首が飛び、血が吹き出した。
◆
『さて、と。貴方達ですね?こんなしょうもない作戦を考えたのは』
「誰だ、お前は……!!突然現れやがって!」
『貴方がけしかけて来たあの近衛局、偽物でしょう』
「なんだ?お前アイツの仲間かよ、敵討ちにでも来たのか?」
『困るんですよね。折角転生させてあげたのに、死なれてしまうと。暇になっちゃうじゃ無いですか』
「さっきから何言ってるかは知らねえがな、まずは自分の心配をしたらどうだ?」
周りを見渡すと、既に何人もの屈強な男が周りを囲んでいた。
「それにしても……お前、結構いい体してんなぁ?」
『……不愉快ですね、本当はこんなことやってはいけないのですが……まあ、仕方ないでしょう』
『悪夢を見せてあげましょう』
『自己紹介をしていませんでしたね、私のことは神とでも呼んでください』
[インパクト!]
[メツァメロ! メツァメロ!]
「審判を開始します。変身……」
胸に斜めがけしていたベルトをなぞる様に、中心についているカプセルの様なものを回転させる。
赤い霧が全身を包む。
無数の矢が襲いかかるが、霧を貫通し通り抜けるだけである。
少しずつ霧が晴れていき、スーツが現れる。
[グッドモーニング! ライダー!]
[ゼ・ゼ・ゼッツ!]
[インパクト!]
『それでは、おやすみなさい』
ちなみに最後に出て来た組織はもう一生登場することは無いでしょう。
それと流石に女神さんやり過ぎですね、恐らく上司に怒られることになるんじゃ無いでしょうか?
???「やめろー!変身システムは人を傷つける為の道具じゃねぇ!俺とライダー大戦で勝負だ!」