仮面ライダーの力で星6オペレーターになろうとしてるけど……無理じゃね?これ 作:momo28
どっかで描き直すかも
「「「「「「「「『クロックアップ』」」」」」」」」
少女の召喚した軍勢が何やら奇妙な動きを見せた。
それを見た私は嫌な予感がしてオペレーター達に指示を出した……筈だったんだけど……
「え?」
気づいたら体が宙を舞っていた。体のあちこちが痛み、動けそうにも無い。
「ッ!?ドクターあっ!?」
グムが倒れる。
「姿が……見えない!?」
「危ないッ!ヤトウ!」
「なっ!?ぐっ……」
ヤトウが倒れる。
「クソッ……!?」
続いてスポットとノイルホーンもやられてしまった。
残っているのはマドロックとブレイズ達エリートオペレーター、スカジだけだ。
「せめて片腕があればな……!」
まずい、どうする?スカジ達がやられることは無いだろうが、万が一ということもある。
というか相手が速すぎるのと数が多すぎる。こんなん実際にゲームの方で出てきたら台パンするレベルだ(メタ)
誰かを呼ぼうにも、私は動けないし、彼らも恐らく少しでも気を抜いたら隙を突かれてしまうだろう。
えまってほんとにどうしよう。
「(誰か……一人でもいい、この絶妙にうるさい騒音に気づいてくれ……!)」
その時、こちらに走ってくる音が聞こえた。
「(気づいてくれたのか?てか誰だ……?)」
「……なあああぁああぁぁぁぁぁにやってんだ!!このダ女神がああああああぁぁぁぁぁ!!!」
『あふん!?』
飛び蹴りを決められた少女……今なんかスーツのせいでゴツいけど、合ってるはず。が吹っ飛ばされスーツが消滅する。
それと同時に少女が召喚した奴らは消えていった。
「(この声は……ライダー?)」
「なんか騒がしいと思ったら、やっぱりなんかやってやがったな!!」
『うぇええぇ……すみません……』
「罰として一週間はソファで寝ることを命じる!」
『そんなぁ……』
「いやそもそも俺毎日ソファで寝てるんだからこれぐらいいいだろ、たまにはちゃんと寝させろ」
『確かに』
まあ………よかった、のかな?
そうして私の意識は闇に沈んでいった。
◆
side ライダー
全く、このダ女神は………ほんと何やってんだか。
「ほら、さっさと戻るぞ。そろそろ第一競技が始まるらしいからな」
『いや、あの、ええと……』
「ん?どうしたんだ?」
「ライダー……」
「ライダー、一体……君は一体何を知っている?」
ギギギっと人形にように首を動かし後ろを見る………
あら〜スカジさんにマドロックさん、エリートオペレーターの皆さんまで!!あと倒れてる皆んな。
「本当にすみませんでしたああああぁぁぁぁぁぁ!!!」
「あちょっと……行っちゃった」
「……取り敢えず、皆んなを医務室に運ぼう。話はそれからだ」
◆
くっそ走った……疲れた……
「あ〜……疲れた………」
『ほんとすみませんでした……』
「いや、いいよもう。……いやダメだけどさ、ガッツリ攻撃しちゃってんじゃん。何ならドクターやってたじゃん、終わりだよもう。………まあ話聞いた感じ俺のためだったんだろ?あいつらはうまいこと誤魔化しておくからさ」
『……ありがとうございます』
「でもしばらく名前ダ女神固定な」
『うそぉ!?』
でも実際問題どうやって誤魔化そうかな?下手なことするともっとやばいことになりそうだし。
ん〜………あいつらに見つからないように取り敢えず今日の間だけ逃げてみるか……?
その時、ロドス全体にアナウンスが流れる。
【第一競技、ロドス最強決定戦を開始いたします。参加者の皆様はすぐに甲板にお集まりください】
一発目が最強決定戦……?頭沸いてるんじゃないか……?
『取り敢えず見に行きます?』
「………そうだな」
◆
ロドス最強決定戦には二つの形式がある。
一つが一対一で正々堂々戦う決闘形式。
そして複数対複数のチーム戦形式。因みに一人でも参加出来るらしい、何で?
どちらに参加するかは参加者の自由である。
因みにルールは相手を殺してはいけないということと相手を気絶させれば勝利の二つだ。アホなの?
『おー!凄い人の数ですねえ』
甲板に設置された観戦ブースには既に沢山の人が集まっている。
「まあな、ロドスってやばい立場の人とか集まりすぎてもはや国みたいになってる訳だから、そんな中で誰が最強かなんて気にならないわけがない」
『あ、このパンフレットに出場者表が書いてある』
「ん、どれどれ」
[チーム戦n試合目 チームペンギン急便〜弾丸を添えて〜vsライダー]
『「????????」』
◆
『本当にやるんですね?』
「まあ、一応あれでもあいつらには結構世話になってるからな、これくらいはいいよ」
そう言って頭の中でミッドナイト、ソーンズ、エリジニウムの顔を思い浮かべる。
そう、この3人こそがライダーを試合に推薦した張本人らである。
本当は一対一の方に申し込む筈が間違えて団体戦に送り込んでしまったらしい。
なお、ライダーは3人に「お前らも強制参加させてやる」とドスの効いた声で言い放ったが、普通に逃げられてしまった。
悲しきかな社畜魂。
『で、私を選んだと』
「そう、流石に一人で複数相手は死ねるからな。仮面ライダーに変身するつもりもないし」
『えぇ〜?どうしてですか?』
「お前が授けてくる力が暴走するか凄い負荷が掛かるかのどっちかだけだからだよ!!!!!!」
「後単純にライダー達の力がバレるとめんどくさいことになる」
『アマゾンの力は封印したんだから良いじゃないですか』
「その封印アマゾンに変身したら一時的に解けるんだが?」
『ははは………ああ、そういえばこれを渡すのを忘れてました』
「話逸らすな。で、コレ何?」
『見たらわかるでしょ?』
ライダーの手には青いボトルが握られている。降るとシャカシャカ音がする。
ちょっと楽しい。
「ドラゴンフルボトル、だろ?」
『はい!貴方の戦闘スタイルがメリケンサックでの殴りなのでピッタリだと思いまして』
「………まあ何も無いよりかはマシか。あ、それと俺からもお前に渡すものがある、ほれ」
『お面?』
「お前この前俺のところまで行くために基地内を全力で走ってたらしいじゃないか。あの後色々聞かれて大変だったよ……」
『成程、それで観客の中に私の顔を覚えてる奴がいるかもしれないってことでですか』
「そーゆーこと」
【続いての試合は〜?ちょっとネジの外れた天使率いる問題児集団、チームペンギン急便!】
【一体この試合の後の被害総額はどれほどまでに増加するのか、気になりますね】
【対するのは!最近ロドスに入社した新米オペレーター率いる、チームライダー!】
【エリートオペレーターのブレイズさんが広めた噂が凄い速度でロドス全体に伝わって行く様はとても愉快でした。ところで噂は本当なんですかね?】
「こいつら余計なことしか言わねえ……!!」
ライダーは手の中で強くドラゴンフルボトルを握りしめた。
自分で描いたやつ見返して思った。
あのダ女神余計なことしかしてねえな。