プロセカ世界にログインできたけど、デイリーミッションが人間関係。   作:七瀬ぴの

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志歩のキャラ崩壊微妙に注意


第十三話 宮女侵入!

陽菜「……あーもう、数学とかマジでむり。

あの数字の森に迷い込んだら一生帰ってこれん……」

(先生)「そこ!綾瀬、ちゃんと聞いてるかー!」

陽菜「(うわ、目ぇ合った……) え、えっと……!√……え、なにこれ記号?」

(教室爆笑)

陽菜「もうやだぁぁぁぁ!!!」

 

陽菜「……うん、今日はもう……サボろ。

いいじゃん、転生人生一回くらい休んでも」

(鞄抱えて校門の裏からこっそり抜け出す)

陽菜「さてと……どこ行こっかな。

んー……あ、宮益坂女子学園って近いんだっけ?」

(スマホマップを見ながら)

陽菜「ワンチャン……行けるな。プロセカ聖地巡礼ってことで!」

(※言い訳の完成)

 

 

陽菜「わー……ほんとにあの門……!うわ、制服の子たちみんなキラキラしてる……」

(心臓がちょっと高鳴る)

陽菜「え、てかあれ……星乃一歌じゃない??」

咲希「……え?あの、もしかして神高の人?」

陽菜「え!?しゃ、喋った!?!?!?え、あの天馬咲希が!?!?」

咲希「え、えぇ……?」

陽菜「(だめだ……テンション上がって声裏返ってる……)」

一歌「咲希ー!どうしたのー?」

陽菜「(一歌ちゃん!?!?!?!?!?!?!?)」

穂波「こんにちは、見かけない顔だね。どうしたの?」

志歩「サボり?」

陽菜「(即バレ!?!?!?!?!?!?!?!?!?)」

陽菜「いや、その……!たまたま……迷子に……」

志歩「神高からここまで迷子は無理あるでしょ」

陽菜「(ツッコミ鋭すぎる……!)」

咲希「いいじゃん!せっかくだしお昼一緒に食べよ!」

一歌「え、咲希……校則違反じゃ……」

咲希「だいじょーぶだいじょーぶ♪」

 

 

陽菜「……夢みたい……レオニと昼食とか……」

穂波「そういえば、神高って司さんがいるところだよね」

陽菜「っ!?!?!?!?」

咲希「え、お兄ちゃんと知り合いなの?」

陽菜「え、いやその……知り合い……っぽい……?」

一歌「ぽいってなに……?」

陽菜「違う違う違うのぉぉぉぉ!!!」

志歩「へ〜〜〜、今度紹介してね♡」

(志歩ちゃんがそんなこと言うなんてぇ!キャラ崩壊がすぎるよぉ~。)

陽菜「やめてぇぇぇぇ!!!」

 

 

陽菜「さてと……そろそろ帰ろ――」

「……あなた、神高の人ですよね?」

陽菜「(声、綺麗……)」

まふゆ「ここ、立ち入り禁止なんです」

(ってえええ?まままま、まふゆぅちゃぁん!?どうしてここに?って宮女だからか...。)

陽菜「あ、やば……!ごめんなさい!ちょっとだけレオニに会ってて……!」

まふゆ「……そう。あなた、星乃さんの友達?」

陽菜「え、えっと……そういうわけじゃ……」

まふゆ「(少し微笑んで)……そう、なら、次はちゃんと“自分の場所”で会いましょう」

陽菜「(自分の場所……?)」

まふゆ「じゃあね」

(風が吹き抜けて、まふゆの髪が光を散らす)

陽菜「……なんか、……見惚れた……」

 

 

陽菜「今日……やばすぎでしょ。

レオニ全員に会って、まふゆまで……。

転生者ボーナス使いすぎでは?」

スマホ通知:「“#神山→宮女不法侵入事件” トレンド入り」

陽菜「!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」

瑞希(DM):「写真バッチリ撮った♡」

陽菜「おまえかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

陽菜「ふぅ……なんか、いろんな意味で心臓に悪い日だった……。

てか、どう帰るんだろこれ。ここどこ?」

(マップアプリ)「現在地を特定できません」

陽菜「出たよGPSの気まぐれぃぃぃぃ!!」

(ふと見上げると、ガラス張りのビル。中から歌声が聞こえる)

陽菜「……ん?なにこれ……“MORE MORE JUMP! 練習スタジオ”?」

陽菜「うわああああ!?!?!?!?!?!?!?」

陽菜「(嘘でしょ……モモジャンの練習現場!?!?!?)」

 

(中から音楽と笑い声)

雫「えっと、ここをもう少しだけ軽く……」

みのり「もう無理~!」

遥「みのり、もう少しだけ頑張ろ!」

みのり「(は、遥ちゃん!天使!その顔で言われたら私、死んじゃうよぉ~)」

斎藤「雫ちゃん、その表情いいね!」

陽菜「(……本物だ。生で見てる。やば。)」

(思わず足が勝手に前へ)

ガチャッ

陽菜「あっ……!!」

みのり「あ、こんにちは!……見学の方ですか?」

陽菜「えっ、あ、あのっ……違うんですっ!!ただの迷子で!!!」

愛莉「えっ!?迷子!?!?!?!?!?!?!?(雫と似てるわね)」

雫「大丈夫?どこから来たの?」

陽菜「神高です……」

愛莉「えっ!?じゃあ神代さんとかと同じ学校の!?」

陽菜「!?!?!?!?!?(また出たぁぁぁぁぁ!!)」

みのり「えっ、知り合いなの!?」

陽菜「いやその!!知り合いっていうか!!知ってるっていうか!!し、知られてるっていうか!!」

雫「ふふ、なんだか面白い人ね」

陽菜「うっ……(雫さん、笑顔が天使……)」

愛莉「それじゃあ!せっかくだし見ていかない?」

陽菜「え!?いいの!?」

みのり「もちろん!ファンの笑顔が私たちのエネルギーだから!」

陽菜「(尊死した……)」

 

 

愛莉「だからもっと!近づきたいからもっと!声聞かせて その手掴んだら 離さないから!」

四人「いっせーのでもっともっとジャンプ! ハイ!」

   陽菜「……(やば、リアルで見ると迫力が違う)」

遥「ほらほら、綾瀬さんもリズムとって!」

陽菜「え、いや私ダンス下手で!」

みのり「大丈夫!ほら、ステップ簡単だから!」

陽菜「(モモジャン直伝!?!?!?!?)」

(雫が陽菜の手をとってリズムを教える)

雫「いいわね、その感じよ。力を抜いて」

陽菜「~~~~~っ!!////」

みのり「きゃー!雫ちゃんとペアだー!!」

遥「新メンバー加入かな?」

陽菜「いやいやいやいや!!私ただの通行人です!!」

雫「ふふ。じゃあ、また通りすがってね」

陽菜「っ……はい……!!(破壊力えぐいぃぃぃ!!)」

 

 

陽菜「今日……やばすぎでしょ……。

レオニにモモジャンに……てか生雫……。あれは人間じゃない、女神だった……」

(スマホ通知):「瑞希:『#陽菜ちゃんモモジャンスタジオ乱入』バズってるよ☆」

陽菜「瑞希ィィィィィィィ!!!!!」

(そのまま膝から崩れ落ちる)

陽菜「……でも、夢みたいだったな……」

(ほんの少しだけ、現実が眩しく感じた)

陽菜「……昨日のあれ、夢じゃないよね……?」

瑞希(LINE):「夢じゃないよ♡ トレンド3位だったし」

陽菜「トレンドやめろぉぉぉぉ!!」

類「……陽菜、昨日は“忙しかった”ようだね」

陽菜「ひっ!?!?!?!?」

類「“モモジャンスタジオ乱入事件”……動画、見たよ」

陽菜「見ないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

類「……ふふ。でも、楽しそうだったね」

陽菜「……うん。楽しすぎて、逆にちょっと、怖かった」

類「怖い?」

陽菜「だって、憧れの人が手を取ってくれて、“またね”って言ったんだよ。

 そんなの……夢みたいで、消えそうで……」

類「……消えないよ。君が“覚えてる”限りは」

陽菜「……ありがとう」

 

 

陽菜「……行くつもりじゃなかったのに、また来ちゃった」

(門の向こうで、雫が撮影スタッフに囲まれている)

スタッフ「雫ちゃん、ここの光、もう少し強めに当てようか」

雫「はい、お願いします」

陽菜「(やっぱり……眩しいな)」

(撮影の合間、雫がふとこちらを見て、気づく)

雫「……あ」

陽菜「!?!?!?!?(目、合った!?!?!?!?)」

雫「昨日の子、だよね?」

陽菜「あ、あの……お仕事中すみませんっ!」

雫「大丈夫よ~。少しだけなら、話せるわ」

 

 

雫「昨日はどうもありがとう。練習、すごく楽しかったわ」

陽菜「い、いえっ!私こそ……!あの、雫さんって、すごいなって……」

雫「え?」

陽菜「舞台の上では“アイドル”なのに、近くで見ると、

なんか……ちゃんと“人間”なんだなって思って」

雫「……ふふ。そう言ってもらえるの、うれしいわ。」

陽菜「私、あなたみたいになりたいです」

雫「……“なりたい”か。うん、でもね」

(雫、少し空を見上げる)

雫「“なりたい”より、“近づきたい”って思える人がいる方が、きっと幸せだと思うな~」

陽菜「……それって?」

雫「“なりたい”って思うと、自分を失くしちゃう時があるの。

 でも、“近づきたい”って思うと、自分のままで進めるでしょ?」

陽菜「……雫さん、すごい……」

雫「そんなことないよ。私も、まだ“誰かに近づきたい”途中だから」

(優しく笑う雫。どこか寂しげで、でもあたたかい)

 

陽菜「“近づきたい”……か。

そっか、私、みんなに憧れるばっかりで、自分のこと全然見てなかったな…」

(スマホ通知):「類:今、ステージ前にいる。少し来られる?」

陽菜「……タイミング完璧すぎでしょ」

(夕焼けに照らされながら、小さく笑った)

陽菜「よし、行こ。私なりに“近づく”一歩、踏み出してみよう」

 

(ステージだけが柔らかくライトアップされている。誰もいないはずの舞台に、一人の人影がいた)

陽菜「……ほんとにいた……」

類「来たね。君なら、来ると思ってた」

陽菜「ちょ、ちょっと! こういう呼び出し方、ホラー映画みたいだからやめてよ!」

類「ふふ、怖がりだね。でも、ここなら誰にも邪魔されないから」

陽菜「邪魔って……何する気?」

類「――ステージの練習だよ」

陽菜「……っ! びっくりさせないでよ、もう!」

類「日野森さんと会ったんだろう?」

陽菜「……うん。なんで知ってるの?」

類「君の顔に“考えてること”って書いてあるから」

陽菜「むぅ……そんなに単純じゃないもん」

類「単純じゃない、か。じゃあ――教えてくれる?」

(類が一歩、陽菜に近づく。ライトが二人の影を重ねる)

陽菜「っ……!」

類「今、君の中にある“音”を」

陽菜「……音、かぁ。なんか最近、いろんな人と出会って、いっぱい混ざって……」

陽菜「でも、どれも“私の音”じゃない気がして」

類「なら、探そう。君の音を」

陽菜「どうやって……?」

類「簡単だよ」

(類がピアノに手を置き、軽やかに旋律を奏で始める)

類「僕が“君を想って”弾く。君は“僕に向かって”歌う。それで、きっと見えてくる」

陽菜「な、なにその即興……!」

類「さぁ、早く。逃げ場はないよ?」

陽菜「(ずるい……そうやって、こっちが断れない空気作るの……!)」

(陽菜、深呼吸して一歩前に出る)

陽菜「――じゃあ、行くよ」

(小さな声が、ピアノに重なる。最初は震えていたけれど、次第に澄んでいく)

類「……やっぱり。君の声、すぐに見つけられる」

陽菜「そんなこと言われたら、余計に緊張するんだけど……」

類「緊張してる君の声も、嫌いじゃない」

陽菜「~~~~っ////」

類「ふふ、顔が真っ赤だよ」

陽菜「うるさいっ!」

 

 

陽菜「……ねぇ、類くん」

類「ん?」

陽菜「私の音、少しは見えたかな」

類「うん。君の“想い”が、そのまま音になってた」

陽菜「……そっか」

類「でも――まだ完成じゃない。

君の音は、まだ途中。僕も、それを見届けたい」

陽菜「……なんか、それ、ずるい」

類「ずるい?」

陽菜「そんな風に言われたら……もう逃げられないじゃん」

類「逃げなくていい。君がどこへ行っても、僕が導くよ」

陽菜「……ほんと、ずるい」

(二人の間に、静かな夜風が吹き抜けた。

でもどこかあたたかい――そんな夜だった)

ワンダショのストーリーは主人公の人柄上多いんですが他に多めに書いてほしいっていうユニットってありますか?

  • レオ二
  • モモジャン
  • ビビバス
  • ニーゴ
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