プロセカ世界にログインできたけど、デイリーミッションが人間関係。   作:七瀬ぴの

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第二話 神高に行ってみよう!!

でもその通知に、少しだけ“現実”を感じた。

私、本当にプロセカの世界にいるんだ。

どこか遠くで、鐘の音が鳴る。

「あ、そういえば……君、見かけない制服だね」

一歌がそう言って、私の制服を見つめる。

「あっ、あ、これは……えっと、神山高校の……」

「神高?」

「あ、うん! たぶん……これから、行く予定で……」

「そっか。神高かぁ。知り合い、いるよ」

一歌が柔らかく笑う。

「ワンダーランズ×ショウタイムって知ってる?」

心臓が止まるかと思った。

「っ!? えっ、それって、えむちゃんとか、司くんたちの……!?」

一歌が目を丸くする。

「あ……やっぱり知ってるんだ」

その一言で、

私の中の何かが確信に変わった。

ここは“あの”プロセカの世界だ。

星乃一歌がいて、

ワンダショがちゃんと存在していて、

私は――“ログイン”してる。

胸の奥が熱くなる。

夢中でやってきたゲームの世界の風が、

今、肌に触れている。

「……行きたいな」

ぽろっと、心の声が漏れた。

「え?」

「ワンダショの……ステージ、見てみたい、かも」

一歌は少し驚いたように目を瞬かせて、

ふわりと微笑んだ。

「ふふっ。きっと、楽しいと思うよ」

【デイリーミッション達成:星乃一歌と会話を続けよう】

(……運営、タイミング完璧すぎるんだけど!?)

宮益坂を下りながら、私はまだ夢の中にいるみたいな気分だった。

宮益坂を下りながら、私はまだ夢の中にいるみたいな気分だった。

一歌と別れて、桜並木を歩きながらスマホを開こうとして――

何も持っていないことに気づく。

(……スマホも、ない。通知も、ない。なのに、音ゲーみたいなミッションは届く。)

頭では整理しようとしても、心が追いつかない。

けど、どうしても気になって仕方がない名前が、胸の奥でぐるぐる回っていた。

――ワンダショ。

ずっと画面の向こうで見ていた“彼ら”が、

この世界では、現実に生きている。

(……見てみたい。どうしても。)

桜が舞い落ちる校門前。

人だかりができていた。

「なんか今日、ショーやるらしいよ!」

「また天馬先輩のアドリブらしいって!」

その名前を聞いた瞬間、心臓がBPM220で刻み始めた。

(て、て、天馬先輩!?!?)

もしかして――

ドォン!

校庭の奥から、派手な爆音。紙吹雪が舞い上がる。

「さぁ諸君!! 今日も最高のショータイムだ!!!」

出た。天馬司だ。

鮮やかな金髪、堂々とした立ち姿。

あのテンション、あの声量、まごうことなき“ワンダショ司”。

(し、しんど……尊……)

すでに視界が滲む。

その後ろで、えむがキラキラと笑っていた。

「みんな~! 今日はサイコーにハッピーでスマイルなショーをお届けするよっ☆」

うそでしょ。

まじで“鳳えむ”が動いてる。しゃべってる。笑ってる。

(やばいやばいやばい、リアルえむちゃん破壊力が致死量……)

(てか学校違くね? ま、いっか……)

 体がガッチガチになって石のように固まった。

「……そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。

ここは“楽しむ場所”だから」

その声を聞いた瞬間、

世界が一瞬でスローモーションになった。

ワンダショのストーリーは主人公の人柄上多いんですが他に多めに書いてほしいっていうユニットってありますか?

  • レオ二
  • モモジャン
  • ビビバス
  • ニーゴ
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