プロセカ世界にログインできたけど、デイリーミッションが人間関係。   作:七瀬ぴの

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投稿期間あいちゃいました。ごめんなさい。


第四話 モモジャンの曲で

「……えっ、えっ、ちょっと待って!? 私、このステージに!?」

校庭に組まれた仮設ステージの上。

類、えむ、司、寧々がすでに立っていて、私を見る。

「はい、君も立って。今日だけワンダショの一員だ」

「えっ!? ちょっ、無理無理無理!!!(心の声)

これ絶対死ぬって……!」

類がにやりと笑った。

「安心して。最初は簡単なポジションだよ」

「簡単……? 類の“簡単”は危険度120%って意味じゃ……」

 寧々が戸惑い気味に言う。

えむは両手を広げて、

「みんなーっ! はじめてのステージ、めいっぱい楽しもうねっ☆」

(楽しもう……って、いやいやいやいや、私は死ぬ気で緊張してるのに……)

スポットライトが私を照らす。

音が鳴り出す。

BPMが、心臓とシンクロする。

(死ぬ。絶対死ぬ。だが萌えすぎて脳が爆発寸前……)

「じゃあいくよ!」

類が軽く手を振った。

私は深呼吸して、ステージの中心に立つ。

「……私、プロセカ世界で、立ってるだけで手が震えてる……!」

えむが横でキラッとウィンク。

「大丈夫だよ! 笑顔でいれば、ステージはもっと楽しくなるから☆」

「……笑顔?」

類の目が、真剣にこちらを見る。

「そう。笑顔は武器だよ。僕らのステージを作る、一番大事なピース」

その瞬間、胸がぎゅっとなる。

推しと一緒に笑う、現実よりリアルなこの瞬間。

そして司が叫ぶ。

「よし! みんな、全力でワンダショを魅せろーっ!!」

「ってか私、ダンスとか歌とかどうすんの?」

 せっかくの雰囲気を台無しにするように言ってみた。

「まぁそこらへんは適当で...?」

 え??????ゆっる...。いやてか普通に急展開過ぎん?

(あと急に参加するとかありなん?)

(えむちゃん宮女は?今授業中じゃね?なんでみんな居んの?校庭でショーってやってたっけ?変人ワンツーのあだ名は?)

 ショー直前に沢山の疑問が浮かび上がる。

ステージが、光と音で揺れる。

私は――必死で笑顔を作る。

手は震えるけど、心は喜びでいっぱいだった。

寧々が歌う。

類がロボットを操縦する。

司が役を演じる。

えむが笑顔を浮かべる。

「じゃあ次...よろしくね」

 寧々に小声で言われてマイクを受け取り、ステージに出る。

 途端に校庭がざわめいた。

「誰?あの人?」

「知らない。神高の制服着てるし転校生とかなんじゃない?」

「私たちは天馬先輩たちのショーが見たいのに...。」

 グサグサッ

 ナイフのように言の刃が胸に突き刺さる。

(意外にダメージ食らうんですけど...)

けど...ここで立ち止まっちゃダメな気がする。

 よくわからない...。よくわからないけど...今はとにかく楽しくショーをしよう!

 一番好きなあの歌で...!

「_♪____♪___♪」

 自然と足が動き声が出る。

 私はMOREMOREJUMP!の曲で挑んだ。

 これなら3DMVを何百回も見ているしみのりや遥のように踊れば行けそうかなと思ったからだ。

 歌い終わり大きな拍手が起こる。

「……あぁ、これが、プロセカの世界……!」

紙吹雪が舞い、ライトが回り、観客の歓声が聞こえる。

心臓が破裂しそうで、でも、

世界で一番幸せな痛みだった。

そして、最後に類が軽く微笑んで言った。

「……よくやったね」

その一言だけで、世界が満たされた。

【デイリーミッション達成:ワンダショと笑顔でステージを楽しめ】

(……運営、私の萌え耐性マジで破壊する気か……)

ワンダショのストーリーは主人公の人柄上多いんですが他に多めに書いてほしいっていうユニットってありますか?

  • レオ二
  • モモジャン
  • ビビバス
  • ニーゴ
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