サイキョー転生! 〜『異世界の神になる』をガチでやる〜   作:堕落と強欲の権化

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かもしれない(保険)


第16話 充はもしかしたらツンデレかもしれない

翌日土曜、手に入れた休みを利用してシュウィップたちの様子でも見ようかとスマホを開いたら……

 

「み、貢ぎ物が溢れてる!?」

教会の貢ぎ台に貢ぎ物がいっぱい積まれていて、一部落ちちゃってる。それは不味い、早く回収しなきゃ。

 

はいポチー。

 

ボトボトボトォォッッ!

 

「ゲホッ、間違えた部屋に溢れさせちまった」

アイテムボックスに送られず、部屋に野菜やら木工品やら魔導書?やらが溢れてしまった。

 

「あーあー、何やってんのよ充ぅ」

「姉ちゃん……助けて……」

「これ全部充への貢ぎ物?モテモテだねぇ」

「狂信的なオッサンにモテたくないっしょ」

父さんへの当たりが強い。姉ちゃんだって男衆からプロポーズされてるくせに。

……創造神にプロポーズってやばいななんか。……あれ確かシュウィップも__うっ、頭が。

 

「いいなぁ、貢ぎ物。僕はこの木が大樹になったら降臨してみようかな」

「うっわこの木、小っさ!早送りしないと無理でしょ!」

「そーだそーだー」

そう言う父さんがスマホの画面を見せてくるが、土からほんの数センチしか伸びてない若木を指してた。

とんでもねぇな。

 

ちなみにこの「異世神」というゲーム、早送りするとその分ゲーム内では高速で時が進んでいくため、すぐに色んな人と別れることになる。

俺は、シュウィップに死なれたくないのでまだ早送りは使ってない。

 

雄大はまぁバリバリ使ってるだろうなぁ。

_____

 

「あ、ミツルさん」

「おぉ。……で、なにこれ?」

「ミ・トゥール教ですよ。ミツルさんを讃えるとか何とか」

「まぁぁぁじで訳分からん」

異世神内に入ってシュウィップに話しかけると、大量貢ぎ物事件の原因が判明した。俺を崇める宗教の影響らしい。

……うんなんか勝手に俺を崇める宗教できてるんだけどなんでぇ?

 

急いで異世神アプリの注意事項を読んでみる。

 

※追記※

創造神を讃える宗教が現れると、貢ぎ物が増えることがあります!

 

……書いてたのかよ。

 

 

 

というか「ミ・トゥール」って何?

 

 

 

__美緑の世界__

 

「〜♪」

僕、若葉 美緑は、うさぎ達にご飯をあげていた。

小屋を立てて、そこに畑を作ってニンジンとか牧草とか色んなものを管理しているんだぁ。

 

「あっこら、君はもう食べたでしょ!」

食いしん坊な豚さんが、うさぎにあげようとしていたニンジンを食べようとしてくる。めっ!

 

『乙田 雄大が訪れました』

『鷹羽 充が訪れました』

 

「あ、いらっしゃーい!」

「よ、来たぞ」

「いやっほい!」

お友達が2人来てくれて、雄大くんの方にシベリアンハスキーがシッポを振って飛びかかる。

……いや待って!?

 

「うおっこの子どうした!?」

「その子っ食いしん坊!食べられちゃうよ!」

「「!?!?!?」」

「ばう!」

シッポを振ってじゃれつくように雄大くんの手を噛もうと__

 

「てーい!」

「ぎゃう!?」

な、なんと聖女さんが張り倒した!?

 

「あー……シュウィップだ」

「あ、ハムスターをあげた子」

「はい!ハムスターありがとうございました!」

元気だねぇ。

 

「実はな……美緑」

「はい?」

充くんに話しかけられたけど、なんだろう?

 

「貢ぎ物をもらったんだけどさ、野菜が多くて……」

「えぇ……」

「うちじゃ消費しきれなさそうだし、あげるよ」

「わぁいやったァ!」

「あー!俺も欲しいー!」

「えぇー」

えぇーとか言いながら渡してるじゃん。充くん、もしかしてツンデレ?

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