サイキョー転生! 〜『異世界の神になる』をガチでやる〜 作:堕落と強欲の権化
「癒されますぅ〜!」
「よ、よかったわね……」
姉が呆れている相手は、俺が呼び出したシュウィップだ。今はハムスターをもふもふしている。
「あぁん、ハムちゃんハムちゃぁん♡」
「充のとこの聖女、やべぇって」
「……俺も驚いてるよ」
シュウィップのやつ、どんだけハムちゃん連呼する気だよ。
「それじゃあ、僕も」
「あー!パパ!兎に蹴られたばっかなのに懲りてなーい!」
「……おじさん、大丈夫かな……」
ついさっき父さんを蹴った個体だなあれは。
ドゴッ!
「ギヒャー!いっ、痛ーい!」
「いわんこっちゃない」
「やれやれだぜ」
顔が腫れてんのおもろ。
__湖のほとり__
「おぉ〜、鯉が泳いでら」
「あれは『願うと恋が叶う鯉』だよ」
「「うっさんくさ」」
「姉妹揃ってひでーwww」
なんだよその変なの。つーか人来れないだろ。
「雄大、とりあえずお前んとこのサンドイッチ食わせようぜ、あの材料不明の具材が挟まれてるあれだよ、あれ」
「あー、そういや貢げ物にあったな、ほい」
「わぁ、美味しそう!」
雄大から「例のサンドイッチ」を受け取った美緑は、ワクワク顔で頬張る。
「ん、美味しぃ〜!」
「ぼ、僕にもくれないかい、雄大くん」
「ほい、おじさんもどうぞ!」
「……!ゥンまあ~いッ!」
「どこのガオンだよ」
「草」
「草」
「あはは、えっと……草?」
「くさってなんですかぁ〜?」
_____
……あの後外の世界に戻り、美緑と別れ、そして雄大とも別れた。
ちなみにシュウィップはハムスターをお土産(?)として元の世界に持ち帰った。
「いやぁ〜癒されたねぇ」
「まあ、うん……とにかく可愛かったな」
「そうよねぇ。お持ち帰りしたかったなぁ」
「姉ちゃんの世界には牛とか羊とか猫とかがさ、いるじゃあないか」
「いやぁだってぇ、うさぎちゃん可愛かったしィ」
「ぐふ」
なんで精神的ダメージ受けるんだよ。
__夜、リビング__
「さあて、今日は野菜炒めと餃子、鶏飯*1だよぉ〜」
「「おぉ〜!!」」
鶏飯は美味いんでな、マジで助かる。
「「「いただきます」」」
「……うん、美味い!」
「あっ、歯に鶏肉が……」
「パパ、シーッよシーッ、爪楊枝ほら」
「もやしが……」
「もぉ、充も?はい、爪楊枝!私が刺してあげるから」
「……シー」
「……目の前でおねショタやめてくれ」
「「してない」」
イチャイチャしてるように見えたみたいだが、姉に恋愛感情湧かねぇよ。
……湧かねぇよ!?
そういや鶏飯、最近食ってねぇな。
今度My Moootheeer(母のこと)に作ってもらうか〜?