「…………………………………………」
アイズのステイタスを更新していたロキは何も言えなくなっていた
アイズ・ヴァレンシュタイン Lv6
力:I0
耐久:I0
器用:I0
敏捷:I0
魔力:I0
狩人:G
耐異常:G
剣士:H
精癒:I
スキル
・任意発動
・怪物種に対して攻撃力高域強化
・竜族に対し攻撃力超域強化
・憎悪の丈により効果向上
天覚ノ門
・任意発動
・知覚能力に対して高域補正
・自身の肉体が発する力の完全把握
・肉体及び精神の一部神格化
アイズの背中にもボスカと同じ天覚ノ門の文字、その中でもロキが頭を抱えたのは天覚ノ門の最後の効果
・肉体及び精神の一部神格化
これはつまり天覚ノ門発動時は半神半人とでも呼ぶべき存在になるという事だ
(一時的・一部だけとは言え神と同じ存在になるスキル。本当、エライもん手に入れたなぁアイズたんもボスカも)
ロキは暫く悩んだ末最後の1文のみを消しアイズに手紙を渡す
「おめでとうアイズたん、Lv6に昇格と新しいスキルや」
「お爺ちゃんと同じ…………」
アイズは目に見えて上機嫌になり部屋を出て行く
部屋を出たアイズはダンジョンに向かい新たな力を確かめる為動く
途中ギルド職員エイナ・チュールに担当であるベル・クラネルを助けて欲しいと頼まれ途中の階層の冒険者から情報を集めながら10階層に辿り着くと1人で無数のモンスターに立ち向かうベル・クラネルの姿があった
「成長してる…………」
アイズはベルの動きに感心しながらベルに群がるモンスターを切り捨てると同時に天覚ノ門を開く
(凄い…………どうすれば自分の力が伝わるか分かる、どうすれば相手を倒せるか分かる…………これが
アイズはその場にいるモンスターを全て斬り倒すとそこにベルが居ないことに気付く
(戦いに夢中になりすぎた…………)
反省しながらも次にどうしようかと考えるとキラリと輝く何かを見つけ拾い上げる
「これは、あの子のかな?」
そこにあったのは初心者用の保護具、返そうとそれを拾い上げると同時にガサリと草が揺れる音が聞こえそちらを警戒する、そこには兎のモンスターニードルラビットがいたがそのモンスターは何をするでもなく逃げ去ったがアイズは警戒を緩めない
「……………………誰?」
「バレていたか、流石は【剣姫】」
何も無いそこに声を掛けると突然怪しげな黒外套の人物が現れる
「私に何か用ですか?」
「ああ、だがその前に剣を降ろしてほしい、私は君に危害を加えるつもりは無い」
「……………………貴方は誰?」
「しがない魔術師さ、以前ルルネ・ルーイに接触した者と言えば分かるかな?」
「………………………………」
「アイズ・ヴァレンシュタイン、君に依頼をしたい。現在24階層でモンスターの大量発生と言う異常事態が起こっている。これを調査或いは鎮圧して欲しい。報酬も用意している」
「分かりました。でも伝言をお願いしても良いですか?」
「ああ、その位はお安い御用だ」
アイズは【ロキ・ファミリア】に手紙を書き外套の人物に渡すと外套の人物が詳しい説明をし終えると下に向かった