武神…………万年無双を求める   作:寝心地

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第4話

ボスカが【ロキ・ファミリア】に入団し数日が経った

 

その間にも【闇派閥】の破壊活動は留まることを知らずより大胆になっていく

 

ボスカも当然【闇派閥】鎮圧に駆り出されるのだが

 

「ふむ、チミ達も懲りないね〜」

 

「うるさい!!今日こそ我々の悲願を達成する!!行くぞ同志達!!奴らに血の代償を払わせよ!!」

 

「「「「おおおおおおおおおおおおおお!!!!」」」」

 

「ボスカ様お下がり下さい、ここは私達が」

 

「大丈夫大丈夫」

 

ボスカはそう言うと静止するエルフ達に手を振るとその背後から【闇派閥】のメンバーが襲い掛かる

 

「危ない!!」

 

「死ね!!【ロキ・ファミリア】!!」

 

そうして振り下ろされる斧にボスカは刀の鞘をソッと当てる。その瞬間、剛力で斧を振り下ろしていた【闇派閥】の男が大きく吹き飛びそれに巻き込まれる形で何人かの【闇派閥】が下敷きになる

 

「おっほ、長光ちゃん程じゃないけど凄い飛んだねぇ〜」

 

その光景を見ていたエルフ達はまるで神を崇める様に両手を組む

 

「ああ、何と素晴らしい…………これが魔法でないなんて…………」

 

「流石リヴェリア様の兄君だわ、武器を抜きすらせずに相手を制圧するなんて…………」

 

「さて、それじゃあ儂は帰るから後宜しくね」

 

「はい!!お任せ下さい」

 

そうしてボスカが帰ろうとした時、天に向かって伸びる光の柱を見た、それは1つだけに留まらず2つ3つとその数を増やしていく

 

「そ、そんなアレは神の送還の光…………」

 

「何処かの神がやられたの…………」

 

先程までボスカの活躍に一喜していたエルフ達の顔が青くなり同時に何者かの語りが聞こえる

 

「聞け、オラリオ。聞け、創設神。時代が名乗りし暗黒の名の下、下界の希望を摘みに来た。『約定』は待たず。『誓い』は果たされず。この大地が結びし神時代の契約は、我が一存で握り潰す」

 

現れたのは白いシャツと黒いスーツを着崩した様な男

 

「全ては神さえ見通せぬ最高の『未知』、純然たる混沌を導くがため。諸君らの憎悪と怨嗟、大いに結構。それこそ邪悪にとっての至福。大いに怒り泣き、大いに我が惨禍を受け入れろ。我が名はエレボス。原初の幽冥にして、地下世界の神なり」

 

エレボスと名乗った神は若干演技じみた身振りで続ける

 

「神々は多くが還った!!耳障りな雑音となって!!告げてやろう。今の貴様らに相応しき言葉を」

 

同時に一組の男女がエレボスの両隣に並び立つ。その瞬間、ボスカはその目をエレボスから男女に向けた

 

「脆き者よ、汝の名は『正義』なり。滅べ、オラリオ。我らこそが【絶対悪】!!」

 

エレボスが言い終わると同時に男女の女の方がエレボスに告げる

 

「帰るぞエレボス。1人、厄介なのが居る」

 

女はそう言うと見えていない筈の瞼をボスカに向ける

 

「ホッホッホ」

 

「……………………何だ?」

 

「チミ、儂と遊ぼうや」

 

ボスカはそう言い刀に手を添えるが女はそんなボスカに背を向ける

 

「遊んで欲しいならダンジョンに来るんだな。私はそこで待っている」

 

女がそう言うと3人は姿を消した

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